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[登山] 2017年 秋の白山 別山・南竜ヶ馬場周回 [登山]

 今回は、そろそろ標高の高いところでは紅葉しているだろうと、白山に行くことにしました。 とは言え、単純にピストンだけでは面白くないので、定番となっている別山からの周回コースとしました。
 残念ながらまだ紅葉には程遠い状態でしたが、午前中はよい天気で、北アルプスなどを見ながら気持ちよく歩くことが出来ました。

別山の北尾根
気持ちのよい縦走路

2017年 秋の白山
別山・南竜ヶ馬場周回
日付 2017年10月08日(日)
天気 晴れのち曇り(蒸し暑く)
山域 白山
場所 石川県
距離 18.9km(バス除く)
累積標高 +2040m -1498m(バス除く)
時間 08時間25分(バス待ちと乗車除く)
人数 2名
撮影枚数 0418枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0182枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(距離長い)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 白山
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:30 800m 0.0km 市ノ瀬手前駐車地 出発
06:40 (00:10) 850m 0.8km 林道分岐
06:55 (00:15) 920m 1.9km 猿壁登山口
07:35 (00:40) 1245m 3.6km 最終水場
09:10 (01:35)
1906m
6.9km チブリ尾根避難小屋 休憩
09:20 (00:10) 1906m 6.9km チブリ尾根避難小屋 出発
10:30 (01:10) 2376m 8.6km 御舎利山 5分休憩
10:45 (00:15) 2399.3m 9.2km 別山 昼食休憩
11:25 (00:40) 2399.3m 9.2km 別山 出発
12:25 (01:00) 2256m
12.0km
油坂の頭
13:05 (00:40) 2070m 13.5km 南竜ヶ馬場 休憩所
13:20 (00:15) 2070m 13.5km 南竜ヶ馬場 出発
13:50 (00:30) 1970m 15.2km
甚之助ヒュッテ
14:45 (00:55) 1260m 18.3km 別当出合 到着
15:00 (00:15) 1260m 18.3km 別当出合 バス出発
15:15 (00:15) 830m - 市ノ瀬バスターミナル 到着
15:25 (00:10) 800m 0.6km 市ノ瀬手前駐車地 到着

ルートラボ
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実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20171008_map.jpg

画像リンク

※今回もいつものコースなので、展望写真中心で掲載します。

 前回と前々回と高い山は紅葉し始めているので、少し早めですが白山に行こうと計画します。 今回は同行者も一緒に行けそうなので、まだ登っていない別山から軽めの周回コースで計画しました。 往路は市ノ瀬からチブリ尾根を登り、別山と南竜ヶ馬場を経由して別当出合へと下山します。 幸い市ノ瀬と別当出合は往復のシャトルバスが運行しているので(今年は10月9日まで)これを利用して戻ってこられます。

 登山口となる市ノ瀬までは自宅から2時間半ほどと見て、少し遅めで4時に出発しました。 いつも同様に九頭竜経由で向かうと、ほぼ予定通り白峰に到着しました。 ここから市ノ瀬へと向かいますが、同じ方向に向かう車が連なっていました。

 市ノ瀬の500mほど手前まで来ると、路肩に数珠なりに駐車しているのが見えてきました。 ここは早々に奥へ行くことを諦め駐車して行きました。(下写真)

長蛇の列
長蛇の列

 三連休の中日という事もあり、沢山の登山者が向かっていました。 準備を整え出発すると、市ノ瀬のバスターミナルにも大勢の人がバスを待っていました。(下写真)

バス停には長い列が
バス停には長い列が

 バスを横目に車道を歩き、分岐で右の林道へと入っていきました。(下写真)

アキギリ
アキギリ

林道を進む
歩道を進む

 何度も歩いている林道ですが、来る度に様子が変わっています。 道標を確認しながら遊歩道を歩いていきました。(下写真)

林道から左の登山道へ
林道から左の登山道へ

車道に出るがすぐ右の登山道へ
車道に出るがすぐ右の登山道へ

 猿壁登山口に到着しますが、この辺りから大勢の年配の登山者を抜いていきました。(下写真)

大木が多く見られる
大木が多く見られる

 暫くは黙々と歩き、初めの目的地となる水場に到着しますがここはスルーします。(下写真)

最終水場(スルー)
最終水場(スルー)

 その先で斜面を登っていくと白山方面が開けます。 ここで暫く展望を眺めていきます。(下写真)

白山の展望台
白山の展望台

ようやく半分ほど
ようやく半分ほど

 尾根に向かってつづら折れで登っていくと、南側の展望も見られ始めました。 この日は前日の水蒸気が残っていて、一面の雲海となっていました。(下写真)

南側の展望(雲海)
南側の展望(雲海)

琵琶倉山
琵琶倉山

奥に能郷白山、右に荒島岳の山頂部
奥に能郷白山、右に荒島岳の山頂部

 この日の気温は、10月にも関わらず朝から気温は下がらず、強い日差しと湿度の高さで汗だくとなってきました。 寒いかと思いヒートテックを着込んでいたので、休憩がてら脱いでてきますが、それでも暑く感じます。
 また、ここまで周囲の木々は青々としており黄葉も疎らです。 標高が上がり楽しめるかと思っていた紅葉は、いまいちでした・・・。(下写真)

右から大長山・赤兎山・裏赤兎山など
右から大長山・赤兎山・裏赤兎山など

紅葉はこの程度
紅葉はこの程度

よい感じに
よい感じに

右に釈迦岳
右に釈迦岳

下に駐車した付近
下に駐車した付近

 展望のよい笹の草付き斜面となると、登山道沿いにエゾリンドウやリンドウが見られました。(下写真)

リンドウ
リンドウ

視界が開ける
視界が開ける

 前方に別山が見えてきますが、まだまだ遠くです。(下写真)

別山(左)を仰ぐ
別山(左)を仰ぐ

 尾根沿いの道となり傾斜が緩むと、避難小屋まではすぐでした。 小屋の前で展望を見ながら小休止として、トイレにも寄っていきます。(下写真)

白山の展望
白山の展望

付近の紅葉
付近の紅葉

小屋前から白山方面
小屋前から白山方面

釈迦岳
釈迦岳

四塚山
四塚山

御前峰(手前に赤い屋根の室堂)、左は大汝峰
御前峰(手前に赤い屋根の室堂)、左は大汝峰

向かう尾根(紅葉はまだ早い?)
向かう尾根(紅葉はまだ早い?)

南竜ヶ馬場(中央上の赤い屋根)
南竜ヶ馬場(中央上の赤い屋根)

奥に三ノ峰
奥に三ノ峰

 休憩後は、続く尾根を進んでいきました。(下写真)

小屋奥の池
小屋奥の池

 暫くは景色を見ながらゆるい傾斜が続きますが、手前のピークへと登る急登となりました。 黙々と登っていくと、後ろに小屋が見えてきました。(下写真)

小屋から10分ほどでここまで(中央下に小屋)
小屋から10分ほどでここまで(中央下に小屋)

北の谷の紅葉
北の谷の紅葉

 その後も急登となっていき、この日の暑さのせいか速度が鈍ります。(下写真)

随分と登ってきた
随分と登ってきた

 石の多い枯れ沢沿いに登っていき、ハイマツが見られだすと、稜線越しに北アルプスが見えてきました。(下写真)

向かう縦走路と白山
向かう縦走路と白山

尾根向こうが見えてきた(右奥に北アルプス)
尾根向こうが見えてきた(右奥に北アルプス)

 ハイマツの間を登る道となりますが、中々ピークへは到着しません。 出発から4時間で「御舎利山」に到着しました。 数名の登山者が休憩中で、天気が崩れる前にここで景色を眺めていきます。(下写真)

御舎利山から北アルプス方面
御舎利山から北アルプス方面

北尾根と三方崩山
北尾根と三方崩山

白山
白山

白山アップ(室堂平)
白山アップ(室堂平)

木曽御嶽山方面
木曽御嶽山方面

北アルプス南部(槍ヶ岳・穂高連峰など)
北アルプス南部(槍ヶ岳・穂高連峰など)

乗鞍岳
乗鞍岳

剱岳・立山連峰など
剱岳・立山連峰など

槍ヶ岳と手前に笠ヶ岳が重なる
槍ヶ岳と手前に笠ヶ岳が重なる

 ここまで来れば別山はすぐ到着します。 稜線を10分ほど歩くと登山者で賑わう山頂に到着しました。(下写真)

別山近影
別山近影

赤兎山や大長山も雲が消え
赤兎山や大長山も雲が消え

小松方面(奥は日本海)
小松方面(奥は日本海)

別山へ
別山へ

別山神社
別山神社

別山山頂
別山山頂

 ここで予定通り、景色を見ながら昼食休憩としていきます。(下写真)

白水湖
白水湖

別山平・三ノ峰(奥に荒島岳や銀杏峰)
別山平・三ノ峰(奥に荒島岳や銀杏峰)

三ノ峰から銚子ヶ峰(紅葉は薄く)
三ノ峰から銚子ヶ峰(紅葉は薄く)

南白山への稜線
南白山への稜線

別山平アップ
別山平アップ

チブリ尾根避難小屋アップ
チブリ尾根避難小屋アップ

三ノ峰避難小屋アップ
三ノ峰避難小屋アップ

 昼食は前回からカップラーメンを食べていきますが、この日は気温が高く食欲が沸きません。 無理やり流し込んで出発しますが、歩いているうちに気持ち悪くなって来ました。(下写真)

南竜ヶ馬場へ向う
南竜ヶ馬場へ向う

谷間に雪渓
谷間に雪渓

草紅葉も終わり
草紅葉も終わり

 気持ちのよい稜線ですが、体調は最悪です・・・。 お茶を飲んで誤魔化しますが、消化されるまで同仕様も無さそうでした。(下写真)

2242mピークは右から巻く
2242mピークは右から巻く

火口から4km
火口から4km

下は箱谷
下は箱谷

気持ちのよい縦走路
気持ちのよい縦走路

池1
池1

池2
池2

下は大屏風
下は大屏風

2276mピークを見返す
2276mピークを見返す

白山に近づく
白山に近づく

 何度も歩いた道ですが、この時期に歩くのは初めてです。 油坂の頭を越えると、下に南竜ヶ馬場がよく見えていました。(下写真)

南竜ヶ馬場が見えてきた
南竜ヶ馬場が見えてきた

南竜ヶ馬場アップ
南竜ヶ馬場アップ

 油坂を降りて行くと、いつもの水場に到着しました。 ここで水分補給していきますが、時間も経って体調も少しは良くなっていました。(下写真)

水場を過ぎて

水場を過ぎて

 南竜ヶ馬場への最後の斜面を黙々と登ると、ガスに覆われ始めた南竜ヶ馬場に到着しました。(下写真)

南竜ヶ馬場の湿地帯
南竜ヶ馬場の湿地帯

 まだ時間に余裕はあるので、ここの休憩小屋で少し休んでいきます。 室内も普通であれば寒いのでしょうが、この日は涼しく感じます。

 少し横になってから出発しました。 横にある南竜山荘の様子を見てから、山頂へは向かわず下山を開始します。(下写真)

南竜山荘
南竜山荘

 午後になり雲が湧いて次第に展望が無くなっていきました。(下写真)

ガスが出てきた
ガスが出てきた

 甚之助ヒュッテ経由で降りていきますが、エコーラインとの合流辺りから沢山の人で渋滞気味です・・・。(下写真)

展望もここまで
展望もここまで

雲の合間から下界を望む
雲の合間から下界を望む

 下山は渋滞込みの時間で計算済みなのでそれほど急ぐ必要はありませんが、先を歩く同行者は次々と先行する人を追い越していきます。
 中飯場を通り過ぎ、不動の滝を横目に見ながら降りていくと、南竜ヶ馬場から1時間半弱で別当出合に到着しました。(下写真)

不動滝
不動滝

下り専用道は通行止め
下り専用道は通行止め

 別当出合にからは、バスで市ノ瀬へと戻ります。 15分ほど待ちますが、炭酸ジュースを飲み進んでいると体調も良くなってきました。 予定通りバスに乗ると、15分ほど揺られ無事市ノ瀬に到着しました。

今回の反省点は、
・気温の上昇に身体が追加いかなかったことでしょうか? 昼食後は、気持ち悪くなりペースが落ちてしまいました。 春と秋にはありがちなことなので、調整しやすい服装を考えたいと思います。

 次回ですが、天気が微妙ですが北部は晴れの予報となっているので、今回に引き続き白山北部か敦賀の山へ向かう予定です。


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コメント 3

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nousagi

8日で紅葉には早めだったんですね。
1週間たつから、そろそろいい感じになっているころでしょうか。
花の白山に登った時に、「秋がいいんだよ」と言われましたが
遠くてそうそう行けません。(^^;)
by nousagi (2017-10-14 10:46) 

テリー

天気に恵まれて、すばらしい眺望でしたね。
by テリー (2017-10-14 11:38) 

おど

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 一週間後は1500mぐらいで丁度だったので、今年は上部の紅葉は霜などの影響で全滅なのかもしれません・・・。 白山は、夏の花の時期がよいと思います。 秋はピンポイントで登らないといけないので、難しいですね。

テリーさん、コメントありがとうございます。
 天気がよくて幸いでした。 これで紅葉が綺麗ならいうことありませんが。

by おど (2017-10-20 12:30)