奈良県曽爾村の国見山~兜岳~鎧岳ハイキング? [登山]
日本海側の天気が悪いので変更したのですが、こちらも天気予報とは裏腹に終日曇り空のあいにくの天気となってしまいました。
日付 | 2009年12月06日(日曜日) | |
天候 | 曇時々晴れ | |
場所 | 奈良県宇陀郡曽爾村 | |
距離 | 14.5Km | |
累積標高 | +1160m -1502m | |
時間 | 5時間15分 | |
人数 | 1名(住塚山手前まで2名) | |
行程・標高・時刻(赤の標高はGPSから算出) | ||
09:00 | 760m | 屏風岩公苑 出発 |
09:50 (00:50) | 1009m | 住塚山 |
10:10 (00:20) | 1016m | 国見山 |
10:40 (00:30) | 780m | クマタワ峠 |
11:50 (01:10) | 645m | 延命地蔵 |
12:15 (00:25) | 920m | 兜岳頂上 昼食休憩 |
12:35 (00:20) | 920m | 兜岳頂上 出発 |
12:55 (00:20) | 730m | 逢坂峠 |
13:15 (00:20) | 894m | 鎧岳頂上 |
14:00 (00:45) | 400m | 新宅本店前バス停付近 |
14:15 (00:15) | 420m | 曽爾郵便局 到着 |
今回は2名で『住塚山』と『国見山』へ登り、ひとりがそのまま駐車場へと戻る周回コースへ、自分が『兜岳』と『鎧岳』の縦走を予定しました。 しかし、『住塚山』手前で体調が悪くなったため、そのまま引き返し14時に「曽爾郵便局」へ迎えに来てもらうことにしました。
さて話を戻して、自宅から「名阪高速」と「名阪国道(国道25号線)」を乗り継ぎ「上野I.C」から368号線と369号線を走り、奈良県曽爾(そに)村にある「屏風岩公苑」の駐車場へ到着したのが9時前でした。(下写真)
駐車場へ向かう途中では、屏風岩と並行して走る車道で「屏風岩」へ上がる曲がり道が分からずに、気がつけば隣の「宇陀市室生区黒岩」方面へと来ていました。
(Uターンして、分かりづらい「屏風岩」と掛かれた標識を頼りに細い道へと入っていき何とか到着しました)
屏風岩公苑にはトイレがあったので何時ものように用を足してから出発します。 まずは屏風岩の景観を見ながら整備された道を歩いていきます。(下写真)
公苑を散策しながら奥へと進むと、登山道が屏風岩の西斜面へと入っていきます。 進んでゆくと杉林となり次第に傾斜が厳しくなってきます。
しばらく急登を進むと屏風岩上部の尾根へと出て、屏風岩の一ノ峰へと向かう分岐となっていました。 今回は一ノ峰などへは向かわずに『住塚山』『国見山』方面へと向かいました。
一旦行になりますが、再度登りとなり小ピークを過ぎると『住塚山』への最後の登りとなります。(この登り途中で一名は体調不良で引き返し、いつも通り単独となりました)
山頂に到着すると、北から東側の展望切り開かれており木のベンチが置かれていました。(下写真)
『住塚山』からの展望(左から国見山と兜岳・鎧岳、奥に倶留尊山、右のノコギリ状の峰が屏風岩)
ここまでゆっくり目に来ていたのこともあり次の国見岳へと急ぎました。 『国見山』へ向かって緩やかな斜面を鞍部へと下っていくと10分ほどで「ゼニヤタワ」と呼ばれる峠?へと着きました。 ここには屏風岩公苑や室生寺方面への分岐があります。
真っ直ぐに進むと岩が良く手を遮っていますが、左右に迂回路があるのでそちらから登っていきます。 その先も岩場の急登が続き、ロープなどないため慎重に足場を選んで登っていきました。
10分程登ると『国見山』頂上へと到着しました。(下写真)
『国見山』は名前の通り、360度遮るものがなく展望の良いところでした。 ここにもベンチが置いてあり天気が良ければゆっくりとくつろげそうな場所です。 一通り展望を楽しんだあと、下山を開始します。
ここからの下山路は木の階段となっておりハイキングコースらしく、登りとは大違いで快適に降りていけました。(下写真)
ピークを登り返すと山頂から20分ほどで「クマタワ峠」と呼ばれる所に到着しました。 ここには古びたトイレがあり「室生寺」への分岐となっています。 また向かう東海自然歩道は道幅が広く車で来ることも出来る見たいです。(下写真)
次の目的地は『兜岳』の登り口となる「延命地蔵」です。 東海自然歩道は所々がコンクリート舗装された道で、沢沿いの気持ちの良い散歩道でした。
しばらく歩いてゆくと、道幅が広くなったところで犬を連れた単独の登山者が休憩をしていたので、挨拶を交わし通り過ぎました。 その先に橋があり右手に「屏風岩」へと戻る分岐がありますが、ここは直進しました。
さらに先へ進むと標識があり分岐となっていましたが、直進だと思い込んでしまい200mほど進むと「多輪峰の森」と看板が示す場所に来てしまいました。(下写真)
手持ちの地図とこの看板を確認すると、先程の分岐路を左(北)方向へと下っていくのが正解のようでしたので引き返しました。 すると先程は後ろにあり気がつかなかった下へと向かう道への標識に“東海自然歩道→”と小さく書かれていました。(下写真)
ここからは「済浄坊渓谷」と呼ばれている渓谷沿いの道となり、綺麗な沢や小さな滝を見ながら下る事になりました。(下写真)
最後の比較的大きな滝を過ぎて暫く行くと車道へと合流しました。(下写真。奥に朽ちたバス停)
「延命地蔵」へ向かうため分岐を北(上部)へ曲がり進むとカーブ手前に神社のように祀られた石(地蔵)がありました。 この右手の小さな沢沿いに『兜岳』の登山道がありました。
しばらくは緩い傾斜でしたが次第に岩場の急登となり、トラロープなどが設置されていますがここは三点確保で登っていきました。(下写真)
足場もおぼつかない急登を登っていくと、前方に向かう頂上のピークが見えてきて、次第に傾斜が緩くなっていきました。
『兜岳』の頂上へ到着すると、そこは東側が開けた林となっており、風がこなく陽がさしていたので予定通り昼食としました。(下写真)
休憩していると、先程の犬連れの方が登ってこられたので「ワンちゃんは良く岩場登ってこられましたね」と尋ねると、2箇所抱いて登られたそうでご苦労様です。
待ち合わせの時間もあるため、昼食後はすぐに次の『鎧岳』へと向かうべく鞍部の「逢坂峠」へと向かいました。 笹道を掻き分けて進むと『鎧岳』と『倶留尊山』の展望が良いガケへと出ました。(下写真)
尾根沿いに進み急な坂道を下っていくと、ほどなく「逢坂峠」へと到着します。 ここからは当然登りとなりますが『兜岳』の様な急登はなく、斜面を右へ左へと登っていくと頂上に向かう尾根筋の分岐へと到着しました。 ここからの展望が良く『倶留尊山』が良く見えました。(下写真)
尾根を右の頂上へと進むとすぐに頂上へと到着しました。(下写真)
頂上からの展望は無いため、南側が緩やかな斜面となっていたので見に行きましたが樹林が邪魔して見られませんでした。(南側からの下山は危険となっていました。 ガケですから・・・)
頂上を後にし「新宅本店前バス停」へと下山を開始しました。 すると犬連れの方が来られたのでこの後の予定を聞くと、犬を連れているのでこの後は歩いて「屏風岩」の駐車場まで戻られるそうで。
分岐を直進して876mピークとの鞍部から暗い杉林のつづら折れ道を降りていきました。 この道は下山には最適ですが、登りには展望も悪くあまりお薦めではないです。(楽ですが)
降りるに従い徐々に民家が近くなり、頂上から30分ほどで林道へと出ました。(下写真)
県道へと出ると登山道の案内板がありました。(下写真)
ここから合流地点の「曽爾郵便局」へと向か歩いてゆくと、途中『兜岳』が良く見えました。(下写真)
「曽爾郵便局」に到着寸前で迎えの車もちょうど到着し今回の登山(ハイキング?)は無事終わりました。
帰りがけには温泉(みつえ温泉「姫石(ひめし)の湯」)に寄るため県道を走っていると、『兜岳』『鎧岳』と「屏風岩」が良く見えました。(下写真)
今回の反省点は、
・特にありませんでした。
次回は、全く未定です。(雪が本格的に降りだすので迷っています)
このあたりの山の山頂は展望がいいですね!
インバクトある形の兜岳・鎧岳、ススキ原が広がる倶留尊山、
ギザギザの山頂の古光山などなど。
(この周辺の山は登ったことがあります。)
by joyclimb (2009-12-10 02:00)
joyclimbさん、
このあたりの山は、火山活動のせいなのか個性的なのが多いので、登るよりも遠くから眺めた方が良いですね。
by おど (2009-12-10 18:12)
かなりの距離を歩かれましたね。
お疲れさまです。
曽爾高原のすすきがすっかり枯れた色ですね。
by tina (2009-12-12 20:42)
tinaさん、コメントありがとうございます。
ススキは登った山にも沢山ありましたが、終盤ということで穂がバラけて汚くなってきていました。
倶留尊山は、雪が降ると真白で綺麗なのでしょうね。(そのなに降らない?)
by おど (2009-12-13 18:27)