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[登山] 静岡県 見月山~二王山縦走 [登山]

 今回は、天気のよい山域として静岡県の低山に向かうことにしました。 そこで以前から気になっていた安倍川の西にある「見月山(みつきさん)」を、「二王山(におうさん)」まで縦走することにしました。 安倍川沿いの高い山に遮られ展望が期待できない山ですが、所々展望が得られるところからは青空に映えた山々が望め、それなりに楽しむことが出来ました。

下山途中に八紘嶺・大谷嶺などを望む

八紘嶺(右)と大谷嶺(左)

静岡県
見月山~二王山縦走
日付 2017年12月17日(日)
天気 晴れ
山域
安倍西
場所
静岡県静岡市葵区中沢~入島
距離 20.0km (バス除く)
累積標高 +2147m -1842m
時間
07時間20分 (バス除く)
人数
単独
撮影枚数 0526枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(道迷い注意、長距離)
展望
(A:良い~E:なし)
C
見どころ なし
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:20 145m 0.0km 中沢駐車地 出発
06:30 (00:10) 184m
0.5km
墓地
07:55 (01:25) 904m 3.1km 大篠山
08:25 (00:30) 972m 4.6km 俸沢山
08:55 (00:30) 1046.7m 6.1km 見月山
09:25 (00:30) 924m 7.5km 鉄塔出合
10:05 (00:40) 785m 8.8km 三星峠(途中道迷い)
11:15 (01:10) 1044.4m 11.7km 八森山 昼食休憩
11:35 (00:20) 1044.4m 11.7km 八森山 出発
12:25 (00:50) 1004m 14.9km 奥仙俣分岐
12:55 (00:30) 1205m 16.4km 二王山 山頂
13:00 (00:05) 1208m 16.6km 二王山(三角点)
13:40 (00:40) 428m 20.0km 湯の森バス停 到着
13:49 (00:09) 428m 0km 湯の森バス停 乗車
14:24 (00:35) 141m 17.6km 六番バス停 下車
14:35 (00:11) 145m 18.4km 中沢駐車地 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20171216_map.jpg

画像リンク

 日曜日の山行と言うことであまり遠くへはいけないので、新東名でアクセスのよくなった安倍川沿いの見月山へ向かいます。 登山口のある尾根の末端となる中沢へと向かいました。 自宅から2時間半と見て7時前に到着するよう4時半前に出発しました。 しかし途中、施行区間として110km制限を走ることもあり、まだ薄暗い6時過ぎに到着しました。 事前に調べておいた川沿いの道の路肩に駐めて行きます。(下写真)

目指す尾根(左)
目指す尾根(左)

まだ日の出前
まだ日の出前

 何とかライトが無くても見られる中で、出発の準備をしていきました。 日の出まで20分ほどありますが、行動に支障はないので尾根の末端にある墓地を目指して行きました。(下写真)

白鬚神社
白鬚神社

 墓地までの道は事前に調べてあり、白鬚神社の奥を右に曲がり、その先の分岐を更に右折して茶畑の脇を登っていきました。(下写真)

茶畑を見ながら進む
茶畑を見ながら進む

 前方に墓地が見えて来て来ると展望が開け、下に安倍川が見えていました。(下写真)

墓地が見えてきた
墓地が見えてきた

下に安倍川

下に安倍川

 墓地には登らず、奥にモノレールの軌道があり巡視路の道が続いていたのでそちらへ入っていきました。(下写真)

墓地の脇から登山開始
墓地の脇から登山開始

 人の目にはそれなりに見えていますが、写真ではまだ暗くうまく撮影できません。(下写真)

モノレール沿いに進む(手ブレ)
モノレール沿いに進む

 モノレール沿いに進みますが、途中左に踏み跡が分岐していて悩みます。 そのままレール沿いを直進していくと、涸れ沢で左に折れ急斜面を登っていきます。 沢の中は倒れた竹が積み重なって邪魔しているので、掻き分けながら登っていくと、先程のレールに合流しました。(下写真)

モノレール
モノレール

 その先も急登で黙々の登っていくと、尾根沿いの作業道に合流しました。(下写真)

尾根で登山道に合流
尾根で登山道に合流

 周りはまだ薄暗く遠くまで見渡せません。 しかし、作業道は古いもののようで、掘られた道を進んでいきました。 程なく前方が明るくなり、初めの目的地となる鉄塔が見えてきました。(下写真)

初めの鉄塔
初めの鉄塔

 まだ安倍東山稜に邪魔されて陽は出ていませんが、周囲は明るく見えていました。(下写真)

鉄塔からの眺め(724mピーク)
鉄塔からの眺め(724mピーク)

 巡視路は鉄塔下から尾根沿いに続いているので、そちらへ向かいます。(下写真)

先へ進む
先へ進む

 暫くは高低差の少ない広い道で、歩き易くなっていました。(下写真)

広い道となる
広い道となる

 ひと登りで次の鉄塔に到着しました。 ここは周りを樹林で覆われ展望はありません。(下写真)

明るい上部へ

明るい上部へ

展望のない鉄塔下へ
展望のない鉄塔下へ

 明確な道はその後も続き、途中「相淵」の分岐を右に見て黙々と登ることになりました。(下写真)

相淵分岐

相淵分岐

真新しい標識
真新しい標識

 時折見られる東側の展望を見ながら進んでいくと、周囲も明るくなりはじめます。(下写真)

朝日射す大棚山

朝日射す大棚山

明るくなる
明るくなる

 一旦傾斜が緩みますが、この辺りは雰囲気のよい尾根でした。(下写真)

傾斜が緩む

傾斜が緩む

気持ちのよい尾根道に
気持ちのよい尾根道に

 ここまで薄暗く陰気な感じでしたが、7時過ぎでようやく日が差し込み始めました。(下写真)

朝日が差し込む

朝日が差し込む

 急登の岩が多い尾根沿いを進みますが、滑りやすい落ち葉も合わさり苦労させられました。(下写真)

尾根筋は岩が多く

尾根筋は岩が多く

黙々と登る
黙々と登る

 一旦下りとなり、その先の登りは赤テープで左側へ導かれます。(下写真)

一旦下る

一旦下る

テープを辿り左上へ
テープを辿り左上へ

 急登ですがうまく付けられた道を進むと、出発から1時間半ほどで904mピークの「大篠山」に到着しました。(下写真)

大篠山手前

大篠山手前

大篠山(904mピーク)
大篠山(904mピーク)

 ピークから暫く進むと、左側が明るく見えて来ました。 近づいていくと崩壊地の脇で、西の「大笹」などが近くに見えていました。(下写真)

ガレ縁へ

ガレ縁へ

七ツ峰方面
七ツ峰方面

 崩壊地から更に進むと、左にカヤトの展望地が現れました。 ここは数少ない展望地となっており、南アルプス南部の山々が見えていました。 また、前方には向かう「二王山」なども見えています。(下写真)

カヤト展望地の様子
カヤト展望地の様子

カヤトの展望地(右に二王山・八森山、奥に笹山・山伏など)

カヤトの展望地(右に二王山・八森山、奥に笹山・山伏など)

二王山(手前中央左)アップ
二王山(手前中央左)アップ

笹山(中央奥)
笹山(中央奥)

奥の雲の中に聖岳
奥の雲の中に聖岳

右から小・中・大無間山(手前は大日峠)
右から小・中・大無間山(手前は大日峠)

中央奥に智者山・天狗石山・七ツ峰など
中央奥に智者山・天狗石山・七ツ峰など

奥に朝日岳、手前右に三ツ峰
奥に朝日岳、手前右に三ツ峰

大棚山・突先山など

大棚山・突先山など

牧之原方面
牧之原方面

 ここからは934m、972m(俸山)など幾つもの少ピークが連なります。 途中で伐採地に出ますが、ここは倒木が多くそれらを避けながら登ります。(下写真)(下写真)

伐採地に
伐採地に

972mピークへの登りに
972mピークへの登りに

倒木が多い急登
倒木が多い急登

 伐採地の急登を登ると972mピークに到着しました。(下写真)

972m(俸沢山)付近
972m(俸沢山)付近

 その後は傾斜が緩み植林帯の中を進みます。(下写真)

植林帯を進む
植林帯を進む

平野分岐
平野分岐

 一旦901mの鞍部に降りていきますが、すぐに登りに転じ「見月山」への急登となりました。(下写真)

901m鞍部へ
901m鞍部へ

広い急斜面に
広い急斜面に

 この急登は笹が多くて滑りやすく、苦労させられました。(下写真)

笹が生える斜面を登る
笹が生える斜面を登る

 程なく傾斜が緩み、山頂が近づいてきたことが分かります。(下写真)

傾斜が緩む
傾斜が緩む

 そして「大篠山」から1時間ほどで「見月山」に到着しました。(下写真)

小屋を畳んだか?
小屋を畳んだか?

見月山
見月山

三等三角点
三等三角点

 樹林に覆われた山頂で特に見るものはありません。 休憩もそこそこに、そのまま踏み跡を直進していきます。 すると登山道未整備の注意標識が現れますが、ここでも十分に未整備なので予定通りそのまま入っていきました。(下写真)

注意標識
注意標識

枝越しに安倍川東山稜を望む
枝越しに安倍川東山稜を望む

 見月山の北尾根は濃い笹で覆われています。 とは言え、踏み跡はハッキリしており軽く笹を漕ぎながら進んでいきました。(下写真)

暫くは濃い笹薮に
暫くは濃い笹薮に

 しかし尾根沿いの道を下っていくと傾斜が緩み、笹も少なくなりました。(下写真)

程なく笹は少なく
程なく笹は少なく

 前方に991mピークが見えてきました。 すると鹿よけの網(柵)が見られだし、その脇を右へ左へと乗り越えながら進みました。(下写真)

前方に991mピーク
前方に991mピーク

鹿よけの柵沿いに進む
鹿よけの柵沿いに進む

柵越しの展望
柵越しの展望

柵は倒れ意味なし
柵は倒れ意味なし

 程なく991mピークに到着しました。 ピークは暗がりですが前方が明るく、そちらへ進むと鉄塔に出合いました。(下写真)

991mピーク
991mピーク

鉄塔伐採地に到着
鉄塔伐採地に到着

 鉄塔の周りは広く伐採されており、奥に八紘嶺や七面山なども見えています。(下写真)

奥に七面山(中央)、八紘嶺(左)、大光山(右)など
奥に七面山(中央)、八紘嶺(左)、大光山(右)など

十枚山(左)など
十枚山(左)など

青笹山(右)から十枚山(左)の稜線を望む
青笹山(右)から十枚山(左)の稜線を望む

 左下を見ると、今から向かう峠(三星峠)が見えていました。(下写真)

下に三星峠
下に三星峠

下に渡の集落
下に渡の集落

 ここで下の鉄塔へと下り、そこから稜線沿いに道が続いています。 下にも赤テープと踏み跡が続いているので、そちらへ向かいました。
 しかし、これが間違いのもとで、赤テープは笹を刈った時の印だったらしく、樹林帯から下は急斜面となっています・・・。 巡視路があるかと右往左往しますが、見当たらず30分近く迷っていました。 最後は北の尾根沿いに進むと、尾根との合流点でテープと踏み跡に合流しました。(下写真)

鉄塔下の斜面を下り
鉄塔下の斜面を下り

 踏み跡とテープは、左へ大きく斜面を横切っています。 その下の急斜面もうまい具合に付けられた道で、このコースはここを通るしか無さそうです。(下写真)

尾根を横切る
尾根を横切る

 鞍部に出ると、そこが「三星峠」でした。(下写真)

三星峠(右下に峠道)
三星峠(右下に峠道)

 峠からは南北方向に峠道がついていますが、南方面はガレた沢をトラバースして降りていました。(下写真)

峠の南側はガレた沢
峠の南側はガレた沢

 ここで小休止し、対岸の尾根を登っていきます。(下写真)

尾根を進む
尾根を進む

 急登となり踏み跡もつづら折れで登っています。 左へ向かい傾斜が緩むと、栗駒集落との分岐に出合いました。(下写真)

栗駒分岐
栗駒分岐

ここで90度右の尾根に取り付く
ここで90度右の尾根に取り付く

 ここで90度右に折れて、尾根上へと向かっていきました。程なく上落合との分岐を見て1004mピークに到着しました。(下写真)

上落合分岐
上落合分岐

 1004mピーク付近からは高低差も少なく、整備された植林が続きます。(下写真)

1004mピーク付近
1004mピーク付近

973mピークとの鞍部
973mピークとの鞍部

よい道が続く
よい道が続く

 973mピークで右へ向きを変えますが、テープは多く気が付かずに通過することは無さそうです。(下写真)

973mピーク付近(ここで右折)
973mピーク付近(ここで右折)

テープに従って右折する
テープに従って右折する

 一旦下りその後は八森山への登りとなりますが、前方にそのピークが見えてきました。(下写真)

前方が八森山?
前方が八森山?

 ここも尾根沿いに登っていきますが、余り人は入らないところなのか少し荒れた感じがします。(下写真)

尾根沿いの登りに
尾根沿いの登りに

荒れた感じに
荒れた感じに

二王山方面
二王山方面

 傾斜が緩み暫く笹の間を歩いていくと、八森山の山頂に到着しました。 しかし、明確なピークではないので標識が無いと通過しそうです・・・。(下写真)

次第に笹が多く
次第に笹が多く

八森山山頂
八森山山頂

ここで昼食休憩に
ここで昼食休憩に

 ここまで三星峠での遅れを挽回するために急いで歩いてきましたが、そろそろ昼なのでここで休憩としていきました。 残念ながら展望はありませんが、陽の光は差し込むので休憩場所としてはまずまずでした。

 休憩後は、北西の尾根に向かって降りていきます。 少し戻ると分岐標識があるので、そこから北西方面へと降りていきました。(下写真)

北西に向う
北西に向う

 ここも比較的平坦な道となり笹が生い茂りはじめました。 ここは笹を漕ぎながら進んで行きますが、踏み跡も不鮮明となり気がつくと本来のコースから外れています・・・。 その都度尾根筋の道へ復帰しながら進むことになりました。(下写真)

平坦な道となり笹が生い茂る

平坦な道となり笹が生い茂る

踏み跡も薄く
踏み跡も薄く

テープは付いていますが、笹で見づらく苦労しました。(下写真)

テープを辿りながら進む
テープを辿りながら進む

 1029mピークを通過しますが、一部を除いて笹道が続きました。(下写真)

1029mピーク付近
1029mピーク付近

 細かい上下動を繰り返しながら進みますが、それほど体力を使う訳ではありません。(下写真)

細かい上下動を繰り返す
細かい上下動を繰り返す

 それでも笹には苦労し、1003mピークの手前に来るとようやく明確な道となります。 ここで作業小屋を見かけますが、扉は無く中は荒れはじめていました。(下写真)

1003mの手前ピークに作業小屋
1003mの手前ピークに作業小屋

 次第に笹は無くなり、前方が明るくなってきました。(下写真)

作業小屋を過ぎると整備された道に
作業小屋を過ぎると整備された道に

 明るい陽射しに誘われそちらへ向かうと、ここもカヤトの展望地となっていました。(下写真)

勘行峰(右)、左奥に三ツ峰・七ツ峰など
勘行峰(右)、左奥に三ツ峰・七ツ峰など

カヤトの原が広がる(前方は込岳)
カヤトの原が広がる(前方は込岳)

 1003mピークへ向かいますが、ここで地図にも記載されている「奥仙俣」からの破線路と合流しました。(下写真)

奥仙俣分岐(左右からモノレール)
奥仙俣分岐(左右からモノレール)

 両側からモノレールが合流し、植林の中心地なのかもしれません。 そのレール沿いに進むと、モノレールはなくなりますが、良い道が真っ直ぐに続いていました。(下写真)

モノレールはすぐ途切れる
モノレールはすぐ途切れる

 ここからは「二王山」の上りとなります。 次第に傾斜が強まり、木の根の多い斜面を黙々と上がっていきました。(下写真)

次第に急登に
次第に急登に

 1170mの尾根に合流すると、標識が立っており「渡本吊橋」との分岐となっていました。(下写真)

渡本吊橋分岐
渡本吊橋分岐

 右に向かうと渡本集落方面ですが、そちらが明るいので向かうことにします。 すこし進むと道は切れ断崖絶壁となっていました・・・。(下写真)

崩壊中
崩壊中

 地図ではこの崩壊地はまだ先のはずですが、現在崩れが広がっているようです。 ここからの展望は素晴らしく、富士山こそ手前の山に遮られ見えませんが、十枚山などよく見えていました。(下写真)

左から十枚山・岩岳・仏谷山など(中央奥が富士山だが・・・)
左から十枚山・岩岳・仏谷山など(中央奥が富士山だが・・・)

八紘嶺方面(左が二王山)
八紘嶺方面(左が二王山)

 先程の分岐に戻り、二王山ー進むと、よく整備された広い道となりました。(下写真)

よく手入れされた道となり
よく手入れされた道となり

 程なく下山路予定としている道との分岐に到着しました。(下写真)

二王山手前ピーク
二王山手前ピーク

下山分岐に到着
下山分岐に到着

こちらが下山予定のコース
こちらが下山予定のコース

 下山コースを右に見て通過すると、ひと登りで山頂に到着しました。(下写真)

二王山山頂

二王山山頂

 二王山の山頂は、伐採後の植林が育ったためか、肝心の展望は殆ど見られません。(下写真)

山頂からの展望はほとんど無し
展望はほとんど無し

 写真だけ撮った所で、三角点のあるピークへ向うか悩みます。 と言うのも、帰路はバスで駐車地近くまで戻る予定ですが、その時間が後1時間を切っていたからです。 ここまで急いで来たのも、この時間を気にしてのことですが、折角ここまで来たのならと向うことにしました。(下写真)

三角点への道
三角点への道

 一旦降りて、前方に見える切り開きへ少し登り返すと三角点のあるピークに到着しました。(下写真)

三角点に到着
三角点に到着

 ここも期待した展望はほとんどなく、僅かに山の頭が見える程度でした。(下写真)

ここも展望なし
ここも展望なし

 ここで時計を確認すると、バスの時間まで45分ほどしかありません。 当初の予定では、普通に下れば1時間の計算ですが、先程の分岐へショートカットで戻ると一気に駆け下りていきました。(下写真)

よく踏まれた快適な道が続く
よく踏まれた快適な道が続く

 幸い道は落ち葉が積り、良いクッションとなっていて駆け下りるには最適です。(下写真)

落ち葉がよいクッションに
落ち葉がよいクッションに

 途中、急斜面も数カ所ありますが、それ以外は滑るように降りていきました。 一気に下まで駆け下りると、植林された展望のよい斜面に到着します。 ここまで脇目も振らずに降りていたので、ここで暫く展望を見ていきます。(下写真)

伐採跡地からの展望(右にバラの段、奥は八紘嶺など)
伐採跡地からの展望(右にバラの段、奥は八紘嶺など)

八紘嶺(右)と大谷嶺(左)
八紘嶺(右)と大谷嶺(左)

 その後も良い道は続きますが、尾根から右下に降りていく道となりました。(下写真)

尾根沿いの道はここまで(右へ)
尾根沿いの道はここまで(右へ)

 昔の作業道の雰囲気ですが、細い踏み跡で右下に滑落しないようスピードを落とします。(下写真)

右斜面を降りる
右斜面を降りる

 途中、倒木が行く手を塞ぎますが、その上を乗り越して道が付いていました。(下写真)

途中で倒木が邪魔を
途中で倒木が邪魔を

 ここを通り過ぎ暫く進むと、先程の尾根沿いに合流します。(下写真)

再度尾根筋に
再度尾根筋に

 細尾根を通り過ぎていきますが、左下を見ると集落が近くに見えてきていました。(下写真)

左下に集落
左下に集落

 そして下から車の音や生活音が聞こえだすと、尾根の末端付近に到着しました。(下写真)

尾根の末端に
尾根の末端に

 ここで左の植林帯を降りていくと、右に折れ上手く廻り込んで左への集落へと降りていきます。(下写真)

植林帯を降りて
植林帯を降りて

末端で右から周り込んで左の斜面に
末端で右から周り込んで左の斜面に

 道の脇に石柱が立っているので見ていきますが、何かが祀られているようですが、今は手入れもされず放置状態のようでした。(下写真)

何の石柱か?
何の石柱か?

 そして斜面をつづら折れに下る道となりますが、このコース最大の難所でした。(下写真)

この先滑りやすい斜面の道に
この先滑りやすい斜面の道に

 落ち葉が蓄積した細い道で、足の置き場次第ではズルリとすべり落ちそうです。 手も使い慎重に降りていくと、集落の裏手に出てきました。(下写真)

無事に下山
無事に下山

 入口には立派な標識と登山ポストが設けてありますが、その割には途中の道標が少なすぎます。(下写真)

立派な道標と登山ポスト
立派な道標と登山ポスト

 ここで出口を探しますが、門があり締まっているので誰かの裏庭かと左の廃屋方面へ向かいました。(下写真)

左に進むが
左に進むが

 道路に出て先程の門を見ると、ここにも立派な標識と門には「自由に開けて下さい」とありました。(下写真)

門は開けて良かった(立派な標識)
門は開けて良かった(立派な標識)

 メインの道路へ出て、すぐ前にある湯の森のバス停に到着しますが、まだ6分ほど時間があるので、山頂から40分弱で降りてきたことになります。(下写真)

6分前に湯の森バス停に到着
6分前に湯の森バス停に到着

上に見える尾根を降りてきた
上に見える尾根を降りてきた

 ここでバスが来るまで、汗を拭いたり靴の中の落ち葉を落として待ちました。 結局予定より3分ほど送れてバスが到着しました。
 この手のバスはいつも誰も乗っていないのが相場でしたが、今回は老齢の方が5名以上は乗ってこられます。 その跡も、若い女性の集団が乗ってこられ、静岡市が近いことも有るのだろうとは思いますが、利用頻度は高いようでした。

 そして35分乗車した所で、六番のバス停で下車しました。 最後は駐車地まで、暖かな陽射しの中をトボトボと歩いて戻っていきました。(下写真)

駐車地まで戻ってきた
駐車地まで戻ってきた

今回の反省点は、
・三星峠への下りで迷ったことでしょうか。 地図を縮尺せずにもっていったので、細かい地形を確認できずに変な方向へ下っていこうとしてしまいました。 この30分のロスがなければ、最後に急いで下る必要もなかったと思いました。

 次回ですが、土曜日(描いている時点で明日)に鈴鹿の竜ヶ岳に最近ご一緒している方達と雪山を楽しむ予定です。


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