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[登山] 福井県 鳩ヶ湯から紅葉の赤兎山と刈込池周回 [登山]

 今回は、前回同様に紅葉と温泉をセットでと考え、福井県の「赤兎山(あかうさぎやま)」へ鳩ヶ湯(はとがゆ)から登ってきました。 当日は、稀に見る無風快晴の一日となり、標高1100m付近を境に下では綺麗な紅葉が見られました。 また、下山の際に寄った「刈込池(かりこみいけ)」からも、青空に映える「三ノ峰(さんのみね)」と紅葉が見られ、満足の行く一日となりました。

赤兎山からのパノラマ(大長山・白山方面)

紅葉の刈込池から三ノ峰を望む
刈込池から三ノ峰

福井県
鳩ヶ湯から紅葉の赤兎山と刈込池周回
日付2016年11月07日(月)
天気無風快晴
山域白山
場所福井県大野市上打波
距離19.8Km
累積標高+2052 -1646m
時間8時間25分
人数1名
撮影枚数1008枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0525枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(たんどう谷トラバース滑落注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころブナ林、紅葉、温泉、刈込池
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:40538m0.0Km鳩ヶ湯 出発
07:05 (00:25)740m1.2Km登山口
07:20 (00:15)920m1.9Km林道終点
08:00 (00:40)996m3.4Kmたんどう谷渡渉点(5分休憩)
08:30 (00:30)1203m4.4Km奥の塚峠
09:45 (01:15)1628.6m7.3Km赤兎山頂上 休憩
10:00 (00:15)1628.6m7.3Km赤兎山頂上 出発
10:20 (00:20)1573m8.3Km赤兎避難小屋 昼食休憩
10:40 (00:20)1573m8.3Km赤兎避難小屋 出発
10:55 (00:15)1530m8.8Km裏赤兎山
12:15 (01:20)1339m13.1Km杉峠
13:10 (00:55)1431m15.4Km六本檜(5分休憩)
13:55 (00:45)950m17.0Km三ノ峰登山口
14:25 (00:30)1100m18.3Km刈込池(10分滞在)
15:05 (00:40)
930m19.8Km
上小池駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(予定なし、赤色が実績)
20161107_map.jpg

写真アルバムリンク

 風邪と口内炎は何とか治りましたが、まだ喉の奥に違和感が残っています・・・。 土日と仕事で休めませんが、その代わり月火と休みなので天気の良い月曜日に紅葉をみに出かけることにしました。
 幾つかある案の中から、ブナ林があり標高もそれほど高くない福井県の「赤兎山(あかうさぎやま)」へ登ることにしました。 また、今回は同乗者が一緒に行けるとの事で以前から行きたいと思っていた「刈込池(かりこみいけ)」まで足を伸ばす事にします。

 以前も奥の登山口まで言ったことがあるので、自宅から2時間ほどだろうと4時半前には出発しました。 東海北陸自動車道で白鳥ICへ向かい、一般道で九頭竜湖を抜けて鳩ヶ湯へと入っていきました。
 平日ということもあり、朝早くですがトラックを中心に交通量は多めです。 それでも2時間ほどで鳩ヶ湯のバス停前に到着しました。 このさきの橋の手前に邪魔にならないように停めて、出発の準備をして行きました。(下写真)

鳩ヶ湯(手前にバス停)

 九頭竜湖では、朝霧に包まれ空の様子が分かりませんでしたが、陽が高くなり既に雲一つない天気となっていました。 鳩ヶ湯からは、谷間の奥に「三ノ峰(さんのみね)」や「別山(べっさん)」が見えていました。(下写真)

右から二ノ峰・三ノ峰・別山

 今回のコースは8時間から9時間は掛かる予定なので、午後2時には奥の上小池で待って貰う事にして出発しました。 まずは橋を渡り、すぐ左手にある登山口を登ります。(下写真)

橋を渡る

 橋の欄干が途切れた脇に、切り開きがあり上に階段が見えていました。(下写真)

橋の脇に登山口

鉄製の階段を登る

 錆の出た鉄の階段を登っていきますが、その手前に「赤兎山8Km」の標識が立っています。(下写真)

赤兎山 8Kmの標識

 階段を恐る恐る登っていきますが、おもったよりも頑丈で問題はありません。 左手を見ると鳩ヶ湯が見えています。(下写真)

階段から鳩ヶ湯

 階段を登ると右斜面に登山道が続いているので、そこを歩き尾根沿いに登っていくと、すぐに林道へ出てきました。(下写真)

登山道を進む

すぐに林道と合流

 この林道は橋の先の道を500mほど進んだところに入口があり、その付近に駐車地もありますが、鳩ヶ湯に戻ってくるのであれば遠回りとなります。 その後は林道歩きですが、カーブにショートカットする道が続いていたのでそこを登っていきました。(下写真)

ショートカットする

 するとコンクリートですべり止め舗装されたばかりの林道に出合います。(下写真)

再度林道へ(右の林道を進む)

 ここで右のつづら折れの道に入ります。 折り返して登っていくと、左手に朝日を浴びて赤くなった山腹が見えてきました。(下写真)

朝日に照らされる紅葉

 また奥には荒島岳なども見えてきて、テンションが上がります。(下写真)

林道から荒島岳

あと6.7Km

 そのまま左斜面の林道を歩いていくと、重機が置いてある所に出てきました。 ここで林道は、V字に折り返し更に標高を上げていきます。 左奥にも古い林道があるのぶ近くの幹を見ると、「登山道→」と書かれておりそちらへと誘導していました。(下写真)

林道折り返し地点(左へ)

幹に標識

 細い林道となり、左手に先程も見えていた真っ赤に紅葉した山肌を見ながら、奥へと進みます。(下写真)

谷を挟んで紅葉

 この林道は今は利用されていないようで、草が生え放題でした。(下写真)

林道は草に覆われ

 程なく右手に「兎山」(”赤”の部分が破損)の標識が立っていました。(下写真)

右に登山口

 標識に従い斜面に取り付くと、暫くは急登となりました。 植林の端を歩く道となり傾斜が緩むと、水の流れる沢を通り過ぎます。(下写真)

沢を渡る

 植林帯の中を歩く道となり、途中に古いベンチが残る休憩地があります。(下写真)

途中にベンチ

 その急斜面を登ると右手に林道が見えてきました。(下写真)

林道の横に出る

 先程の林道の続きのようですが、更に上へと続いていました。 ここまで林道歩きでも来られるからか、「赤兎山登山道」の標識が立っています。(下写真)

登山道を示す標識

 傾斜が緩むと、シダの茂る植林帯となりました。(下写真)

植林帯を進む

 踏み跡を辿りながら進むと、左右に林道が抜けていきます。(下写真)

林道を横切る

 そのまま暫く置くへ進むと、唐突にベンチのある広場に出てきました。(下写真)

林道終点

 ここが林道の終点で、転回場となっているようです。 ここにも標識が立っており、山頂までは5.6Kmあります・・・。(下写真)

あと5.6Km

 ここまで人の手が入った植林でしたが、ここから先は本格的な登山道となりました。 とは言え、よく整備された道でこれまでと変わらず歩いていけます。(下写真)

朝日が差し込み紅葉が映える

 涸れ沢を渡った先から「たんどう谷」沿いのトラバース道となり、左斜面が切れた道が多くなり、足の踏み外しやスリップによる滑落に注意が必要でした。(下写真)

涸れ沢を通る

左斜面をトラバース

急斜面の横を進む(ここが一番危険)

 たんどう谷を挟んだ山腹を彩る紅葉はこの辺りが見頃となっており、日に照らされて鮮やかな色合を楽しみながら歩いていきました。(下写真)

この辺りが紅葉上限

たんどう谷へ

 谷から水音が大きくなり、下を見ると滝が見えていました。(下写真)

下に滝が見える

 その沢が次第に近づき、程なく沢沿いの道となりました。(下写真)

沢が近づき

 沢へ下り道があり、飛び石で対岸に飛べそうですが、濡れた石はツルツルと滑ります。(下写真)

たんどう谷(奥に登山道の続き)

 道はまだ奥へと続いているので、そちらへ向うとロープが渡してありますが、ここは深くずぶ濡れとなりそうです。 更に5mほど奥へ入ると、難なく渡れる場所があるので、そこから渡渉していきます。(下写真)

ロープが渡され

ここを渡る

渡渉点付近の様子

 対岸から先程見えた登山道の続きまで戻ると、ここで初めて小休止として行きました。 河原の石には真新しい人の足跡が乾燥せず残っており、先行する方がいることがわかります。 休憩後は、本格的な登りとなりました。(下写真)

ここから本格的な登りに

山腹を巻いて

 ここまでの谷間の暗い雰囲気から、陽射しが強く差し込み周りに紅葉が綺麗に見られだしました。(下写真)

紅葉の中を登る1

紅葉の中を登る2

 小川や滝の前を通過すると、待望のブナ林が見られ始めます。(下写真)

滝の前を通過

ブナが多く

後ろに石徹白の山並み

 傾斜が緩んだ所で、休憩中の単独登山者の方と出合います。 挨拶を交わし、先へと歩いていきました。(下写真)

傾斜が緩む

 すると右斜面から水の染み出した雰囲気のよい所に到着しました。(下写真)

斜面から水が染み出す

 二箇所ほど看板があり、わさびとオウレンの採取禁止が書かれています。(下写真)

わさび・おうれん畑

この辺りだけ植生が異なる

 その先で雰囲気が変わり、笹が多くなり植林も見られます。(下写真)

笹が多く

 広いベンチのある一角に到着すると、ここが奥ノ塚峠の様です。(下写真)

奥ノ塚峠

 ここから目の前に丘のようなピークが見えています。 急登に備え、ベンチに腰掛け行動食を食べていきます。 休憩後は、よく巡視路に使われるタイプの階段を登って主尾根へと向いました。(下写真)

階段が続く

 階段を一歩一歩登っていきますが、歩幅が合わず逆に疲れます・・・。 周りの紅葉終盤の景色を見ながら、ゆっくりと登っていきました。(下写真)

紅葉を見ながら急登を進む

右に1476mピーク

 標高差100mほど登ると傾斜が緩み、主尾根に到着しました。(下写真)

傾斜が緩む

 ここで右に折れ、赤兎山を目指します。(下写真)

尾根屈曲点

あと2.7Km

 ここから赤兎山の手前までは、傾斜も緩い尾根道が続きます。(下写真)

ここからは緩やかな尾根道に

 1351mピークへ登りつめると、ここに来て初めて「赤兎山」が見えてきます。(下写真)

1351mピークから初めて赤兎山(右)が見える

 また、右奥には雪を頂いた白山の頭も見えてきました。(下写真)

白山(御前峰と大汝峰)が見える

 更に上りは続きますが、ここまで来れば標高差はそれほどありません。(下写真)

更に登る

別山が見える

 先程見えたピークへ登ると、台地状の平坦な道となりますが、一帯が湿地なのか登山道が泥道となります。(下写真)

尾根沿いに登る

湿地帯に

 所々ぬかるんだ道となり、粘土状の泥に足を踏み入れ靴が泥だらけとなりました。(下写真)

ぬかるみで難儀

 そこを抜けると再度ブナ林が見られだします。(下写真)

ブナ林を歩く

 代わり映えの無い道を快適に歩いていくと、周り一面ブナの森となってきました。(下写真)

代わり映えの無い道に

深山の雰囲気

 ここまで見え隠れしていた赤兎山ですが、次第に植生が変わり低木が多くなり、その姿が近くに見えてきました。(下写真)

植生が変わり灌木帯に

 ここまで来ると、数日前に降った雪が日陰に少しだけ見られだします。(下写真)

少しだが雪が見られる

 周り一面が灌木帯となりました。 この辺りが「うさぎ平」と呼ばれている所の様です。(下写真)

うさぎ平から赤兎山を望む

 赤兎山が遮るもの無く見えていますが、まだ標高差はありそうです・・・。 後方には「赤兎山」の南西にある「経ヶ岳」も近くに見えてきました。(下写真)

後ろに経ヶ岳

 徐々に傾斜が強くなり、途中から山頂へ向かって急登となりました。(下写真)

最後の登りに

ここにも雪

 数日前の雪と雨の影響なのか、掘れた道の周りは滑りやすくグリップが効きません。 その為、足を置くように歩くことになって、体力を消耗していきました。(下写真)

掘れた道で歩きづらく

 山頂は近いので我慢して登っていくと、前方に山頂標識が見えてきます。 ここまで来れば急ぐことも無いので、後方を振り返り南側の景色を堪能していきました。(下写真)

左から法恩寺山・浄法寺山・富士写ヶ岳・大日山など

経ヶ岳(中央)、手前に大舟山、左奥に銀杏峰・部子山など

 日本海側は遠くに雲が見えますが、海まで望めそうでした。 また、奥美濃方面は逆光の影響もありますが、遠くは霞んでよく見えません・・・。 それでも周囲を見渡しても雲ひとつ無く、久しぶりに最高の天気でした。(下写真)

右に荒島岳と奥に奥美濃の山々

中央に屏風山、左に大白木山、右に御伊勢山

荒島岳アップ(後ろに能郷白山と前山)

 写真撮影が休憩替りとなり、そこから頂上まではすぐでした。(下写真)

赤兎山山頂(後に白山)

 山頂に到着すると、それまでよく見えていなかった白山方面の景色が目の前に飛び込みます。 ここでも見飽きること無く、景色を楽しんでいきました。(下写真)

大長山方面

山頂の看板1

山頂の看板2

大長山アップ

赤兎山からのパノラマ(北方面)

赤兎山からのパノラマ(南方面)

白山アップ

別山アップ

右から一・二・三ノ峰、別山、剣ヶ峰、大汝峰、四塚山など

木曽御嶽山(噴気も見える)

 周囲を眺めて満足した所で、まだ行った事のない「赤兎平」にある避難小屋へ向かうことにします。(下写真)

木道を小屋へ

 泥の付いた木道をあるいていくと、階段の下りとなりますが、そこから遮るもののない白山方面を再度見ていきます。(下写真)

赤兎平

右から琵琶倉山・小白山・野伏ヶ岳・薙刀山・日岸山・よも太郎山・願教寺山など

避難小屋(右)と奥に三ノ峰と別山

雲海の上に恵那山

願教寺山アップ(左奥に銚子ヶ峰)

 山頂には誰もいませんでしたが、小屋方面からは話し声など人の気配がしています。 そちらから単独登山者が階段を登ってこられ、ここでスレ違いました。(下写真)

階段を降りる

 この階段ですが、泥などで滑りやすくなっていて、ゆっくり降りることになります。(下写真)

階段を振り返る

 階段を降りると湿地帯となり、朝の冷え込みで泥が凍結していますが、すでに溶け出しビチョビチョと音を立てながら歩くことになりました・・・。(下写真)

山頂を振り返り(道は泥々)

草原(笹原)に

 笹原を通り過ぎ、手前の丘を越えると前方近くに小屋が見えてきました。 池塘も見られベンチでくつろぐ登山者の方もいました。(下写真)

周りは池塘

小屋に近づく

 木道を進み山頂から20分掛けて小屋に到着しました。(下写真)

立派な赤兎避難小屋

 中から人の気配はないので、まずは縦走路を確認するためもう少し奥へと歩いていきます。(下写真)

願教寺山と左手前に刈込池付近

三ノ峰アップ(右肩に小屋が見える)

 笹で覆われ休憩できそうなところは無いと判断し、小屋へ戻り近くの空き地で昼食休憩として行きました。 まだ先は長いので早めの食事とし、小屋の中を見てから出発しました。(下写真)

小屋の中の様子

トイレも完備

 先程は笹で覆われていたと思っていた道ですが、少し先で展望の良い休憩所が二箇所ほどあり、後の祭りです・・・。 その展望地からは、白山などが近くに見えていました。(下写真)

裏赤兎山への降下点手前に展望地

 東斜面はガレとなっており、尾根はその端を急激に降りていきます。 ステップが薄い急斜面で滑りやすいので、笹を掴みながらゆっくりと降りていきます。(下写真)

裏赤兎山(左)へ降りる

急斜面となる

 それでも一度尻もちを付き何とか降りると、裏赤兎山との鞍部に到着しました。(下写真)

後を振り返る

バラけた階段

日陰には雪が

 雪の付いた急斜面を登りますが、標高差はそれほど無いのですぐにピークに到着しました。(下写真)

裏赤兎山への登り(急登)

裏赤兎山山頂付近

 登山道は裏赤兎山の山頂からは少し離れた所を通っていますが、山頂方面は藪で覆われています。(下写真)

1476mへの稜線

 ここから暫くは下りとなり一安心です。 展望の良い尾根道となり、右下に観音谷の紅葉を見ながら降りていきました。(下写真)

観音谷

一気に下る

 傾斜が緩むと変化のない道となります。(下写真)

別山などを見ながら進む

水平道に

 この時間、ポカポカ陽気で暖かで、時折吹く風が心地よく感じました。(下写真)

この辺りで小休止

 下り基調ですが、ピークを幾つか登り返します。 でな林なども見られますが、この辺りの紅葉は終わっていました・・・。(下写真)

1296mピーク手前

赤兎山が遠くに

気持ちのよい縦走路

 そのまま標高が落ちると紅葉やブナも多く見られ始めます。(下写真)

紅葉が見られ出す

ブナが多くなる

1278m付近

 幾つかのピークを越えると、右前方の展望が見られる所に到着しました。 そこから暫く進むと、赤兎避難小屋から1時間半ほどで、見覚えのある「杉峠」に到着しました。(下写真)

視界が開けて近くに願教寺山
視界が開けて近くに願教寺山

杉峠(奥から歩いてきた、右は三ツ谷方面)
杉峠(奥から歩いてきた、右は三ツ谷方面)

 ここからは以前も歩いた道なので一安心です。(下写真)

以前もあった倒木は枯れ木に
以前もあった倒木は枯れ木に

 前回歩いたときも感じましたが、ここから六本檜までは踏み跡が薄くなっていますが、以前よりは濃く感じます。(下写真)

こちらの道は踏み跡が若干薄い?
こちらの道は踏み跡が若干薄い?

 以前は、別山から三ノ峰を経由して歩いてきたので下り基調で楽でしたが、六本檜までは思っていたより傾斜がキツめでした。(下写真)

杉の木が見られる
杉の木が見られる

1378mピークから三ノ峰方面
1378mピークから三ノ峰方面

 進むのに従い、前方の三ノ峰が大きく見えてきました。(下写真)

三ノ峰アップ
三ノ峰アップ

別山方面(手前の別山平が見えている)
別山方面(手前の別山平が見えている)

銚子ヶ峰アップ
銚子ヶ峰アップ

三ノ峰(右)と別山(左)
三ノ峰(右)と別山(左)

 そして距離の割には時間がかかり、杉峠から一時間ほどで「六本檜」に到着しました。(下写真)

六本檜の近く
六本檜の近く

 ここは南方面の展望台となっており、向う刈込池が近くに見えていました。(下写真)

刈込池(台地状)が近くに
刈込池(台地状)が近くに

打波川(下山予定地付近)

打波川(下山予定地付近)

刈込池付近アップ(まだ紅葉あり)
刈込池付近アップ(まだ紅葉あり)

赤兎山(右)、手前に辿って来た尾根(小屋も見える)
赤兎山(右)、手前に辿って来た尾根(小屋も見える)

 ここで最後の休憩としていきます。 すると下から登ってこられる単独登山者がいて、刈込池までピストンをしてきたと言うので、紅葉の様子を聞くと「終盤ながら何とか見られた」との事で期待が膨らみます。

 休憩後は、一気に林道まで降りていくことにします。(下写真)

一旦下山する
一旦下山する

 以前歩いた時より登山道が修復され、木の階段が多くなり歩きやすくなっていました。 降りるのに従い、紅葉の色づきも濃くなり気持ちのよい歩きとなりました。(下写真)

次第に鮮やかな紅葉が

次第に鮮やかな紅葉が

 暫く降りると「山越邸跡」に到着し、その先で沢沿いの道となり水場を経由します。(下写真)

山越邸跡
山越邸跡

あと400m
あと400m

 ここまで水分補給は十分にしていますが、午後に入って更に気温も上昇していたので、沢に降りておいしい水を飲んでいきました。(下写真)

水場で喉を潤す
水場で喉を潤す

 ここまで来ると林道まではすぐでした、水分補給して足も軽くテンポよく降りていくと、下に林道が見えてきます。(下写真)

林道に出る
林道に出る

 三ノ峰登山口と書かれた標識が立っていて、林道の奥は刈込池への遊歩道となっていました。(下写真)

三ノ峰登山口(右の刈込池へ)
三ノ峰登山口(右の刈込池へ)

案内図で確認

案内図で確認

 林道を奥へ進みますが、ここからは刈込池を見てきた大勢の方とすれ違います。(下写真)

林道を奥へ
林道を奥へ

 沢沿いに奥へ入ると、林道分岐となりますが、道標に従い歩いていきます。(下写真)

林道沿いも紅葉
林道沿いも紅葉

刈込池まで20分?
刈込池まで20分?

 水たまりを通り過ぎると吊橋が見えてきました。(下写真)

吊橋を渡る
吊橋を渡る

 池までは後20分との事ですが、距離は分かりません。 橋を渡ると、湿った石の階段となりました。(下写真)

ここから滑りやすい石の階段が続く
ここから滑りやすい石の階段が続く

 左手を見ると、三ノ峰へと続く尾根の向こうに山頂が見えていました。(下写真)

尾根越しに三ノ峰
尾根越しに三ノ峰

 そのまま登っていくと、階段の急登となります。(下写真)

最後の登り?
最後の登り?

 苔むした滑りやすい階段を慎重に登っていくと、傾斜が緩み刈込池の台地の上に到着しました。(下写真)

滑りやすい石段を一歩づつ
滑りやすい石段を一歩づつ

傾斜が緩みブナ林に
傾斜が緩みブナ林に

崖縁から下を覗く
崖縁から下を覗く

 まだ日差しが強いので、紅葉が映えて綺麗です。 紅葉を見ながらトボトボと歩いていくと、刈込池に到着しました。(下写真)

紅葉を楽しみながら歩く
紅葉を楽しみながら歩く

刈込池1
刈込池1

刈込池2
刈込池2

刈込池の伝説
刈込池の伝説

 周辺には紅葉を楽しむ観光客が8名ほどいました。 湖畔へ続く道を降りていくと、見たいと思っていた池に映る三ノ峰の姿が見られました。(下写真)

刈込池から三ノ峰
刈込池から三ノ峰

湖面に映る三ノ峰
湖面に映る三ノ峰

 暫く景色を眺めた所で、駐車場へと下山することにします。 少し登り返すと、そこからは急な階段の下りとなります。(下写真)

少し登り返して西の下山路へ
少し登り返して西の下山路へ

斜陽に映える紅葉
斜陽に映える紅葉

カエデの赤みが濃く
カエデの赤みが濃く

石の階段を一歩づつ
石の階段を一歩づつ

 紅葉を眺めながら、膝に負担とならない程度に降りていきます。(下写真)

紅葉の回廊を下りていく
紅葉の回廊を下りていく

最後まで良い天気で紅葉が綺麗
最後まで良い天気で紅葉が綺麗

 暫く降りると沢音が大きくなり、下に吊橋が見えてきました。(下写真)

橋を渡り駐車場へ
橋を渡り駐車場へ

階段は686段・・・
階段は686段・・・

 橋を渡ると、先程降りてきた登山口との分岐となります。 近くの標識に従い「上小池」の駐車場へと最後の上りを歩いていきました。(下写真)

石段コースを降りてきた
石段コースを降りてきた

上小池駐車場へ登り返す
上小池駐車場へ登り返す

大栗ノ木
大栗ノ木

 そして予定より若干遅れ、出発から8時間半ほどで無事駐車場で合流することが出来ました。 帰路は、再開した鳩ヶ湯温泉に戻り、天然温泉で汗を流して疲れを癒やしていきました。

今回の反省点は、
・特にありませんが、実はまだ体調が悪かったようで、前日は2時間ほどしか眠れませんでした。 その影響か、後半ペースが落ちてしまいました。

 次回ですが、土曜日の天気が良いので奥美濃の「蝿帽子嶺(はえぼうしれい)」と「倉見(くらみ)」に紅葉登山へ向う予定です。


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コメントの受付は締め切りました
nousagi

日光に刈込湖というのがあるのですが
こちらは刈込池なんですね。
神秘的な池に紅葉が映えて綺麗ですね。
by nousagi (2016-11-12 11:09) 

おど

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 日光にも刈込がありましたか。 日光は観光でしか行っていないので、山にも登ってみたいですねぇ。 紅葉はこちらより早めでしょうかね。
by おど (2016-11-17 20:52) 

joyclimb

赤兎山山頂付近、青空が広がり気持ちの良い景色ですね。
紅葉と水面に映る三ノ峰を見たくて、刈込池に10月30日に行きました。
この日は多数が来ていました。
by joyclimb (2016-11-17 22:53) 

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