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[登山] 山梨県 瑞牆山と金峰山周回登山 [登山]

 今回は、久しぶりに遠出して山梨県の「瑞牆山(みずがきやま)」と「金峰山(きんぷさん/きんぽうさん)」に周回で登ってきました。 「瑞牆山」から「八丁平」までは東尾根のバリエーションルートを歩きましたが、それ以外は両山とも百名山に指定されているだけに、眺めや景観地など見どころが沢山ありました。

瑞牆山から南のパノラマ

山梨県
瑞牆山と金峰山
周回登山
日付2015年06月13日(土)
天気晴れのち曇り
山域奥秩父
場所山梨県北杜市須玉町小尾
距離14.9Km
累積標高+1701 -1701m
時間09時間20分
人数2名
撮影枚数0796枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0164枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0321枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(岩場スリップ注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A(360度の展望)
見どころ大岩(瑞牆山、大ヤスリ岩、五丈石、大日岩)
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:051530m0.0Km瑞牆山荘駐車場 出発
06:35 (00:30)1810m1.3Km富士見平小屋
07:55 (01:20)2230.2m3.1Km瑞牆山 休憩
08:15 (00:20)2230.2m3.1Km瑞牆山 出発
09:20 (01:05)2235m4.5Km小川山稜線合流
10:20 (01:00)2201m6.2Km大日岩 (10分滞在)
10:35 (00:15)2192m6.3Km大日岩分岐
11:20 (00:45)2432m7.7Km千代ノ吹上 昼食休憩
11:55 (00:35)2432m7.8Km千代ノ吹上 出発
12:30 (01:35)2599m8.7Km金峰山 休憩
12:50 (00:20)2599m8.9Km金峰山 出発
13:05 (00:15)2440m9.3Km金峰山小屋 休憩
13:15 (00:10)2440m9.3Km金峰山小屋 出発
13:25 (00:10)2459m9.8Km稜線合流
14:05 (00:40)2192m11.4Km大日岩分岐
14:25 (00:20)1980m12.1Km大日小屋 休憩
14:35 (00:10)1980m12.1Km大日小屋 出発
15:05 (00:30)1810m13.6Km富士見平小屋
15:25 (00:20)1544m14.9Km瑞牆山荘駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20150613_map.jpg

 向かう予定の「瑞牆山(みずがきやま)」と「金峰山(きんぷさん)」は、初めての山域となる「奥秩父」にあります。 車の時間が読めませんが、大体3時間ほどだろうと朝3時に出発しました。

 中央高速道路を2時間ほど走ると八ヶ岳や南アルプスが見えてきて、山梨県へと入りました。 須玉ICで降りて、カーナビの誘導に従い県道604・23号線(増富ラジウムライン)を北上して行きます。 途中、他府県ナンバーの登山者と思われる車を数台追い抜きます。 みずがき湖で右折して、帰りに寄る予定の増富温泉を通過していきました。
 温泉地を過ぎると、2車線路から沢沿いの細い道となりますが、良い道が続きました。 つづら折れの道となると、一気に標高を上げてまだ肌寒い瑞牆山荘に到着しました。

 想像通り、沢山の登山者が出発の準備をしています。 無料駐車場は、山荘前から鋭角に右折して100mほどの走るとありました。(下写真)

瑞牆山荘近くの無料駐車場

 この日の一番の懸案事項が駐車場の空き状況でした。 しかし、すでに半分ほど埋まっていますが、思っていたよりも少なめで安心しした。 駐車場の出庫し易い所に停めて出遅れないよう出発の準備をしていきます。

  今回のコースは、比較的樹林帯を歩き小屋や水場も多めですが、暑くなることが予想されたのでいつもと変わらず1.5リットル(スポーツドリンク)+0.5リットル(お茶)を担いでてきます。 先ほど見た山荘まで戻り、目の前にある登山口から出発しました。(下写真)

瑞牆山荘と登山口(右)【帰路撮影】

瑞牆山登山口

 まずは遊歩道状のよく踏まれた道を、新緑や鳥の声を見聞きしながら歩いていきます。(下写真)

新緑の遊歩道

 沢山の人が通るためか、踏跡があちこちに散在して変なところを歩いてしまいますが、迷うことはありません。 すぐに上部の林道に出合いますが、すぐに対向する階段道に入っていきます。(下写真)

林道出合から階段道

 ここから2回ほど林道を横断しますが、上部に行くに従い綺麗な樹林帯となっていきました。(下写真)

富士見平のミズナラ林

 最後の林道出合いを通り過ぎて暫く登ると、左手に水場がありますが歩き始めて30分も経っていないので無視します・・・。(下写真)

水場はスルー

 そして出発から30分あまりで富士見平小屋に到着しました。(下写真)

富士見平小屋へ

富士見平小屋

 小屋の様子は帰路に見るとして、今は瑞牆山へ向かうことにしました。 左のトラバース道へ入り、雰囲気の良い樹林を抜けていきます。(下写真)

ここからよい雰囲気の道に

暫くはトラバース道に

 左下の沢からは水音が聞こえてきます。 緩やかな登りとなりますが、それほどキツイ道ではありませんでした。 ふと左上を見ると、木々の間から岩場が見えていました。(下写真)

左上に奇岩が見える

 一方、道の周りは沢からの水蒸気で苔むした良い感じとなっていました。(下写真)

コミヤマカタバミ

苔で覆われ

 トラバース道の途中に、後で通る予定の小川山方面の分岐があります。(下写真)

小川山分岐

 標識は分かりづらいので、周囲の景色を記憶していきました。 ここから沢へ降る道となり、一気に標高を落としていきます・・・。(下写真)

沢へ下る

 沢はこの辺りは源流で水は流れておらず、涸れ沢となっていました。(下写真)

涸れ沢(天鳥川源流)を渡る

 ここを渡ると急登の始まりとなりますが、その手前に大きな岩(桃太郎岩)がありました。 名前の通り、見事に真っ二つに割れてた岩となっていました。(下写真)

桃太郎岩(右の階段を進む)

 右手の木の階段を登り、徐々に標高を上げていきます。(下写真)

階段が設置

 このコースは一枚岩も多く、その上を歩いていきます。 真新しい鎖も付けられていますが、初心者用でしょうか。(下写真)

真新しい鎖場

奥に階段

 その後も岩の間を抜けながらひたすら登って行きます。 植生が変わり始め、シャクナゲや針葉樹などが鬱蒼と茂る樹林帯となっていきました。(下写真)

鬱蒼と茂る樹林帯を登る

シャクナゲが見られだす

 また登山道には、キバナノコマノツメも咲いており、それらを見ながら同行者のペースに合わせ登って行きました。(下写真)

キバナノコマノツメ

アズマシャクナゲ(終盤)

ここにもクサリ場

 ひとしきり登ると傾斜が緩み、木の根の張り出した道となりました。(下写真)

木の根の多い道に

 この辺りの陽射しがある所で小休止として行きます。 後方を望むと、いつの間にか展望が広がっており、遠くに富士山の姿が見えていました。(下写真)

後方に富士山の展望

 岩の多い道となり、矢印に従い下をくぐったり間を抜けながら歩いて行きます。(下写真)

岩の間をくぐる

 気が付くと左手に巨石が姿を現します。(下写真)

巨石(大ヤスリ岩)の脇を登る

 この岩が大ヤスリ岩と呼ばれたもののようですが、30mはあろうかという高さで圧倒されました。 ここから最後の急登となり、登山道にある岩の上からは周りの景色も良く見えてきました。(下写真)

南アルプス(中央右奥)が見える

 岩の多い樹林帯を歩いていきますが、上部に明かりが見えてきた終点が近いことが伺えます。(下写真)

上部が見えてきた

大ヤスリ岩近影

最後の登り

 そして肩の鞍部に到着すると、キバナノコマノツメが群生で咲いていました。(下写真)

キバナノコマノツメ群生

 ここから直線方面は裏の不動沢へと降りていきます。 右手に踏み跡が続いており、標識にも瑞牆山と書かれているので、そちらに入って行きました。(下写真)

山頂分岐(右へ)

 シャクナゲの花がまた見られだし、岩場のロープや鎖を掴みながら登っていきます。(下写真)

アズマシャクナゲアップ

岩を登りながら山頂へ

 そして出発から1時間50分ほどで瑞牆山の山頂に到着しました。(下写真)

瑞牆山山頂

 山頂は巨大な一枚岩で覆われており、奥は断崖絶壁となっています・・・。 ここまで良い天気で来ており、八ヶ岳から南アルプスまで見えていました。 しかし、残念ながら富士山方面は低い雲が湧き出し隠れていました。(下写真)

展望盤

南側のパノラマ

八ヶ岳方面

下に大ヤスリ岩と遠くに南アルプス

金峰山方面

東尾根と小川山(左)

東尾根アップ

南アルプスアップ

御座山

奥に薄っすらと浅間山、手前に男山・天狗山など

八ヶ岳と手前に飯盛山(左)と女山(中央)

右から茅ヶ岳・枡形山・富士山(奥)など

飯盛山(奥に鷹見岩)

 到着時は、丁度朝イチで登る登山者の方達が下山して誰もいない山頂を堪能して行きました。 しかし、暫くすると追い抜いた登山者の方達も登って来られ、山頂が混雑し始めます。 また、富士山方面の雲が流れて少しだけ頭を出して拝むことが出来ました。(下写真)

山頂から束の間の富士山

 20分ほど休憩した所で、次の目的地となる「大日岩」に向かうことにしました。 先ほどの肩まで戻っていきますが、最後の岩を降りた所で、右手の東尾根に通じる道の様子を見ていきます。
 この東尾根のコースですが、当然正式な登山道ではありません。 しかし、以前からこの山域を歩こうと思っていた時に気になっており、直前に再度調べると2週間前に刈り払いされており歩き易くなっているようです。

 少し進んで様子を見ると、想像以上によく踏まれて道形もハッキリとしています。 同行者に、藪道になるかもと念を押し了解が取れた所で進むことにしました。(下写真) 

切り開きを進む

 山頂から見ても東尾根は大きな岩が行く手を邪魔していましたが、道はうまい具合に付けられており左(北)から岩の下を巻きながら回避していきました。(下写真)

巨石は左から巻いて

 巻道は少しづつ標高を落としていき、途中岩の上からシャクナゲなどの茂る所を下りていく所が核心部で、木の根を足場に5mほど降りて行きました。(下写真)

ここが一番危ない?(降りた所から撮影)

 岩の巻道はここも含めて2箇所あり、何れも明確な道が北斜面を巻いていきました。(下写真)

明確な踏跡

幼木の間を縫って

前方に巨石が

イワカガミが多く

東尾根からの展望(左端に稜線)

 明確な道は続きますが、所々で踏跡が分岐してどちらへ行くか悩まされます。 しかし、新しい橙のテープや古く?からの赤テープや紐などが一目すると見えているので、それらをだどれば迷うことはありませんでした。(下写真)

苔むした岩の間を進む

 中間地点付近の鞍部から、尾根の中心を歩く道となり深い森となります。(下写真)

深い森に

岩が多く

 2213m付近では、林業用なのかワイヤーが岩に結ばれているようでした。(下写真)

古いワイヤー(2213m付近)

テープは多く迷わない

 このピークを過ぎると傾斜が緩み、どこでも歩ける道となります。 薄い踏み跡を辿って、適当に倒木の間を歩いて行くと、稜線分岐から1時間ほどで、小川山稜線の登山道に出合いました。(下写真)

平坦となり稜線合流も近くに

ここで合流

小川山と大日岩の標識

 ここからは地図では破線路となっていますが、まったく問題のない普通?の登山道となりました。(下写真)

普通の登山道(左手)となる

 木の根が多めですが、稜線沿いに降りていきます。 途中、右の岩に道が付いていたので寄ると、瑞牆山や目指す大日岩が見えていました。(下写真)

瑞牆山

飯盛山方面

向かう大日岩(右)と金峰山

 程なく大日岩手前の八丁平に到着しました。(下写真)

八丁平へ下りていく

八丁平付近

白のシャクナゲ(傷んでいる)

 右に、当初予定していたコースの富士見平への分岐を通過して、暫くは苔むした歩きやすい道を進んでいきます。(下写真)

富士見平分岐

苔むした道を進む

 再度分岐に到着しますが、今度は左手の廻り目平に降りる道となっていました。(下写真)

廻り目平分岐

 前方には大日岩へと登る斜面が見えてきました。(下写真)

八丁平を進む

 斜面を登って行き岩を登り、そこから先は稜線上を進んでいきました。(下写真)

岩の脇を歩く

岩を飛び越え

瑞牆山が見える

稜線沿いに歩く

 この辺りの道は、登山地図や国土地理院の地図とは異なり、西側をトラバースするコースとなっていました。 前方に巨石が見えてきますが、ロープで通行止めとなっています。 岩の手前はガレ場となっており、右下に降りて回避します。(下写真)

ガレ場を巻いて

 ガレ場からは西側の展望が開き、飯盛山や鷹見岩が近くに見えていました。(下写真)

鷹見岩方面

巨大な岩が連なる

 ここからもシャクナゲが多く、標高が上がったからか痛みも少なく綺麗に咲いていました。(下写真)

シャクナゲを見ながら歩く

 西斜面の道を進み、大日小屋への分岐を見送ると、第日岩に到着しました。

岩稜は右から巻いて回避

大日小屋分岐

 大日岩は、巨大に岩となっており、展望が広がっていました。(下写真)

先ほど通過した岩場を振り返る(左奥に小川山)

歩いてきた東尾根を見る

 ここで休憩がてら景色を暫く眺めていきました。(下写真)

大日岩から瑞牆山と飯盛山

大日岩を仰ぐ

大日岩から金峰山を望む

 10分ほど休憩した所で、最後の目的地の「金峰山」へ向かうことにします。 まずは大日岩を降りますが、東側に安全な降りる道があり、問題とはなりません。(下写真)

大日岩を降りる(この左へ)

降りる道は問題なし

 下から登山者の声が聞こえていましたが、樹林帯に入ると大日小屋からの分岐と合流しました。(下写真)

大日岩を振り返る

大日小屋分岐

 瑞牆山からここまでは、誰とも合いませんでしたが、ここからは一般道?となるので、沢山の人と出合います。 樹林帯を進む道となり、ここからも木の根の多い登りが続きました。(下写真)

ここからは尾根沿いの樹林帯を進む

木の根の道

 暫くは我慢の上りとなりました。 同行者はこの辺りから遅れだし、次の休憩所として予定している「砂払ノ頭」までは単独で一気に登っていきます。(下写真)

丸山(2317m)付近

 丸山(2317mピーク)を知らぬ間に通り越し、急斜面の登りとなると、岩の多い稜線沿いの道に出てきました。(下写真)

次第に登りとなる

稜線上に出る

 ここからは森林限界となり、高い木が無くなり景色がよくなります。 この辺りから上部が「砂払ノ頭」と呼ばれるところのようで、写真を撮影しながら休む所の目星を付けていきます。(下写真)

砂払ノ頭

砂払ノ頭から瑞牆山方面

南方面の展望(雲が多く)

イワカガミが多く

金峰山近影

金峰山アップ(沢山の人と右に五丈石)

 岩が沢山ありますが、滑落の心配のなさそうな展望の良い所で、石の上に腰掛けて同行者が到着するのを待ちました。 同行者と合流した所で、いつもの様にコンビニ弁当を食べて休憩とします。(下写真)

北方面

 休憩中に、南から雲が湧き出し次第に山頂方面に張り出してきました・・・。 ハイマツ帯に作られた良い道を歩いていきますが、気軽?に来られる山としては素晴らしい展望が広がっています。(下写真)

ハイマツを縫った道を進む

 久しぶりにミネズオウ(コケモモもありました)も見られ、高山帯の雰囲気となっていきます。(下写真)

ミネズオウ

 前方には特徴的な「五丈石」が間近に見えてきました。(下写真)

五丈石が大きく

 その五丈石を回るように進むと、沢山の人で賑わう山頂に到着しました。(下写真)

鳥居と五丈石

山頂には大勢の人…

 三角点と山頂標識は、広場から少し奥へ行った岩の一角にあります。(下写真)

三等三角点

 この岩の上で、周りの景色を眺めていきました。(下写真)

国師ヶ岳方面の稜線

右に甲武信ヶ岳の稜線

 五丈石は、人も多いこともあり写真を撮るだけで済ませます・・・。 景色などを見ながら20分ほど滞在した所で、下山を開始します。 しかし、折角なので北尾根から降りて、予定通り小屋に寄っていくことにします。(下写真)

歩いてきた稜線を見る

 コースが不明瞭ですが、ハイマツや岩の上の踏跡を辿り、下に見える小屋に向かって降りて行きました。(下写真)

下に金峰山小屋が見える

小屋横の岩

 小屋の手前まで来た所で、後で辿る予定の稜線への道との分岐と出合いました。(下写真)

稜線への分岐

 そこから10m程で金峰山小屋に到着しました。(下写真)

金峰山小屋

山頂を見上げる

小屋から大日岩(中央)と瑞牆山(右)を望む

 小屋でトイレに寄る予定でしたが、200円となっているので大日小屋まで我慢することにします・・・。 同行者は今回も山バッチ目当てで、小屋で「瑞牆山」と「金峰山」の物を買って行きました。(少し高めだったようです)

 小屋の前の展望地で休憩としていきます。 おやつのゼリーを食べた所で、先ほどの分岐から稜線方面へ戻って行きました。(下写真)

トラバース道を進む

 数メートルだけ登り返しとなりますが、緩やかな登りとなっているので大したことはありません。 稜線と合流した所で、沢山の登山者に抜かさせて頂き、一気に降りて行きました。
 稜線合流地点から40分ほどで、大日岩手前の分岐に到着すると、左手の大日小屋へと降りて行きました。 ここからの道はここも地図とは違い、大日岩の真下を巻いて、その後は尾根の北側をトラバース気味に降りていきます。(下写真)

大日岩の下を巻いて

一気に標高を落とす

 一処下りていくと傾斜が緩み、前方に黄色のテントが見えてきました。(下写真)

平坦地となりテント場に到着

 ここが大日小屋のテント場となっており、左下に小屋の青い屋根が見えていました。(下写真)

大日小屋に降りる

 小屋に降りて様子を見ますが、無人小屋となっており、トイレも裏にありますが、昔ながらの垂れ流しタイプとなっていました・・・。 小屋の前には、大日岩からの沢が湧き水となり出てきています。(下写真)

水場で暫く休憩

 ここで喉を潤して最後の休憩としていきました。(下写真)

シロバナノヘビイチゴ

 先ほどのテント場まで上り、左の道を富士見平へと向います。(下写真)

富士見平へ向かう

 ここからの道は、往来する人が多いのか道幅も広く、鷹見岩との分岐を通過し、北の飯盛山からの稜線と合流すると、更に広く踏み固められた道となり、自ずとスピードも増していきました。(下写真)

歩きやすい道を進む

鷹見岩分岐

一気に降りて

 尾根から富士見平へと左斜面を下りていくと、沢山の登山者で賑やかな富士見平に到着しました。(下写真)

左斜面を下りていく

富士見平小屋

小屋前にサラサドウダン

 小屋をひと通り見たところで、登山口に向かってスピード上げて降りて行きました。 降りる途中、往路には気が付かなかった水場したの湿地帯にクリンソウが咲いているのを見かけます。(下写真)

クリンソウ群落

 何名かの登山者を抜いて、一気に下りていくと、富士見平から15分ほどで登山口に到着しました。 ここで行きに良く見なかった瑞牆山荘を写真に収め、すぐ近くにある駐車場に戻って行きました。

今回の反省点は、
・特にありません。 以前からの半生を前、今回は日焼け止めと帽子、それにサングラスと対策がバッチリで、まったく焼けませんでした。

 次回ですが、梅雨真っ只中で今のところ日曜日の天気しか期待できませんが、京都か奈良の山に登ろうと計画しています。


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コメント 8

コメントの受付は締め切りました
山子路爺

瑞籬〜小川山金峰山縦走路間のほぼ東西に伸びる尾根上にルートがあるとは……。面白そうです……が爺さんにはハードルが高そうですねぇ。
とても興味深く読ませていただきました。ありがとう御座いました。

by 山子路爺 (2015-06-18 08:14) 

nousagi

やはり、2日分ですね。(^^;)
お花の名前、見~つけた。
ミネズオウでしたか。
八ヶ岳で見たのですがわかりませんでした。
by nousagi (2015-06-18 08:35) 

mimimomo

おはようございます^^
瑞牆山も金峰山も随分以前に登って、まだデジタルカメラが普及していない時代、写真があまりないので記憶もあいまい。
頂上の風景は富士山しか覚えていないですが、いろいろ綺麗に見えますね~こんな風景だったんだと、今更ながら感心しています。
金峰山にいたっては何にも覚えていないですね~多分わたくしは楽な道を往復したのでしょう^^
五丈石に人の姿が(@@ やはり登る人はいるのですね。

by mimimomo (2015-06-18 08:49) 

OJJ

瑞牆山と金峰山周回ですか・・唖然茫然) 大阪からでは一泊二日と言うか夜発の二泊二日コースとなっています・・。しかもとんでもない枚数の写真を撮って・・東尾根や五丈岩の景色は無敵ですね!
by OJJ (2015-06-18 15:03) 

joyclimb

大日岩から見る金峰山、雄大な風景ですね!
金峰山の山頂、驚くほど人が多いですね
by joyclimb (2015-06-20 09:08) 

ひろたん

この山は1回行ったことがありますが
この富士見平にテント泊でした^^;
凄いですね。
写真におさめて、歩きながら撮り、お花もばっちりですね。
こんなことできませんから尊敬です。
やはり健脚にはついていけません^^;

それに荒島岳ですが・・・
ひろたんは1座でもういいですよ。
お天気がもうひとつで待つこともできなくて・・
このコースはお花がたくさん咲いていたのですね。
ひろたんのコースは梯子だけがみえて
そうそう花が目に入らなかったのかもしれません。
こんどからキョロキョロしようかな
余裕がないというか。
いろんな登りがありますよね。
参考にさせて頂きます。勉強になりました。
またみせてくださいね。

by ひろたん (2015-06-20 09:29) 

おど

山子路爺さん、コメントありがとうございます。
 瑞牆山の東尾根ルートですが、正式な登山道とする計画もあるようなので、その内に地図にも乗るかも知れませんね。

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 今回のコースは、健脚な方であれば日帰り十分可能です。 ミネズオウ、高山地帯にしか無いので久しぶりに見かけました。

mimimomoさん、コメントありがとうございます。
 金峰山への稜線はいい雰囲気ですね。 富士山は残念ながら金峰山付近からは見られませんでした・・・。 五丈石、登りたかったのですが気が小さいので大衆の目が気になって・・・。

OJJさん、コメントありがとうございます。
 流石に大阪からだと遠いですねぇ。 コースそのものは、早い人ならもっと短時間で巡れるのですが、自宅から登山口までに行って帰ってくるまでの方が長くなるかも・・・。

joyclimbさん、コメントありがとうございます。
 金峰山、近くの峠から標高差の少ないコースがあるので、そこからの方が多いですね。 多分、この日だけでも数百人の方が登っていたと思います・・・。

ひろたんさん、コメントありがとうございます。
 富士見平にテントで両山にピストンが一般的なのようですね。 自分もテントで縦走は夢ですが、重いのと慣れないので躊躇してしまいます。
by おど (2015-06-21 15:22) 

テリー

いつもながら、すごいですね。
瑞牆山と金峰山を1日で、歩いちゃうとは、うらやましい限りですね。
すばらしい眺望で、よかったですね。
by テリー (2015-06-25 21:52) 

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