[登山] 2016年 中央アルプス 木曽駒ヶ岳(上松A) [登山]
今回は、同行者と一緒に中央アルプスの木曽駒ヶ岳に登ってきました。 天気予報では、雨の心配もありましたが、快晴と言うわけには行きませんでしたが、幸い雨に降られることは無く、要所要所で天気も回復し楽しみながら花々を見ることが出来ました。
日付 | 2016年07月29日(金) | ||
天気 | 曇り時々晴れ | ||
山域 | 中央アルプス | ||
場所 | 長野県木曽郡上松町大字小川 | ||
距離 | 16.7Km | ||
累積標高 | +2057 -2057m | ||
時間 | 10時間00分 | ||
人数 | 2名 | ||
撮影枚数 | 0483枚 (FUJIFILM FinePix XP200) 0211枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) | ||
登山難度 (A:安易~E:高度) | B(標高差大) | ||
展望 (A:良い~E:なし) | A | ||
見どころ | お花畑 | ||
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績) | |||
06:30 | 1245m | 0.0Km | 滑川砂防第一ダム 出発 |
06:45 (00:15) | 1180m | 1.1Km | 敬神ノ滝山荘 |
08:10 (01:25) | 1921m | 3.5Km | 金縣小屋(10分休憩) |
10:00 (01:50) | 2600m | 6.4Km | 八合目(20分休憩) |
11:20 (01:20) | 2750m | 7.7Km | 九合目(玉ノ窪山荘) 昼食休憩 |
11:40 (00:20) | 2750m | 7.8Km | 九合目(玉ノ窪山荘)出発 |
12:10 (00:30) | 2956.1m | 8.3Km | 木曽駒ヶ岳 休憩 |
12:30 (00:20) | 2956.1m | 8.5Km | 木曽駒ヶ岳 出発 |
12:50 (00:20) | 2750m | 9.0Km | 九合目(玉ノ窪山荘) |
13:05 (00:15) | 2826m | 9.4Km | 木曽前岳 |
13:40 (00:35) | 2600m | 10.4Km | 八合目(10分休憩) |
15:05 (01:25) | 1921m | 13.1Km | 金縣小屋(10分休憩) |
16:10 (01:05) | 1180m | 15.6Km | 敬神ノ滝山荘 |
16:30 (00:20) | 1245m | 16.7Km | 滑川砂防第一ダム 到着 |
ルートラボ
※今回のコースも恒例となってきたので、詳細は省きます。
週末に三方崩山に登った時の同行者の方と一緒に登ることにしました。 当初は木曽御嶽山の女人堂から三ノ池へと登る予定でしたが、直前に調べると雪渓崩壊のため通行止めとなっています。 そこで、同行者の方が中央アルプスにマトモに登ったことが無いとのことでそちらへ変更します。 コースとしては去年も同時期に訪れた木曽駒ヶ岳へ登ることにしました。
29日から夏休みとなっているので前日に高山市に泊り、一緒に木曽駒ヶ岳の登山口となる「上松」へと向いました。 高山市からはこちら(中央・南アルプス)は遠くなり、木曽御嶽山の脇を通る国道361号線を走って長野県へと入ります。 途中までは去年秋に開田口へと一緒に向かていますが、更に奥の木曽福島まで進みます。
国道19号線に合流したところで、南下して上松へと入ります。 ここからはGPSに従い複雑な道を北股沢へと向いました。 これで4回目となる道を走り奥へと進むと、赤い橋を渡った先のゲート手前に駐車していきました。 ここで準備してゲートを通り、敬神の滝へと向います。(下写真)
この日の天気予報は微妙で、中央アルプスは曇時々雨の予想となていました。 予報通り朝から雲が出ておりパッとしませんが、幸い雨は降っていません。(下写真)
ゲートから15分ほど舗道を歩くと敬神ノ滝山荘に到着しました。 長野県の条例で今年の7月1日から指定登山道は登山届の提出が義務付けられています。 この上松Aコースも指定登山道に指定されているので、小屋にある用紙に記入していきます。(下写真)
ここからはこちらが先行する形で登っていきます。 一定のペースで標高を上げて行きますが、ガスの中を登っていくので展望はありません・・・。 しかし、暑い日が続いているので涼しくて助かりました。(下写真)
黙々と登り、始めの休憩地となる金懸小屋に到着しました。(下写真)
ここで同行者を待ちますが5分ほどで到着します。 行動食を食べ水分補給した所で、先にある水場へと進みます。 水場はこの時期は流石に枯れておらず、去年に比べ水量は少なめですが冷たい水が確保できます。 ここで水を補給し、持ってきていた水と入れ替えました。
ここまでガスの中、展望も無く登っていましたが、標高が上がり雲の上に出始めると、空が明るくなり青空も見えてきました。 また、左手の樹間には、麦草山や牙岩などが見えています。(下写真)
次の休憩は八合目の広場となりました。 同行者とは差が付いていますが、10分ほど待つと到着しました。(下写真)
ここまで予定通りのタイムで来ており余裕があります。 ここで長めの休憩を取り、木曽前岳のトラバース道(お花畑)を歩いて行きました。
分岐から先でお花畑の中を歩いていきます。 去年の同時期と比べると花は少なめで終盤となっていましたが、それなりに見られ満足できます。(下写真)
大ナギを通っていきますが、去年と比べ崩壊が進んでおり、登山道も一部崩落していました。(下写真)
大ナギから先は急登となります。 ひと登りすると前方に木曽駒ヶ岳などが見えてきますが、ここでガスが一瞬だけ晴れ宝剣岳なども見られました。(下写真)
水平道となると玉ノ窪の山荘が見えて来ました。 程なく玉ノ窪に到着すると、岩の上に腰掛けて昼食休憩としていきました。(下写真)
この日はほぼ無風で雲の流れは遅めです。 時々山頂方面が望めましたが、晴れる兆しはありません・・・。 休憩後は、当初同行者の調子次第で行くか決める予定だった山頂へ向うことにしました。 同行者はここにザックをデポし、身軽にして登って行きました。
ここからはザレた斜面となり、高山植物が多く見られます。(下写真)
30分ほどで山頂に到着しますが、平日にも関わらず相変わらず人は多めでした。(下写真)
ここで20分ほどガスが流れるのを待ちますが、次から次へと湧き上がっており一向に晴れそうもありません・・・。 展望は諦め来た道を戻り玉ノ窪にデポしたザックを回収し、木曽前岳から下山することにしました。(下写真)
木曽前岳への登りでも、色々な花が見られ楽しめます。(下写真)
玉ノ窪から15分ほどガスの中を登り山頂に到着しました。(下写真)
ここからは下り貴重なので気は楽です。 ガスで展望はありませんが、視程はそれなりにありました。(下写真)
この辺りにクロユリを見たことがあるので探しながら下りますが、結局見られませんでした。 八合目でこの日初めてこのコースを登る登山者の方とスレ違いました。
その後ももう一名の方が登ってきており、平日にも関わらずそれなりに利用する方はいるようです。 標高が下ると陽が差し込み始め、幻想的な雰囲気に包まれます。(下写真)
木曽前岳から2時間ほどで、金縣小屋に到着しました。 ここにも単独の登山者の方がいて、ビールを飲みながらこの日はここで泊まっていくとのことでした。(下写真)
その後も順調に標高を落とし、1時間ほどで敬神ノ滝山荘に到着しました。 下界では青空も望み陽が出ていますが、その分蒸し暑くここで帽子を初めて被っていきます・・・。(下写真)
そして出発から10時間で無事駐車地に到着しました。
今回の反省点は、
・特にありません。 同行者の方が順調に登れ、往復17Km近くでしたが無事に巡ることが出来ました。
次回ですが、 8月4日に長野県の里山にのぼったので、その記録を掲載します。
ガスですね~(^^;)
私も2回ですが、天気に恵まれず
ガスだ、雨だで、この山の展望を目にしていません。
間違いなく、晴れの時に再訪したいです。
西側からだと、距離ありますね。
やっぱり、ロープウェイで・・・。(^^)
by nousagi (2016-08-06 08:43)
森に差し込む光の束が良いですね。
私も千畳敷からしか行った事が無いです。
反対側からの挑戦……多分無いかなぁ。
by 山子路爺 (2016-08-07 13:53)
陽射しが差し込む林、幻想的ですね。
青空とダケカンバの景色、きれいですね。
by joyclimb (2016-08-07 22:21)
皆さん、NICE!とコメントありがとうございます。 返信が遅くなりました。
nousagiさん、
去年の同時期もガスガスでした・・・。 元々中央アルプスはガスが出やすいのですが、今年は梅雨明けからすっきりしない天気でしたから。
それでも花は沢山見られ涼しかったので、満足できましたよ。
山子路爺さん、
千畳敷はまだ訪れたことがありません。(笑) 反対側とは言わず、檜尾岳やうどんや峠、将棊頭山を絡めれば西側からも周回可能ですよ。
joyclimbさん、
帰路もガスが出てきて、日差しの中で幻想的に見えていました。
by おど (2016-08-12 12:22)