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[登山] 岐阜県 高時山登山 [登山]

 今回は、雪の御嶽山を見に岐阜県加子母の「高時山」に登ってきました。 山頂到着時には、抜けるような青空となり、期待通りの景色を見ることが出来ました。

関連リンク
 2013年11月23日 [登山] 岐阜県 加子母から古道木曽越峠で唐塩山と前山縦走

高時山から木曽御嶽山の展望

最高の天気

岐阜県
高時山登山
日付 2017年11月25日(土)
天気 快晴
山域
加子母
場所 岐阜県中津川市加子母
距離 14.9km
累積標高 +1356m -1356m
時間
05時間35分
人数
2名
撮影枚数 0282枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0140枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(道迷い・滑落注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 古道、木曽越峠、木曽御嶽山の展望
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
07:10 515m 0.0km 道の駅加子母駐車場 出発
08:55 (01:45) 1264m
5.0km
木曽越峠(8分休憩)
09:30 (00:35) 1434m 5.9km 前高時山
09:50 (00:20) 1563.7m 6.7km 高時山 休憩
10:15 (00:25) 1563.7m 6.7km 高時山 出発
10:25 (00:10) 1434m 7.5km 前高時山
10:35 (00:10) 1264m 8.2km 木曽越峠
11:05 (00:30) 1369.1m 9.3km 三角点(点名:林)
11:20 (00:15) 1264m 9.9km 木曽越峠
12:45 (01:25) 515m 14.9km 道の駅加子母駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20171203_map.jpg

画像リンク

 2013年の同じ時期に、木曽越峠から「前山」へ向かっています。 この時は体調不良で時間も無く、帰路に予定していた「高時山」はパスしています。

 それから4年経ち、木曽御嶽山を望みたいと考え向かうことにしました。 往復でも12kmしかないので、午前中だけの山行で計画します。 自宅から1時間半強で到着するので、7時に到着するよう5時半に出発しました。
 ほぼ予定通り、7時に道の駅 加子母に到着しました。 以前も駐めた第2駐車場に駐めて出発の準備を整えます。

 ここまでの道路で温度計は0度となっていましたが、風も無く思ったほど寒くは感じません。 それでも防寒の帽子と手袋をして出発しました。(下写真)

道の駅 加子母の第二駐車場
道の駅 加子母の第二駐車場

(前)高時山(中央のトンガリ)を望む
(前)高時山(中央のトンガリ)を望む

 以前より半月遅く、すでに集落付近の紅葉も終わっていました。 一番観音を見て法禅寺の前を左折し通り過ぎると、林道出合いで右折し四番観音を見ていきます。(下写真)

一番観音
一番観音

尾城山
尾城山

四番観音
四番観音

 ここまでは以前と同じですが、猿よけなのか集落との間は網で仕切られ、上部は電気柵も付けられていました。 林道も作で仕切られているので、紐を解いて中に入っていきました。 ここからは以前のコースを思い出しながら奥へと進んでいきます。 途中、前回見ていなかった八番観音の奥の祠を見ていきました。(下写真)

拝殿神社
拝殿神社

三面観音の清水
三面観音の清水

以前と違う場所に九番観音
以前と違う場所に九番観音

 4年前に通ったときも一部荒れていましたが、その後も本格的な改修はされておらず、相変わらず分かりづらい道が続きます。(下写真)

ここは相変わらず荒れている
ここは相変わらず荒れている

 奥の沢を越えて谷の左斜面を登っていきますが、ここもテープとトラロープは沢山付いていますが、足場は不安定で慎重に登っていきます。(下写真)

陽が差し込み始め
陽が差し込み始め

 林道手前のベンチまで到着すると、朝方あった雲も消えて快晴となっていました。(下写真)

ベンチからの展望
ベンチからの展望

 林道に合流し、上部に見える峠へと登っていきます。(下写真)

上部林道に合流
上部林道に合流

峠はすぐ上に
峠はすぐ上に

 簡易トイレはいぜんのまま置いてあり、その裏手の斜面上に十二番観音を見つけます。(下写真)

十二番観音
十二番観音

 峠への最後の道を登っていくと、出発から1時間45分ほどで「木曽越峠」に到着しました。(下写真)

峠へ最後の登り
峠へ最後の登り

木曽越峠に到着
木曽越峠に到着

 ここで初めて「木曽御嶽山」が見えますが、期待通りの景色が広がっていました。(下写真)

峠から御嶽山
峠から御嶽山

御嶽山アップ
御嶽山アップ

前山や小秀山など
前山や小秀山など

 暫く展望を見ながら休憩としていきます。 ふたりとも満足した所で、本来の目的地となる「高時山」へ向かうことにします。 林道脇にある「御岳展望台」の標識を見て、登山道を登っていきました。(下写真)

林道横の登山道へ
林道横の登山道へ

 程なく以前も来ている展望台に到着しますが、先程よりはスッキリと望めます。(下写真)

展望台から御嶽山
展望台から御嶽山

 尾根沿いに登る道となり、南側に展望が広がり始めました。(下写真)

名古屋方面の展望
名古屋方面の展望

 一度峠からの林道と合流しますが、その出合いが一番の展望地となっていました。 驚いたことにこの日は遠くは白く霞んでいますが、冷え込んで澄んでいるのか名古屋のビル郡も見えていました。(下写真)

名古屋のビル群
名古屋のビル群

奥に見えるのは鈴鹿の山並みか

奥に見えるのは鈴鹿の山並みか

伊吹山
伊吹山

二ツ森山方面(左は愛知の寧比曽岳・段戸山など)
二ツ森山方面(左は愛知の寧比曽岳・段戸山など)

笠置山・寒陽気山など
笠置山・寒陽気山など

尾城山アップ(奥は岐阜市方面)
尾城山アップ(奥は岐阜市方面)

右奥に高賀三山
右奥に高賀三山

 林道から再度登山道の続きへ入っていきます。 ここからは展望も無く黙々と登っていくと、前高時山に到着しました。(下写真)

登山道の標識
登山道の標識

尾根沿いに前高時山へ
尾根沿いに前高時山へ

前高時山(左へ)
前高時山(左へ)

 明るいピークですが、ほとんど展望は無く左に折れて山頂へと向かいました。(下写真)

稜線沿いに進む(左上が山頂)
稜線沿いに進む(左上が山頂)

 尾根の途中、左側に白いものが見えています。 よく見ると真っ白な山で、「白山」でした。(下写真)

樹間から白山
樹間から白山

 この辺りから道に薄く雪が残っており、滑らないように歩いていきます。(下写真)

雪が残る
雪が残る

 鞍部から先は急登となり、息が上がらない程度にゆっくりと進みました。(下写真)

ここから急登に
ここから急登に

急登を進む
急登を進む

 一旦傾斜が緩みます。 しかし、最後はまた急登となりますが、ここは一気に登っていきました。(下写真)

最後の登り
最後の登り

 山頂標識が見え、その向こうに「木曽御嶽山」が見えてきました。(下写真)

高時山山頂
高時山山頂

 上空は雲一つない青空で、その下に白い御嶽山が映えていました。(下写真)

最高の天気
最高の天気

前山(中央)と小秀山(左)
前山(中央)と小秀山(左)

木曽御嶽山(下が白巣峠)
木曽御嶽山(下が白巣峠)

 未だ衰えることのない噴気も見えており、その周りの雪は火山灰で灰色がかっています。(下写真)

御嶽山アップ
御嶽山アップ

三笠山
三笠山

 山頂からは中央アルプスや恵那山なども見えています。 恵那山方面は切り開かれ、長い裾も見えていました。(下写真)

恵那山
恵那山

井出ノ小路山方面
井出ノ小路山方面

 一方中央アルプス方面は樹林が生い茂り、ハッキリと望むことは出来ません。(下写真)

奥に中央アルプス(越百山)
奥に中央アルプス(越百山)

奥に中央アルプス(熊沢岳)
奥に中央アルプス(熊沢岳)

奥に中央アルプス(木曽駒ヶ岳など)
奥に中央アルプス(木曽駒ヶ岳など)

 ここで暖を取るため、御嶽山を見ながら”おしるこ”を食べていきます。 休憩後は峠まで降りていきますが、20分ほどで到着しました。
 ここから下山するか悩みますが、白山を見たいと林道を北へと向かいました。(下写真)

高時山を振り返る
高時山を振り返る

 展望があるかと期待した林道沿いですが、残念ながら樹林が邪魔で見られそうもありません。 一人で脇の笹の斜面を登り、白山方面を眺めていきました。(下写真)

右斜面上に登る
右斜面上に登る

斜面上からの展望
斜面上からの展望

荒島岳(中央)と縫ヶ原山(左)
荒島岳(中央)と縫ヶ原山(左)

奥に枇杷倉山と小白山
奥に枇杷倉山と小白山

奥に鷲ヶ岳・烏帽子岳(右の白いのは丸山、左は野伏ヶ岳)
奥に鷲ヶ岳・烏帽子岳(右の白いのは丸山、左は野伏ヶ岳)

奥に白山
奥に白山

 登ったかいもあり、樹林越しに白山や奥美濃の山々がみられ満足です。 しかし、笹の斜面を下るのは危険で、仕方なく以前はパスした三角点から、尾根沿いに峠へと降りていきました。(下写真)

三角点(林)
三角点(林)

 久しぶりに歩く道ですが、当時は笹も刈られ歩くのに支障はありませんでした。 しかしそれから4年、すっかり笹も延び、かろうじて踏み跡が確認出来る程度です・・・。(下写真)

笹を漕ぐ
笹を漕ぐ

急降下
急降下

 倒木に苦労しながら峠に登り同行者と合流したところで下山を開始しました。(下写真)

峠に無事到着
峠に無事到着

 途中、急斜面で道に迷い駆けますが無事に復帰し、最後は林道をブラブラと歩いていきました。 下山時も良い天気で暖かな陽射しの元、麓を眺めながら駐車場へと戻りました。(下写真)

法禅寺付近からの眺め

法禅寺付近からの眺め

法禅寺
法禅寺

 ザックを車に載せ、道の駅で昼食とし、帰路の温泉でユックリと温まってから帰っていきました。

今回の反省点は、
・特にありませんでした。

 次回ですが、鈴鹿の山に行く予定です。


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コメント 2

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joyclimb

とてもきれいな青空が広がっていますね^^
by joyclimb (2017-12-13 00:20) 

おど

joyclimbさん、コメントありがとうございます。
 この青空と雪山が見たかったので、短めでしたが満足できました。

by おど (2017-12-13 23:10)