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[登山] 長野県 分杭峠から入野谷山・二児山縦走登山 [登山]

 今回は、週末は山に行けない予定なので、急遽休んで以前から行きたいと思っていた「二児山(ふたごやま)」に登ってきました。 とは言え、牧場からの通常コースでは面白くないので、数年前に整備された分杭峠(ぶんぐいとうげ)から「入野谷山(いりのややま)」経由でピストンとしました。
 秋晴れの気持ちのよい天気となり、中央アルプスから遠くの北アルプスの白くなった山まで見られ、充実した登山となりました。

二児山からパノラマ
二児山からパノラマ

長野県
分杭峠から
入野谷山・二児山縦走登山
日付 2017年11月02日(木)
天気 晴れ
山域 大鹿
場所 長野県下伊那郡大鹿村大字鹿塩
距離 17.7km
累積標高 +1512m -1512m
時間 07時間45分
人数 単独
撮影枚数 0782枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0536枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 紅葉、展望
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:55 1400m 0.0km 駐車地 出発
07:00 (00:05) 1417m
0.3km
分杭峠
07:03 (00:03) 1412m 0.5km 入野谷山登山口
07:40 (00:37) 1666m 1.9km 光のテラス分岐
07:45 (00:05) 1657m 2.3km 光のテラス
07:50 (00:05) 1666m 2.8km 光のテラス分岐
08:05 (00:15) 1772.5m 3.2km 入野谷山
08:35 (00:30) 1842m 4.5km 絶景の峰
09:00 (00:25)
1870.1m 5.6km 電波反射板ピーク
09:50 (00:50) 1940m 7.6km 崩壊地
10:55 (01:05) 2216m
9.5km
二児山(西峰)
11:15 (00:20) 2243m 9.9km 二児山(東峰) 昼食休憩
11:50 (00:35) 2243m 9.9km 二児山(東峰) 出発
12:40 (00:50) 1942m 12.1km 崩壊地
13:25 (00:45)
1820m
14.0km 電波反射板付近
13:45 (00:20) 1842m 15.0km 絶景の峰
14:15 (00:30) 1772.5m 16.3km 入野谷山
14:40 (00:25) 1400m 17.7km 駐車地 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20171102_map.jpg

画像リンク

 以前冬の時期に鹿塩方面から牧場への道路を利用し、雪の中を二児山に向かっています。 この時は、余りの雪の多さに途中で引き返しましたが、それ以来まだ二児山へは登っていませんでした。
 これとは別に分杭峠から入野谷山への登山道は3年ほど前に整備されたことを知り、機会があれば二児山まで縦走しようと思っていました。 予定日は晴天も期待できる予報で藪も気にならない時期となってきたので、満を持して向かうことにしました。

 分杭峠までは自宅から2時間半ほどなので、7時開始となるように4時45分頃に出発しました。 平日の早朝と言うことで、トラックに加え普通車も多めです。 1時間半ほどで駒ヶ根ICに到着し、県道49号線を分杭峠へと向かいました。 標高が上がるに従い、陽に照らされた紅葉が綺麗に見えてきます。
 予定通り7時前に分杭峠に到着すると、そのまま南下し邪魔にならないよう路肩に駐車して行きました。(下写真)

分杭峠の南側に駐車
分杭峠の南側に駐車

 早速準備しますが、山から染み出した水は凍結しています・・・。 久しぶりにフリースで温かい格好をシていきますが、この日は風が弱くそれほど寒くは感じません。 早速出発し、先程通過した分杭峠へと登り返します。(下写真)

上部に入野谷山
上部に入野谷山

 程なく分杭峠に到着しますが、エンジンを駆けた状態のトラックが停まっています。 以前来たことがありますが、北側の展望が広がり遠くの山まで見られました。(下写真)

分杭峠
分杭峠

分杭峠から北側の展望
分杭峠から北側の展望

 東に林道が続いているので、ゲート脇を通過しそちらへと向かいます。(下写真)

林道は車の通行禁止
林道は車の通行禁止

 林道を進むと、すぐに左下にパワースポットと称される”ゼロ磁場”への分岐が見えてきました。(下写真)

登山口は直進
登山口は直進

 ここはスルーしカーブを曲がると、入野谷山登山口がありました。(下写真)

入野谷山登山口
入野谷山登山口

 すぐ上に獣避けの網が張り巡らされ、入口を開けて越えていきます。(下写真)

獣防止網
獣防止網

 笹原の切り開かれた道となり、そこを黙々と登っていきます。(下写真)

笹原の道
笹原の道

 傾斜が緩むと「風の丘」と書かれた標識が立っていました。(下写真)

ここは風の丘
ここは風の丘

 ここで左に折れて山腹をトラバースして行きます。(下写真)

左に折れる
左に折れる

 ここはピークを迂回する道で、暫くは標高差のない道を進んでいきました。 すると落ち葉で道跡が薄くなり、テープを確認しながら歩いていきました。(下写真)

踏み跡薄く道迷い注意
踏み跡薄く道迷い注意

 急斜面となり水の流れも見られます。(下写真)

トラバース道が続く
トラバース道が続く

 そして前方に大きなカツラの木が見えてくると、そこが「結の桂」と呼ばれるところでした。(下写真)

結の桂
結の桂

 更にトラバース道が続きますが、標高も上がり左の樹間から遠くの山が見えてきました。(下写真)

樹間から展望
樹間から展望

乗鞍岳アップ
乗鞍岳アップ

戸倉山と奥に雪の北アルプス
戸倉山と奥に雪の北アルプス

 北アルプスや乗鞍岳など、3000m近い山の上部は白く雪がつもり始めていました。 水の流れる音が近づき、希望の泉と呼ばれる所に到着します。(下写真)

水場
水場

ここは希望の泉
ここは希望の泉

 しかし水場となっていますが、湧き水では無いので飲めるかは疑問です・・・。 ここを通過するとつづら折れの登りとなり、主稜線へと上がっていきました。(下写真)

主稜線はすぐそこに
主稜線はすぐそこに

 程なく主稜線に到着すると、東が開け朝日が差し込んでいました。(下写真)

光のテラス分岐
光のテラス分岐

 ここは「光のテラス」と「入野谷山」の分岐となります。 当初はこのまま「入野谷山」へ向う予定でしたが、まだ時間に余裕があるので「光のテラス」に向うことにしました。(下写真)

稜線を北の光のテラスへ
稜線を北の光のテラスへ

 途中ピークを通り越し少し下ると切り開きに出て、そこに「光のテラス」と書かれた標識が立っていました。 北側の展望を期待していましたが、樹間から北アルプスや湖(美和湖)などが少し見える程度でした。(下写真)

光のテラス
光のテラス

美和湖
美和湖

 先程の分岐へ戻ると、稜線沿いの道を南へと歩いていきました。(下写真)

分岐から南の入野谷山へ
分岐から南の入野谷山へ

気持ちのよい道が続く
気持ちのよい道が続く

 右に微妙にカーブして進んでいくと次第に傾斜が強くなり、前方に山頂らしきピークが見えてきました。(下写真)

笹が多くなる
笹が多くなる

山頂付近
山頂付近

 入野谷山の山頂は樹林に囲まれ展望はありません。(下写真)

入野谷山
入野谷山

 ここまで登山口から1時間ほどです。 ここからは予定通り南に続く稜線を歩き、二児山を目指すことにします。 笹に踏み跡が続いているので、そちらへ向かいました。(下写真)

笹道を南へ
笹道を南へ

 始めこそ深い(もも高)笹道でしたが、すぐにヒザ下の高さとなり草地の歩きやすい道となりました。(下写真)

歩きやすい道が続く
歩きやすい道が続く

 所々で右側の展望が広がり、中央アルプスなどが見えていました。(下写真)

中央アルプスがよく見える
中央アルプスがよく見える

 前方には草原や笹原を分ける登山道が筋となって見えています。(下写真)

道は続く
道は続く

 展望のよい笹原に到着すると、右下に秋葉街道を分けて鬼面山など歩いたことのある稜線が見えていました。(下写真)

絶景の峰手前の笹原1
絶景の峰手前の笹原1

鬼面山アップ
鬼面山アップ

絶景の峰手前の笹原2
絶景の峰手前の笹原2

 鹿などの獣跡が筋となって笹原に付いています。 前方にピークが見えていますが、そこが絶景の峰のようです。(下写真)

笹原を登る
笹原を登る

ピーク手前
ピーク手前

 景色を見ながらゆっくりと登っていくと、出発から1時間半ほどで絶景の峰に到着しました。(下写真)

後ろを振り返る
後ろを振り返る

 ピーク付近は低い笹原でどこでも歩けます。 見渡せるところへ移動し、休憩しながら周囲の景色を眺めていきます。 比較的遠望も効き、北アルプスなどもよく見えていました。(下写真)

絶景の峰から北側の展望
絶景の峰から北側の展望

白馬連峰
白馬連峰

常念岳方面
常念岳方面

穂高連峰と槍ヶ岳
穂高連峰と槍ヶ岳

戸倉山
戸倉山

右に霧ヶ峰高原
右に霧ヶ峰高原

乗鞍岳
乗鞍岳

恵那山
恵那山

中央アルプス
中央アルプス

ピークからの展望(北)
ピークからの展望(北)

木曽駒ヶ岳や宝剣岳など
木曽駒ヶ岳や宝剣岳など

ピークからの展望(南)
ピークからの展望(南)

 一方、近くの南アルプスは木々に覆われその上に何とか見える程度です。(下写真)

仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳

塩見岳アップ

塩見岳アップ

 少し南に進むと向かう「二児山」も見えてきました。 山容は名前の通り双峰となっています。(下写真)

二児山アップ(手前に電波反射板がチラリと)
二児山アップ(手前に電波反射板がチラリと)

二児山(中央左)と塩見岳(左端)など
二児山(中央左)と塩見岳(左端)など

 道は下りとなり、薄い踏み跡が稜線沿いに続きます。(下写真)

踏み跡が薄くなる
踏み跡が薄くなる

基本的に稜線沿いを進む
基本的に稜線沿いを進む

 小ピークを通り過ぎ1870mピークの上りとなると笹が薄くなります。 1870mピークへは急斜面となり、100m近くの登り返しを黙々と登っていきました。(下写真)

また踏み跡が濃く
また踏み跡が濃く

1870mピークへ登る
1870mピークへ登る

後ろに絶景の峰
後ろに絶景の峰

 傾斜が緩むと前方に電波反射板が見えてきました。(下写真)

電波反射板が見えてきた
電波反射板が見えてきた

 笹が濃くなり踏み跡を辿りますが、途中から不鮮明となりました。 適当に登っていくと反射板が設置されている広場に到着しました。(したし)

反射板のピークに登る
反射板のピークに登る

 反射板から北側を望むと、下にダム湖が見えています。 また、北アルプスもハッキリと見えてきて、雪の白さが目立ちます。(下写真)

電波反射板
電波反射板

反射板から北方面の展望
反射板から北方面の展望

陽が高くなりよく見えて(白馬連峰)
陽が高くなりよく見えて(白馬連峰)

 三角点を見ていきますが、丁度 反射板に陽の光が反射し、強い日差しと合わさって暖かくなっています・・・。(下写真)

三等三角点
三等三角点

 二児山もすぐそこに見えていて、予定通り向かうことにします。(下写真)

二児山が先程より近くに
二児山が先程より近くに

 心配していた稜線の道の状態は、相変わらず踏み跡や獣道が続いており、暫くは問題とはなりませんでした。(下写真)

笹道の下り
笹道の下り

木々越しに南アルプス
木々越しに南アルプス

 何度か上下動を繰り返しながらも、標高を上げていきました。(下写真)

黙々と進む
黙々と進む

幾つもの小ピークを越える
幾つもの小ピークを越える

 1884mピークは、左から巻き気味に進みます。(下写真)

1884mピーク
1884mピーク

ピークは左からトラバース
ピークは左からトラバース

 笹が濃くなりますが、獣道は続いており、その跡を追えばそれほど大変ではありませんでした。(下写真)

意外とハッキリとした道に
意外とハッキリとした道に

 1924m地点を通過すると、周りは笹原となり道が複数分岐します。 東側の樹木が切れて、ここまでよく見えていなかった仙丈ヶ岳が鮮やかな紅葉と共に見えていました。(下写真)

笹原に到着
笹原に到着

笹原から仙丈ヶ岳方面
笹原から仙丈ヶ岳方面

笹原の様子
笹原の様子

仙丈ヶ岳アップ
仙丈ヶ岳アップ

 暫くは笹道が続きますが、鞍部へ降りる手前から鬱蒼と茂る樹林帯となりました。(下写真)

樹林帯に突入
樹林帯に突入

 稜線沿いはピークに登っていますが、この先は地図で崩壊地ですぐに降りていきます。 ここは歩きやすい所を探しながら、左斜面をトラバース気味に進んでいきました。(下写真)

ここもピークをトラバース
ここもピークをトラバース

 前方が明るくなり稜線に復帰すると、崩壊地の上部に出てきました。(下写真)

崩壊地に到着
崩壊地に到着

 崩壊地はそれほど切れてはいなく、思っていたほど危険ではありませんでした。 崩壊地からは西側の展望が広がり、北川牧場が見えていました。(下写真)

崩壊地の様子

崩壊地の様子

牧場が見える
牧場が見える

牧場と奥に鬼面山アップ
牧場と奥に鬼面山

 ここまで来ると二児山がすぐそこに見えていました。(下写真)

二児山が近くに
二児山が近くに

 崩壊地の横を降りていくと、鬱蒼と茂る樹林帯となり、標高が上がったからか苔むして倒木も多くなりました。(下写真)

苔と倒木帯
苔と倒木帯

 濃い樹林帯を通過するところでは、踏み跡が分散しますが、一番濃い跡を追うと楽です。(下写真)

樹林帯を通過して
樹林帯を通過して

展望所?
展望所?

 途中、樹林が無くなりますが一時的なもので、すぐに木々の間を抜けていきます。(下写真)

木々の間を抜ける
木々の間を抜ける

台風で倒れたか?
台風で倒れたか?

時々テープを見かける
時々テープを見かける

 方角が分かり辛くなりますが、基本稜線沿いに進みます。(下写真)

下に牧場と池
下に牧場と池

歩きやすい所を進む
歩きやすい所を進む

二児山直下まで来ている
二児山直下まで来ている

 広い尾根道は二重山稜となっていましたが、どちらを進んでも同じところへ出てきます。 唐突に明るいところへ到着しますが、昔火災にでもあったのか広い草原帯に出てきました。(下写真)

樹林帯を抜けると草原に
樹林帯を抜けると草原に

 突然の訪問者に数頭の鹿が逃げていきます。 ここからも仙丈ヶ岳が良く見えていました。(下写真)

草原から仙丈ヶ岳
草原から仙丈ヶ岳

草原から伊那谷方面
草原から伊那谷方面

振り返る
振り返る

 草原が深い笹原へと替り歩きづらくなりました。 樹林に入れば笹もなくなるだろうと、近くの樹林に入っていきます。(下写真)

樹林帯へ突入
樹林帯へ突入

 樹林帯へ入ると藪も落ち着き歩きやすくなりました。 傾斜が強まる手前に分岐を示すテープが見えてきます。(下写真)

目印のテープが見えて
目印のテープが見えて

 前方に北側からの尾根が見えています。 右手には二児山の西峰がありますが、急斜面で上を見ても濃い樹林に覆われていました。(下写真)

ここも倒木が多い
ここも倒木が多い

 真新しい倒木が多く、それらを回避しながら登っていきます。 山頂に向けてケモノや人の踏み跡がありますが、これら倒木で途切れ途切れとなり苦労させられました。(下写真)

踏み跡を辿るが新しい倒木が邪魔を
踏み跡を辿るが新しい倒木が邪魔を

 途中岩場などもあり、迂回しますが、雪のある時期には苦労させられそうなところでした。 急登を20分登ると傾斜が緩み、山頂が近くのようです。(下写真)

傾斜が緩み山頂間近
傾斜が緩み山頂間近

 赤い旗(”山火事用心”)が見えて来るとそこが山頂でした。(下写真)

二児山(西峰)
二児山(西峰)

 山頂は見るものもなく、更に南に道が続いていますが、下山路だろうと向かいませんでした。 帰宅後調べてみると、そちらに展望地があるようです。(下写真)

南方面に道が付いている
南方面に道が付いている

 ここは西峰で最高点の東峰は鞍部の無効にあるので、そちらへと向かいます。 山頂に矢印の標識があり、テープも沢山付いていて、迷うことはありませんでした。(下写真)

東峰へ向う(矢印の標識)
東峰へ向う(矢印の標識)

テープが付いて迷うことはない
テープが付いて迷うことはない

 急斜面をつづら折れで降りていくと、程なく鞍部に到着しました。(下写真)

鞍部に出る
鞍部に出る

 鞍部は登山道の分岐となっており、南にハッキリとした道が続いています。 また、北東にも濃い踏み跡があり、そちらが東峰の道でした。(下写真)

ここで明確な登山道と合流
ここで明確な登山道と合流

南に濃い踏み跡が続く
南に濃い踏み跡が続く

 東峰へ進みますが、踏み跡はありますが樹林が濃く暗く感じます。 何度か折り返して西側へ回り込むと、切り開きの急斜面となりました。(下写真)

登山道を辿り樹林帯を進む
登山道を辿り樹林帯を進む

 左側の展望が広がり、北側の絶景が見られます。(下写真)

展望が開け景色が
展望が開け景色が

 写真を取りながらゆっくりと登っていきますが、それほど登り返すこともなく山頂に到着しました。(下写真)

下に重機が見える
下に重機が見える

二児山山頂に到着
二児山山頂に到着

 山頂からは北側がよく見えますが、それ以外は樹林の間からかろうじて見えている程度でした。(下写真)

南西の展望は木々が邪魔
南西の展望は木々が邪魔

 それでも南アルプスは近いこともあり、ハッキリと大きく見えていました。(下写真)

仙丈ヶ岳アップ
仙丈ヶ岳アップ

北岳アップ
北岳アップ

左から仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳など
左から仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳など

中央アルプス方面
中央アルプス方面

崩壊地アップ
崩壊地アップ

電波反射板アップ
電波反射板アップ

 山頂にベンチはありますが、丁度風の通り道です・・・。 三角点付近は陽射しもあり、北アルプス方面も見えていたので、座り込んで昼食休憩としていきました。(下写真)

北アルプス北部
北アルプス北部

経ヶ岳(後方は笠ヶ岳や穂高連峰)
経ヶ岳(後方は笠ヶ岳や穂高連峰)

黄葉が綺麗に
黄葉が綺麗に

奥に八ヶ岳(左が蓼科山、右が北横岳)
奥に八ヶ岳(左が蓼科山、右が北横岳)

中央に美ヶ原、白いのは高妻山の雪
中央に美ヶ原、白いのは高妻山の雪

乗鞍岳アップ
乗鞍岳アップ

陽が高くなりよく見える
陽が高くなりよく見える

二児山からパノラマ
二児山からパノラマ

 平日ということもあり、ここまで誰とも会いませんが、休憩中も静かな山で結局この日は誰とも遭いませんでした。

 休憩後は、山頂を後にして来た道をピストンで戻ります。 昼過ぎとなり雲も薄くなってきて、遠くの山もハッキリ見えてきました。(下写真)

仙丈ヶ岳(右)から地蔵尾根の稜線
仙丈ヶ岳(右)から地蔵尾根の稜線

 暗部の分岐までアッという間に戻って来ました。(下写真)

西峰分岐から右方向へトラバース
西峰分岐から右方向へトラバース

 ここからは西峰に登り返すのもイヤですし、稜線沿いの倒木帯を下るのも辛そうです。 そこで西峰の北尾根へ向かってトラバース気味に向かいます。 しかしと言うか案の定、倒木が多い所で何度か迂回しながら進んでいきました。(下写真)

倒木が多く難儀する
倒木が多く難儀する

 それでも10分ほどで倒木帯を抜け、その後は樹林帯も抜け草原に戻ってきました。(下写真)

草原出合い
草原出合い

 その後は笹道を歩き戻っていきます。(下写真)

天気もよく気持ちのよい道を進む
天気もよく気持ちのよい道を進む

 崩壊地の横を通り抜け、1884mピークを越えていきます。 問題はその先の反射板のある1870mピークですが、ここは古い作業道で今は獣道となっている西斜面のトラバース道を歩いていきました。(下写真)

獣道をトラバース
獣道をトラバース

 その後も登り返しを極力回避し、絶景の峰の上りとなります。 ここは再度展望を望みたいので素直に稜線沿いに登ります。(下写真)

絶景の峰手前
絶景の峰手前

塩見岳アップ
塩見岳アップ

 ピーク付近に到着し、後ろを振り返ると、先程までいた二児山が綺麗に見えていました。(下写真)

光が当たり黄葉が綺麗に
光が当たり黄葉が綺麗に

絶景の峰から最後の景色
絶景の峰から最後の景色

絶景の峰からパノラマ
絶景の峰からパノラマ

 ここまで来ると登山も終盤です。 高低差の少ない道を入野谷山へ戻り、その先で稜線沿いをショートカットして行きました。(下写真)

笹の斜面を降りる
笹の斜面を降りる

 笹に覆われていますが、獣道は付いているのでそこを辿ります。 笹に埋もれた倒木などに苦労しますが、下りなので何とかなりました。 急斜面を慎重に降り、尾根道となると笹もなくなりました。(下写真)

尾根沿いに降りて
尾根沿いに降りて

 行きに通った登山道近くになると、笹原となり傾斜を確認しながら車道に向かって降りていきます。(下写真)

方角を確認し適当に進む
方角を確認し適当に進む

 最後はつづら折れに降りていき、秋葉古道と合流すると、そこから下も適当に降りていきます。(下写真)

笹の急斜面をつづら折れに
笹の急斜面をつづら折れに

秋葉古道と合流
秋葉古道と合流

 そして入野谷山から30分と掛からずに、車道に出て無事に駐車地に戻っる事が出来ました。

今回の反省点は、
・特にありません。 思っていた以上に展望も素晴らしく、比較的歩きやすい道で楽しめました。

 次回ですが、週末は仕事で行けなかったので、11日に久しぶりに鈴鹿の山に登る予定です。


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