[登山] 北八ヶ岳周回縦走(縞枯山~天狗岳+にゅう) [登山]
今回も予定通り北八ヶ岳の周回縦走へ行ってきました。 予定を一部変更して、麦草峠から「丸山」「中山」「天狗岳(西と東)」と登り、その後は戻って「にゅう(乳)」へ行き「白駒池」を経由して麦草峠へ戻り、その後は予定通り「茶臼山」と「縞枯山(しまがれやま)」をピストンしました。 天狗岳へ登る途中でハプニングがあり、忘れられない登山となってしまいました。
関連
2010年08月21日 [登山] 八ヶ岳北部日帰り周回縦走
2009年10月18日 秋晴れの八ヶ岳南部日帰り縦走 [前編]
2009年10月18日 秋晴れの八ヶ岳南部日帰り縦走 [後編]
2009年09月19日 南八ヶ岳日帰り縦走
日付 | 2010年11月13日(土) | |
天気 | 曇り時々晴れ(黄砂の霞あり) | |
場所 | 長野県茅野市北山 | |
距離 | 20.2Km | |
累積標高 | +1914m -1914m | |
時間 | 9時間05分 | |
人数 | 1名 | |
撮影枚数 | 573枚+60枚(NEX-5) | |
登山難度 (A:安易~E:高度) | C(距離長し、雪あり) | |
概略 | どの山も展望が良い。 天狗岳 上部では岩稜となり楽しめる。 白駒池周辺では、苔生した樹林 が幻想的な雰囲気を醸し出す。 | |
行程・標高・時刻(赤字はGPSから算出) | ||
06:25 | 2120m | 麦草峠駐車場 出発 |
06:55 (00:30) | 2330m | 丸山 |
08:00 (01:05) | 2496m | 中山 |
09:10 (01:10) | 2646m | 西天狗岳 |
09:25 (00:15) | 2646m | 東天狗岳 |
10:55 (01:30) | 2351.9m | にゅう 食事休憩 |
11:20 (00:25) | 2351.9m | にゅう 出発 |
12:10 (00:50) | 2116m | 白駒池(白駒荘) |
12:40 (00:30) | 2120m | 麦草峠 |
13:30 (00:50) | 2384m | 茶臼山(10分休憩) |
14:25 (00:55) | 2403m | 縞枯山 |
15:30 (01:05) | 2120m | 麦草峠駐車場 到着 |
何時ものように、3時過ぎに起きて出発しました。 以前、蓼科山に登った時の時間から、自宅から3時間もあれば到着するのが分かっています。 「諏訪IC」で降りて国道を152、299号線と走り「麦草峠」へと向かいました。
前日の朝方まで雪が降っていたと思われた為、スリップの心配をしていましたが、峠手前で少し圧雪路となっていた以外は、快適に走って行けました。(ノーマルタイヤで走行。 朝早くから除雪車が走っていました。)
麦草峠に到着すると、ほぼ同時に到着した車も含め5台が駐車していました。 早速準備をしてトイレへ寄ってから出発します。(下写真)
この日は、天気予報は外れたようで生憎の曇り空となりました。 しかし、その御陰(?)で放射冷却など起こらずに気温は高めのようです。(といって も、氷点下?) また、前日降ったと思われる雪が3センチほど積もっていました。
雪が思ったよりも多そうなので、ザックの中に軽アイゼンとストックではなくピッケルを持って行きます。 まずは「丸山」へ向かって行きますが、その途中に麦草ヒュッテがありその横を通りすぎていきます。(下写真)
樹林帯に入っていくと、中途半端な雪が滑りやすくなっており、足場の状態を確認しながら登って行きました。 どうも先行する方が2~3名ほどいるようです。 まずは、木々が鬱蒼と茂った薄暗い緩やかな登山道を進んでいきます。 しかし、「丸山」の手前まで来ると傾斜が増した上りとなりました。 しばらく我慢して登って行き、途中で登山者を一人追い越して行くと「丸山」頂上に到着しました。(下写真)
頂上は樹林に覆われており展望は得られません。 しかし、登山道を少し進むと南東方面の展望が広がっていました。 展望を眺めた後は、高見石小屋へ向かって少し下って行きます。
10分ほどで高見石小屋に到着しました。 ここの裏手に高見石があり名前のとおり展望が得られるので寄って行きます。 しかし、この日はまだ誰も登っていないらしく、岩に雪が付いた状態なので、慎重に足場を選びながらよじ登って行きました。 高見石からの展望は360度の素晴らしいものでした。(下写真)
次は、高見石を降りて小屋手前の分岐から「中山」へと向かいますが、この先は長い坂道となりました。 まだ誰もこのコースは通っていないようで、新雪の上を踏みしめてテンポよく進んでいきます。 40分ほど登って行くと岩が転がる展望台へと到着しました。(下写真)
ひと通り展望を眺めた所で、頂上へ向かいます。 頂上と行っても、ここから平坦な所を歩いて数分の展望が無いところでした。(下写真)
ここも山頂から数歩行ったところからは、東側の展望が広がっていました。(下写真)
ここからは、目指す天狗岳が良く見えていました。 登山道はしばらく稜線に沿って中山峠へと下って行きます。(下写真)
程なくして中山峠へ到着しましたが、大きな岩が多い所でした。(下写真)
中山峠から少し進むと平坦な高台へと着きます。 ここは、「天狗ノ裏庭」と呼ばれる所のようで、展望が望めました。(下写真)
ここまでは順調にきましたが、この後でアクシデントが発生しました。 予定よりも遅れていたので、天狗岳までで終わりだなと思いながら、急登を登って行き鞍部へと出たときに前方から携帯電話で話す人の声が聞こえてきて、遭難者がどうとか話していました。 誰か怪我か気分でも悪くなったのかと思い、電話中の方に目をやると「向こうに遭難者が居ます」と言われるので、登山道を先へ進むと、老齢の登山者が一人登山道を塞ぐように仰向けに倒れていました。
見ると身動きしていないので、脈を取ろうかと手袋を外して手に触ると既に冷たくなっており、既に硬直状態となっていました。 ビックリして、電話されている方に「死んでいますよね」と話し掛けると、30分ほど前にこの状態で発見して小屋(黒百合ヒュッテ)に電話したと言っていました。 その後も、警察からと思われる電話があり、忙しく話していていましたが、寒いので(稜線の風が強いところでした)下山したいと仰っていました。 取り敢えず、小屋から人が来るしヘリで収容するので戻りますと仰っていました。(天狗岳へ登りに来たが、とてもそんな気分じゃないので戻るとのことです・・・) 自分もここでじっと待っていても仕方がないのと、風が強く寒いため取り敢えず天狗岳へ向かうことにしました。
流石に動揺しましたが、毎週山へ行っているので何時かは遭難事故に遭遇(若しくは自分が遭難)することもあるかと思っていましたが、登山道に亡くなられた方が横たわっているのを見ることになるとは思ってもいませんでした。
まだ、ニュースになっていないのであまり下手な事は書けませんが、岩場から下った稜線沿いの平坦な登山道にザックやピッケル、それに帽子などを取った状態だったので、岩場で捻挫か気分が悪くなってそのまま横になって凍死されたのでは無いでしょうか。 また、すこし下ったところに菓子パンの袋が落ちていたのですが、多分亡くなられた方が食べたのではと思います。 発見時は午前8時半頃なので、前日の午後の遅い時間に遭難したのでしょう。 ここからは携帯電話が通じるので、持っていれば助けを呼べたかも知れませんが、所持していたかは不明です。(ここから小屋までは、下りで1時間。 その方と思われる足跡は山頂から続いていました)
天狗岳への登りは、この先岩場となりますがそれほど困難な所ではありません。 直ぐに黒百合平との道と合流して、ザレた道を登っていきます。(この辺りはガイドブックには、クサリ場と書かれていますが見当たりませんでした?)
天狗ノ鼻と呼ばれる岩塊をトラバースしていくと、頂上へ到着しました。(下写真)
山頂には、3名の登山者が展望を眺めていました。 中山峠方面に下山される方がいるか伺い2名の方が居たので、事情を話しておきます。
ここからは、予定通り西天狗岳へと登りその後は、中山峠へと戻ることにしました。 一旦、鞍部へザレた道を下って行きます。 西天狗へは、この日は誰も向かった方がいないようで白い雪が綺麗に残っています。 その上をうさぎの足跡が山頂へと向かっていました。(下写真)
ザレた道を今度は登っていきますが、一部急斜面があり滑らないように慎重に登って行きました。 西天狗岳の頂上に到着すると、そこからも360度の絶景が見られました。(下写真)
ここからは東天狗の山頂直下をトラバースして、中山峠へと向かい例の場所を通って行きます。 岩場を通過していると遠くの方からヘリの音がしてきました。 遭難者の所へ戻ると小屋の方が到着されていてヘリの到着を待っていました。 暫く様子を見ていると、上空のヘリから救急隊員の方が懸垂下降して降りてきます。 写真やテレビでは見たことがありますが、ほぼ真上でしかも険しい山の中で見られるとは思っていませんでした。(下写真)
ピンポイントで、着地した後はヘリは上空待機しています。 この先は邪魔になりそうなので、中山峠へと向かいました。 途中で登って来られる方がいましたが、先行されている方から事情は聞いているようでした。 その間にヘリが再度稜線上にホバーリングして遺体を収容して行きました。(下写真)
ヘリが去っていくと、再び静けさが訪れた現場を後にして「にゅう」へと向かいました。 中山峠から少し行くと、行きには気が付きませんでしたが「中山」と「にゅう」との分岐があるので右へと向かいます。
右手に急峻な稲子岳との谷間を見ながら進んでいくと、30分ほどで「にゅう」へ到着しました。(下写真)
にゅう頂上には4名の登山者がいて休憩したり展望を眺めていました。 ここからの展望の特徴は、それまで硫黄岳で邪魔されていてみることが出来なかった富士山が拝めることでしょう。(下写真)
ここで早めの昼食休憩としました。 陽が射す様になって来ましたが、冷たい風が吹くため岩陰で展望を眺めながらおにぎりを食べて休憩します。 この日は、少ないとはいえ雪で普段より体力(と神経)を使っているからか、久しぶりに疲れが出てきていました。
休憩後は、再度展望を眺めてから出発しました。 ここからは、一旦「白駒池」経由で麦草峠へと戻ることになります。 緩やかな樹林帯の道をゆっくりと降りていきます。 途中で雪で覆われた白駒湿原などがありますが、そこの滑りやすい木道を注意して渡って行きます。(下写真)
程なく白駒池に到着しました。(下写真)
白駒荘の前を通りすぎていきますが、この辺りからはすぐ近くの車道から来た(登山者ではない)観光客がいました。 国道方面へと苔生した樹林帯を進み、途中の分岐から駐車場方面へと向かうと30分ほどで麦草峠へ到着しました。(下写真)
ここからは、国道を渡り「茶臼山」へと向かいました。 登山口から入ると右手に「茶水の池」がありますが、完全に凍っていました。(下写真)
暫く緩やかな登りを行くと「大石峠」と書かれた標識を通過します。 その後も、比較的緩やかな登りを行くと「中木場」へ到着しました。(下写真)
中木場は岩場のピークとなっていて、展望が良かったです。 ここから一旦下り鞍部まで来ると、「茶臼山」まで岩が多い急登を登っていくことになりました。 疲れから時々立ち止まりながら登って行くと、中木場から30分ほどで山頂標識の立つところへ到着しました。 しかし、ここからは全く展望が望めないので、展望台と書かれた標識に従い奥へ進んていきました。(下写真)
展望台の絶壁からは、今日一番良いと思える展望が広がっていました。 岩場の上から景色を眺めながら、小休止としました。(下写真)
残念ながら午後からは予報通り天気は下り坂で、遠くの方が次第に霞んできていました。 茶臼山を後にして、最後の山となる「縞枯山」へと向かい、また鞍部へと降りていきます。(下写真)
再度の急登を喘ぎながら登って行くと登山者が一名いる山頂と展望台の分岐へ到着しました。 ここから東側に行くと展望台があるようなので寄って行きます。 この展望台も岩場となっていて、この日は誰も登っていないようです。(途中から引き返した足跡はありました) 雪が被った岩場を登って行くと、展望が広がっていました。(下写真)
ここまで来ると、山頂へ寄ってからは来た道を戻るだけなので気が楽になりました。 後から登ってきた登山者の写真撮影を手伝ってから、山頂標識のある所へ向かいます。 山頂標識は北の端にありますが、山頂とは呼べないような所でした。(下写真)
山頂を後にすると駐車場へと戻りますが、雪の被った岩や木の根が多いのでスリップしないように気をつけて下って行きます。(何回か滑りましたが・・・) そして、縞枯山から一時間ほどで駐車場へ今回も無事に戻って来ました。
最後に、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々には、謹んでお悔やみ申しあげます。
今回の反省点は、
・遭難者などに遭遇したときの対応方法などを考えていなかったことに気がついたので、冷静に対処出来るように考える必要があると感じました。(第一発見者となった時には、慌てて対応出来ないと思います) 近場に小屋がある場合は、連絡先を携帯に入れていくように今後はします。
関連: 長野県警察航空隊ホームページ
※2010年11月15日追加
遭難情報: 山岳遭難発生状況(平成22年1月1 日~11月14日)
次回は、雪が多くなっていると思うので今のところ未定です。
こんばんは^^
兎も角景色が素晴らしいですね。長時間の歩きでしたら、あちこちで
素晴らしい景色に出会えますよね~
その体力と、気力が羨ましいです。
見た目、とても歩きにくそうですね。アイゼンをつけるほどではないし、
でも木道の上なんか滑りやすそうだし・・・
無事下山、おめでとうございました。
登山道でお亡くなりになったと言うことは、おそらく病気ではないでしょうかしらね。
迷ったということは考えられませんしね~ 寒ければ帽子を取ることも考えられないし。ありったけのものを着るのが普通でしょうから。
ほんとうにお気の毒な事です。
ご冥福をお祈りいたします。
by mimimomo (2010-11-14 20:04)
そんなことがあったのですね。
とても人ごととは思えません。
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。
おどさんも単独が多いので、どうかくれぐれもお気をつけてください。
茶臼山展望台からの眺め、懐かしく拝見しました。
by よしころん (2010-11-14 20:05)
ん~大変な現場に遭遇してしまいましたね。
山での遊びには常にそのようなことが自分にも
襲いかかる可能性があることだとは頭ではわか
っていても、なかなか実感としてはわきません。
あ~それにしてもやっぱり遭難とは起こるもの
なのだなぁ。病気ならある程度仕方のないもの
ですが、あの装備があればとかは起きないように
十分に備えていきたいものです。
いずれにしても亡くなられた方にはご冥福を
お祈りいたします。
by ken_trekking (2010-11-14 20:25)
こんばんは!矢張り高い山では雪のシーズンになっていましたね!
3cm位ならまだ我慢ができますか!
同じような山でも雪が在るのとないのとでは随分景色が変わりましね!遭難の方は残念です。他の方に降りかかることは自分にもあり得る事と心得るようにしています。
by シラネアオイ (2010-11-14 21:00)
黒百合小屋~天狗岳~西天狗~麦草ヒュッテ~渋ノ湯を歩いているので状況はよ~く分かりますが、青空はなくとも視界はよく利いていますね。
それにしても、たいへんな経験をされましたね。 山では色々ありますが、余り会いたくない経験です。
by SammyTajima (2010-11-14 21:44)
曇り空の割には展望が得られて良かったですね。
でも遭難者を見つけられるとは大変なアクシデントでしたね。
謹んでご冥福をお祈りします。
途中やせ尾根とかは無いところでしょうから、多分病気でしょう。
単独行の場合はお互いに気をつけたいところです。
霧が峰~美ヶ原はスキー縦走したこともあり懐かしいです。
by tochimochi (2010-11-14 21:49)
麦草峠から天狗岳までの往復コースは、3年前に全く同じルートで歩いたことがあります。本格的に登山を趣味として始めて2回目だったので、
自分のペースも把握していなく、下山は16時くらいでした。
とても縞枯山までいけませんでしたけどね。。。
縞枯山にも去年行っていますが、北八ヶ岳では天候に恵まれず、いつもガスの中です。。。
それにしても大変な体験をされましたね。
僕も十数年前に西表島に観光に訪れた際、西表島を縦断しようとしていた大学の登山部グループの遭難事故に遭遇し、救助を手伝った経験があります。
その時は全員命に別状はなかったですが、さすがに亡くなってしまっている方に遭遇するとやりきれませんね。。。
山岳事故は明日は我が身と、常にネットでチェックし、同じ状況にならないよう、注意していますが、特に身近に感じてしまう経験ですね。
by fukusuke (2010-11-14 23:41)
おはよう御座います♪
雪道は足を上げ目に歩くので疲れたでしょう、相当歩きましたね。
山上から眺めた雲海は綺麗なのに出会いましたね。
人はまばらなので単独ではかなり危険が伴いますよ。
と言っても一緒に行く友人って中々居ませんね。爺も殆ど単独でした。
by 旅爺さん (2010-11-15 05:26)
さすが2000mを越える山は寒そうですね
羨ましい展望、登った気分で見入ってしまいました
山岳事故、まだ出会っていませんが対処法など
知っていて損はないですよね。
by g_g (2010-11-15 08:11)
雪がある、寒くなるというだけで
難易度はかなりUpしますね。
半年ほど前に2日がかりで
天狗岳に行きましたが、
風景の違いを感じました。
それにしても、おどさんの体力脚力
少しでも分けてほしいな~。
by nousagi (2010-11-15 11:49)
皆さん、NICE!とコメントありがとうございます。
mimimomoさん、
この程度の雪が一番厄介ですね。 岩や木の根が埋まるほど積もってくれると、アイゼンやワカン(スノーシュー)などで歩行できますからね。 いずれにしても、今後は雪を計算に入れた行動時間と行程を公閭する必要がありそうです。
よしころんさん、
亡くなられた方には気の毒ですが、明日は我が身になりかねませんね。 単独ですが、無茶をしなければ安全だとは思いますけどね。 結局、自分の限界を越えた登山を行うことで、滑落や道迷いになると思いますよ。(突然の病気は仕方が無いと思いますが、それも予防や疲れを残さないような体調管理だと思いますし)
ken_trekkingさん、
今回のコースは、標高も高いですし気温も低くなるので、体にストレスが掛かりますね。 登山道だけを見ると危険箇所はありませんが、総合的に考えないといけないと思い知らされます。(亡くなられた方は、冬山としては相当薄着でしたから)
シラネアオイさん、
北海道からすれば、この程度の雪はどうって事無いでしょうが、普段雪が降らないところにいる自分にとっては大変な所ですよ。(苦笑) それでも、歩きだして暫くすると、今年初めに登った雪山の感覚が直ぐに蘇ったので、歩くのに苦労はしませんでしたが。
by おど (2010-11-15 12:33)
SammyTajimaさん、
この日は終日冴えない天気でしたが、気にしていた黄砂は下の方だけで上部は視界が効いていましたね。 日が照っていないので全体的に写真が暗目ですが、実際にはソコソコの展望でしたよ。
tochimochiさん、
遭難者を見つけられた第一発見者からすれば、大した事は出来ませんでしたよ。 何も出来ずに見守っていただけですが、天狗岳に行っても気になって登山に集中出来ませんでした。 人によっては、トラウマになりそうですね。
fukusukeさん、
八ヶ岳は、以前行ったときはいずれも天気に恵まれていますね。 今回も天気こそ曇り空でしたが、展望が良かったので不満はありませんよ。 遭難は、天気に左右されると思うので、危険な登山は行わないように心がけています。(天気予報の確認は、普段から行ってます)
by おど (2010-11-15 12:44)
旅爺さん、
今回雪はそれほど積もっていなかったので、足を上げてまでは歩きませんでした。(もともと、人と比べて足の上げる量が多いようですし) それでも、雪で若干滑るのでその分が徐々に効いてきましたね。 今回のコースは、それなりに人はいたので安心なのですが、八ヶ岳と云えども道に迷ったりすると危険でしょうね。
g_gさん、
今回の天狗岳も2600m超なので寒いのでしょうが、今回は登山靴以外は厳冬期仕様の服装で行ったので、風が強いところ以外では寒いとは思いませんでしたね。
by おど (2010-11-15 12:51)
nousagiさん、
寒い分には、汗をかきにくくなるので快適ですが、雪は行動に制限が掛かりますね。 青々とした山も綺麗ですが、純白の山々は一度見ると癖になりますよ。
by おど (2010-11-15 17:35)
今回の記事はショッキングでした。まさか自分はそんな場面には遭遇しないだろうなんて思わないで、おどさんがおっしゃる通り、遭難者に遭遇した場合の対処方法は考えておかないといけないですね。トムラウシ山での大量遭難の際には、多くの登山者が見て見ぬふりをして遭難現場を通り過ぎたそうですが、登山者としてもモラル云々以前の問題ですね。それから当然ながら自分も遭難しないように細心の注意を払う必要があることを再認識しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
by makiwarikun (2010-11-15 20:44)
こんばんは
いろんな出会いが沢山ありましたね
それも・・遭難者のヘリもですよね
どんなことがあっても冷静に行動する
手助けができるなら出来るだけのことはしたいですね
亡くなられた方のご冥福をお祈り致します
この展望はとても素敵ですね
アルプスは見れて・などなど
もう秋は短くて冬ですね
by ひろたん (2010-11-15 22:25)
makiwarikunさん、コメントありがとうございます。
仰るとおりで、気分を悪そうにしている方や、明らかに道迷いしそう(している)方を見かけた場合は、声を掛けるようにしています。 それでも、大体返ってくる言葉は「大丈夫です」なのですが、それでも良いと思いますよ。
ひろたんさん、コメントありがとうございます。
展望が良かったのですが、今度は夏の快晴の時にでも、今回行けなかった「硫黄岳」との間を埋めるべく「天狗岳」へ登りたいですね。
by おど (2010-11-15 22:52)
「美ヶ原と北アルプス北部の山々」の景色、
雲海に浮かぶ北アルプスがとても印象的です!
遭難者に遭遇したときの対応方法などは考えたことが無いです。
対応方法を調べておこうと思います。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
by joyclimb (2010-11-15 23:33)
joyclimbさん、コメントありがとうございます。
美ヶ原方面は、紅葉して綺麗でしたよ。 朝方が一番澄んでいたようで、北アルプスの白い山並みが綺麗に見えていました。 美ヶ原はまだいったことがないので、来年春にでも行くかも知れませんね。
by おど (2010-11-16 12:27)
ちょっと切ない登山になってしまいましたね。
私は登山初心者なので、無理をすることってないですが、
ダイビングだと、ちょっとの無理だと敢行してしまうこともあります。
初心忘れず、充分注意して楽しめればと思います。
ホント、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
by achami (2010-11-16 15:40)
achamiさん、コメントありがとうございます。
自分も、まだまだ登山初心者(のつもり)なので、初心を忘れないように無理せず慎重に登山をやっていますよ。
by おど (2010-11-16 19:04)
まず、これだけのコース、今の時期に歩かれたのは相変わらず凄いですね! パノラマ写真、いいですね。何回も楽しみました。(笑)
生々しい現場に遭遇されましたね。 登山は危険と隣り合わせで、自戒を忘れないようにしたいですね。 それ以前に臆病ですので危険察知と撤退判断(あきらめ)は人並み以上です。(笑)+高所恐怖症の気あり。(笑)
おどさんのようにしっかりとした脚力と技量が羨ましいのですが、私なりのレベルで楽しみます。(^_^)v
by Jetstream777 (2010-11-17 00:09)
おどさんのパノラマ写真
どうなっているのでしょう??
いつ見ても、素晴らしい~~!
by すずらん (2010-11-17 00:27)
Jetstream777さん、コメントありがとうございます。
今回はまだ雪が少なかったので問題なく廻れましたが、多い季節だとせいぜい半分の行程で限界でしょうね。
自分の登山は技術・技量ともまったく無いので、今後の課題ですよ。(ロープワークとか、山スキーとか極めたいなぁと)
すずらんさん、コメントありがとうございます。
パノラマ撮影は、カメラさえあれば比較的簡単なので、あとは掲載方法の研究でしょうか。(JavaScriptとCSSが理解出来れば、難しくはありませんが・・・)
by おど (2010-11-17 22:59)
思いがけぬ事態に遭遇しましたね。
おど さん神経ず太いですね。
私なら その時点で登る気をなくしてしまいますよ。
何度か遭難に遭遇し救出に加わったり、自分が遭難したりしたこともありますが、考えさせられますね。
by FSC梓 (2010-11-20 18:09)
FSC梓さん、コメントありがとうございます。
登るのをやめようかと脳裏を過ぎりましたが、やめてどうなるものでもないと思い直して継続しました。 遭難は誰にでも起きうることだと思っているので、気を抜かずに登山しようと心がけていますよ。
by おど (2010-11-20 19:12)
通い慣れた八ゲ岳、自分があるいた様に足跡を追いました、
私も天狗の雪山してましたので他人事ではありませんね。
でもご自分の持病や循環器系の病気で亡くなる方が多いのですよね、
最終登山者になりがちな私、あすはわが身にならないように気をつけたいですね。
by ももこ (2010-11-21 00:20)
救助ヘリは何度か見ましたが、実際の遭難者 まして死亡している人と遭遇するなんていう経験はありません。
おどさんのような落ち着いた対応が出来ないかもしれません。
私も高年登山者ですので、他人に迷惑の掛からないように十分気をつけたいと思います。
by 山子路爺 (2010-11-21 13:17)
ももこさん、コメントありがとうございます。
自分も持病こそありませんが、いつ死ぬかなんて誰にも分かりませんからね。 登山は長く続けたいので、病気や成人病などにならないように努力していきたいです。
山子路爺さん、コメントありがとうございます。
北アルプスでは、救助ヘリ(巡回なのかも)を良く見かけますよ。 遭難者には、会いたくないし自分も遭難したくないのは当たり前なのでしょうが、毎週山に行っていると年に1回ぐらいは遭遇しそうですね・・・。
by おど (2010-11-21 18:47)