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[登山] 紅葉の奥美濃 蝿帽子嶺と倉見登山 [登山]

 今回は、天気もよくなる予報なので、前回に引き続き紅葉を見に行ってきました。 今週は標高1000m付近が見頃のようなので、奥美濃の「蝿帽子嶺(はえぼうしれい)」と「倉見(くらみ)」に登ってきました。
 どちらの山も展望は余りよくありませんが、道中では青空に映える陽に照らされた紅葉が綺麗に見られました。

蝿帽子嶺からパマラマ(前山・能郷白山など)
蝿帽子嶺からパノラマ

倉見山頂の紅葉
山頂の紅葉

紅葉の奥美濃
蝿帽子嶺と倉見登山
日付2016年11月12日(土)
天気晴のち快晴
山域奥美濃
場所蝿帽子嶺: 岐阜県本巣市根尾大河原
倉見   : 岐阜県本巣市根尾門脇
距離蝿帽子嶺: 7.9Km
倉見   : 6.0Km
累積標高蝿帽子嶺: +748 -748m
倉見   : +705 -705m
時間蝿帽子嶺: 3時間55分
倉見   : 2時間10分
人数1名
撮影枚数0937枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
蝿帽子嶺: C(道迷い注意)
倉見   : B
展望
(A:良い~E:なし)
蝿帽子嶺: C
倉見   : D(山頂に狭い切り開きあり)
見どころ蝿帽子嶺: 古道、ブナ林、紅葉
倉見   : 淡墨桜、温泉
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
蝿帽子嶺
07:15493m0.0Km蝿帽子峠登山口 出発
07:30 (00:15)480m0.2Km渡渉点(対岸)
08:20 (00:50)881m1.7Km908m付近
08:35 (00:15)943m2.5Km943mピーク
08:45 (00:10)946m3.0Km蝿帽子嶺分岐
08:55 (00:10)1017m3.2Km稜線合流
09:05 (00:10)1037.3m3.4Km蝿帽子嶺 休憩
09:15 (00:10)1037.3m3.4Km蝿帽子嶺 出発
09:35 (00:20)990m4.0Km蝿帽子峠北 根上り檜
09:45 (00:10)960m4.3Km蝿帽子峠
10:10 (00:25)946m5.1Km蝿帽子嶺分岐
10:30 (00:20)908m6.4Km908mピーク
11:00 (00:30)480m7.8Km渡渉点
11:10 (00:10)493m7.9Km蝿帽子峠登山口 到着
倉見
12:00245m0.0Kmうすずみ温泉駐車場 出発
12:15 (00:15)283m1.2Km簡易水道取水口登山口
12:40 (00:25)568m1.9Km尾根合流
13:15 (00:35)880m3.0Km882m付近
13:25 (00:10)926.8m3.4Km倉見 休憩
13:35 (00:10)926.8m3.4Km倉見 出発
13:40 (00:05)880m3.8Km882m付近
13:50 (00:10)568m4.9Km尾根分岐
14:05 (00:15)248m5.8Kmうすずみ温泉登山口
14:10 (00:05)245m6.0Kmうすずみ温泉駐車場 到着

ルートラボ(蝿帽子嶺)

実績コース(蝿帽子嶺)(予定なし、赤色が実績)
20161112A_map.jpg

ルートラボ(倉見)

実績コース(倉見)(予定なし、赤色が実績)
20161112B_map.jpg

写真アルバムリンク

 お陰様で、風邪や口内炎も完治し体調もほぼ元通りとなりました。 今週末もよい天気となりそうなので、紅葉の期待できる奥美濃の低山へ向かうことにします。 そのでガイドブックにも載っている「蝿帽子嶺(はえぼうしれい)」と「倉見(くらみ)」へ登ることにしました。

【蝿帽子嶺編】

 蝿帽子嶺はガイドブックによると「経験者向け」となっていますが当然登山道は付いています。 問題は登山口からすぐの沢で渡渉が必要となることでしょう。 ここをどの様に渡ったものかと考えますが、素直に沢靴と半ズボンで渡ることにしました。

 能郷白山の登り口にもなっている温見峠(ぬくみとうげ)の近くに登山口があるので、自宅から2時間弱とみて5時半前に出発しました。 下道を走り、富有柿で有名な瑞穂市を通過して山間部へと入ります。 国道157号線を北上していき、後で寄る予定のうすずみ温泉を通過し、酷道と称されるカーブの多い細い道となってきました。

 ここから温見峠まで、すれ違いが困難な部分が多く、前方から車が来ないよう祈りながら進むことになります。 幸い朝早いので一台もすれ違うこと無く奥へと入っていけました。 廃村となった大河原の集落を通過すると登山口はすぐでした。 右の路肩に「蝿帽子峠→」の標識があるので、右折して広場に駐車していきました。(下写真)

県道脇に蝿帽子峠の標識
県道脇に蝿帽子峠の標識

数台駐車可能
数台駐車可能

 ここで長ズボンは脱いで、事前に履いておいた半ズボンとなりました。 また、靴下を脱いで沢靴を履き、脱いだものはビニール袋に入れてザックにしまい込みます。 肝心の登山靴はそれぞれを結び、首にぶら下げて行きます。

 準備が整ったところで、駐車地の奥のカヤトの切り開きを歩いていきました。(下写真)

深いカヤトの切り開きを進む
深いカヤトの切り開きを進む

 前方からは沢の水音が聞こえてきます。 沢が見えてくると、渡渉箇所に到着しました。 渡渉箇所には、しっかりしたロープが渡してあり、流量も多くはないので躊躇することなし沢に入っていきます。 この日はこの季節としては温かい朝で、冷たい水ですが凍えるほどではありません。(下写真)

河原に到着

河原に到着

ロープが掛けてある(渡渉する)
ロープが掛けてある(渡渉する)

 滑らないように確認しながら進み、膝下10cmほどの水かさで無事渡ることが出来ました。(下写真)

対岸に標識
対岸に標識

 ここで沢靴を脱いでタオルで拭いてズボンと登山靴を履いていきました。 沢靴はこの先不要なので、枝に差し込んで乾かしていきます。 ここだけで5分以上は時間を費やしてしまいますが、急ぐ山旅でもないのでゆっくりとスタートしました。

 踏み跡を置くに入ると尾根の末端部となっており、尾根に組み込まれるようにお地蔵様がありました。(下写真)

尾根末端に
尾根末端に

尾根末端に「乳くれ地蔵」
尾根末端に「乳くれ地蔵」

 尾根の末端から、お地蔵さまの上を歩いていきました。 ここから暫くは急登となりますが、踏み跡は濃くつづら折れに登っていきました。(下写真)

暫くは急登
暫くは急登

自然林の林を進む
自然林の林を進む

県道が見える
県道が見える

 朝方は雲が多く、谷間で陽射しもまだ差し込みません。 それでも肉眼では黄葉が綺麗に色づいているのが確認出来ます。(下写真)

黄葉が見られ出す
黄葉が見られ出す

 右へ左へと尾根を交互に進んでいき、徐々に標高を上げていきました。(下写真)

ハッキリとした踏み跡を辿る
ハッキリとした踏み跡を辿る

陽射しが当たりだし
陽射しが当たりだし

 所々、古い道の名残が残っています。(下写真)

所々に古い道跡
所々に古い道跡

 標高が上がると、左手に能郷白山から前山へと続く尾根が見えてきました。(下写真)

(能郷白山の)前山方面を望む
(能郷白山の)前山方面を望む

西側の展望
西側の展望

 気がつくと周りはブナ林となり、黄色に彩られた雰囲気の良い森となりました。(下写真)

ブナ林が見られ出す
ブナ林が見られ出す

 傾斜が緩み前方に908mピークが見えてきました。 この辺りからピークを回避するように左斜面をトラバースしていきますが、踏み跡は薄く枝がうるさくなりました。(下写真)

傾斜が緩み
傾斜が緩み

908mピークを左から巻く
908mピークを左から巻く

 結局908mピークは、左から巻いて行きます。 その途中で「洞ミズナラ」と書かれた老木が見られます。(下写真)

洞ミズナラ
洞ミズナラ

 その先で908mピークからの主稜線と合流します。 向きも北方面となっており、右手から陽射しが差し込み始めました。(下写真)

尾根に合流
尾根に合流

 暫くの間は高低差のない歩きやすい道となり、ブナの大木なども見られました。(下写真)

ブナの大木が見られる
ブナの大木が見られる

高低差の無い気持ちのよい道に
高低差の無い気持ちのよい道に

木々の間から能郷白山
木々の間から能郷白山

 943mピークには標識があり、蝿帽子嶺への取り付きが近いことが分かります。(下写真)

943mピーク
943mピーク

 右手(東)方面は、逆光でよく見えませんが、大白木山などが近くに見えていました。(下写真)

大白木山方面
大白木山方面

 左奥に太陽に照らされ、赤く染まった紅葉の斜面が見えてきます。 鞍部が見えており、蝿帽子峠でしょうか?(下写真)

蝿帽子峠が見えてきた
蝿帽子峠が見えてきた

この辺りの紅葉が一番か
この辺りの紅葉が一番か

 目の前に屏風のように尾根が立ちはだかります。 そこへと尾根は向かっていますが、登山道は左の峠へとトラバースしていきます。(下写真)

尾根から外れ左斜面のトラバース道に
尾根から外れ左斜面のトラバース道に

 分岐には標識がっ立っているようですが、この尾根沿いにも踏み跡は付いており歩けそうです。 右手にピンクリボンがついたところに、2mほど上の尾根に登る踏み跡がついていたので、そこから登ることにしました。(下写真)

右のリボンで尾根に乗る
右のリボンで尾根に乗る

 尾根沿いはこれまでに比べると薄い踏み跡となりますが、明らかに人が通った跡があります。 そのまま尾根筋に進んでいくと、途中薮が濃い部分もありますが、大した事はありません。(下写真)

尾根沿いに踏み跡はある
尾根沿いに踏み跡はある

少し薮っぽいが問題なし
少し薮っぽいが問題なし

 次第に傾斜がキツくなり、灌木や笹を手掛かりに一気に登っていきました。(下写真)

急登に
急登に

 すると呆気無く稜線の道に合流しました。 その部分は分岐と分かるように、テープなどが沢山ぶら下がっていました。(下写真)

呆気無く稜線に到着(リボン多く)
呆気無く稜線に到着(リボン多く)

 ここで右の切り開きを、山頂方面へと向いました。(下写真)

右手の山頂へ向う
右手の山頂へ向う

 ここは福井との県境尾根で、左右に遮るものはありませんが、鬱蒼と茂る木々に邪魔され展望はありません。 それでも所々で木々の間から遠くの山が見えていました。(下写真)

雪を被った別山(中央)と微かに白山(左)
雪を被った別山(中央)と微かに白山(左)

 前方に山頂が見えてくると、そこへはすぐでした。(下写真)

前方に山頂
前方に山頂

 右奥に切り開きが見えてきたので、そちらへ入ると三角点のある蝿帽子嶺に到着しました。(下写真)

山頂へ
山頂へ

山頂の三角点
山頂の三角点

 山頂は能郷白山方面が切り開かれ、よく見えていました。(下写真)

蝿帽子嶺からパノラマ
蝿帽子嶺からパノラマ

能郷白山(右)と前山(中央)
能郷白山(右)と前山(中央)

南方面の展望(左奥は倉見)
南方面の展望(左奥は倉見)

能郷白山アップ(山頂に祠が見える)

能郷白山アップ(山頂に祠が見える)

北側の展望(道斉山、堂ヶ辻山など)

北側の展望(道斉山、堂ヶ辻山など)

 ここまでマトモに休憩していなかったので、山頂で暫く景色を眺めて行きました。 10分ほど経った所で予定通り蝿帽子峠へ向うことにしました。 先程のぶん機へと戻り、その先を更に西へと向います。
 途中、南方面に切り開きがあったので、そこからこの後で登る予定の「倉見」などを見ていきました。(下写真)

左から大白木山、岩屋山、岩岳、倉見など
左から大白木山、岩屋山、岩岳、倉見など

北側の紅葉も良さそう
北側の紅葉も良さそう

 分岐を通り過ぎると、踏み跡が怪しくなります。 一部薮に飲まれ始めたところもありますが、稜線の北斜面をトラバースして行きました。(下写真)

枝がうるさく
枝がうるさく

薄い踏み跡を辿る
薄い踏み跡を辿る

刈安山(左)と姥ヶ岳(右)
刈安山(左)と姥ヶ岳(右)

 所々邪魔な枝が切り落とされていますが、その後に延びてきているのか苦労する所もあります。 程なく踏み跡が分岐しているピークに到着しました。 右に向かう踏み跡は、緩やかに尾根沿いについていますが、これは北尾根へ向かう道のようです。 事前にガイドブックで、こちらに見どころがあると書かれていたことを思い出し、そちらへ降りていきました。(下写真)

北尾根へ向う
北尾根へ向う

中央奥に屏風山
中央奥に屏風山

 前方に緑の林が見えています。 踏み跡を辿って近づいていくと、立派なヒノキが尾根沿いに何本か立っていました。(下写真)

根上りヒノキ
根上りヒノキ

 奥を見ても休憩できる展望地などはなさそうなので、来た道を戻り先程の分岐の直進を降りていきました。(下写真)

北尾根分岐
北尾根分岐

 急斜面となり枝を掴みながら降りていきます。 ここも右斜面をトラバースするよう進んでいくと、蝿帽子峠の切り開きに到着しました。(下写真)

蝿帽子峠

蝿帽子峠

 峠には、大野(福井)方面へと続く道が降りていってます。 こちらを歩きたいとも思いましたが、またの機会とします。(下写真)

福井県(大野)側の道
福井県(大野)側の道

 峠にもお地蔵様が祀られており、下山の無事を祈願した所で駐車地まで戻ることにしました。(下写真)

峠の地蔵
峠の地蔵

 ここからも踏み跡は薄く、雪など重みで倒された枝が邪魔です・・・。(下写真)

峠から下山
峠から下山

 往路にも見えていましたが、陽も高くなりこの辺りの斜面が綺麗に色づいています。(下写真)

紅葉を見ながら降りる
紅葉を見ながら降りる

 標高差の無いトラバース道ですが、一部滑落すると谷まで落ちそうなところがありました。(下写真)

滑落注意(振り返り確認)
滑落注意(振り返り確認)

 ここを通過すると、南へと降りる尾根へと出てきます。 ここから下山かと勘違いして踏み跡を辿り直進しますが、見た記憶のない大木が2つ程ありおかしいことに気が付きました。
 GPSで現在位置を確認し、まだ下山尾根までトラバースが続くことを確認します。(下写真)

南尾根乗越(直進注意、左が正解)
南尾根乗越(左が正解)

大木があるがこちらではない
大木があるがこちらではない

 先程間違えた尾根の分岐まで戻り、藪に埋もれ掛けている道へと入っていきました。(下写真)

乗越の先は薄い薮
乗越の先は薄い薮

黄葉が鮮やかに
黄葉が鮮やかに

 ここから幾つか涸れ沢を横断しますが、最後の沢に蝿帽子嶺のぶん機標識がありました。(下写真)

幾つかの涸れ沢を越え
幾つかの涸れ沢を越え

天気もよくなり鮮やかな紅葉
天気もよくなり鮮やかな紅葉

彼沢沿いの分岐(本来の登り口)
彼沢沿いの分岐(本来の登り口)

 ここが本来の道のようですが、尾根の末端から登った方が楽そうです。 ここからは往路巡った道を戻るだけです。 しかし、往路に巻いた908mピークが気になっていたので、途中の分岐であえてそちらへ進みました。
 908mピークを経由して、そのまま薄い踏み跡(古道)を尾根沿いに降りていこうとしますが、次第に藪が濃くなってきました。(下写真)

908mピーク
908mピーク

 仕方なく、右下にあるであろう登山道へ急斜面を降りていきます。 登山道に合流すると、すっかり晴れ渡った青空に映える紅葉を見ながら足早に降りていきました。(下写真)

紅葉1
紅葉1

紅葉2
紅葉2

紅葉3
紅葉3

 きれいな紅葉が見られたことで、気分良く降りていくと、峠から1時間15分ほどで渡渉点に到着しました。随分暖かくなっていたので、裸足のまま渡渉すると無事駐車地に到着しました。(下写真)

下山時は雲ひとつ無く(中央奥は能郷白山)
下山時は雲ひとつ無く(中央奥は能郷白山)

取り付いた尾根
取り付いた尾根

【倉見編】

 駐車場に戻ったのが11時過ぎと、食事の時間となりました。 この後に向ううすずみ温泉で食事は出来ますが、おにぎりとカップ麺を持ってきていたので、寂しく車の中で食べていきます・・・。

 昼食中、この時期だからか車の往来がそれなりにありました。 食事後は、また狭い道を対向車に気をつけて南下していきました。 幸い狭い場所ではスレ違う事はありませんでしたが、バイクも含め5台ほど見かけました。

 次に向かう予定の「倉見」は、最近手を入れて普通の登山道が出来たようです。 リンク先のページも出来ており、時間があまるのは分かっていたので向うことにします。

 参考リンク: http://www.usuzumi.or.jp/contents/map/climbing/kurami.html

 能郷の集落まで戻り、その先の道の駅「うすずみ・桜の里ねお」へ左折して行きます。 左右の分岐となるので、右へ折れ右にある駐車場に止めて行きました。 駐車場からは、今から登る「倉見(くらみ)」が近くに見えています。(下写真)

駐車場付近から倉見方面(山頂は見えない)
駐車場付近から倉見方面(山頂は見えない)

 早速準備し、道の駅との分岐を直進し林道へ入っていきました。 左右に散策路がありますが、下山は左手の散策路から降りて来られそうです。(下写真)

左右に散策路
左右に散策路

 暫くは日陰の林道をトボトボと歩いていきました。(下写真)

林道を奥へ
林道を奥へ

 駐車場から1.2Kmほど奥へ入った所で、水の流れる沢に到着しました。(下写真)

登山口
登山口

 倉見登山口と書かれたパウチされた標識があり、ここから左手を奥へと入っていきました。(下写真)

2年前に整備か?
2年前に整備か?

 すぐに沢から離れ。左斜面の急登となりました。(下写真)

左の尾根沿いに登る
左の尾根沿いに登る

植林と二次林の混合
植林と二次林の混合

緑林帯の急登
緑林帯の急登

 急な尾根沿いをつづら折れで登る道を一歩一歩進んでいきます。 暫く急な斜面を登りますが、次第に傾斜が緩み始め、植林に混じり二次林なども見られ始めます。(下写真)

傾斜が緩む
傾斜が緩む

 標高が高くなると、紅葉も見られます。(下写真)

紅葉も見られ出す
紅葉も見られ出す

 登り始めて30分と経っていませんが、尾根が広がり主稜線が見えてきました。 そして左から主稜線に合流すると、分岐標識替わりの札と地図が木に提示してありました。(下写真)

尾根分岐
尾根分岐

 ここで水分補給の小休止として行きます。 右手の稜線沿いに掘られた作業道があるので、そこを辿って山頂へと向いました。(下写真)

掘れた道となる
掘れた道となる

 赤い境界杭や、木に印された赤ペンキを目印に登っていきますが、尾根沿いなので迷うことはありません。(下写真)

標識は無いが幹に赤ペンキが目印
標識は無いが幹に赤ペンキが目印

 緩やかな傾斜と急斜面を2回ほど繰り返して登っていくと、途中で下山中の登山者とすれ違いました。(下写真)

登りに
登りに

 蝿帽子嶺では、誰とも合うことがありませんでしたが、こちらは最近整備されたこともあり登る方が少なからずいるようです。 蝿帽子峠からの下山時とは比べようも無いですが、標高が高くなりこちらでもそれなりに紅葉が見られました。(下写真)

紅葉1
紅葉1

黄葉が鮮やか
黄葉が鮮やか

 882mピーク付近で、左から廻り込むように登って行きます。 ピークをトラバースし、そのまま左奥の踏み跡を辿ると、山頂へはすぐでした。(下写真)

882mピーク付近
882mピーク付近

紅葉2
紅葉2

山頂間近
山頂間近

 山頂手前に東方面の切り開きがあり、間近に以前登った「岩岳」が見えていました。(下写真)

山頂切り開きから岩岳(右)を望む
山頂切り開きから岩岳(右)を望む

 そして出発から1時間半ほどで、広く刈られた三角点のある山頂に到着しました。(下写真)

倉見の三角点
倉見の三角点

 山頂には、二人の登山者が休憩中です。 展望はありませんが、上を見ると陽に照らされた紅葉が鮮やかに見えています。(下写真)

山頂の紅葉
山頂の紅葉

雷倉
雷倉

左奥に大白木山
左奥に大白木山

 ここで持ってきたみかんを頬張り、もう一度展望を見たところで下山を開始しました。 先程の尾根分岐までテンポよく降りていくと、右手のうすずみ温泉方面へと降りていきました。(下写真)

分岐から右へ
分岐から右へ

 傾斜は比較的緩く、植林帯なども通りますが、掘られた道に落ち葉が積み重なり、滑るように降りていけます。(下写真)

植林帯を下りていく
植林帯を下りていく

下まで掘れた道が続く
下まで掘れた道が続く

落ち葉がクッションに
落ち葉がクッションに

 明確な道を辿り降りていくと、下から道の駅に訪れるバイクや車の音が大きくなってきました。(下写真)

下から車の音が聞こえる
下から車の音が聞こえる

 右下の樹林の間から、陽を反射して光る貯水槽を見ながら下りると、コンクリート製の用水路に出合います。(下写真)

用水路を直進
用水路を直進

 ここで右へ向うと貯水槽へと向うようですが、駐車地へはこのまま尾根沿いに進んだほうが近そうです。 そのまま倒木のある斜面をおりると、テープマークがありそこから畑の横へと出てきました。(下写真)

貯水槽を通り過ぎ
貯水槽を通り過ぎ

尾根末端の水路を越えて(目印のテープあり)
尾根末端の水路を越えて

左下に往路に通った林道
左下に往路に通った林道

 ここからは、往路に確認した散策路を歩き林道へと下ると、駐車場はすぐそこでした。(下写真)

この日も良い天気が続く
この日も良い天気が続く

 帰りは、車で道の駅前にある「うすずみ温泉」に移動し、ゆっくりと温泉に浸かってから帰路に着きました。

今回の反省点は、
・特にありません。

 次回ですが、日曜日の方が天気がよさそうなので、長野方面の低山(1000m前後)の山に登る予定です。(そろそろ今年の紅葉も終わりでしょうか?)


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コメント 4

コメントの受付は締め切りました
nousagi

紅葉綺麗ですね、赤も黄色も。
いくら暖かい日とはいっても
この時期、ひざ下まで水につかって渡渉というのは
ぞくぞくっとします。(^^;)
体調、良くなられたようで良かったですね。
私も、なんとなく調子が悪かったのですが
山に行くから悪化ということはないですから、
楽しみながら治せたら理想的ですね。
by nousagi (2016-11-17 16:58) 

yasi

はじめまして。

倉見で下山中に2人組と単独の方とすれ違いました。
おそらく私とすれ違った方のような・・

初めて登った山でしたが、すばらしい紅葉(と青空)でした。

ちなみに、温泉には13:30まで居りましたのでそこでもお会いして
いたかもですね。

by yasi (2016-11-17 19:17) 

おど

nousagiさん、いつもコメントありがとうございます。
 紅葉、自分としては今年は当たり年ですね。(単にタイミングが良いだけかも知れませんが)
 渡渉は登り始めてすぐなのでまだよかったですね。 これが途中にあったり数回合ったりすると気が滅入りますねぇ。
 体調は今のところ万全ですが、この所 温暖差が激しいので気をつけないとですね。

yasiさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
 登っているときに降りてこられた方ですかね。 山頂に二人連れがいたので多分そうだと思いますし、温泉には14時半(の間違えですよね)まで居たとすると、少なくとも脱衣所付近であっています?
 倉見、思ったよりも紅葉はありましたが、他と比べると・・・ですかね。

by おど (2016-11-17 21:02) 

joyclimb

蝿帽子嶺の908mピークから下った斜面の紅葉、とてもきれいですね。
by joyclimb (2016-11-17 23:24) 

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