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[登山] 北アルプス 燕岳・大天井岳日帰り登山 [登山]

 今回は、久しぶりに北アルプスの山に行ってきました。 いつでも行けると後回しとなっていた「燕岳(つばくろだけ)」と、以前も常念方面から登った「大天井岳(おてんしょうだけ)」に日帰りで縦走して来ました。 過去、常念山脈を歩いた時は天気に外れはありませんでしたが、今回も期待した以上に良い天候となり、夏終盤の北アルプスの山々を眺めながらの稜線歩きを満喫することが出来ました。

関連リンク
 2011年06月04日 [登山] 北アルプス 大天井岳日帰り登山

燕岳からのパノラマ(南から西方面)

北アルプス
燕岳・大天井岳日帰り登山
日付2013年08月29日(木)
天気晴れ
場所長野県安曇野市穂高有明
距離20.7Km
累積標高+2210m -2210m
時間10時間25分 (内30分は温泉)
人数1名
撮影枚数561枚(FinePix XP200)
086枚(DSC-TX300V)
登山難度(A:安易~E:高度)B(距離長い)
概略 中房温泉から合戦尾根を登るが、言うほどの急登とも
思えず、2時間10分で燕山荘に到着する。 その後は
稜線漫歩で燕岳へと登るが、快晴の青空で北アルプス
の峰々を存分に眺めることが出来てこの夏も思い残す
事はなくなる。 その後も稜線を大天井岳へとピストルす
るが、徐々に疲れと高山病の症状が出て足は鈍るが織
り込み済みで、予定通りの時間で山頂に到着する。
 昼頃は雲が一時的に湧き上がり槍ヶ岳は雲の中だった
が存分に景色は楽しめた。
 帰路は往路のピストンとなるが、燕山荘までは稜線歩
きを楽しめる。 合戦尾根の下りは、足元に気をつけなが
ら下り、無事登山口に到着する。 その後は温泉に浸か
り、疲れを癒してから帰路につく。
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:051414m0.0Km中房・第二駐車場 出発
06:15 (00:10)1457m0.6Km中房・燕岳登山口
07:45 (01:30)2352m3.2Km合戦小屋
08:25 (00:40)2684m4.6Km燕山荘
08:45 (00:20)2762.9m5.5Km燕岳山頂(15分滞在)
09:15 (00:30)2684m6.4Km燕山荘
09:50 (00:35)2678m8.0Km大下りの頭
10:55 (01:05)2700m10.4Km切通岩
11:25 (00:30)2873m11.1Km大天荘
11:35 (00:10)2921.9m11.3Km大天井岳山頂(5分滞在)
11:50 (00:15)2873m11.6Km大天荘 昼食休憩
12:10 (00:20)2873m11.6Km大天荘 出発
12:25 (00:15)2700m12.1Km切通岩
13:25 (01:00)2678m15.0Km大下りの頭
14:05 (00:40)2684m16.2Km燕山荘(5分休憩)
15:50 (01:45)1457m20.2Km 中房・燕岳登山口(温泉に)
16:20 (00:30)1457m20.2Km 湯原の湯 出発
16:30 (00:10)1414m20.7Km中房・第二駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(赤色が実績、緑色は予定)
20130829_map.jpg

 いつもは土日に山へ行っていますが、先週末からの悪天でどちらも行くことが出来ませんでした。 また、週末も天気が悪い予報の為、急遽休みを取って山に行くことにします。
 今年はまだ北アルプスの夏山へ行っていないので、以前から混まない時期にと思っていた「燕岳」に登ることにしました。 しかし、「燕岳」だけではすぐに到着してしまうので、以前も登ったことのある「大天井岳」まで足を延ばしピストンとします。

 自宅から3時間は掛かるのでいつもの様に3時に出発しました。 平日の朝方ですが、トラックが多くそれなりの交通量となっています。 中央道から長野道へと走り、以前は「豊科IC」だった「安曇野IC」で降りて、登山口となる「中房温泉(なかぶさおんせん)」へと向かいます。
 県道495号線と25号線を走り、327号線で山の中へと入っていきます。 つづら折れの細い道を走っていき、標高も一気に稼ぎ1400m近くまで登ってきました。
 有明荘を右手に見て第三駐車場を通過しますが、この辺りから宿泊客なのか朝の散歩をする方の姿が見られ始めます。 そのまま奥へと走って行くと、橋の手前に第二駐車場の分岐があるので、そのまま直進して駐車場の奥へ停めていきました。

 当初は、平日も混むかもと思っていましたが、流石にピークは過ぎていたようで、ポツポツと空きはありました。(下写真)

第二駐車場は奥へ

中房第二駐車場

 早速準備をして出発しますが、気持ちが焦っていたため昼用のお茶のペットボトルとデザート(果物ゼリー)を車に忘れて行ってしまいました・・・。
 橋を渡ると左手に第一駐車場が見えてきて、まだ1・2台は止められそうですが、どちらに止めてもほとんど距離は変わりません。(下写真)

中房第1駐車場

 車道を登っていきますが、タクシーやバスなども行き交うため注意して歩いていきます。 10分ほど歩くと中房温泉の標識と観光用の駐車場などが見えてきました。 そこから少し奥へ入ると、左手にトイレと売店、それに登山口がありました。(下写真)

中房温泉に到着
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燕岳登山口

 登山口前のトイレに寄ってから、出発することにします。 北アルプスの三大急登と言われる合戦尾根を登ることになりますが、今まで登った長い尾根道の中では標高差や距離からすれば中規模程度なので、一気に登ることにします。(下写真)

登山道の様子1

 初めはつづら折れの急な道が続きますが、すぐに傾斜は緩み一息つけます。 そして第一ベンチに到着しますが、休憩なしでそのまま登って行きました。(下写真)

第一ベンチ(水場あり)

登山道の様子2

 今回の道は主要道なのでどこもよく整備されていますが、歩く人が多いので木の根や階段が滑りやすくなり足元に注意が必要です。 左手から滑車の回転する音が聞こえてきました。 合戦小屋までケーブルで荷揚げしている音の様ですが、それが近づいてきました。
 そのケーブルの下を潜り暫く登ると、第二ベンチと書かれた休憩場に到着しました。 どの休憩場も多くの人で賑わっていますが、ここには自衛隊の方達が休憩を取っていました。(下写真)

ケーブルの下を潜る

第二ベンチを通過

 第二ベンチまで来ると、木々の間から山々の姿が見えてきました。(下写真)

大天井岳(右奥)と横通岳(中央奥)

 すぐに第三ベンチに到着しますが、ここにも数名の登山者が休憩をしていました。 ここまで何名かの登山者に先を譲っていただきましたが、最盛期はもっと混んでいるのでしょう・・・。(下写真)

第三ベンチ

 ここからは再度傾斜がキツくなり急登を登って行きます。 写真撮影を控えてひたすら標高を稼ぐことにしました。 そして上部へと登りつめると、富士見ベンチに到着しました。(下写真)

八ヶ岳を望む

富士見ベンチ

 ここからは名前の通り富士山が見られるようですが、方角が分からず結局見ることが出来ません。(右手の方だったようです) ここからは傾斜が緩んで尾根道となり、登山道には花崗岩の露出していました。(下写真)

花崗岩の白肌が現れ出す

 暫く登って行くと、また滑車の音や人の話し声も聞こえてきます。 ほどなく合戦小屋に到着しました。 ここで陽射しが強くなってきたのと、この先森林限界なので帽子を被り、ついでに行動食を摂ることにします。(下写真)

合戦小屋

合戦小屋地名の由来

合戦小屋前のケーブル終点

 準備が出来た所で、山頂に向かって最後の登りを歩いていきますが、そろそろ高山病の症状が出始めていて足が鈍り始めました。 いつもの事ですが、自宅が標高6mほどの所で、朝三時に出発しているので、標高差2500mほどを6時間で来ていることになります・・・。(下写真)

山頂へ

 ここからは低木帯となり、花や景色なども見られだしました。(下写真)

ハクサンフウロ

 すぐに合戦沢ノ頭に到着しました。(下写真)

合戦沢ノ頭(三角点)

 ここから小屋まであまり標高差はなく、展望を見ながらの稜線歩きに近いものとなります。(下写真)

灌木帯となる(右奥に山頂)

 ふと左手を見ると稜線の先に槍ヶ岳がハッキリ見えていました。 この日の天気がここまでよくなるとは思っていなかったので感激です。(下写真)

稜線の向こうに槍ヶ岳が

 また、尾根の先には赤い屋根の燕山荘(えんざんそう)が見えています。(下写真)

燕山荘が見える

 こうなると一気に写真枚数が増えて、歩みも遅くなります。 途中、学校登山の団体(40名ほどか?)とすれ違いました。(下写真)

東餓鬼岳(右)、餓鬼岳(中央奥)、蓮華岳(右)など

東餓鬼岳アップ(バックは火打山や妙高山など)

ケンズリ(中央)、餓鬼岳(右)などアップ

美ヶ原(中央)や八ヶ岳(その右奥)など(右奥に富士山も)

歩く尾根と大天井岳(左)、奥に槍ヶ岳

 この辺りの登山道からは素晴らしい展望が広がっていますし、両側はお花畑となっています。(下写真)

小屋を目指して登る

ひと登りで到着

ウサギギクの残り花

トリカブト

赤い実?

アザミ

オマハハコ

 小屋の直下に到着しますが、斜面は一杯の花が埋めつくされていました。(下写真)

小屋直下はお花畑

シモツケ?

 ここまで登山口からは2時間と少し掛かりましたが、ほぼ予定通りです。 歩いてきた尾根を振り返ると、そのまま稜線へと最後の登りを歩いていきます。(下写真)

尾根を振り返る

燕山荘前に到着

 燕山荘へは後で寄ることにして、まずは燕岳へと向かいます。(下写真)

燕岳に向かう

 ここからは花崗岩のザラ地を歩いていきますが、この山と言えばコマクサですが、時期が終わりがけなので傷んだ花が残っている程度でした。(下写真)

コマクサは終わり

 そして今回楽しみにしていた「イルカ岩」に到着しました。 晴れ渡った青空にイルカ岩とその奥に槍ヶ岳と夢に出てきそうな構図が目の前に広がります。(下写真)

快晴の空にイルカ岩と槍ヶ岳

 その後も稜線歩きは続きますが、標高差もほとんどないので景色を見て楽しみながら歩いて行きました。(下写真)

稜線漫歩

燕岳直下から

 大きな岩が多くなってきますが、その一つにメガネ岩と書かれた物があります。 写真を撮っていきますが、岩には岩を削ったいたずら書きがあり残念です。(下写真)

メガネ岩(岩に落書きが・・・)

 ここからは岩場の登りとなりますが、山頂は間近です。 一気に登ると視界が開け山頂に到着しました。(下写真)

燕岳山頂

三角点と北燕岳

 山頂は丁度入れ替わりで誰もおらず、見渡すかぎりの絶景を独り占めです。(下写真)

北燕岳と奥に立山連峰など

烏帽子山(中央手前)と奥に五色ヶ原

立山(中央左)と剱岳(右)、手前の北燕岳には人が

唐沢岳(中央下)と奥に蓮華岳・白馬岳・鹿島槍・爺ヶ岳など

向かう大天井岳方面

燕山荘アップ

槍ヶ岳方面

槍ヶ岳アップ

燕岳からのパノラマ(東)

八ヶ岳アップ

南アルプスと左にうっすらと富士山

北アルプス南部の山々

 山頂で暫く景色を眺めていると、若いグループ登山の人が登ってきました。 写真をと言うので気持ちよく引き受けて撮影しますが、流石に若い人だけに写真撮影はスマートフォン(タブレットかも?)でした。
 眺めに満足したところで、燕山荘に戻り予定通りに大天井岳に向かうことにします。(下写真)

イルカ岩付近のコマクサ群生?

 15分ほどで燕山荘に戻ると、そのまま槍ヶ岳の見える稜線を歩き大天井岳へと進みます。(下写真)

燕山荘(帰路撮影)

大天井岳へ向かう(下へ)

稜線を進む

 何名かの方が大天井方面から歩いてきますが、どの方も軽装なので朝一番でピストンされたのでしょうか? 暫くは、高低差の少ない稜線歩きが続きます。(下写真)

気持ちの良い道が続く

 前方のピークを過ぎると、その向こうに岩が林立するピークが見えてきました。 そこが蛙岩(げえろいわ)ですが、道はその岩の間をうまい具合に抜けていきます。(下写真)

前方に蛙岩が見えてきた

蛙岩

蛙岩の間を抜ける(帰路撮影)

 ここまで天気がよく遠くの山々もハッキリ見えていましたが、西方面の山を見ると雲が少しずつ近づいてきているようです。(下写真)

続く稜線の道

西から雲が近づく

有明山

コウメバチソウ(白飛びしてます)

 前方に切れ込んだ鞍部が見えていましたが、それが近づくと「大下りの頭」と書かれた標識に到着しました。 ここから100mほどの標高差を降ってから登り返します。(下写真)

大下りの頭

砂利道を下っていく

 ザレた登山道を下っていくので、スリップに注意が必要です。 鞍部に到着しますが、特に何もなくまた登り返すのみですが、流石に疲れが出てきて足が止まり気味となり始めました。 また、ここへ来て思っていたよりも上下動が大きいのでペースを落として後半に体力を温存しておきます。(下写真)

大天井岳が近づく

?1ミヤマヤナギ

 為右衛門吊岩と呼ばれる岩峰を左から回り込むと、その先暫くは東斜面を歩くことになります。 足を踏み入れると、ムッとした淀んだ空気となり蒸し暑くなりますが、そのせいもあってかお花畑が続いています。 再度、西斜面へと出てくると大天井岳の直下までは歩きやすい稜線が続いていました。(下写真)

大天井岳へと徐々に登る

大天井岳近影

イワツメクサ

コマクサの群生地(帰路撮影)

ここにもコマクサが

 大天井岳の手前でまた鞍部へと降りていきます。 その部分は唯一の鎖場となっていますが、大した事はありませんでした。(下写真)

ここからが正念場・・・

鎖場とハシゴを降りる

 ザレの横をハシゴで登ると、槍ヶ岳との分岐(表銀座コース)に到着しました。(下写真)

ここから登り

安曇野が見えてくる

  分岐からは歩いてきた尾根が一望出来ます。(下写真)

稜線を振り返る

表銀座コースとの分岐

 分岐では左手の「常念岳」方面へと向かい、つづら折れの道を登って行きます。(下写真)

一気に標高を稼ぐ

 その後は、東斜面をトラバースしながら徐々に登る道となり助かりました。(下写真)

大天井岳の東斜面をトラバース

トラバース道を振り返る

 ここで2700mの標高となるので、再度高山病の症状が出てきて鼓動が早くなります・・・。 時間に余裕はあるので、ここは焦らず一歩一歩登ることにします。 ここまで先行する方を見ながら歩いてきましたが、結局追いつくことは出来ませんでした・・・。
 トレランの方とすれ違い、斜面を登り切ると前方に南の稜線が見えてきました。(下写真)

稜線が見えてきた

 傾斜が緩んで道を歩いて行くとケルンが積まれた分岐と、その横に大天荘(だいてんそう)が見えてきました。(下写真)

ケルンと大天荘

 小屋には後で寄ることにして、まずはその横から続く山頂方面の道を進んでいきます。(下写真)

山頂へ

 岩の重なる道を登って行くと、10分ほどで誰もいない山頂に到着しました。(下写真)

常念岳方面

大天井岳山頂

 以前登った時も天気がよく、雪を被った北アルプスの峰々が見られましたが、この日も雲は多くなりましたが、それなりに景色を楽しむことは出来ました。(下写真)

高瀬ダムが見える

常念岳アップ

雲に覆われる槍ヶ岳周辺

 景色を楽しんだ所で、小屋に戻って昼食休憩を取ることにします。 帰路、先ほどは気が付かなかったチングルマの綿毛が風に揺れているのを見ていきました。(下写真)

チングルマの綿毛

 小屋からは常念岳へと稜線は続きますが、この日は日帰りなのでここから先へは我慢です。(下写真)

常念岳へと稜線は続く

 小屋で食事としますが、車にペットボトルのお茶を忘れて飲み物はハイドレーションパックのスポーツドリンクだけなので、これでおにぎりというのも味気ありません。 元々、今回のコースは随所に小屋が配置されているので、水など足りなくなった場合は買い求めるつもりでした。
 しかし、お茶だけ買うのも詰まらないので、外のメニューに書かれていた山菜うどんを食べていくことにしました。 注文して外の日陰となるテーブルでおにぎりと一緒に食べていきますが、コシが強くて食べではありました。

小屋で食事にする

 お腹も一杯となり体力が回復した所で、燕山荘へと戻ることにします。(下写真)

燕山荘へ戻る

 ここからはひたすら来た道を戻りますが、高山病の症状は軽減されたのと、標高は低くなっていくので本来のスピードを取り戻して行きました。(下写真)

帰路、姿を見せる槍ヶ岳

 行きに気が付かなかった花などを見ながら稜線漫歩を楽しみますが、大下りの頭への登りは矢張り堪えます。(下写真)

ムカゴトラノオ

カワラナデシコ

また晴れてきた

大下りの頭への登りが・・・

 午後に入って雲がまた晴れてきましたが、レンズ雲やいわし雲が湧きだしていたので、予報通り天気は下り坂のようです。(下写真)

大天井岳を見返す(雲は下り坂を示す)

大下りの頭から硫黄岳方面

 大下りの頭へと上り詰めると、ここから先は楽な歩きとなり一安心です。(下写真)

この稜線歩きは疲れも忘れる

燕山荘が見えてきた

 帰路は大天井岳へと向かう登山者が多く、中には全員が一眼レフカメラを持った若い(大学生?)のグループも歩かれていました。 そして順調に距離を延ばして、燕山荘への最後の登りを歩いていきます。(下写真)

最後の登り

 程なく燕山荘に到着すると丁度、団体のツアー登山者が燕岳へと引率されていきました。 椅子に座ってこの景色とも当分お預けとなるので、じっくりと眺めて行きました。(下写真)

展望も見納め

怪しい雲が・・・

テント場が色鮮やかになっていた

 ここからは朝登ってきた合戦尾根を降りていきます。 初めの方こそお花畑や景色が見られて楽しめますが、すぐに樹林帯へと入って延々と続く尾根道を下る作業となります。
 合戦小屋に到着しますが、宿泊出来ないこともあってこの時間は登山者の数も少なめでした。(下写真)

合戦小屋(スイカはまた今度?)

 その後も似たような景色と道の中をひたすら降りていきますが、膝を痛めてからはなるべく負担をかけないようにゆっくり降りていきます。
 途中、疲れもピークに達して木の根に足を取られて転倒しますが、幸い怪我はありませんでした。 少しスピードを落として降りていきますが、最後の急坂のつづら折れは長く感じました。 下から車や人の気配が聞こえてくると、登山口も間近です。

 そして、稜線の燕山荘から1時間45分ほどで中房温泉の登山口に到着しました。 今回は温泉をとも思いザックに着替えは入れて登っていました。 早速、登山口にある「湯原の湯」に寄って汗を流してから帰ることにしました。(この温泉は16時まで入浴可能で17時までの様で、この日はギリギリでした・・・)

湯原の湯で汗を流す

 ツルツルの硫黄泉にゆっくりと浸かり、登山の疲れを癒していきます。 その後は、さっぱりしたこともあってか、眠たくなることもなく帰路に着きました。

今回の反省点は、
・特にありません。 体調は良い方でしたが、めまいは相変わらずで、稜線沿いの道では少しふらついて足元が危険でした・・・。

 次回ですが、この所週末の天気が悪い陽が続くので、今日(9月1日)は山へ行けませんでした。 今週も天気はあまり良くないので、土曜日(9月7日)の天気に期待していますが、最悪また行けないかもしれません・・・。


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コメント 10

コメントの受付は締め切りました
mimimomo

ひぇ~~~悲鳴が出ます^^

おはようございます^^  確かわたくしは二泊で燕岳だけだったような・・・(__チンモク

槍ヶ岳の展望が圧巻ですね~素晴らしいなぁ~ わたくしが登った時は見えませんでした(ーー;
お花畑も素晴らしいです。
燕岳からの展望も最高ですね。《やはりわたくしのときは曇り空(--;
大天井の方面には鎖と梯子があるのですね~要注意だわ。そのうち行きたいと思っているのですが。
お天気が良く人も少なく、最高の夏、北アルプスの〆でしたね。
by mimimomo (2013-09-02 06:45) 

nousagi

>言うほどの急登とも思えず、2時間10分で・・・

こんなこと一度でいいから言ってみたい。(笑)
あのコース、5時間6時間かかりそうです。(^_^;)
私も、必死で頑張って1泊、ゆるゆる2泊です。
チョースピード登山でも、お花を見たり景色を眺めたり
充分堪能されてるんですよね。w(゚o゚)w オオー!
by nousagi (2013-09-02 10:24) 

山子路爺

槍に向かって大天井まではいけますが……
そのまま槍を背負って引き返すのは止めておきます。

おどさんの面目躍如ですねぇ。

by 山子路爺 (2013-09-02 11:37) 

g_g

素晴らしい展望、南北のアルプス、憧れますね。
若い時から歩いていれば行く機会もあったんでしょうが・・・
そうそう、1はもしかしてミヤマヤナギかな?
by g_g (2013-09-02 12:26) 

海を渡る

こんにちは。
北アルプスはやっぱり眺望が素晴らしいですね^^。
日帰りとは凄いです。
by 海を渡る (2013-09-02 12:52) 

ゆうくん

晴れた展望のいい時の山はいいですね、それが北アルプスだとさぞかし良いでしょうね、それにしてもすばらしいペースの登山ですね、脱帽です。

by ゆうくん (2013-09-02 17:58) 

テリー

さすが、鉄人ですね。このコースを、日帰りですか。
でも、折角、大天井岳まで行ったのなら、この山荘に泊まって、ご来光、朝、大天井岳からの360度のパノラマは、見たいですね。
また、行きたいと思って、いますが、なかなか、実現できないで、います。
by テリー (2013-09-02 22:19) 

おど

mimimomoさん、コメントありがとうごさいます。
 二泊三日ですか。 余裕があった方が、色々と見られる機会もましていいと思いますよ。 大天井岳方面は、初心者でなければ問題ありませんね。(それなりに距離はあるので、体力は必要ですが)

nousagiさん、コメントありがとうごさいます。
 合戦尾根はコースタイムで4時間弱だと思ったので、5時間はかからないと思います。(合戦小屋でスイカを食べていくと、そのぐらい掛かるとは思いますが 笑) これだけ天気がよいと、あちこちを見ながら(撮影も)進むので、余計に時間が掛かりますねぇ。

山子路爺さん、コメントありがとうごさいます。
 下山口を変えられれば、日帰りで槍までもいけそうですが、多分死にますね。(笑) トレランの人がやっていそうです・・・。 いづれにしても、この山域辺りが、自宅から日帰りで行ける限界距離になりそうです。(白馬にも行きたいのですが)

g_gさん、コメントありがとうごさいます。
 常念山脈は展望が素晴らしいところですね。 1の穂は、ミヤマヤナギで間違いなさそうです。 ありがとうございます。

海を渡るさん、コメントありがとうごさいます。
 取り敢えず北アルプスに登れば、ハズレ?はないですね。 どこからでも素晴らしい展望が望めます。

ゆうくんさん、コメントありがとうごさいます。
 これだけ晴れると気持ちいいですね。 但し、真夏には勘弁ですが、今回は涼しくなり始めてました。

テリーさん、コメントありがとうごさいます。
 大天井に泊まったら、次の日は槍ヶ岳までピストンになってしまいますよ。(笑) 表銀座コースも、来年あたりは歩くかもしれませんが・・・。


by おど (2013-09-03 12:43) 

OJJ

燕からのこの景色、素晴らしいですね~心からおめでとうと云いたいです。
昨年、9月初めに常念から燕岳へ歩いた時、朝は見えていた槍が2時間ほどでガスに巻かれ大天井付近では小雨、燕山荘から燕の頂上が見えない程の・・今回のおどさんの山雑誌のような写真をしっかりと見させて頂きました。イルカと槍が頭の中を駆け巡っています~ またこの次に・・夢)
by OJJ (2013-09-07 22:56) 

おど

OJJさん、コメントありがとうございます。
 この辺りはガスが登りやすいので、行きにも帰りも展望が望めたのは運がよかったのだと思います。 燕岳へは、餓鬼岳へ登りたいのでまた行くことがあると思います。

by おど (2013-09-08 17:51) 

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