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[登山] 阿寺山脈 雪の北夕森山登山 [登山]

 今回は、予定通り岐阜県と長野県の間の阿寺山脈から派生した尾根にある「北夕森山/夕森山」へ行ってきました。 生憎の天気となり、出発時には雪がパラパラと降り始めた中を登って行きました。 その為、展望は全くありませんでしたが、誰も歩いていない雪山を楽しむことが出来ました。

山頂のやぐら(使用禁止)

阿寺山脈
雪の北夕森山登山
日付2011年1月9日(日)
天気小雪
場所岐阜県中津川市付知町
距離(推定)7.6Km
累積標高+1000m -1000m
時間4時間40分
人数1名
撮影枚数83枚+0枚(NEX-5)
登山難度
(A:安易~E:高度)
A(雪あり)
概略登山口から尾根まで展望はなし。
その後も、この日は天候が悪く
遠くの展望は皆無。 しかし登山道
や頂上の雰囲気は良かった。
厳冬期の登山は不向きと思われる。
行程・標高・時刻(赤字はGPSから算出)
07:50 657m不動滝駐車場 出発
07:55 (00:05)669m夕森山登山口
08:20 (00:25)831m下浦林道合流点
08:55 (00:35)998m最終水場
09:30 (00:35)1309m稜線合流
10:50 (01:20)1596.9m北夕森山 昼食休憩
11:20 (00:30)1596.9m北夕森山 出発
12:30 (01:10)657m不動滝駐車場 到着

GPS実績図(黄色が予定、赤色が実績、緑色は未実施) ※谷間で誤差大
20110109_map.jpg

 8時の登山開始に間に合うように出発をして、中央自動車道を「中津川IC」へと向かいます。 国道257号線(途中256号線)を北上し付知峡方面へと進みました。 道は思ったよりも凍結しておらず、付知川沿いの県道486号線へと入ると道路上に雪が残っておりところどころが凍結路となっていました。 奥へ進み標識の指示に従って「不動滝」方面へと向かいます。
 二車線路を奥へと入ると、右手に広い駐車場が見えてくるので、そこに車を駐車しました。(下写真)

不動滝駐車場

 早速支度をしますが、予報より早く雪が降りだしてきました。 しかし、大したことは無いため登山は続行とし支度をします。 出発後は、車道を奥へと入って行くと、右手に食堂などが立ち並んでいました。(下写真)

食堂などが並ぶ

林道を奥へ進む

 林道は雪で覆われて凍結しているため、スリップしないように慎重に進みます。(下写真)

林道

 林道をしばらく進むと、沢に掛かる橋がありそこを渡ると左手に登山口がありました。(下写真)

登山口の標識

登山口の様子

 ここからが本格的な登山道となります。 まずはピンクの建物の左手から奥へ行くと沢沿いの道となりますが、すぐに右手へ登る道となりました。 進むと竹林の間を抜ける道となり、赤リボンやテープに導かれて進んで行きます。(下写真)

竹林

 竹林を抜けてしばらく登ると、唐突に道へと出ます。(下写真)

林道を渡る

林道を渡って再度登山道へ入るとまた沢の左岸沿いの道となり、しばらくはそこを登っていきます。 500mほど進むと、沢に掛かる橋がありますが、雪で埋れており慎重に渡ります。(下写真)

沢に掛かる雪で埋もれてた橋(振り返り撮影)

 途中までは人の足跡がありましたが、橋を渡ったあたりからは見当たりませんでした。 沢の右岸沿いの道を、緩やかに登っていきますが、徐々に雪の量が増えてきて登山道が不明瞭となって来ました。 しかし、随所にテープが付いていたので周りを見渡しながら進んで行きます。
 この日はもう少し冷え込んでいるかと思いましたが、天気が悪いためかあまり気温が下がっていないのか、防寒対策のしすぎで汗が吹き出してきました。 その為、メガネが曇り周りがよく見えずに度々登山道を外れそうになります。
 橋を渡って100mほど進むと、別の登山口がある下浦林道からの道と合流しました。(下写真)

下浦林道からの道と合流

 合流後暫くは広い登山道となりましたが、次第に石がゴロゴロと転がり歩きづらい道となります。(下写真)

登山道

 沢沿いに進んでいき、水音が小さくなってくると最終水場に到着しました。(下写真)

最終水場の標識

 ここから道は左(西)に向かって行き、杉林の間をトラバースしながら徐々に標高を上げていきます。(下写真)

杉林を登る

 谷を一つトラバースして支尾根の末端に到着すると、急登の始まりです。 ここまで登ると気温も下がってきたのか、汗を拭いたタオルがバリバリに凍ってしまいました。 雪の量がさらに増えて一歩進むごとに10~20cmほど沈み込みますが、まだ何とかなるのでツボ足で登って行きました。
 支尾根の九十九折の道を登り切ると、夕森山への稜線へと乗りました(下写真)

稜線への道

稜線に乗る

 ここまでは、樹林の間の道で雪の量が少なかったこともあり問題ありませんでしたが、稜線から先はふかふかの雪が降り積もっており難儀することになりました。 尚、稜線上の道は稜線南をトラバースしていく道となっており、しばらくは真っ直ぐ進んでいきますが、地図で等高線が混み合ったあたりからは急斜面となり、先へ進むのが大変な作業となって来ました。 一歩進むごとにヒザまで雪に埋もれたり、踏み出して登ると足場ごと崩れ落ちてしまうため中々登ることが出来ません。(下写真)

雪の急登を登る

登山道の道しるべ(これを追って行く)

 それでも小休止しなが何とか進んでいきましたが、山頂手前の急登ではモモあたりまで沈み込むため、歩くのがままならない状態となりました。 ここまでは敢えて利用せずに来ましたが、ワカンの出番となります。(それでも、最後の500mに1時間近く掛かりました)

 さすがにワカンを装着すると雪の沈み込む量は減りますが、それでも雪が閉まっていないため苦労して登っていきました。(下写真)

山頂間近

 ほどなくして山頂へ到着しましたが、この天気では展望は望むべくもありません。(下写真)

頂上の祠(男根が祀られている)

頂上のやぐら(使用禁止のため注意)

頂上の様子

 ここまで雪は時折激しく降っていましたが、山頂に到着した時点では弱くなってきて、時折太陽が雲間からうっすらと見えてきました。 その為、ここで昼食休憩としました。(下写真)

雲間から太陽のシルエット

山頂からの展望はなし(本来なら御嶽山が見えるはず・・・)

樹氷

 食事中にまた天気が悪くなり雪が降ってきました。 雪の状態と天気それに時間から考えて、出来ればと考えていたプラン(井出ノ小路山縦走)はまた今度にお預けとし、下山を開始しました。

 下りという事とワカンを装着しているため、一気に降りていきました。 また、九十九折の道はショートカット可能なところは直接したに降りていき、尾根沿いの道は尾根を直接降下して行きます。 登りに一時間掛かった道を15分ほどで通過していくと、沢沿いの道に到着しました。 しかし、ここで問題が発生します。
 左足のワカンのリベットが取れてしまい、下に垂直に付いている部品が緩んでしまいました。 また、後で気づきましたがそのため前後の部品の結合が外れて危うくバラバラになるところでした。(靴に装着していたので分離せずに済みました)

 実は、前日にワカンの確認をした特に幾つかリベットが無くなっているのに気が付いていましたが、夜だったこともあって今回はそのまま履いていました。

 そのまま誤魔化しながら、何とか歩いていきます。 沢沿いの道を降りていくと、石が多くなったのと雪が少なっくなったのでワカンを外して歩いていきます。 山頂から1時間5分ほどで登山口へ到着すると、林道には新たに薄く雪が積もっていました。(下写真)

林道に新しく薄い雪が

 林道を歩いて行きますが、朝方は凍結していたので注意して歩きましたが、雪でグリップが効いていたので安心して歩いていると、雪の下の凍結路に足元を取られて大胆にズッコケてしまいました。(実は、下りの沢沿いでも石で滑ってコケてます・・・)

 幸い怪我はなく、今回も無事に駐車場へと返って来られました。

今回の反省点は、
・不良のあるワカンを利用したことでしょうか。 また、帰ってきてから気が付きましたが、ストックが曲がっていました。(これはモンベルのストックが弱すぎるのと、不良でしょうかね。 元々良い製品ではなかったので買い換えます。)

※ワカンとストックは先ほど通販で購入しました。 次回の登山に間に合えば良いのですが・・・。(間に合わない場合は、雪山は無しですね)


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コメント 21

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シラネアオイ

こんばんは!雪山を踏破することは何かと問題が起きるものですね!春先山菜採りで山を歩いて家もこけたり、滑ったりします!
by シラネアオイ (2011-01-09 20:37) 

SammyTajima

罪ですね。こんな写真を見ると大人しくさせている身体がムズムズしてきます。
by SammyTajima (2011-01-09 20:38) 

joyclimb

記事の作成、毎度早いですね!
天気は残念でしたね。
登りに1時間掛かった道を下りは15分、雪道ならではですね!!
by joyclimb (2011-01-10 02:37) 

makiwarikun

凍結箇所で怪我したばかりですので、その怖さは身にしみていますが、おどさんは怪我がなくて良かったです。(反射神経&身のこなしの違いか?)
また、登山道具の整備不良も怖いですね。私も早くスノーシューを使いたくなってきました。
by makiwarikun (2011-01-10 03:43) 

g_g

レポを見ていると、ワカンを買って歩きたくなります
もう少し積もると夏道が分からなくなるのでしょうね。
滑って転ぶと後で思いがけない痛みが出るので、怪我無くて
良かったですね。
by g_g (2011-01-10 11:17) 

ken_trekking

御疲れ様でした!相変わらず綺麗な写真で
すね。ワカンの威力はすごいものだなと
感心しながら読んでいました。が、用心深く
なくてはいけないんですね。用品のチェック
大事だって事を改めて思いました。
by ken_trekking (2011-01-10 11:37) 

nousagi

青空がない分、寒さがなおさら伝わってきます。
凍ったアスファルトや石の上は
ほんとに怖いですね。
怪我がなくてよかったです。
by nousagi (2011-01-10 12:33) 

おど

皆さん、NICE!とコメントありがとうございます。

シラネアオイさん、
 雪山に過信は禁物ですね。 途中まではいい調子で登っていけたので、2時間で頂上へ到着とも思っていたのですが、それから1時間も掛かるとは思いませんでした。(ワカン装着で10分弱停滞していましたが)

SammyTajimaさん、
 体調が悪くて、行きたくても動けないのは辛いですね。 完治までの間は、写真でも見て気を紛らせて我慢してくださいね。

joyclimbさん、
 今回は、あまりお見せ出来るような写真がなかったので、記事の作成も早いですね。 雪道は登るのは大変ですが、その後の下山が楽しいので、まさに飴と鞭ですよ。(笑)

makiwarikunさん、
 そうですね。 滑って転んだ時にmakiwarikunさんの事を思い出して、反省しきりでした。(苦笑) 今回、ワカンの替りにスノーシューも脳裏をかすめましたが、登る山の種類を考えるとやはりワカンしか選択肢がありませんね。(値段も安いし 笑)

g_gさん、
 今回のコース雪はこれ以上降ってもあまり状況は変わらないと思いますよ。(既に道は見えていませんでしたが、ウサギが登山道上を歩いた跡が残ってました) 雪国育ちではないので、雪や凍結でのバランス感覚が悪くよく滑りますね。

ken_trekkingさん、
 ワカンの威力と少しの休憩で体力が回復したのもありますね。 去年登った「芦倉山」もそうですが、山頂直下の急斜面が一番の核心部だと思いました。(樹林が少なく、山頂で巻いた風の関係で雪が積もりやすいのでしょうか) 用品のチェックは意識してはしていませんが、毎回登山が終わった後で、自宅で(靴・ストック・ワカン・アイゼンなど)洗ったりしてるのでその時に確認出来てはいますね。
by おど (2011-01-10 12:42) 

おど

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 この日は朝から薄暗く陰気な雰囲気でしたね。 普通なら諦めて帰るところでしょうが、悪天候下(と言うほどでもありませんでしたが)での行動確認もしたかったので、練習と割りきって登りました。 でも、良い雰囲気の山でしたよ。
by おど (2011-01-10 12:51) 

achami

ここでは、どんな音が聞こえるんでしょうか・・・。
by achami (2011-01-10 17:13) 

山子路爺

今晩は。
今回は単独ですか?
あまり誰にも合わないと寂しく(怖く)なりませんか?

by 山子路爺 (2011-01-10 19:22) 

おど

achamiさん、コメントありがとうございます。
 音ですか? やぐらの事でしたら、半鐘などは無いと思いますよ。

山子路爺さん、コメントありがとうございます。
 今回も単独ですね。 何時も一緒に行く方はまだ忙しそうなので、2月以降に一緒に行くことがあると思います。 誰とも合わない登山が当たり前となっているので、寂しくは無くなりました。 逆にこんな所で突然登山者に会うと、ビックリするかも。(笑)
by おど (2011-01-10 21:25) 

ひろたん

単独で凄いですね!!
まだ一人ではいけません
なんか不安ですよ・・
そのうちに一人で行ってきましたと
いう日がくるのでしょうね。きっと
雪は静かですよね。小鳥の声も聞こえないことが
ありますね
けどこの静けさが大好きです
雪は大好きです・ワカンを使ってね^^
by ひろたん (2011-01-10 22:45) 

tochimochi

天気はいまいちでしたが、登頂お疲れ様でした。
ツヅラ折れの道のショートカットは雪山ならではですね。
シリセードが出来るとさらに楽しくなりますね。
by tochimochi (2011-01-10 23:41) 

おど

ひろたんさん、コメントありがとうございます。
 雪の中を一人で歩くのは気持ちいいですね。 自分の息遣いと、小鳥のさえずりだけが聞こえていました。 しかし、稀に飛行機の音と11時と正午を知らせる町内放送が聞こえてきましたが・・・。(笑)

tochimochiさん、コメントありがとうございます。
 天気が悪かったのは残念でしたね。 下山時にシリセード出来れば楽でいいのでしょうが、雪が柔らかかったのでズッポリと入り込んで埋まってしまいました。
by おど (2011-01-11 12:18) 

よしころん

色がないと余計寒さを感じますね。
町内放送の音、里が近いぞ~~! という感じでしょうか。
最近は鹿によく警戒されます。 ピー! ^^;
by よしころん (2011-01-11 15:55) 

Jetstream777

お疲れ様でした。 大過なく良かったですね。
あー雪道を歩きたい、でも寒そう>>>>>

by Jetstream777 (2011-01-11 21:15) 

tina

スノーシューにも登山用とかあるみたいです、
雪にめり込まないみたいです。
ワカンとの違いはどういうところなんでしょうね。
雪山は気を付けてくださいね
by tina (2011-01-11 21:33) 

おど

よしころんさん、コメントありがとうございます。
 薄暗く白一色だとやはりさむく感じますね。 その為か、山頂で太陽が微かに見えるだけでも暖かく感じられました。
 町内放送は何か音楽が流れてましたよ。

Jetstream777さん、コメントありがとうございます。
 先日、通販で購入した道具が届いたので、次回も雪山にいけそうです。(天気よくありませんが・・・)

tinaさん、コメントありがとうございます。
 スノーシューの登山用は、坂での蹴り上がりに工夫がこなされているようですね。 何れにしても、急な斜面での利用に向いてはいないと思うので、今のところ購入/利用予定はありませんねぇ。
by おど (2011-01-12 08:14) 

mimimomo

おはようございます^^
おどさんもメガネ着用なんですね~ わたくしもメガネが曇って往生することがあります。
一人でほとんど人影を見ない山に登るのは、気持ちもいいけれどわたくしには
やはり怖い(><
by mimimomo (2011-01-13 07:56) 

おど

mimimomoさん、コメントありがとうございます。
 メガネ着用です。 最近また目が悪くなってきたので、曇り止め機能の付いたレンズが無いかなぁと。 今回は人影どころか、雪の積もった後に人の通った形跡すらありませんでしたね。(ウサギの足跡だけでした)
by おど (2011-01-13 12:16) 

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