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[登山] 愛知県 碁盤石山2、丸山、茶臼山・萩太郎山、白鳥山、古戸白山・大峠 [登山]

 今回も、前回に引き続き愛知県の山に登ってきました。 前回忘れ物をしたため、まず碁盤石山に登り、その後はほぼ予定通り、「丸山」、「茶臼山・萩太郎山」、「白鳥山」、「古戸白山・大峠」と登りました。
 冬型の天候で雲が多く、時折雪混じりの天気となりましたが、要所要所で南アルプスなど遠くの山も見られ、それなりに楽しむことが出来ました。

白鳥山の富士見岩からパノラマ(南アルプス深南部方面)

愛知県
碁盤石山2
丸山
茶臼山・萩太郎山
白鳥山
古戸白山・大峠縦走

日付2015年12月26日(土)
天気曇り時々雪
山域奥三河
場所1: 愛知県北設楽郡設楽町西納庫
2: 愛知県北設楽郡設楽町津具
3: 愛知県北設楽郡豊根村坂宇場
4: 愛知県北設楽郡設楽町津具
5: 愛知県北設楽郡東栄町大字振草
距離1: 03.1Km
2: 04.2Km (内林道3.4Km)
3: 06.1Km
4: 02.3Km
5: 06.8Km
累積標高1: +0313 -0313m
2: +0300 -0300m
3: +0431 -0431m
4: +0262 -0262m
5: +0683 -0683m
時間1: 00時間50分
2: 01時間05分
3: 01時間50分
4: 01時間25分
5: 02時間10分
人数1名
撮影枚数0768枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0139枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B(丸山と古戸白山・大峠は展望なし)
見どころ1: 富士見岩
2: なし
3: 愛知県最高峰
4: 白鳥神社、色々な岩
5: 白山神社
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
1: 碁盤石山
06:541077m0.0Km西納庫登山口 出発
07:02 (00:08)1077m0.5Km木戸洞峠
07:10 (00:08)1189.8m0.9Km碁盤石山
07:19 (00:09)1160m1.6Km富士見岩
07:31 (00:12)1189.8m2.3Km碁盤石山
07:36 (00:05)1077m2.6Km木戸洞峠
07:44 (00:08)1077m3.1Km西納庫登山口 到着
2: 丸山
08:00855m0.0Km道の駅つぐ高原 出発
08:20 (00:20)1008m1.8Km丸山登山口
08:35 (00:15)1161.2m2.2Km丸山
08:50 (00:15)998m2.7Km林道出合
09:05 (00:15)855m4.2Km道の駅つぐ高原 到着
3: 茶臼山・萩太郎山
09:251217m0.0Km第1駐車場 出発
09:55 (00:30)1415.8m1.2Km茶臼山 (5分休憩)
10:15 (00:20)1245m2.2Km第4駐車場
10:20 (00:05)1247m2.4Km萩太郎山車ゲート
10:35 (00:15)1247m3.3Km萩太郎山車ゲート戻り
10:45 (00:10)1358.6m4.0Km萩太郎山 (迷走15分)
11:10 (00:25)1245m5.7Km第4駐車場
11:15 (00:05)1217m6.1Km第1駐車場 到着
4:白鳥山
11:55719m0.0Km白鳥神社 出発
12:15 (00:20)871m0.7Km里見平
12:25 (00:10)955m1.0Km水晶岩
12:35 (00:10)968m1.2Km白鳥山 (10分滞在)
12:55 (00:20)956m1.4Km富士見岩 (5分滞在)
13:05 (00:10)926m1.6Km仏岩
13:20 (00:15)719m2.3Km白鳥神社 到着
5:古戸白山・大峠
13:40430m0.0Km古戸白山駐車地 出発
13:50 (00:10)483m0.6Km白山道入口(登り口)
14:07 (00:17)703m1.2Km白山神社
14:12 (00:05)738m1.5Km古戸白山
14:30 (00:18)863m2.4Km863mピーク
14:50 (00:20)954.1m3.4Km大峠 (5分滞在)
15:30 (00:40)703m5.3Km白山神社
15:50 (00:20)430m6.8Km古戸白山駐車地 到着

ルートラボ【碁盤石山】

ルートラボ【丸山】

ルートラボ【茶臼山・萩太郎山】

ルートラボ【白鳥山】

ルートラボ【古戸白山・大峠】

実績コース【碁盤石山】(緑色は予定、赤色が実績)
20151226A_map.jpg

実績コース【丸山】(緑色は予定、赤色が実績)
20151226B_map.jpg

実績コース【茶臼山・萩太郎山】(緑色は予定、赤色が実績)
20151226C_map.jpg

実績コース【白鳥山】(緑色は予定、赤色が実績)
20151226D_map.jpg

実績コース【古戸白山・大峠】(緑色は予定、赤色が実績)
20151226E_map.jpg

 記事にはあえてかきませんでしたが、前回最後に登った碁盤石山の富士見岩で休憩した時、サーモスの(山用)水筒を忘れてきました。 それほど高いものでもありませんが、気になっていたのと周辺には沢山の未踏の山があるので、これを機会に登り溜めることにしました。

【碁盤石山】

 碁盤石山は、前回登った南ではなく反対側の茶臼山高原道路から向かうことにします。 先週と同じ道ですが、日の出頃には着きたいので少し早く出発 しました。 師走のせいか、先週より交通量は少ない感じで、順調に走っていけました。 6時半頃には、稲武(いなぶ)に到着しカーナビに従って最短のルートで面の木 ICへと向かいました。

 ほぼ予定通り、6時45分頃に面の木から高原道路に入り、少し南下したトンネルの先の左にある駐車地に停めていきます。(下写真)

茶臼山高原道路脇の駐車地

 早速準備をしますが、余分な荷物はいらないので車に置き、身軽にして富士見岩へと向かいました。(下写真)

碁盤石山登山口

 駐車地の奥から3mほど登ると尾根沿いとなり、右に折れて歩いて行きました。 笹が刈られた道となり、明るくなり始めた登山道を進みます。(下写真)

笹の道を進む

 この日は余りこの当たりの天気は期待できませんが、早朝は雲も薄く朝日が昇って周りを赤く染めていました。(下写真)

朝日

朝焼けの井山

 前回の心残りとして、富士山がしっかりと見られなかったこともありますが、今回は位置関係も把握していたので、左に展望が除くところから南アルプスと富士山を見ていきます。 上空にガスが出始めていましたが、幸いその下に富士山をハッキリと望むことが出来ました。(下写真)

南アルプス深南部の展望

何とか富士山は見られた(中央奥)

 一度鞍部へと降りて行くと「木戸洞峠(きどぼらとうげ)」に到着しました。(下写真)

木戸洞峠

 左右に下の車道へと続く古くからの道が分岐していますが、ここもそのまま尾根を登り返して山頂へと向います。(下写真)

山頂への登り

 傾斜はそれほどでもなく、距離も短いのでひと登りで一週間振りの碁盤石山の山頂に到着します。(下写真)

一週間ぶりの山頂

 既にガスで展望は無いので、早々に通過して富士見岩へと向います。 ピークを通り少し下ると。左手に富士見岩が見えてきました。(下写真)

富士見岩に到着(ベンチ左に落ちていた)

 ここで忘れたであろう水筒を諦め半分で探していきます。 パッと見は見当たりませんが、よくよくベンチの下の草むらを見ると、霜で白くなった状態で落ちていました。 前回、ザックの上においた状態で、ザックを持ち上げた時に草むらに落ちて、その後(運良く?)一週間もの間、誰にも気がつかれなかったようです。

 忘れないよう、水筒の霜を拭いてザックに入れると、すっかり展望が無くなった富士見岩を後に戻って行きます。(下写真)

ガスで展望はほぼ無し

 落し物も無事見つかり、この日の目的は達成したと「ルンルン気分(死語?)」で下山していきました。(下写真)

帰路はガスの中

 そして、登り始めから50分で、準備体操代わり?の登山の終わりです。

【丸山】

 駐車地に戻り次に予定している近くの「井山」に登るか思案します。 井山へは、ほとんど車道を辿るだけの道で展望だけが売りですが、それもガスで見えないだろうとまたの機会とし、次の候補となる「丸山」に向かうことにしました。

 先ほどの道を戻り、高原道路を「折本IC」へと向いました。 この時間、まだ気温は氷点下ですが、雪どころか雨すらまともに降っていないので、車道は乾燥しておりノーマルタイヤで来ていますが、問題とはなりません。 しかし、所々に湧き水で路面が凍っており、少しタイヤをとられ油断は禁物です。

 ICで降りて、県道10号線(伊那街道)を北上します。 程なく左に「道の駅 つぐ高原」 の看板が見えて来ると、左折して橋を渡った先の駐車場に入っていきます。(下写真)

道の駅 つぐ高原グリーンパーク

 まだ開業前で閑散としていますが、トイレは開いているのでここで用を足してから靴だけ履き直し、余分なものは置いて出発しました。 北道を戻る形で東の林道へ向かいますが、行きは車道ではなく川の右側の遊歩道を歩いて行きました。(下写真)

右の緑の橋を渡る

川沿いの遊歩道を奥へ

 100mほど歩くと左に橋があるのでそこを渡り、少し戻った右手の林道へと入って行きました。(下写真)

丸山川を渡る

右の林道丸山線へ入る

 消えかけた字で、林道へ林業以外の車両は入るなと書かれていますが、ゲートなどはありません。 舗装された良い道が奥まで続いており、そこを黙々と歩いて行きました。(下写真)

舗装路が続く

 丸山へは近くまで林道が通っており、地図からも林道歩きの方が登山口から山頂までより遥かに距離があることはわかっています。 暫く歩くと、左にカーブして、そこからは標高を上げていきました。(下写真)

ひたすら林道を進む

 良い道はまだ続きそうですが、右にカーブした先に登山口と思われる枝にペットボトルを突き刺した目印がありました。(下写真)

左に登山口

これが目印

 地図を見てもこの辺りで間違いないので、ここかを入っていきます。 明確な道が植林帯の中を奥へと向かっています。(下写真)

序盤は植林帯

大きな枯れ木

 次第に傾斜が増して、右に曲がりながら登っていきます。 二次林風の林となると、つづら折れに標高を上げていきました。(下写真)

ここから二次林の登りに

急登の登り

 暫く我慢の登りとなりますが、まだ体力は有り余っているのでそれほど苦にはなりませんでした。 上部に来ると笹が見られだし、それに伴って傾斜も緩んできました。(下写真)

笹が多くなり傾斜が緩やかに

 笹の間の踏み跡を辿り山頂の一角にたどり着きますが、山頂はまだ奥の様です。(下写真)

山頂は奥

 大きな木が無くなると、カヤトで囲まれた山頂に到着しました。(下写真)

カヤトに囲まれた山頂

 三等三角点のある山頂ですが、木々に囲まれ展望はありませんし、まだ雲が多く周りの展望は何れにしろなさそうです・・・。 山頂を軽く撮影した所で、下山を開始します。 とは言え、登りの道は傾斜がキツく余り利用したくありませんし、ここまで楽しみも少なめです。 そこで最短距離となる用、西側から降りることにしました。 暫く北方面に進み、そこから西の尾根の様子を確認すると、笹なども無く枝も邪魔なほどはありません。(下写真)

雑木林を抜ける

 そのまま緩やかな尾根を選びながら方角を確認しながら下りていくと、下に植林帯が見えてきました。(下写真)

多少枝が五月蝿いが下りていく

植林が出始めると林道は近い

 その植林に向かって下りて行き、左手から笹が茂ってきたので若干右手に修正しながら、鞍部沿いに下りていくと呆気無く林道に出合いました。(下写真)

植林との境を林道へ

ここに出る

 ここからはまた暫くの間は林道歩きとなり、駐車場に戻った頃には空に青空が見え出していました。(下写真)

青空が覗き始める

【茶臼山・萩太郎山】

 次の目的地は(子供連れのハイキングの山なので)当分登らないだろうと思っていた、愛知県の最高峰となる「茶臼山(ちゃうすやま)」と、隣接する「萩太郎山(はぎたろうやま)」にこれを樹会に登ることにしました。
 先ほどの高原道路へと再度戻り、更に東へと向います。 右手に青空も望む奥三河を見ながら展望の良い道を走って行きました。 左前方に萩太郎山が見えてきて、その山を廻り込みながら走ると、前方に大きな建物が見えてきました。

 スキー場の標識にしたがって何度か曲がると、大きな駐車場(第一駐車場)へと入り車を停めていきました。(下写真)

茶臼山高原 第一駐車場(左奥が萩太郎山)

 ここからまずは茶臼山へと向かいますが、遊歩道が整備されているので、道標にしたがって歩いて行きました。(下写真)

遊歩道を進む

車道を渡って茶臼山へ

 車道脇の遊歩道を歩いて、車道を渡った先が登山口?となります。(下写真)

右に入って直進

茶臼山登山道図(あてにならないが…)

 ここから山頂方面へと向かいますが、最短距離では向いたくないので予定しているコースに近い分岐を進むことにします。 しかし、詳細地図が無いのでどの分岐で良いのか迷いながら登って行きました。(下写真)

樅の丘へ

 分岐を「モミの丘」へと向います。 丘に登りますが、木々に覆われ展望は余りありません。 再度降りて遊歩道に合流すると、山頂となっている標識を目指して登って行きました。(下写真)

樅の丘

遊歩道に合流

茶臼山高原説明文

 途中、長い階段路の右手に展望が広がり、南アルプス深南部の山が見えていました。(下写真)

長い階段

南アルプス深南部の山並み

 道はトラバースしており、山腹を東へと廻り込みます。(下写真)

トラバースする

 そのまま行くと下りとなる手前に、山頂へと向かう分岐があるので、ここを登って行きました。(下写真)

ここから山頂方面へ

 ここからは岩が多くなり、標識が掲げられた岩の脇を歩いていきます。(下写真)

雨乞い洞

雷岩

 雷岩からは、東の稜線沿いに山頂へはすぐでした。 山頂手前に鉄製の展望台が立っていますが、現在は老朽化で使用禁止となっていました。 ガイドブックなどには、ここから360度の展望となっていますが、どちらにしろ展望は見られません・・・。(下写真)

展望台は利用禁止

山頂へはすぐ

 そこから1分と経たずに山頂に到着しました。(下写真)

茶臼山山頂

 山頂にも展望所があり暫くガスが晴れるのを待ちますが、結局取れることはありませんでした。(下写真)

山頂の様子

展望はなし…

 山頂からの展望は諦めて、萩太郎山へ向かうことにします。 西へと続く道を向かうと木々が刈られた陽当りの良さそうな展望地に到着しました。 ここで下に分岐しており、そこを足元に注意しながら下りて行きました。(下写真)

ここから下山

 ここでこの日初めての登山者とスレ違います。 そのまま「自由の広場」 と書かれた標識に従い下りて行きました。(下写真)

自由の広場へ向かう

 左に見晴台と書かれた、木製の舞台(展望所)がありますが、まだ雲で視界はありません。(下写真)

見晴台

 ここからは草原の道となり、道も分散して自由に降りていけます。(下写真)

ここからは草原に

 途中カメラで萩太郎を撮影する方が数名いましたが、白く霧氷した山容を撮影しているようです。(下写真)

第四駐車場へ

萩太郎山はガス

左から熊伏山・大無間山・不動岳・観音山など

木々は霧氷で白く

 第四駐車場を左に見て、風車の横を通り車道に出合います。 ここから先は車道歩きとなりますが、チェーンが張られ、脇には12月1日から通行止めとなっています。(下写真)

通行止…

 通行止めの理由が「降雪作業」となっています。 この萩太郎山には愛知県で唯一のスキー場があり、それがこの先の斜面となりますが、今年は異常な暖冬で雪は全く積もっていません。 そこで人の姿も車両も無いので歩いても大丈夫だろうと判断し、先へと進みました。

 その先に右に笹が刈られ良い道が山腹を横切っています。 先ほどの通行止めの件もあるので、この先に山頂へ向かう道でもあるのかと、淡い期待で奥へ進みました。(下写真)

良い道が続くが

 しかし、一向に山頂方面に向かう気配はなく、それどころか徐々に標高を落としていきました。 西の尾根沿いまで来て道がなかったら諦めようとそこまで向います。 その尾根近くまで来た所で、前方に黒い物体が多数見えてきました。
 近づくと黒い物体は一斉に散り散りとなり逃げていきます。 よく見るとイノシシが家族?で食事をしていたのか、5頭ほどが地面を掘っている現場でした・・・。

 ここまでと諦め、先ほどの道まで戻りますが、結局この道は下の牧場からの道なのか、整備されている割に道標なども無く行き先不明です・・・。

 本来の道に戻ると、車道では無くスキー場となる予定の斜面の脇を登って行きました。(下写真)

雪の無いスキー場の脇を登る

 周りの木々は下から見えていた通り、ガスが氷付き霧氷となっています。(下写真)

霧氷

 斜面を登りつめると、前方にリフトの終点と山頂、それに多数の電波施設が見えてきました。(下写真)

山頂直下

山頂の電波施設

 山頂は斜面の工事中で、危険のため一部が進入禁止となっていました。(下写真)

恋人の聖地?

ここも展望はなし

 展望も無いので、下山予定の道を下りて行きますが、ここも工事中で道が分断されていました。 春には綺麗な芝桜となるので、春に来るのが良さそうです。(下写真)

春に来るのが良さそう

造成中

 結局、下山コースは金網で通行止めとなっていて、迂回路も無いので山頂まで戻ることになりました…。 仕方がないので、先ほどの車道を降りて第四駐車場へと戻りました。
 その駐車場からは、下に子供用に雪遊びが出来るよう、狭い範囲だけ降雪機で雪が作られていました。(下写真)

第四駐車場から雪の無いスキー場

 その脇の遊歩道の階段を降りて車へと戻りました。 山頂で食事と思っていましたが、ガスで展望も無い上に風が強く寒いので、車中で昼食を済ましていきますが、レストランがあるのでそこで食べても良かったかもと後悔します。(おにぎりを買ってあるので、仕方なくです・・・)

【白鳥山】

 食事を済ませた所で次は「白鳥山」へ登ることにします。 先ほどの「丸山」とは逆に、「折本IC」まで戻った所で南下して「津具(つぐ)」の集落へと向います。 県道80号線から県道427号線へと左折して、集落沿いの道を走ると白鳥山の南で左上に向かう道で左折して行きました。

 一気に標高を上げ、途中神社の施設(ガイドブックで花祭舞台となっていた)を通り過ぎ、更に登り終点手前の駐車地に停めていきました。(下写真)

白鳥神社前の駐車地(奥が神社)

 ここまで標高を上げてしまいましたが、麓に駐車地が無いので仕方ないでしょう。 早速準備をして神社へと向います。(下写真)

下に麓からの参拝道

神社の階段を登る

 石階段を登り神社を見ていきます。(下写真)

本殿

天然記念物のヒノキ(説明)

天然記念物のヒノキ

 その右に白鳥山と書かれた立派な標識の登山口がありました。(下写真)

右手に登山口

 登山口から登ると、2箇所分岐がありますが、どちらも左へと向い西方面からの周回を登って行きました。(下写真)

分岐を左へ(右は下山路)

 道は典型的な作業道を利用した登山道で、暫くは緩やかに登って、東の尾根へと向いました。(下写真)

暫くは緩やかな登り

尾根に登る

 尾根の末端まで来ると、右手に回り込むように更に上部へと向います。(下写真)

尾根沿いに進む

 所々大きな岩が邪魔していますが、ステップが刻まれた岩を登っていきます。(下写真)

岩が多い

 西からの主尾根に合流すると、里見平と書かれた標識があり、左手のピークに薄い踏み跡が続いています。(下写真)

里見平

 名前の通り麓が見えるのかと向かいますが、植林に阻まれハッキリと望むことは出来ませんでした。(下写真)

植林が多く里は見えず…

 ここからは傾斜も緩み、尾根沿いの植林との境を山頂へと向います。(下写真)

植林帯との境を登る

主尾根に乗ると傾斜は緩く

 所々で南の展望が開け、岩の上からは遠くの山が見え隠れしています。(下写真)

南の展望

 次第に岩が多くなり、穴が空いた岩(晶洞:しょうどう)が見られました。(下写真)

岩の上を歩く

晶洞(しょうどう)?

 右手に大きな岩が並ぶ「夫婦岩」があり、その先の岩を登ると左には「水晶岩」がありました。(下写真)

夫婦岩

水晶岩

 水晶岩の近くまで行き見てみると、確かに水晶の欠片が見られました。(下写真)

穴が開いて水晶が見られる

 この辺りは山頂間近ですが、突き出した岩が多く、景色を眺めていきます。(下写真)

山頂手前のパノラマ

萩太郎山アップ

右から1200高地、天狗棚、井山など

屏風岩

 屏風岩を通り過ぎると、見晴らしの良い山頂に到着しました。(下写真)

白鳥山山頂

 山頂も岩の上にあり、その眼下は落ちたらオシマイの絶壁となっていました。(下写真)

絶壁…

 展望は木に遮られ90度ほどですが、先ほど登った萩太郎山から南アルプス方面の山が 見渡せました。(下写真)

山頂からの展望

 ここで景色を撮影していると、単独登山者の方が登って来られました。 挨拶を交わし、下山を開始しました。 まずは西方面に続く道を進むと、右手に「帝岩(みかどいわ)」の標識がある細い道が岩へと続いていました。(下写真)

帝岩

 この岩も絶壁となっており、南方面の展望が広がっていました。(下写真)

帝岩からパノラマ

大峠(中央のピーク)と古戸白山(右)

左から宇連山、明神山、大鈴山、鹿島山、知生山など

宇連山アップ(左に海)

  帝岩で暫く展望を眺めていきますが、白いものがパラパラと舞って来ました。 雨が再氷結したアラレ状の雪が風に運ばれ降り注いでいました。 分岐へ戻り、更に東へと向います。 大きな看板と小さな池が見えてくると、「ヌタバ池」と書かれた標識と、左に「富士見岩」の標識が立っていました。(下写真)

白鳥山自然環境保全地域

ヌタバ池

 池の左奥に続く道を進むと視界が開けた岩の上に出てきました。 ここが富士見岩で間違いなさそうですが、事前にカシミールで富士山は見えないのは知っていたので、それ以外の展望を眺めていきます。(下写真)

この先に富士見岩

富士見岩

富士見岩からパノラマ

 今回の中では、ここが一番の展望地でしょう。 ここも下は切れているので注意しながら、景色を楽しんでいきました。(下写真)

天気は回復傾向

南東方面

南アルプス方面(深南部だけ見えている)

 景色に満足した所で、先ほどの池まで戻り南に降りる道を歩いて行きました。(下写真)

東の帰路へ

 少し下ると「仏岩」の標識があり、右の岩場がその岩のようです。 上部からは分かりませんが、右から廻りこんで仏岩の下に出て見上げると、仏様の横顔に見えなくはありません?(写真)

仏岩

 そこからは下山路の標識を辿り、右へ左へと下りて行きます。 途中、沢を渡るところでは、大きな岩の上を水が流れ落ちていました。(下写真)

沢の岩場

良い道を下る

 そして出発から一時間半程で、駐車地に到着しました。 駐車場には、先ほどの登山者と思われる車も止まっています。(下写真)

駐車地に到着

【古戸白山・大峠】

 ここまで4山(5座)登っていますが、まだ13時半前なので、急げばもう一山ぐらいは歩けそうです。 よりに寄って一番距離も標高差も大きくなりますが、古戸白山(ふっとしらやま)から大峠を縦走でピストンすることにします。
 大峠はガイドブックにも載っていますが、古戸白山は地形図にも名前はありません。 2週間前の新聞に、古戸白山で行われる神事の事が載っており、もう祭りは終わっていますが興味があり調べていました。

 登山口となる白山神社入口へは、県道80号線を古戸(ふっと)へと南下していきます。 県道80号線のつづら折れの道を、古戸へと標高を落としながら走らせます。 集落が見られだし、大きく右カーブした先の右手の路肩へUターンして停めていきました。(下写真)

路肩(左)に駐車(入口は右奥)

 その手前に白山神社と書かれた標識が立っており、そこが入口で間違いなさそうです。 準備をして車に気をつけながら入口へと向います。(下写真)

ここが白山神社の入口

 入口には説明看板や散策マップの冊子などもあり、軽く読んでいきます。(下写真)

白山神社の謂れ

 河原沿いに下りていく道に入っていきますが、石標が立っており白山神社道と彫られていました。(下写真)

白山神社道の道標

 Y字路となり、道標に従い右手の橋を渡っていきます。(下写真)

鉄橋を渡る

 支流の沢沿いに歩く道となり、途中右手に橋と建物がありますが、そのまま直進して行きます。(下写真)

沢沿いに進む

 杖置き場を通りよく整備された道を奥へ進むと水飲み場がありました。(下写真)

奥へと進む

水場1

参拝道なのでよく整備されている

 このまま沢沿いに登るのかと思いましたが、途中で左手に山腹を巻く道が登っていました。 ここで左手前を登っていきます。(下写真)

ここから登りに(左手)

 急斜面を斜めに登る道となり、参拝者の転落防止のためかロープが張られた道となりました。(下写真)

急斜面はロープで転落防止

 我慢して登って行くと、前方に稜線が見えてきて、神社に近づいて来たことが分かります。(下写真)

ひたすら登る

稜線が見えてきた

 そして鳥居と石の階段の分岐に到着しました。 直進しても行けそうですが、ここは石段を登って神社へ直登します。(下写真)

白山神社の鳥居

 階段を登りつめると本殿が見えてきました。(下写真)

本殿

 2週間前にお祭りを行ったばかりで、まだその名残が残っています。(下写真)

搬送用のウィンチ

神木?

祭壇?

 ここまで30分弱で来ていますが、周りに人影はありません・・・。 聖堂と書かれた標識に従い、山頂へと登ります。(下写真)

聖堂へ

 すぐ上に山頂が見えていて、その手前に聖堂と思われる建物も見えてきました。(下写真)

山頂が見えてくる

山頂直下に聖堂

 聖堂の右奥に山頂と思われるピークがありますが、聖域なのか標識や三角点などはありません。(下写真)

この辺りが古戸白山山頂?

 ここまで時間がかかるようであれば、ここまでで引き返す予定でしたが、急いだこともあり思ったよりもはなく到着しています。 予定通り、北に続く薄い踏み跡を辿り「大峠」へと向いました。(下写真)

鞍部へ降りて縦走開始

 鞍部へと降りて、再度登り返します。 薄い踏み跡は続いており、藪も無いので思ったよりも楽そうです。(下写真)

薄いが踏み跡はある

 程なく植林帯となり、作業道なども利用して大峠へと急ぎます。(下写真)

植林帯に

 急登や岩場などもなく順調に歩いていきますが、800m地点で尾根に合流するところが、帰路間違えそうな所なので後を振り向き特徴を記憶しておきます。(下写真)

後を振り向き分岐に注意(帰路は左に降りる)

前方は863mピーク

 植林の作業道となり、明確な道が尾根沿いに続きます。 岩の間を通り快適な道を登って行くと、863mピークに到着しました。(下写真)

岩の間を抜ける

下草のない植林帯を歩く

863mピーク(ここから暫く藪、右へ)

 863mピークから先暫くは、尾根沿いは幼木に邪魔されて歩きづらくなっていますが、左斜面にトラバース気味に道が付いていたので、そこを歩いて行きました。(下写真)

尾根を進む

 ここまで雲に遮られ薄暗い道でしたが、その雲も晴れてきて日差しの射す道を歩いて行きました。(下写真)

陽が差し込む

 再度植林となり、大峠への最後の急斜面を登っていきます。(下写真)

また植林帯となる

大峠はこの上

 大峠は頭上にあるようですが、傾斜がきついので踏み跡を辿り右の鞍部へと向います。(下写真)

右の鞍部へ向かう

 鞍部に到着すると、明確な踏み跡の付いた尾根沿いにピークへと登りました。(下写真)

尾根沿いに登る

 そして出発から1時間10分ほどで大峠に到着しました。 大峠は名前こそ峠ですが、四方に尾根が張り出した明確なピークで、昔はここを街道が通っていたのでしょう。(下写真)

大峠

 一般的に大峠に登るコースは北からの道なので、それを確認しておきます。(下写真)

北からの一般登山道を確認

南方面の尾根にも道はありそう

 大峠は残念ながら展望は無いので、軽く見渡した所で下山を開始します。 帰路は青空の覗く、樹林越しの景色を見ながら戻って行きました。(下写真)

付近の展望はこんなもの

 帰路も往路とそれほど変わらない時間で神社に到着すると、時間に余裕もあるので急がず駐車地まで参道の山道を下りて行きました。

今回の反省点は、
・特にありませんでした。 天気が余りよくない事は分かっていましたが、忘れ物優先で向いました。

 次回ですが、31日は仕事なので、その前に今年最後にもう一回登るかもしれません。(必然的に30日となりますが…)


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tochimochi

一日に5山ですか!
雪混じりの天候の中、歩き通されるとはさすがです。
水稲、有ってよかったですね。
私が先日登った山にはストックが落ちていました。

by tochimochi (2015-12-29 16:49) 

g_g

1日に5山とは凄い!! あまり寒さが感じられなかったように思っていましたが霧氷もあったんですね。先日携帯を転んだ時落とした人がいて、落ち葉の中、なかなか見つけられなかった事を思い出しました。
by g_g (2015-12-30 11:09) 

山子路爺

今年一年こんな山あんな山、知らない良い場所をたくさん教えていただきありがとう御座いました。私がそのすべてに訪れる事は到底適いませんが、少しでも行ければ良いなぁと思っています。
来年もたくさんのレポートを楽しみにしています。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

by 山子路爺 (2015-12-31 08:31) 

joyclimb

朝焼けの富士山のある風景、とても綺麗ですね。
一日に5山、登山プランをたくさんお持ちですね。


by joyclimb (2015-12-31 14:14) 

mimimomo

確か碁盤石山ってつい最近登られたと思ったら、なるほど忘れ物でしたか^^
忘れ物があって良かったですね
日の出、富士山、、、素敵です。
標高差がそれほどないお山とはいえ、これだけ全部で五箇所、七つのお山?(@@ 
by mimimomo (2015-12-31 20:21) 

OJJ

有るんですね~碁盤石山ってのが。なんでこんな名前が付いたのか興味あります。(黒石なら那智黒が有名ですが)
遠望の富士山、こんなのが見えたら私なら飛び上がります!
by OJJ (2016-01-01 20:57) 

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