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[登山] 中央アルプス 権現山経由で将棊頭山ピストン [登山]

 今回も、天候が悪くあまりあてに出来ない予報に従い中央アルプスの北部にある「将棊頭山(しょうぎがしらやま)」に「権現山(ごんげんやま)」経由で登ってきました。 権現山手前から生憎の雨となりましたが、将棊頭山付近に到着時は一時的に天気も回復し、周辺の山々を眺めながら登ることが出来ました。 また、今回は花も色々と見られ満足の行く山行となりました。

関連リンク
 2012年04月28日 [登山] 中央アルプ 将棊頭山登山
 2010年09月18日 [登山] 中央アルプス 木曽駒ヶ岳 福島Bコース~茶臼山周回登山(後編)

将棊頭山からの展望(木曽駒ヶ岳方面)

中央アルプス
権現山経由で将棊頭山ピストン
日付2014年08月24日(日)
天気曇時々霧雨、山頂では晴れ
山域中央アルプス
場所長野県伊那市西春近
距離18.1Km
累積標高+1896m -1896m
時間08時間25分
人数1名
撮影枚数397枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
202枚 (SONY DSC-TX300V)
068枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)

B(距離長い、危険箇所なし)

概略 。
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
05:551106m0.0Km権現山登山口 出発
06:15 (00:20)1340m0.8Km土俵跡
07:05 (00:50)1749.3m2.0Km権現山 休憩
07:10 (00:05)1749.3m2.0Km権現山 出発
08:00 (00:50)2096m4.3Km五合目(辻山)
09:05 (01:05)2424m6.4Km八丁立手前 休憩
09:15 (00:10)2424m6.4Km八丁立手前 出発
09:40 (00:25)2532m7.3Km長尾根ノ頭
10:15 (00:35)2700m8.3Km西駒山荘
10:35 (00:20)2730m8.8Km将棊頭山 昼食休憩
11:20 (00:45)2730m8.8Km将棊頭山 出発
11:40 (00:20)2695m9.7Km西駒山荘 水場(20分)
12:05 (00:25)2532m10.8Km長尾根ノ頭
12:55 (00:50)2096m13.8Km五合目(辻山)
13:35 (00:40)1749.3m16.1Km権現山
14:20 (00:45)1106m18.1Km権現山登山口 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20140824_map.jpg

 この所の大雨で週末に掛けて天候ははっきりせず、幾つかの候補を上げては直前の天気予報で山域を決めています。 金曜日の天気予報では、日曜日の方が良さそうなので土曜日は自宅でのんびり過ごしますが、これが大ハズレで乗鞍岳などは午前中は快晴だったようでガッカリです・・・。
 中央アルプスの北部の天候が良さそうなので日曜日に向かいますが、登山口に到着するまでも安全と思われるコースを用意して行きます。

 日曜日と言うことで、次の日のしごとに差支えが内容、無理しないコース設定とし朝も6時から登り始めと遅めにしました。 中央高速を走り「駒ヶ根IC」で降りて、伊那西部広域農道を登山口となる「伊那スキーリゾート」へと走らせます。 幸い朝方の天気はまだ崩れなく、雲は多めですが南アルプスもよく見えていました。

 標識に従ってスキー場へと向かいますが、当初予定していたスキー場の駐車場は通りすぎて、狭い林道を奥へと進んでいきました。 林道は、初めと終わりが凸凹の道ですがゆっくり進めば普通車でも問題ありませんでした。

 予定より早く自宅から2時間弱でスキー場上部の登山口の駐車地に到着しました。 ここまで結構な標高を走っているので、駐車場からは真下にゲレンデを見下ろした良い景色となっています。(下写真)  

駐車場からの景色

 Uターンして駐車地脇に止めると、出発の準備をしていきます。 駐車地には車が止まっていなかったのと、この天気だったので今回も一人かと思っていると、下から車の音が近づき軽自動車が1台入ってきました。 それと入れ違いに登山口へと向かいました。(下写真)

駐車場の脇の道を奥へ

 駐車地の左から草の生い茂る林道を奥へ進むと、10mほど先の左手に登山口の標識が見えてきます。(下写真)

登山口はすぐ

 暫くは左手に沢の水音を聞きながら登って行きます。、登山道には、湧き水が流れており上部で沢を渡り返すと斜面沿いに登山道が続いていました。(下写真)

沢沿いに登る

沢を越えると斜面に取り付く

 斜面をつづら折れに登って行くと、左奥の尾根末端へと導かれます。(下写真)

斜面をトラバース

 緩やかに登る道を進むと、前方に切り開かれた広場?が見えてきました。 ここが「土俵跡」と呼ばれる所ですが、名前の由来が気になります。(単に、土俵のような広場という意味か?)

土俵跡

 ここから本格的な登りとなりました。 「権現山(ごんげんやま)」へと続く主尾根沿いに一気に標高を稼ぎます。(下写真)

ここからは尾根沿いに登る

 途中、倒木が邪魔しますが横からすり抜けて進みます。(下写真)

倒木

 一旦傾斜が緩むと、境界杭やペットボトルで何やら印がしてあるところへと出てきました。 左下に細い道が続いているので、沢へ降る道か何かでしょうか?(下写真)

沢への分岐?

?1ホツツジ

 その後も尾根沿いの登りが続きますが、このコースは小学生の遠足登山で利用されているので、下草刈はもちろんよく整備されて歩きやすい道が続きます。(下写真)

尾根はそれほど急ではない

 木製の古い標識があり「権現◯◯大岩」と一部がかすれて見えません。 帰宅後調べてみると、「権現日向大岩」と書かれていたようです。 しかし、その指し示す右手は完全に藪に飲まれて近くに岩らしきものは見えません。(下写真)

権現日向大岩の標識

 この当たりから今まで余り見る機会のなかった「ヤマジノホトトギス」の群生を見かけました。 その後も、色々な花が咲いておりここまで展望はありませんが、飽きさせません。(下写真)

ヤマジノホトトギス

ソバナ

 とは言え、雲が多い割には後方から朝日に照らされながら登っていますし、木間から遠くの景色も見えています。(下写真)

遠くに南アルプス

ヤマホタルブクロ

右から尾根が近づきその合流点へと登ります。 すると傾斜が一時的に緩み、右の尾根沿いからの登山道と出合います。(下写真)

右からの尾根との合流直下

ノアザミ

古道との合流点

 この登山道は、かのウェストン氏が駒ケ岳からの下山路に利用した旧道との事です。 こちらの道も検討したのですが、車のアクセスが悪く今回のコースとしました。(下写真)

キバナノヤマオダマキ

 出発時に携帯のインターネット通信で雨雲情報を見て、福井方面から山を越えて雨の領域が近づいているのを確認していましたが、ここに来てその雲が掛かり始めたようで雨がパラパラと音を立てて落ちてきました。
 再度、ネットで現状を確認すると、幸い強い雨の領域は北方面へとそれており、その後の天気は期待できそうです。 しかし、雨で湿った空気でガスが発生して、それまで見えていた南アルプス方面の展望が次第に隠れていきました。(下写真)

雨でガスが発生

見晴らしの良い斜面を登る

 雨が木々の間から滴り落ちてきたので、山頂も近いので取り敢えず折りたたみ傘を差して歩いていきます。 前方が明るくなり、山頂が近づいたかと思うと効きが切り開かれた明るい道となりました。(下写真)

コバギボウシ?

 そして出発から1時間10分ほどで権現山の山頂に到着しました。(下写真)

権現山山頂

 山頂には小学生登山の記念碑替わりの木に名前が書かれたものが置かれていました。 山頂到着後、暫くして軽自動車の登山者と思われる単独の女性登山者が登ってきました。 登っている途中も、下からチリンチリンと鈴の音が近づいていたので後にいるのはわかっていましたが、中々の健脚のようです。
 権現山に到着時は、まだ何とか展望が望めていますが、雨は降り続いていました。(下写真)

権現山からの展望(左奥が八ヶ岳、右端の雲の中に甲斐駒ケ岳)

 ここで傘を終い、雨具の上着を着て行きます。(この時点でのズボンは不要と判断しました) 支度が整った所で、左奥の駒ケ岳と書かれた標識に従って奥へと進みます。(下写真)

左から駒ケ岳登山道が続く

 ここからは、「権現づるね」と呼ばれる古道を歩きます。 細い道となると思っていましたが、以外にも笹が広く刈られた道が続きました。(下写真)

広く刈られた良い道

 権現山山頂の裏手すぐの所に、三角点が設置された山頂標識が立っています。(下写真)

権現山山頂(二等三角点)

 ここからは、雨も降っているので写真撮影は最低限にして歩いて行きました。 暫くは緩やかな下りとなり、鞍部に到着後は登り返しと鳴りますが、傾斜はあまりきつくはありません。(下写真)

1851mピークへの登り

30cm台の大きなきのこ

 雨の中を1851mピークに続けて「板沢の頭」へと登りますが、歩きやすい道が続くためハイペースで進めます。 そして、「権現山」から40分ほどで「板沢の頭」に到着に到着しました。(下写真)

板沢の頭

 その後も、拍子抜けするほどの良い道が続きます。(下写真)

下草が刈られた良い道が続く

 これだけ広くて歩きやすい(木の根や石も少ない)道も珍しく、このコースを復活させた方には頭が下がります。 板沢の頭から南へ少し行くと突然前方が開けた「五合目」に到着しました。(下写真)

駒ヶ岳登山道の五合目

 五合目と行っても、木曽駒ヶ岳山頂までの半分ですし、出発地点は3合目当たりになると思います。(旧道の登山口が2合目だそうです) また目的の「将棊頭山」は7.5合目といったところなので、思ったよりも早く到着しそうです。
 五合目は、東方面の展望が広がっていますが、雲が多く前回に突き続き白一色でした・・・。(下写真)

五合目からの展望はなし…

 ここまで小雨が降っていましたが、それも止み次第にガスが消えて上空の様子が見えてきました。(下写真)

雨が止んでガスが消える

 良い道も5合目の展望地までのようで、ここからは普通の道が続いていました。(下写真)

笹が茂り狭い(普通)の道となる

 また、途中までは比較的楽な道でしたが、八丁立と呼ばれる2467.6mピークへは、急斜面を登ることになります。(下写真)

登りに転じる

陽が差し込む

雰囲気の良い道

カニコウモリ

 次第に傾斜がきつくなり、濡れて滑りやすくなった斜面を苦労して登ることになりました。(下写真)

傾斜がきつくなる

 前方奥に明るいのが見えてくると、そこが「勇次郎峠の頭」と呼ばれるピークでした。(下写真)

前方が明るくなる

勇次郎峠の頭

勇次郎峠へ向かう道?(多分廃道)

 ここまで登ると傾斜は緩みます。 また、植生が替りいろいろな花が咲いていました。(下写真)

イチヤクソウ

ハンゴンソウ?アキノキリンソウ

 ここまで、雨に濡れた草木をストックで避けながら歩いてきました。 しかし、低木の木々が生い茂り、登山道を覆い始めてスボンがずぶ濡れとなりそうです…。 ここで休憩がてら、雨具のズボンとスパッツを履いて行きます。(下写真)

灌木の密集帯

八丁立手前

 そしてシュッ初゜から二時間半ほどで「八丁立」に到着しました。 ここまで登ると将棊頭山まではあと一息です。(下写真)

八丁立

傾斜が緩む

モミジカラマツ

?2

 背の低い木に黒い実が付いています。 よく見るとブルーベリーの一種?の様なので、一粒つまんで食べてみます。 少し苦めですが、食べられそうです。(下写真)

ベリー(種類不明)

ベニテングタケ

 その後も、木の密集地帯がありますが、山慣れた人であれば迷うことはないでしょう。(下写真)

ここも密集帯

 次第に高い気が減り、そろそろ森林限界かと思ったところで「長尾根の頭」に到着しますが、標識などは見当たらず気が付かずに通過していました。(下写真)

長尾根の頭付近

エゾオヤマリンドウ

 ピークを通過後、唐突に視界が開けハイマツ帯となりました。(下写真)

ハイマツ帯となる

 こうなると遮る者のないハイマツの稜線歩きと鳴ります。 また、思った通り上空の雨雲が通過後に晴れの領域が通過してきて天気は回復していました。(下写真)

展望が開ける(伊那前岳方面)

雲間から下界が覗く

展望のよいハイマツ帯を進む

ガンコウラン

 とは言え、雨が通過したばかりで下界は雲に覆われており、遠くの展望は期待できそうもありません。 ハイマツの道を歩いて行くと、「将棊乃頭」と呼ばれるピークに到着しました。 ピーク上には観測機器が置かれ、三角点も設置されているようです。(下写真)

将棊乃頭

 ここから山頂方面が望めますが、次々と流る雲に覆われていますが、次第に薄くなってきていました。 その山頂へと向かう稜線を気持ちよく歩いて行くと、右前方に山荘の赤い屋根が見えてきました。(下写真)

稜線を気持ちよく歩く

稜線を振り返り見る(ここまで5分)

前方右下に小屋が見えてきた

 そして稜線沿いに岩場を降りて行くと、西駒山荘に到着しました。(下写真)

岩場を降りると西駒山荘

建て直したばかりの山荘

 山荘に用事はないので今回は中へは入りませんが、場合によっては帰路によっていくかもしれません。 ベンチに座って、昼食をどこでとるか思案しますが、暫くすると山頂方面のガスがなくなってきたので、山頂へと向かいます。(下写真)

将棊頭山はすぐ上

 その前に山荘裏にあるコマクサを見ていきますが、残念ながら時期が遅く花が痛み始めていました。(状態のよいものは、ロープの先です・・・)

コマクサ再生の地

コマクサが点在する

ボロボロの残り花(真っ赤なのは時期の問題?)

イワツメクサも終盤

晴れてきた

 将棊頭山は、山荘のすぐ裏にありますが、登山道は直登せずに稜線沿いに歩いていきます。(下写真)

将棊頭山へは稜線沿いに

チングルマの実

コケモモ

 少し登ると分かりづらい分岐に到着しますが、この道は以前通ったことがあるので見逃しません。 ハイマツの道に入って行くと、前方のガスの先に山頂が見えてきました。(下写真)

将棊頭山分岐(奥のハイマツへ)

天水岩の説明

天水岩はこの日も満々と水を湛える

将棊頭山近影

トウヤクリンドウ

 上空に晴れ間も見えてきて山頂では天気は持ちそうです。 そして出発から4時間40分で将棊頭山に到着しました。(下写真)

上空に晴れ間

将棊頭山山頂

 木曽駒ヶ岳の山頂など標高の高い部分は雲の中ですが、その下は雲もなくそれなりの展望が得られます。(下写真)

木曽駒ヶ岳は雲の中

行者岩と茶臼山

南アルプス方面は雲が厚い・・・

 ここまで山荘の方以外、登山者の姿は見当たりませんでした。 誰もいない山頂で岩に腰掛けて昼食休憩としていきます。 真上は晴れているので陽の光を浴びながら休んでいきますが、西から強い風が吹いて流石に寒いので、東斜面で休憩していきました。
 休憩中も雲が高速で流れては現れてを繰り返して、周りの様子が激しく変化していました。(下写真)

木曽駒ヶ岳山頂(右奥)が一瞬だけ覗く

木曽方面の展望が覗くが・・・

ガスが晴れて小屋が見える

 ここまで思ったよりも早く来ていたので、天気が良いか次の日が仕事でなければ、木曽駒ヶ岳まで向かったことでしょう・・・。 晴れ間も長続きはしそうもないので、休憩後は山荘の水場に寄って下山することにします。
 道を戻って山荘に当チュクしますが、山荘はこの8月1日に建て直して開店したばかりだそうです。(帰宅後調べて気が付きました) また、いくらなんでも登山者が少ないと思ったのは、以前も登った桂小場からのコースが林道通行止めとなっていた事も後で知ります。(下写真)

綺麗な西駒山荘

 山荘の奥へと続く道を「水場(一分)」と書かれた標識に従って歩いていきます。 ウメバチソウやトリカブトが咲いていたので、それを見ながら歩いていきます。 しかし、一向に水場らしきものが現れないのを訝しみながらも奥へと進んでいきます。(下写真)

ウメバチソウ

奥へ進むが

 随分奥へと来ていて途中で見逃したと思いつつも、ここまで見なかった花も多かったので、無駄足では無かったようです・・・。(下写真)

ハクサンフウロ残り花

ウサギギク

シナノオトギリ

ミヤマセンキュウ?

 山荘へと戻ると、何と山荘の目と鼻の先に水場標識が立っています。 先ほどは花に目が釘付けで見えていなかったようです・・・。(下写真)

水場分岐は小屋の近く…

 水場はよく整備されており、貯水槽と浄化槽に分かれてきれいな水が水道管?から流れています。(下写真)

浄水設備が整った水場

ヤマハハコ

ミヤマトリカブト

 ここで水を確保出来ない場合は、山荘にあるかどうかもわからないジュースでもと思っていましたが、冷たく美味しい水(軟水でした)が手に入ったので、その心配もありません。
 水場によるだけで、20分も寄り道していたのでここからは一気に下山することにします。(下写真)

下山開始

 山荘横の岩場を登り返して、ハイマツ帯を将棊乃頭まで戻ります。(下写真)

岩場を登り返す

 まだ晴れ間は見えていますが、風も強くなってきて怪しい雲も西から近づいてきています。 長居は無用と、最後の展望を眺めてから森林限界から脱出します。(下写真)

天気は下り坂

南アルプスは雲の中

将棊乃頭からパノラマ

雲間から町が見える

 黙々と降りていきますが、途中の急斜面だけは滑りやすいので慎重に降りていきます。 そして1時間15分ほどで五合目に到着しました。 しかし、雲が多く遠くの展望は見えません。 暫く様子をみていると、雲が切れて町並みと奥に南アルプスが薄っすらと見えてきました。(下写真)

五合目から薄っすらと南アルプスの稜線が見える

五合目から南アルプスの鋸岳(中央右)方面

 その後も長居尾根道の下りが続きますが、登り返しは少なめなのでそれほど辛い道ではありません。 往路は雨で撮れなかった道の様子を撮影しながら、「権現山」へと降りていきます。(下写真)

行きは雨で撮れなかった

 そして下山開始から2時間あまりで「権現山」に到着します。 誰か居るかとも思いましたが、結局今回はこの山頂であった女性単独登山者だけでした・・・。(下写真)

権現山から帰路の展望

 権現山からは良い道となるので一安心です。 尾根伝いに降りて行くと、朝通った沢沿いの道の手前に到着しました。 標高が低くなり汗をかいていたので、この沢の水(あまり綺麗ではありません)で顔を洗って駐車地へと戻りました。

駐車地からの展望

左から鋸岳・甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳は雲の中

 帰路、高速道路を走っていると雨が降り出してきました。 帰宅後調べると、15時すぎから中央アルプス周辺では、本格的な雨が降りだしていたようで、早めの下山が幸いしました。

今回の反省点は、
・特にありません。 しかし、今年は夏が無かったといってよい年となりそうです。 今回登った感じでは、2500m以上はすでに秋の雰囲気が漂っていますし、実際お盆を過ぎると冬まっしぐらでしょうね・・・。

 次回ですが、今週末も相変わらず天気が悪いので、また直前に決めることになりそうです。(もう晴天は諦めました。 秋もどうなることか・・・。)


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mimimomo

おはようございます^^
何よりお天気が回復してきて良かったですね^^ 日曜日はわたくしも雨の中でした。
道も歩きやすそうだし、何時ものおどさんの山歩きに比べればずっと楽だったことでしょう^^v
1はホツツジだと思います。ハンゴンソウと書かれたものは、多分ミヤマアキノキリンソウ、ひょっとすると普通にアキノキリンソウかも。
by mimimomo (2014-08-28 08:20) 

おど

mimimomoさん、コメントありがとうございます。
 天気、雨のままだったら途中で引き返していたかも知れません。(苦笑) 特に今年の場合、豪雨にならないかとビクビクしながら登ってます・・・。
 花の名前のご指摘ありがとう御座います。 修正しておきました。
by おど (2014-08-28 12:40) 

テリー

今年は、天気が不順で,しかも、雨が豪雨にもなるし、尾根では、風が強いので、なかなか、登る機会がきません。この天気でも、でかけられるおどさんがうらやましいですね。
by テリー (2014-08-28 13:00) 

nousagi

雨が落ちてきたり、
青空が覗いたり、
今の時期は仕方ないんですね。
でも、ずいぶんいろんな花が咲いていて
楽しめますね。
by nousagi (2014-08-28 17:58) 

ゆうくん

今年の雨は怖そうですね、山の花一見似ていますがよく見ると違うのがあるので大変です、写真撮るだけ取ってわかんない花だらけです。
by ゆうくん (2014-08-28 22:02) 

joyclimb

携帯での雨雲情報チェックの実施など、雨対策が充実していますね^^
浄水設備が整った水場、これは素晴らしい!
たくさんの種類の花が見られる良いコースですね。
by joyclimb (2014-08-29 23:05) 

ひろたん

こんばんは^^
最近はお天気が急に変わり大変ですよね。
けど晴れてきて良かったですね。
下山してから本格的な雨で幸いですね。
綺麗な花がたくさんで癒しです。
それにしてもすごい枚数の写真ですよね。
綺麗に撮れている・・・
by ひろたん (2014-08-30 20:48) 

おど

テリーさん、コメントありがとうございます。
 尾根道でも、森林限界を越えなければあまり問題はないのですけどね。 今回も、最悪森林限界までで、天候によっては引き返すつもりでした。

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 雨は仕方ないと思いますが、連日の豪雨は勘弁して欲しいですね。 高山帯はいろいろな花が咲いていて雨でも楽しめます。

ゆうくんさん、コメントありがとうございます。
 花の種類多くて覚えきれません・・・。 科目が一緒だと区別が難しいですしね。

joyclimbさん、コメントありがとうございます。
 携帯は、日本アルプスであれば通りが良くなったので重宝します。 小屋の水場は、建て替えに合わせて新しくしたのかも知れませんね。(以前は、水場には寄らなかった分かりません)

ひろたんさん、コメントありがとうございます。
 天気の急変には注意です。 夏場は、今年の様に荒れた天気でなくても、雷雨などがあるので午後遅くまでの行動は危険が伴いますね。 花を見ながら登ると、適度な休憩?となるのか疲れが和らぎます。

by おど (2014-08-31 15:42) 

山子路爺

小屋きれいですねぇ。
泊まりたくなりました。

by 山子路爺 (2014-09-01 09:42) 

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