[登山] 白山北方稜線 大笠山から大門山日帰り縦走 [登山]
今回は、梅雨の合間の久しぶりの晴れ間を利用して、以前から行きたいと思っていた「大笠山」から「大門山」までの稜線を縦走してきました。 終日良い天気の夏空となり、稜線からは白山を始めとし北アルプスや日本海など、絶景を眺めながら歩くことが出来ました。
日付 | 2015年07月11日(土) | ||
天気 | 晴れ(風なく暑く) | ||
山域 | 白山山地 | ||
場所 | 富山県南砺市桂 | ||
距離 | 15.4Km | ||
累積標高 | +2140 -1713m | ||
時間 | 09時間10分 | ||
人数 | 1名 | ||
撮影枚数 | 1159枚 (FUJIFILM FinePix XP200) 0153枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0204枚 (Panasonic DMC-GM1) | ||
登山難度 (A:安易~E:高度) | B(滑落注意、標高差大) | ||
展望 (A:良い~E:なし) | A(天ノ又以降は遮るものなし) | ||
見どころ | 桂湖、高山植物、ブナ林 | ||
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績) | |||
05:05 | 593m | 0.0Km | 桂橋 出発 |
07:05 (02:00) | 1554m | 3.1Km | 天ノ又 |
07:50 (00:45) | 1602m | 4.7Km | 旧避難小屋跡 |
08:30 (00:40) | 1821.8m | 5.6Km | 大笠山 休憩 |
08:45 (00:15) | 1821.8m | 5.6Km | 大笠山 出発 |
10:25 (01:40) | 1644.3m | 8.7Km | 奈良岳 昼食休憩 |
10:55 (00:30) | 1644.3m | 8.7Km | 奈良岳 出発 |
11:30 (00:35) | 1621m | 9.5Km | 見越山 |
12:45 (01:15) | 1501m | 11.7Km | 赤摩木古山 休憩 |
13:00 (00:15) | 1501m | 11.8Km | 赤摩木古山 出発 |
13:15 (00:15) | 1496m | 12.7Km | 大門山分岐 |
13:25 (00:10) | 1571.6m | 13.0Km | 大門山 |
14:15 (00:50) | 976m | 15.4Km | ブナオ峠 |
ルートラボ
今週末は台風9号の通過に伴い、西日本以北では久しぶりに天気が期待できそうです。 そこで夏山に予定してあるストックから3パターンほど計画します。
2つは同じ登山口となる「毛勝山(夏道)」と「僧ヶ岳・駒ヶ岳」としました。 もう一つが白山北部の笈ヶ岳(おいずるがたけ)の近くの「大門山」から「大笠山(おおがさやま)」の縦走です。
天気はどちらも問題無さそうですが、遠いので取り敢えずいつもの様に前日に高山市まで移動して前泊としていきます。 東海北陸道は五箇山と福光間が工事通行止めとなっていますが、清見インターで降りるので問題とはなりません。
直前まで行き先が決まっていませんが、同乗者が久しぶりに行っても良いと言うので、この機会に周回が難しい「大笠山」から「大門山」へと行き先を決めました。
清見インターから登山口までは1時間ほどなので、4時過ぎに出発することにします。 高速へ乗り、世界遺産にも登録されている五箇山(ごかやま)へと向かいますが、なんと前日夜からの五箇山・福光間はまだ通行止めとなっています。 良く調べて行かなかったのが問題ですが、6時までは不通となっているので、結果的に山域を近くにして正解でした…。(毛勝山方面にしたら、+30分以上は掛かっていたでしょう)
五箇山インターで通行止めのゲートを見ながら降りて行くと、国道156号を少し南下した桂湖(かつらこ)へ向かう林道へ入って行きました。 長いトンネル(打越トンネル)を抜けると、前方にダムが見えてきました。 そこからは湖畔の道を奥へと向かいます。 するとビジターセンターや軽食屋?が立ち並び、その先にオートキャンプ場を下に見て行きました。
そしてダム湖の最奥には左に大きな橋が掛かっており、その入口付近に車が一台止まっていました。(下写真)
橋は桂橋と書かれており、奥の道には「大笠山登山口」の標識が立っています。(下写真)
ここが出発点となります。 出発の準備をして行きますが、同乗者が携帯電話を忘れているので連絡手段はありません・・・。 今回のコースは距離は短めですが、岩場などもあるので9~10時間程度と見て午後3時に下山口となるブナオ峠に迎えに来てもらうことにしました。
登山口にもう一台車が到着して、それを見て先に来ていた登山者(単独)の方が出発されます。 登山口から草の生えた道をダム湖を下に見ながら奥へ向かうと、前方に立派な吊り橋が見えてきました。(下写真)
この橋は、大笠山の北の大畠谷からの沢を渡る「大畠谷橋」と呼ばれています。 吊り橋を渡ると、いきなりこのコースの核心部となります。(下写真)
まずは鉄製のハシゴを2つほど登っていきます。 そこから先は鎖場やハシゴが連続しますが、よく整備されておりそれほど危険ではありません。(下写真)
急斜面の傍らにお地蔵様が祀ってあり、これからの旅の安全を祈願していきます。(下写真)
ハシゴばや急斜面の鎖場は、ゆっくりしていても危険が増すだけなので一気に登って行きました。(下写真)
岩場の階段状の道となり、小石を落とさないよう気をつけながら登って行くと初めのピークに到着しました。 ここからは前方に「天ノ又」が見えていました。(下写真)
危険箇所は(それほどでもありませんが)ここまででした。 細い稜線沿いの道となり、右側が切れ込んでいるので気は抜けませんが、一息つけます。(下写真)
暫くは岩峰だからか灌木を抜ける道で長めを見ながら歩いていきます。(下写真)
一度下りとなり、再度登り始めると樹林帯となってきて暫くは展望がなくなります。(下写真)
前方に向かう稜線に聳えるピークが見えてきます。 後方を望みますが、まだ標高が低く対岸の山と快晴の青空しか見えませんでした。(下写真)
前方に大きな岩が見えてきました。 その脇を迂回して進んでいきますが、岩の下に「鏡岩」と書かれた標識が置いてありました。 今は苔むして表面が汚れていますが、昔は太陽の光を反射して遠くから輝いて見えたのかも知れません。(下写真)
岩を迂回した所で、そのまま右(北)斜面を登る道となりました。(下写真)
この辺りから湿った樹林帯となり、林床にツルアリドオシの花が見られました。(下写真)
時々、右手の展望が樹林越しに見られ、向かう予定の「見越山(みこしやま)」などが見えていました。(下写真)
標高が上がるとブナが多くなり、登りは続きますが気持ちのよい歩きとなります。(下写真)
道はよく整備されており、下草や邪魔な笹なども刈られていました。 また、急斜面には木製の階段などもあり、歩きやすくしてあります。(下写真)
大きな虚(うろ)のある木を見た所から急登が始まりました。(下写真)
一定のペースで登っていきますが、この日の体調は今ひとつです・・・。 次第に気温も上がっており、汗が噴き出してきました。 ひと通りのボルト傾斜が緩み、尾根心を歩く道となりました。(下写真)
途中、右後方の展望が開けたところからは、先ほどよりも標高が高くなったため、遠くの山々も見えてきました。(下写真)
雰囲気の良い林となりますが、この日は陽射しが強すぎです・・・。(下写真)
そして1336m付近の平坦地に到着します。 ここから暫くは台地状の道を歩くので少しは楽できます。(下写真)
これまでは主に北斜面を辿っていたのですが、ここで南斜面に出ます。 すると、これまで見えていなかった白山方面の景色が見えてきました。(下写真)
残雪期にしか登るのが困難な「笈ヶ岳」が見えています。 今回、このコースを巡るのもその下見?の意味もあるので、様子をよく見ていきます。 前方には、これから登る「天ノ又」のピークが見えてきました。(下写真)
ここで道標を見かけます。 まだ、距離的には半分も来ていませんが傾斜は緩んでいるので、ここから少しは早くなるでしょうか?(下写真)
傾斜が緩むと湿地帯となり池塘なのか、水たまりが見られだしました。(下写真)
足場が湿って緩くなるためか木道が整備されていて、その上を歩いて行きました。(下写真)
ここに来て陽当りの良い所で、ササユリが見られだしました。(下写真)
またマイズルソウやユキザサなども見られ、目を楽しませてくれます。(下写真)
右手にピークが見えて、その左を巻くように通っていきます。 その通りすがら、右手に分岐が見えてきて、そちらへと登って行きました。(下写真)
直ぐ上に出ると、そこが1522mの三等三角点(前笈ヶ岳)でした。 ベンチが(壊れていましたが)設置され、立派な石(御影石)で作られた標識が転がって?いました。(下写真)
ピークからは360度の展望が開けており、笈ヶ岳や大笠山を始め、北アルプスの山なども見えていました。(下写真)
右から猿ヶ馬場山、籾糠山、ソウレ山、水無山、三ヶ辻山など(奥に北アルプス)
ここから先は灌木が多くなり、景色を見ながら歩いて行けます。(下写真)
登山道にはもうありませんが、最近まで残雪が残っていたのか、イワカガミやショウジョウバカマなど春の花が見られます。(下写真)
天ノ又と呼ばれるピークに到着すると、笈ヶ岳や大笠山が良く見えていました。 ここから一旦、天ノ又の名前の由来になったと思われる深い谷の鞍部へと標高を落として行きます。(下写真)
鞍部からは向かう予定の山々が見えています。 また、その稜線の奥には青く日本海も見えていました。(下写真)
ここからまた登りとなり1552mピークへと登って行きました。(下写真)
1552mピークへ登ると、ここも遮る物のない展望台となっていました。(下写真)
ピークからは笈ヶ岳と仙人窟岳の間から、白山がよく見えていました。(下写真)
高低差の少ない道を歩いて行くと、前方に大笠山が大きく見えてきました。(下写真)
右手に見えた尾根へと向かい、湿った道(水たまり手前で左に迂回路)を進んでいきます。(下写真)
尾根沿いの道に戻り、景色を眺めながら気持よく歩いていきます。(下写真)
右下の大畠谷(おおはただに)から続く、残雪の残る沢の上部をトラバースする道となります。 ここは右斜面が急な草で滑りやすい道なので、慎重に通過していきました。(下写真)
ここを通過すると再度登りとなりました。 南斜面となり、日当たりが良いので色々な花が見られました。(下写真)
前方に台地状のピークが見えてきました。 ここを登って行くと、ポンと草地の広場に到着します。(下写真)
道標などは見当たりませんが、ここが避難小屋のあった跡で間違い無さそうです。 土台の石なのか、その上に丸太が平らに置かれ、その下に非常用の飲料水?のペットボトルが置かれていました。(下写真)
ここまで順調に来ていますが、遮るものが少なくなり陽射しが強く暑くなってきました。(下写真)
先ほどの小屋跡に、導水管のパイプが引かれていましたが、水は流れていません。 その導水管の先と思われる雪の残る沢が右下に見えており、水音が聞こえてきます。(下写真)
急登となりロープがあります。 木の根などを掴みながら登って行くと、灌木や笹に覆われた山頂部が見えてきました。(下写真)
木の階段となると山頂は間近です。(下写真)
高い木が無くなり、笹の上から後方の展望が見渡せます。(下写真)
そして出発から3時間20分ほどで、山頂手前の分岐に到着しました。(下写真)
ここで道は山頂方面と奈良岳方面へと分岐していますが、展望を眺めた所で山頂(左)へと向かいます。(下写真)
再度林に入るとすぐに避難小屋が見えてきました。(下写真)
3年前に建てられたばかりで、まだペンキの匂いもして綺麗な小屋でした。(下写真)
トンボが多く展望の良い稜線沿いを歩いて行くと、前方に山頂と思われるピークが見えてきました。(下写真)
そして分岐から5分と掛からず、大笠山の分岐に到着しました。(下写真)
山頂は展望版や石の標識、そして大きな机とベンチが設置されていました。 周囲360度とは行きませんが、天気もよく絶景を見ていきます。(下写真)
右から白山・笈ヶ岳・奥三方岳・仙人窟岳・三方崩山・瓢箪山・野谷荘司山など
景色を眺めてそろそろ出発しようとした所、単独の登山者が登られてきました。 みるからに屈強な身体つきをしており、出発時には見ていないので、相当な健脚者のようです。 挨拶を交わして、入れ替わるように出発しました。
先ほどの分岐まで戻り、ナナカマドの脇を通って北の奈良岳へと向かいます。(下写真)
少し進むと日当たりの良い東斜面にゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が数輪咲いています。 青い空にニッコウキスゲの黄色が映えて、これぞ夏空といった感じでした。(下写真)
この後もいたるところに咲いていましたが、久しぶりに沢山見た気がします。(下写真)
笹で覆われた下り道となりますが、よく踏まれており木の階段なども整備されているので危険はありません。(下写真)
ここからの道も基本稜線沿いに続きますが、右斜面が急峻ということもあり、所々で崩壊が進んでいました。 滑落するとただでは済みそうもないので、草に隠れた足元に注意しながら稜線寄りに歩いて行きました。(下写真)
稜線沿いはとても1700m前後の山とは思えない展望のよい道が続きます。 しかし、遮るものが無くカンカン照りで照りつけているので、この辺りから体温が上昇し始めています。 日焼け止めを手と顔に付けて、サングラスも掛けていきますが、昼にかけてまだ気温は上がりそうです・・・。
鞍部まで降りてきた所で、何度か上下を繰り返しながら標高を戻していきました。(下写真)
途中木道があり、右手を見ると池塘がありました。 その周りがピンクに見えるので、ショウジョウバカマかイワカガミかと思いますが、よくよく見るとハクサンコザクラが群生しています・・・。(下写真)
こんな所で見られるとは思っていなかったので、足の踏み場に気をつけながら近くへ寄ってみていきました。 登山道に戻り奈良岳へと向います。(下写真)
前方に1591mピークが聳えていますが、その東に尾根が派生しています。 その尾根が右下に見えてきますが、至るところで斜面が崩落しており、尾根に向かうには厳しそうです。(下写真)
その1591mピークの岩場を右からトラバースしてを通過すると、近くに奈良岳が見えてきました。(下写真)
ここで尾根沿いの道から左斜面へと降りて行きました。 左手にも踏み跡がありますが、先には抉れた道が見えるのでそちらへと向います。(下写真)
しかし倒木が邪魔しており、その先は笹薮となっておいて、こちらでないのは明白です。 先ほどの分岐に戻ると、落ちた赤テープもあり、間違いなさそうなのでそちらを歩いて行きました。(下写真)
左手の展望を確認すると、時間があったらと思っていた奥三方山が近くに見えていました。(下写真)
再度尾根沿いの道となり、暫く進むと唐突に雪渓に出てきました。(下写真)
ここまで雪は所々で見ていますが、登山道に残っていることはありませんでした。 標高1600mにも満たないここに、まだこれだけの雪が残っているのは驚きです。 雪渓には、スノーシューの跡が残っていますが、一ヶ月以上前のものでしょう。 その足あとを辿り、山頂方面に向かいますが、地図の登山道とは異なります。(下写真)
登山道はどころだろうと探しながら進むと、笹に埋もれた木の階段が見えておりここから登って行きました。(下写真)
笹原を登っていきますが、木の階段が続きそれなりに刈られている(いた?)ので問題とはなりません。(下写真)
陽射しでムッとする笹の急登を我慢して登って行くと、次第に傾斜が緩んで来ました。(下写真)
切り開かれた道を進んでいくと、左手に山頂の広場が見えてきました。(下写真)
ここも他の山頂同様、石の標識と三等三角点が施設されています。(下写真)
山頂からの展望は周りの灌木であまりよくありませんが、歩いてきた大笠山や白山方面の展望はよく見えました。(下写真)
随分前からシャリバテの症状が出ており、あまりの暑さで食欲もありませんが、ここで昼食としていきます。 と言っても、木陰はないので石標の上に座り込み、折り畳み傘を差して食べて行きました。
しかしこれが結果的には失敗だったようです、1ヶ月ほど前からGPSに記録できる無線式の温度計を購入し、ザックの中に設置してありますが、帰宅後この時の気温を確認すると、山頂到着時点ですら36度となっていますが、休憩後はなんと39度まで上がっていました・・・。 大笠山に到着した時も34度となっていて、この日が異常高温だったことが伺えます。(出発時点は16度でした)
休憩後は、見越山(みこしやま)へ向かって、標高を落としていきます。(下写真)
ここからの道は、ガイドブックにも載っているので少しは刈払されているかと思いましたが、今まで同様草が伸びた急斜面の階段を降りて行きました。(下写真)
右から高三郎山・成ヶ峰・三輪山・中三方岳・口三方岳など(奥は海)
ここから「見越山」までは、途中に余計なぴくも無く、気が付くと鞍部を通り過ぎ登りとなりました。(下写真)
これまでも木曽御嶽山方面は見えていますが、太陽が高くなり遠くの山も識別しやくなってきました。(下写真)
しかしここまでの風のない炎天下で体温が高くなり、熱中症一歩手前となっています・・・。 15時にブナオ峠は十分間に合うので、ここからはペースを落として、谷間からの風が心地よい木陰で休憩していきました。(下写真)
体温が下がり心拍も落ち着いた所で、山頂に向かって登っていきます。 上部で砂利道の急斜面となり、スリップしないよう気をつけながらゆっくり登っていきます。(下写真)
直ぐ上に山頂と思われるピークが見えてきました。(下写真)
そして赤土の特徴的な山頂に到着しました。 山頂部は双耳峰となっていますが、そちら(1621mピーク)へ向かう道は見当たりません。 山頂は、石の標識と壊れたベンチが置かれていて、高い木も無く展望が望めます。(下写真)
ここからも急斜面の木の階段を下りて行きます。 途中、足元に青いものが見えたのでよくよく見ると、リンドウがヒッソリと咲いていました。(下写真)
ここからも幾つかのピークを越えていきますが、先ほどよりは歩く人が多いのか踏み跡がはっきりとしていきます。(下写真)
前方に赤摩木古山(あかまっこやま)が見えてきます。(下写真)
1407mピークを通り越した所で、上空に待望?の雲が掛かって一気に涼しくなってきました。(この時の気温は30度ほどでした) そして赤摩木古山への登りとなると、ブナ林が多く見られ木陰が続き助かります。(下写真)
ここもペースを上げず、風通りの良い所で休憩を入れながら登って行きました。 ひとしきり登ると傾斜が緩み、山頂まで緩やかな登りが続きました。(下写真)
前方から人の話し声が聞こえてくるような気がします。 気のせいでは無く、声が次第に大きくなってくると、唐突に広い山頂に到着しました。(下写真)
男女ペアの登山者と単独と思われる男性が休憩していました。 山頂からは東斜面が切れ込んで、展望が広がっています。 しかし、ここも日差しを遮るものはありません・・・。(下写真)
午後に入って雲が湧き上がって来ていました。 ベンチに座って、デザートの果物ゼリーを食べて行きました。(下写真)
短めの休憩後は、大門山へと向います。(下写真)
稜線沿いに歩いて行くと程なくベンチのある分岐に到着しました。(下写真)
ブナオ峠への到着予定までには余裕があるので、予定通り「大門山」へ向いました。(下写真)
踏み跡が若干薄くなりますが、ここまで来れば問題ありません。 次第に標高を上げていくと、笹が刈られた山頂に到着しました。(下写真)
灌木が邪魔していますが、奈良岳方面が望めました。 周囲はガスに覆われてきており、陽射しが陰ってきています。(下写真)
長居は無用なので分岐まで戻ります。(下写真)
分岐からはブナオ峠へと一気に下って行きました。 日が陰り風も出てきて標高は落ちていますが、逆に気温は低くなっていました。(30度以下でした)(下写真)
峠の名前の通り、立派なブナ林が続く道を降りていきます。 この日は水(スポーツドリンク)を2リットルと、お茶を500ml持って行きましたが、ここで全部飲み干してしまいました。 幸い、気温も下がってきて喉の渇きもそれほどありませんが、予備で500ml持って来るべきでした。(下写真)
時間が余っているのと、膝に優しくユックリ降りていったため、思ったより時間が掛かりましたが、分岐から40分ほどでブナオ峠に到着しました。(下写真)
結局到着は14時15分頃で、予定時刻には45分あります・・・。 迎えの車はまだなので、木陰の地面に座り込み、うつらうつらとしていきました。(結局、15時丁度に迎えが来ました)
今回の反省点は、
・熱射対策が不十分だったことでしょうか。 帽子とサングラス、日焼け止めと持って行き使用しましたが、相変わらず陽射しには弱いようです・・・。(太陽光が帽子を貫いて、頭が暑かったです) 翌日に冷えピタと冷却材を購入したので、夏の間は持って行くことにします。
次回ですが、台風一過で日曜日は晴れそうなので、災害状況や道路状況に応じて、南アルプスか中央アルプス方面に向かう予定です。(今後は2000m以上の山に登ります 苦笑)
後ほどまた伺います
by mimimomo (2015-07-17 06:45)
こんばんは^^
朝から午後、ソネブロが重くやってらんない、って気分でパソコンからしばらく離れました。
良いお天気で見晴らしが良いのが何よりでしたね。
しかしかなりの急登を繰り返して、でもおどさんなら問題ないですね^^
by mimimomo (2015-07-17 19:11)
いつもながら健脚ですよね^^
それにしても凄いです。
もうこのロートなら暑さと距離にばててしまいそうです。
>
冷えピタと冷却材を購入したので、夏の間は持って行くことにします。
これは良いですね。
ひろたんもそうしようと思いました。
あつさが半端ではないですよね。
けどおど様は平気なような体をもっていそうです。^^
by ひろたん (2015-07-18 08:12)
7月11日はとても天気が良く、暑かったですね。
ニッコウキスゲと緑の山並みの夏の風景、とてもきれいですね^^
by joyclimb (2015-07-18 08:51)
皆さん、NICE!とコメントありがとうございました。 返信するのを忘れてました・・・。
mimimomoさん、
景色が良かったので、急登も大変ではありませんでした。 それより暑かったほうが問題ですねぇ。
ひろたんさん、
2500m以上の山は兎も角、この時期の低い山はキツイですねぇ。 暑さは兎も角、日焼けには最弱です・・・。
joyclimbさん、
白山の近くということもあって、多くの花と景色が綺麗でした。
by おど (2015-07-23 20:07)