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[登山] 岐阜県 蕪山 [登山]

 今回は、梅雨の晴れ間を期待して岐阜県の「蕪山(かぶらやま)」に登ってきました。 珍しく短めの山行となりましたが、登り始めから山頂までそれなりに楽しむ事が出来ました。

蕪山の山頂(奥は白山・滝波山方面)
広く開放的な山頂

岐阜県 蕪山
日付 2017年06月24日(土)
天気 晴れ
山域 奥美濃
場所 岐阜県関市板取
距離 8.4Km
累積標高 +831 -831m
時間 3時間25分
人数 単独
撮影枚数 0000枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0292枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0066枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
A(初心者向き)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 株杉の森
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
07:35 333m 0.0Km 板取中学校入口 出発
07:45 (00:10) 355m 0.6Km 21世紀の森入口
07:55 (00:10) 441m 1.1Km 自然観察路分岐
08:25 (00:30) 668m 2.1Km コース分岐
09:00 (00:35) 963m 3.7Km 963mピーク
09:20 (00:20) 1068.8m 4.5Km 蕪山山頂 休憩
10:00 (00:40) 1068.8m 4.5Km 蕪山山頂 出発
10:35 (00:35) 668m 6.7Km コース分岐
11:00 (00:25) 355m 8.4Km 総合運動公園駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20170624map.jpg

画像リンク

 週末は土曜日の予報の方がよく計画します。 しかし、前日あたりからまた体調が悪くなり、余り無理はできそうもないので、短めの山を幾つか選択し当日の体調で調整することにします。
 はじめに登る予定の山は、登山初心の8年ほど前に美濃平家岳に登る時に向かった板取川沿いにあります。 自宅を6時に出発し、東海北陸道を走り「美並IC」で降りると、国道156号線と256号線を走って長いタラガトンネルを通り抜けていきました。 トンネルを抜けると板取となり、県道52号線を北上していきました。

 程なく「21世紀の森」の標識が見えてきて、右に折れようとしますが、警備員の方が立っており阻止されました・・・。 聞くと当日は”あじさい祭り”で、8時まで駐車場へは入れないとの事です。
 一人できた場合は諦めて30分ほどまつしかありませんでしたが、幸い涼を求め同乗者が一緒に来ていたので路肩で出発の準備をして行きました。(他の登山者の方たちもここで足止めです)

 早速出発し、ポールで通行止めとなっている道路を奥へと入っていきました。(下写真)

運動場方面へ(8時まで通行止め)
運動場方面へ(8時まで通行止め)

 程なく中学校裏の運動場が見えてきますが、ここにも頑丈にゲートが付けられ車は奥へと進めません。 広い運動場は、あじさい祭りの駐車場となっていました。(下写真)

運動場から21世紀の森公園に
運動場から21世紀の森公園に

 道路脇に紫陽花が咲いていますが、時期が早く咲き始めのものが多い気がしました。(下写真)

アジサイ1
アジサイ1

 右上に公園へと登る階段があるので、そちらを登ります。 本来は21世紀の森公園の駐車場となっていますが、この日は祭りの出店が並んでおり、10時開催の準備をはじめていました。(下写真)

奥の右手に階段
奥の右手に階段

 左手に進むとコースの案内図があるので、それを見ていきました。(下写真)

コース案内板
コース案内板

 ここが当初考えていた登山口にあたります。 ここから遊歩道を歩いて、蕪山へと向かいました。(下写真)

途中までは遊歩道コース
途中までは遊歩道コース

 坂を登っていくと、斜面に紫陽花が綺麗に咲いています。(下写真)

坂を登り
坂を登り

アジサイ2
アジサイ2

 途中そだりに分岐がありますが、「株杉」の標識を頼りに直進していきました。(下写真)

株杉方面へ
株杉方面へ

あじさい祭り会場
あじさい祭り会場

 道沿いに進むとあずま屋が見えてきて、その横には祠が祀られています。(下写真)

東屋前に登山口(右)
東屋前に登山口(右)


祠

 その前に遊歩道の入口があるので、奥へ入っていきました。(下写真)

株杉の森へ
株杉の森へ

 杉株が見られだし、四方に立派な幹を伸ばす姿が目を引きます。(下写真)

株杉が見られ出す
株杉が見られ出す

株杉1
株杉1

株杉2
株杉2

 遊歩道を更に進むと、注意看板が立っていて、ここからは蕪山へ向かう登山道となりました。(下写真)

上に向う
上に向う

ここから登山道

ここから登山道

 周りにササユリやコアジサイが見られだし、初夏を感じさせます。(下写真)

ササユリ1
ササユリ

コアジサイ
コアジサイ

 ハッキリした未知が続いており、つづら折れで標高を上げていきました。(下写真)

つづら折れに登る
つづら折れに登る

植林地に
植林地に

 水音が聞こえだすと、沢沿いの道となります。 今回は梅雨時と言うこともあり、湿ったところではヒルが気になっていました。 しかし最近の空梅雨で、最後までヒルを見ることはありませんでした。(下写真)

沢沿いの道に
沢沿いの道に

石段が続く
石段が続く

沢水が涼しく
沢水が涼しく

 沢の上部に向かうに従い、植生が変わっていきます。(下写真)

歩きやすい道が続く
歩きやすい道が続く

?1ウリノキ
?1

?2
?2

 その沢をUターンするところで、×印があり間違えて登っていかないように注意を促しています。 ここで尾根をトラバースする道となり、一旦標高を落としていきました。(下写真)

尾根の末端へ向う
尾根の末端へ向う

 トラバース途中に分岐があり、ここで右の山頂方面へ向かいました。 帰路はここから別コースを歩く予定なので、場所を記憶しておきます。(下写真)

コース分岐(右が山頂)
コース分岐(右が山頂)

 暫く進むと、山頂まで2515mと切りの悪い標識が見られました。(下写真)

あと2515m
あと2515m

 尾根心に向かうため、つづら折れに標高を上げていきます。(下写真)

戻る形に
戻る形に

 周りが植林となると、右上が開けてきました。 程なく尾根心に到着すると、ここからは尾根沿いを進む事になりました。(下写真)

尾根上部に
尾根上部に

尾根沿いの道となる
尾根沿いの道となる

 傾斜が緩むと、歩みが自然と早まります。(下写真)

自然林に
自然林に

 少ピークを2つほど越えて気持ちのよい林を進んで行きます。(下写真)

一旦下る
一旦下る

木の根の階段を登る
木の根の階段を登る

 休憩地と思われる広場が見えてきますが、休憩無く山頂へと登っていきました。(下写真)

休憩適地(スルー)
休憩適地(スルー)

 木の根が多い道を登っていき山頂まで1000mの標識を見ると、963mピークを通過しました。(下写真)

荒れた道
荒れた道

鞍部を越えて
鞍部を越えて

あと1000m
あと1000m

963mピーク
963mピーク

 ここまで思いのほか天気がよく、燦々と日が照りつけていますが、幸い濃い樹林が続いているため、涼しく進むことが出来ました。(下写真)

標高が上がり涼しく
標高が上がり涼しく

あと500m
あと500m

 左手に山頂が近くに見えてくると左下からの涸れ沢と合流し、最後の急登を登っていきました。(下写真)

山頂が見えてきた
山頂が見えてきた

最後の登りは急登
最後の登りは急登

 前方が明るく見えてくると、唐突に樹林帯を抜けました。(下写真)

木々がなくなる
木々がなくなる

 山頂に到着しますが、周りの木々は刈り払われ、360度の展望となっていました。(下写真)

山頂に到着
山頂に到着

広く開放的な山頂
広く開放的な山頂

 山頂標識の周りだけ唯一残った気で日陰となっています。 ここの石の上に座り込んで、暫く景色を眺めていきました。(下写真)

二等三角点
二等三角点

 残念ながら、天気はよいのですが梅雨時の湿った空気で遠望は望めません。 それでも10Km程度の距離であればよく見えているので、これ以上を望むのは酷というものでしょう。(下写真)

白山方面(霞で見えず)
白山方面(霞で見えず)

滝波山
滝波山

美濃平家岳への稜線
美濃平家岳への稜線

日永岳・ドウの天井方面
日永岳・ドウの天井方面

面白い山名盤?
面白い山名盤?

高賀三山方面
高賀三山方面

御嶽山方面(見えず・・・)
御嶽山方面(見えず・・・)

乗鞍岳方面(見えず・・・)
乗鞍岳方面(見えず・・・)

 山頂は標高1000mを超えていますが、この日差しで気温が上がり手元の温度計でも23度となっていました。(下写真)

設置の温度計(24度近くに・・・)
設置の温度計(24度近くに・・・)

天気は下り坂
天気は下り坂

ニガナ
ニガナ

山頂のササユリ
山頂のササユリ

 日陰にいる分には、風が吹くと涼しく感じます。 山頂で昼にするには早すぎますし、蜂などがを五月蝿く飛び交っているので、45分ほどゆっくりした所で下山を開始しました。(下写真)

山頂を後に
山頂を後に

 ここまで登山者とは誰も会いませんでしたが、下山を開始してすぐに登ってこられた若いペアの方たちとスレ違います。 その後は、続々と訪れる登山者の方と出合い、5人、10人と数えながら降りていきますが、途中から分からなくなります・・・。(結局30名近くはいたと思います)

 往路に確認していた分岐に到着すると、遊歩道方面(尾根道)を降りていきました。 途中には冷たい湧き水があり、手を洗っていきました。(下写真)

湧き水
湧き水

 斜面をつづら折れに降りる道となり、だらだらと長い下りとなりました。(下写真)

つづら折れの道を降りる
つづら折れの道を降りる

ここにも株杉
ここにも株杉

 山頂から50分ほど降りたところで、林道に出合いました。(下写真)

尾根道の登山口(林道出合)
尾根道の登山口(林道出合)

 林道は往路に歩いた奥となっており、そこを降りていくと、沢山の観光客(あじさい祭りの参加者)と出合いました。(下写真)

観察遊歩道入口
観察遊歩道入口

アジサイ3
アジサイ3

 その後は、紫陽花を見ながら場違いな会場をそそくさと駐車場へと戻りました。

今回の反省点は、
・下山後、次の山へ行くか悩みましたが、体調が万全ではないのと、それなりに充実した登山なったので、ゆっくりと帰路につきました。

 次回は、週末は日曜日にしかいけないので、天気を見て山域を決めます。(まだ体調が悪いので、当日までの状態で決めます)


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コメント 5

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テリー

株杉って、奇妙な形の木ですね。
?1も奇妙なお花ですね。

こんな、奇妙な木やお花の場所を歩くのも、楽しそうですね。
by テリー (2017-06-28 16:05) 

nousagi

山頂の1本木、シンボルのような感じですね。
1番の花、ウリノキかと思います。
by nousagi (2017-06-28 21:16) 

たそがれ高洋

これぐらいが普通の人の山歩きです。
これで十分満足して、アジサイを味わい、ついでに
少し遠回りでも高賀山やモネの池に寄るのでしょうか。
体調不良?いったいどうして。
早く元気になってください。

by たそがれ高洋 (2017-06-28 22:47) 

山子路爺

一本の木が「此処が頂上よぉ〜〜〜」と呼んで何時ようです。

by 山子路爺 (2017-06-29 10:31) 

おど

テリーさん、コメントありがとうございます。
 株杉は、ここの名産?だったのですね、いくまで知りませんでした。 何故にと思うような幹を見ながら、不思議な空間を歩いていきました。

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 山頂です、と主張しているような一本木が印象的でした。 ?1の名前、ウリノキで間違いありませんね。(修正しておきます)

たそがれ高洋さん、コメントありがとうございます。
 普通より短い気がします・・・。 もう少しゆっくり歩いたほうが良かったかもしれませんね。 紫陽花はいまいちでしたし、帰りがけに寄れる「モネの池」は、洒落にならない渋滞と満車でスルーしました。

山子路爺さん、コメントありがとうございます。
 正にそんな感じで向かえてくれました。 天気もよく、その木の下でゆっくりと景色を眺められ、気持ちのよいところでした。(木陰は少ないので、他に人がいると争奪戦になりそうです・・・)

by おど (2017-06-29 12:30) 

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