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[登山] 木曽 田立の滝から天然公園経由で柿其渓谷ハイキング [登山]

 今回は、夏風邪が長引き体調がいまいちなので、急遽軽めのハイキングと言うことで、木曽の「田立の滝(ただちのたき)」から「天然公園」経由で、「柿其渓谷(かきぞれけいこく)」へ向かいました。 秋の雰囲気が漂う中、滝や渓谷を見ながら気持ちよく歩くことが出来ました。

田立の滝(天河滝)
天河滝

柿其渓谷(霧ヶ滝)
霧ヶ滝

木曽
田立の滝から天然公園経由で柿其渓谷
ハイキング
日付 2017年09月03日(日)
天気 晴れ
山域 阿寺山地
場所 長野県木曽郡南木曽町田立~読書
距離 18.0km
累積標高 +844m
-1065m
時間 05時間20分
人数 単独
撮影枚数 0783枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0036枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(一部道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 数多くの滝、渓谷美、天然公園
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:45 830m 0.0km 粒栗駐車場 出発
07:25 (00:40) 990m 1.8km 螺旋滝
07:55 (00:30)
1200m
3.0km 不動滝
08:05 (00:10) 1278m 3.3km 不動岩展望台(5分休憩)
08:12 (00:07) 1290m 3.4km 林道出合
08:50 (00:38) 1443m 5.9km 林道終点
09:05 (00:15) 1520m 6.6km 天然公園(展望台) 到着
09:15 (00:10) 1520m 6.6km 天然公園(展望台) 出発
09:45 (00:30) 1285m 8.4km 林道出合
10:20 (00:35) 1111m 11.3km 柿其渓谷近道分岐
10:40 (00:20) 880m 12.1km 忠兵衛峡
11:35 (00:55) 731m 15.7km 霧ヶ滝
11:55 (00:20) 681m 17.3km 林道ゲート
12:00 (00:05) 676m 17.4km 近道分岐
12:05 (00:05) 592m 18.0km 柿其渓谷駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績、水色は帰路の車)
20170903_map.jpg

画像リンク

 事前に中央アルプスの越百山か木曽駒ケ岳に登る計画でした。 しかし、1週前の土曜日からの夏風邪は治る気配がなく、発熱はありませんがふらつくので急遽標高差の少ない所を探しました。
 前日から久しぶりによい天気となり当日も期待できるので、展望のよいところを探して、天然公園(これが山名?)に向かうことにしました。 同乗者が行けるとのことで、折角なので稜線を越えて反対側へ歩くことにしました。(念の為に、JRの時刻表も確認していきます)

 登山口を田立の滝側として、自宅からは一時間半と掛かりません。 5時に出発し、中央道を中津川ICで降りると、御嶽山や中央アルプスに向かう時と同じように、国道19号線を北上します。 坂下で木曽川を越えて右岸を田立へと向かいました。
 JR沿いの細い道を走っていき、右に国道19合からの道と合流すると、集落を抜けて山方向へと奥へ進んでいきました。

 つづら折れの道となり、一気に標高を上げていきます。 キャンプ場を通過して暫く登ると、駐車場に到着しました。(下写真)

駐車場脇に避難小屋
駐車場脇に避難小屋

 すでに一台駐車していますが、人の姿はありません。 早速準備をし出発しました。(下写真)

田立の滝入口
田立の滝入口

案内図
案内図

 入口には整備協力金として200円の箱があるので払っていきます。(下写真)

環境整備協力金箱
環境整備協力金箱

 遊歩道に入りますが、よく整備された道で階段などを登っていきます。(下写真)

よく整備されている
よく整備されている

 右に沢を見ながら登っていきますが、思ったよりも急斜面です。 しかし、道は大きく蛇行しながら登っているので、それほど大変ではありませんでした。(下写真)

各所に標識
各所に標識

巨石の上に椹
巨石の上に椹

田立の滝の謂れ
田立の滝の謂れ

 歴史のある道なので随所に見どころがあり、標識の説明を見ながらゆっくりと進みます。(下写真)

しし岩
しし岩

陽が指し始め
陽が指し始め

 急斜面のトラバースなどでは、古い木道にまじり真新しい金属製の遊歩道に置き換わっていました。(下写真)

歩きやすい道
歩きやすい道

さわら
さわら

さわら説明文
さわら説明文

ヤマホトトギス
ヤマホトトギス

 斜面からは水が染み出しており、近くの木道は苔むしています。 その為に滑りやすいのかも知れませんが、この日は全く濡れていなかったので、その心配はありませんでした。(下写真)

木道は雨天時注意
木道は雨天時注意

先は長いが
先は長いが

 ベンチが見えてきて「不動岩展望」と書かれています。 右を見ると切り開きからは、目指す不動岩が見えていました。(下写真)

不動岩展望に到着
不動岩展望に到着

不動岩を仰ぐ
不動岩を仰ぐ

下に古い木道が・・・
下に古い木道が・・・

 水音が大きくなり滝に近づいてきたことが分かります。 その手前からは急斜面の木道を進んでいきますが、手すりなどはないので怖い感じです。 ここも雨などの時には注意が必要ですが、滑らなければどうということはありません。(下写真)

一見すると怖いが・・・
一見すると怖いが・・・

 程なく「螺旋滝」と書かれた標識が右下を指しています。 ここからは段差の大きい道となり、降りていくと螺旋滝に到着しました。(下写真)

螺旋滝への降下地点
螺旋滝への降下地点

螺旋滝1
螺旋滝1

螺旋滝2
螺旋滝2

 螺旋抱きは名前通り中段で向きを変えて螺旋状に落ちています。 先程の分岐まで登り返すと、その先の吊橋を渡ります。(下写真)

吊橋を渡る
吊橋を渡る

 滝の上部は岩の転がるガレ場となっています。 遊歩道はその左側を通っているので、そちらを進んでいきました。(下写真)

ガレた河原となる
ガレた河原となる

 次の滝は「霧ヶ滝」です。 滝の下に降りていきますが、あまりにも大きいので近づきすぎると全容が望めません。(下写真)

霧ヶ滝に到着
霧ヶ滝に到着

霧ヶ滝
霧ヶ滝

 ここからの道は、大きな滝だけに階段を登り高巻きます。(下写真)

大きく高巻く
大きく高巻く

 滝を横に見ながら登っていくと、その先に吊橋があり対岸へと渡ります。(下写真)

下には古い橋が見える
下には古い橋が見える

頑丈な吊橋
頑丈な吊橋

 暫く進むと絶壁に落ちる「天河滝」が見えてきました。 ここも滝下まで行けますが、登山道まで飛沫が飛んできています。(下写真)

天河滝に到着
天河滝に到着

天河滝
天河滝

天河滝上のご案内
天河滝上のご案内

 道は更に奥へと続いています。 天河滝の横を登っていくと、再々度吊橋を渡ることになりました。(下写真)

本格的な登りに
本格的な登りに

天河滝の上に
天河滝の上に

 天河滝の上を渡たり対岸の遊歩道を歩いていきます。(下写真)

天河吊橋
天河吊橋

対岸を歩く
対岸を歩く

 再度沢を渡る吊橋を渡りますが、その横に不動滝が見えていました。(下写真)

不動橋
不動橋

 夏季は上下段で構成されていて、その中段は緩やかな流れとなっています。(下写真)

上に不動滝
上に不動滝

 滝は全面から見ることはできず、滝の横に付けられた階段を登って行くことになりました。(下写真)

不動滝
不動滝

不動滝を下に見る
不動滝を下に見る

 こぼり詰めると緩やかな流れの沢となり、「龍ヶ瀨」の標識が掛かっていました。(下写真)

龍ヶ瀨
龍ヶ瀨

 ここで目標としていた「雲上橋」を渡ります。(下写真)

雲上橋に到着
雲上橋に到着

 このさきも沢沿いに道がありますが、一部荒れて(崩落?)いるので通行止めとなっています。(下写真)

雲上橋(ここから上流は通行止め)
雲上橋(ここから上流は通行止め)

 橋を渡ると階段となり、戻る形で登っていきました。(下写真)

橋を渡って不動岩へ
橋を渡って不動岩へ

上流の様子
上流の様子

ここを登る
ここを登る

 一旦は水平道となりますが、再度上りとなると展望が広がり始めました。(下写真)

緩やかな登りに
緩やかな登りに

上部の様子
上部の様子

不動岩付近からの展望1(恵那山・高土幾山など)
不動岩からの展望1(恵那山・高土幾山など)

 まだピークではありませんが、近くに恵那山が見えていました。(下写真)

不動岩からの展望2(高峰山・城ヶ根山など)

不動岩からの展望2(高峰山・城ヶ根山など)

 そして出発から1時間20分ほどで、不動岩に到着します。 ここまで登山者を見かけることはありませんでしたが、ここで駐車場に止まっていた方と思われる単独登山者の方が休憩していました。
 遠くの方は水蒸気で展望はイマイチですが、暫く写真を撮りながら眺めて行きました。(下写真)

不動岩からの展望3

不動岩からの展望3

不動岩からは視界が狭い
不動岩からは視界が狭い

 行動食のゼリーを食べ水分補給した所で、予定通り天然公園へと向かいます。(下写真)

奥へ進む
奥へ進む

 奥に伸びる細い道を抜け、木の階段を登っていくといきなり林道へと出てきます。(下写真)

少し登ると林道へ
少し登ると林道へ

林道出合
林道出合

 ベンチが置かれており、林道からも良い景色が望めました。(下写真)

不動岩入口の様子
不動岩入口の様子

遠くに奥美濃の山も薄っすらと
遠くに奥美濃の山も薄っすらと

 少し行くとトイレが設置されており、天然公園までは登山者の方は多いのでしょうか。(下写真)

こんな所に綺麗なトイレ
こんな所に綺麗なトイレ

 ここからは長い林道あるきとなりますが、天気もよく気温も丁度よい感じでした。 時間を木にすることもなく、トボトボと歩いていくと、ここの名所?となる素掘りのトンネルに到着しました。(下写真)

暫くは林道歩き
暫くは林道歩き

手掘りのトンネル
手掘りのトンネル

素掘トンネル説明文
素掘トンネル説明文

 人力で掘ったとは思えないような大きなトンネルで、上部は崩れないよう平らに仕上げられていました。(下写真)

上部の様子
上部の様子

 暫く進むと簡易トイレと小屋が見えてきます。(下写真)

トイレと避難小屋
トイレと避難小屋

 プレハブ製の避難小屋が建てられており、その前には立派な岩の机も設えてありました。(下写真)

避難小屋前に岩の椅子と机
避難小屋前に岩の椅子と机

 途中には林道分岐がありますが、橋は渡らず直進して行きました。(下写真)

分岐は直進(四ノ沢橋)
分岐は直進(四ノ沢橋)

 分岐を越えると広場があり、その先から草の茂る細い道となりました。(下写真)

よい道はここまで
よい道はここまで

 とは言え、人の足跡は多く見られの寿司、車もまったく走っていないわけではなさそうです。 陽射しが強めですが、すっかり秋の雰囲気です。 青空を見ながら気持ちよく歩いていくと林道終点に到着しました。(下写真)

道が細くなる
道が細くなる

ヤマハハコ
ヤマハハコ

長い林道歩きも終盤に
長い林道歩きも終盤に

林道終点
林道終点

 林道終点には天然公園への登り口の標識が立っており、笹は多めですがここも整備された道を進んでいきました。(下写真)

天然公園入口
天然公園入口

笹原の道を進む
笹原の道を進む

 ここまで前日のものと思われる足跡が複数ありますが、笹の勢いも増して来ます。(下写真)

それなりに歩く人はいる
それなりに歩く人はいる

 天然公園のピークまでは、それほど標高差はないので急登という訳ではありません。 程なく避難小屋分岐に到着しました。(下写真)

避難小屋分岐
避難小屋分岐

 すぐ横に小屋が見えるので寄っていきます。 それほど大きな小屋ではありませんが、泊まる人も居るのでしょうか?(下写真)

避難小屋1
避難小屋1

 中を覗こうと見ると、驚いたことに扉はサッシのガラス戸となっています・・・。(下写真)

何故か扉はサッシのガラス戸
何故か扉はサッシのガラス戸

 トイレがあるのでついでに寄っていきました。 用事をすませ先程の分岐に戻ると、苔むし滑りやすい木道を注意しながら歩いていきました。(下写真)

山頂へ
山頂へ

滑りやすい木道に
滑りやすい木道に

 なるべく木道の上を歩いていくと、T字の分岐に到着します。(下写真)

周回分岐
周回分岐

 地図に周回コースとなっている分岐の様ですが、左手(時計回り)方面の木道は笹に埋もれていました。(下写真)

木道を進む
木道を進む

 右の天然公園方面へ向うと、湿地帯となります。 しかし、この時期咲くものもなくすっかり秋色の草原と行った感じでした。(下写真)

湿原帯だが・・・
湿原帯だが・・・

リンドウ(まだ蕾)
リンドウ(まだ蕾)

 そして不動岩から1時間弱で天然公園に到着しました。(下写真)

天然公園に到着
天然公園に到着

天然公園周辺案内図
天然公園周辺案内図

今回のコース部分アップ
今回のコース部分アップ

 奥には木製の展望台が建っています。 展望台に登ると、東から北に掛けて展望が広がり中央アルプスなどが見えていました。(下写真)

展望台に

展望台に

中央アルプス方面
中央アルプス方面

乗鞍岳・木曽御嶽山方面(雲で見えず)
乗鞍岳・木曽御嶽山方面(雲で見えず)

木曽駒ヶ岳アップ
木曽駒ヶ岳アップ

展望図
展望図

 残念な事に、早くも雲が掛かり始めており、上部は雲に覆われていました。 また、御嶽山や北アルプスなどは霞んで識別不能でした。
 展望を眺めていると、木道を歩く足音が聞こえてきて、先程の登山者が到着します。 軽く挨拶を交わし暫く景色を眺めた所で、予定通り柿其渓谷へと下ります。(下写真)

柿其渓谷へ
柿其渓谷へ

 水飲場と書かれているので、そちらへ寄っていきます。 岩清水で水量はありますが、落差が無いので汲むのが困難です。(下写真)

水場へ寄る
水場へ寄る

岩の隙間から水が流れ
岩の隙間から水が流れ

 水場を確認したところで、林道へ降りていきました。(下写真)

まずは西へ
まずは西へ

 緩やかな尾根沿いの道となり、植林帯をゆっくりと降りていきます。(下写真)

北に転じ樹林帯を降りる
北に転じ樹林帯を降りる

 左の切り開きから近くの山が見えますが、阿寺山方面でしょうか?(下写真)

途中の展望
途中の展望

 基本的によく踏まれた道ですが、所々笹が伸び始めていました。(下写真)

笹が伸びだし
笹が伸びだし

鬱蒼とした道を進む
鬱蒼とした道を進む

 標識は朽ちたものが多く読めるものは少なめです。 結局、中間地点にハッキリとしたものがあるだけでした。(下写真)

中間地点
中間地点

 終盤となると、広い木々の切り開きの脇を進んでいきます。 快適な道となり、緩やかに降りていくと天然公園から30分ほどで林道に出てきました。(下写真)

防火帯か?

防火帯か?

右に防火帯を見ながら進む
右に防火帯を見ながら進む

林道出合に
林道出合に

 登山口は林道の峠に作られており、ここにも小奇麗な避難小屋が建っていました。(下写真)

峠の避難小屋
峠の避難小屋

中の様子
中の様子

天然公園入口の様子
天然公園入口の様子

 ここで左右どちらに降りても下山口(柿其渓谷駐車場)へと向かえます。 ここは予定通り柿其渓谷へ降りる、左の道を進むことにしました。(下写真)

切り開きから中央アルプス
切り開きから中央アルプス

糸瀬山と奥に空木山・檜尾岳
糸瀬山と奥に空木山・檜尾岳

 事前に調べたところでは、この道は7月時点では通行止めとなっていたようです。 しかし、最新の情報で通行止めが解除されたとあったので、向うことにしました。 その通行止めと思われる付近に近づくと、工事中の標識が立っていました。(下写真)

工事中
工事中

 左斜面が崩れた跡はありますが、道が作り直されています。 この辺りから谷の奥を望むと、以前登ったことのある奥三界岳が見えていました。(下写真)

奥三界岳方面
奥三界岳方面

 その先に車道ごと谷まで崩落した現場が見えてきました。(下写真)

斜面崩壊跡
斜面崩壊跡

車通行止め?
車通行止め?

 正に工事中といった感じで、下から積み上げられたコンクリートの塊の上部は、まだ固まりきれていませんでした。(下写真)

工事途中
工事途中

対岸の山々
対岸の山々

セメントはまだ固まっていない・・・
セメントはまだ固まっていない・・・

 補修されたばかりの林道を歩いていくと、対岸の林道に木材搬送用のワイヤーが張られていました。(下写真)

材木運搬用のケーブル
材木運搬用のケーブル

 ここまで水は豊富で、斜面のいたるところから水が湧いていました。(下写真)

水は豊富
水は豊富

 グルっとUターンし、先程のケーブルの対岸に到着します。 谷間へ道を通しており、切られた木材が積まれていました。(下写真)

木材収集場
木材収集場

木の良い匂いが漂う
木の良い匂いが漂う

 前日に切られたばかりなのか、木の良い匂いが漂っていました。(下写真)

治山工事中
治山工事中

対岸から天然公園付近を望む
対岸から天然公園付近を望む

 峠から先で標識は見当たりませんでしたが、一箇所だけある林道分岐には標識が立っていました。(下写真)

久しぶりに標識
久しぶりに標識

 その先のカーブには、柿其渓谷近道と書かれた標識が立っています。(下写真)

ここで柿其渓谷への近道に
ここで柿其渓谷への近道に

10.7Kmは駅までの距離?
10.7Kmは駅までの距離?

 ここで矢印に従い、尾根を降りていきました。(下写真)

入口の様子
入口の様子

 見た感じとは裏腹に、木の階段が付けられよく整備されていました。(下写真)

よく歩かれている
よく歩かれている

階段などは修復されている
階段などは修復されている

 急斜面などの無い緩やかな尾根で、中腹付近からは右手に明るい植林を見ながら降りていきました。(下写真)

植林帯の脇を進む
植林帯の脇を進む

随分降りてきた
随分降りてきた

 右下の谷に林道が見えてくると、更に傾斜が緩み左へと向かいます。(下写真)

傾斜が緩む
傾斜が緩む

谷へと下る
谷へと下る

 前方から水音が大きくなり、沢とそこに掛かる橋が見えてきました。(下写真)

橋に到着
橋に到着

 木製の橋で見た目よりは頑丈そうですが、恐る恐る渡り林道に出合います。(下写真)

慎重に渡る
慎重に渡る

 昼前となり林道は日差しが強く遮るものはありません・・・。 右に向かって渓谷沿いを歩く道となりました。(下写真)

ここからは、また長い林道歩きに
ここからは、また長い林道歩きに

 ここからも長い林道歩きなので、トボトボと渓谷を下に見ながら歩いていきます。(下写真)

下に渓谷を見ながら歩く
下に渓谷を見ながら歩く

 すこし進むと右に「上手斧橋」と書かれた標識がありました。 奥を覗き込むと、吊橋が掛かっています。(下写真)

上手斧橋へ
上手斧橋へ

 対岸に何かあるのかと渡りますが、ユラユラと揺られて落ち着きません・・・。 何とか渡り終えると、NASテープが付いているのでその通りに進みます。(下写真)

上手斧橋を渡る
上手斧橋を渡る

道が続くので奥へ
道が続くので奥へ

 しかし、奥に到着すると土砂崩れの工事跡に到着しました。 ここから先に行けるものとも思いましたが、奥を見渡してもそれらしい道はありません。(下写真)

土砂崩れ防止工事跡
土砂崩れ防止工事跡

先へは進めず・・・
先へは進めず・・・

 結局、この道は工事のために付けられたもののようで、素直に戻りました。 再度吊橋を渡り、林道を歩いていくと、対岸から先程の工事跡が見られます。(下写真)

先程の斜面を見る
先程の斜面を見る

 その先も対岸は切り立った一枚岩などもあり、とても歩ける状態ではありません。(下写真)

一枚岩の斜面?
一枚岩の斜面?

 次に「雷の滝」と書かれた標識に到着しました。 ここはしっかりとした道と矢印付きの標識が立っているので問題無さそうです。(下写真)

雷の滝へ
雷の滝へ

 したへ降りるに従い、轟音が轟いてきました。 沢沿いに到着すると、岩が水流で削られ深い淵にU字を描いて落ちる滝が見えてきました。 これが雷の滝でしょうか?(下写真)

複雑な滝
複雑な滝

雷の滝
雷の滝

 滝の先にある淵はエメラルドグリーンの綺麗な色でした。(下写真)

水は澄んでおり
水は澄んでおり

 滝を見た所で登り返して林道へ戻ります。 その先にも何箇所か対岸へ渡る吊橋がありますが、どれも通行できない状態でした。(下写真)

先の橋は通行止めに
先の橋は通行止めに

大垂?
大垂?

大垂?
大垂?

 一箇所、通行止めにはなっていませんが、朽ち果てており上から枝なども覆いかぶさり、これを渡るのは難しいでしょう。(下写真)

通行止めでは無いが・・・
通行止めでは無いが・・・

ここも綺麗な水に
ここも綺麗な水に

猿の谷渡り(通行止め)
猿の谷渡り(通行止め)

 箱淵と書かれた標識から下を除くと、四角い綺麗な淵が見られます。(下写真)

箱淵を覗く
箱淵を覗く

箱淵
箱淵

 この辺りから谷間だけではなく、周り一体が岩山となってきて、険しい雰囲気となります。(下写真)

この辺りは険しい
この辺りは険しい

 対岸に「虹ノ滝」が見られるところでは、霧状の滝が落ちていました。 日は指していますが、角度の関係から虹は見られませんが、名前の由来は想像できます。(下写真)

対岸に虹ノ滝
対岸に虹ノ滝

虹ノ滝
虹ノ滝

 そしてこのコース一番の見どころとなる「霧ヶ滝」の降り口に到着しました。(下写真)

霧ヶ滝へ降りる
霧ヶ滝へ降りる

 降り口は草が映えて不安となりますが、その先はコンクリート製の階段が降りており、問題はありません。 20mほど降りると展望地があり、滝を間近に見ることが出来ました。(下写真)

霧ヶ滝
霧ヶ滝

 林道へ戻り先を進みます。 先程険しいと思っていた岩山は「宝剣岩」と名前が付けられており、その展望地に到着します。(下写真)

宝剣岩を仰ぐ
宝剣岩を仰ぐ

 その先で崩落跡が見えてきました。 事前に調べたとおり工事は終わっており、問題なく通過できますが、ここで通行止めとなれば、迂回路は無いので来た道を「峠の避難小屋」まで戻ることになります・・・。(下写真)

崩落跡
崩落跡

 谷沿いの道も終盤となり、奥に中央アルプスや南木曽岳(なぎそだけ)が見えてきました。(下写真)

奥に中央アルプスの摺古木山
奥に中央アルプスの摺古木山

南木曽山が大きく
南木曽山が大きく

城山?
城山?

 そして林道出合から1時間15分で、林道ゲートに到着しました。(下写真)

林道ゲート
林道ゲート

 ここで同乗者に連絡が取れ、柿其渓谷の駐車場にいることを確認しました。 ゲートを通り抜け、下に集落が見えると、ショートカット道があるのでそちらを下っていきました。(下写真)

車はここまで
車はここまで

下に集落が見える
下に集落が見える

登山者ポスト
登山者ポスト

駐車場近道へ
駐車場近道へ

 山道を降りていくと、下の方で道を見失います・・・。 とは言え、前方には車道が見えているので適当に進んで林道に出てきました。(下写真)

山道を下りていく
山道を下りていく

車道出合に到着
車道出合に到着

 右の集落方面に向かうと、視界が開け奥に駐車場が見えてきました。(下写真)

ここの温泉に入浴
ここの温泉に入浴

駐車場とトイレ
駐車場とトイレ

柿其渓谷駐車場に到着
柿其渓谷駐車場に到着

柿其渓谷案内
柿其渓谷案内

 こうして無事、駐車場に到着し同乗者とも会うことが出来ました。

【おまけ】

 予定通り、柿其温泉に入り汗を流し帰路に付きました。 集落を通り過ぎた先に、名所の「柿其水路橋」を通ります。(下写真)

柿其水路橋
柿其水路橋

今回の反省点は、
・特にありませんでした。 まだ夏風邪は治る気配がありませんが、症状は軽くなっています。

 次回ですが、久しぶりに北アルプス方面の天気が期待できるので、そちらに向かう予定です。


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