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[登山] 岐阜県 大船山と風力発電所 [登山]

 今回は、岐阜県恵那市にある「大船山(おおぶねさん)」に登ってきました。 この時期に登る人は少ないのか、誰もいない新緑の中を巨木や老木などを眺めながら気持ちよく歩くことができました。

風の森展望台付近からパノラマ(右端に恵那山)
遊歩道からパノラマ

岐阜県
大船山と風力発電所
日付 2018年06月02日(土)
天気 晴れ時々曇り
山域 恵那山地
場所 岐阜県恵那市上矢作町
距離 8.6km
累積標高 +0943m -0184m
時間 3時間15分
人数 単独
撮影枚数 0000枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0350枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0141枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
A(往復の場合は距離長し)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 松並木、大船神社、弁慶杉、風車
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから)
08:40 422m 0.0km JA駐車場 出発
09:35 (00:55) 760m 2.6km 導水路出合(展望地)
10:10 (00:35) 944m 4.3km 大船神社入口
10:20 (00:10) 1013m 4.6km 大船神社
10:45 (00:25) 1159.4m 5.4km 大船山山頂
11:05 (00:20) 1070m 6.0km 車道出合(東入口)
11:35 (00:30) 1190m 7.8km 風の森展望台
11:55 (00:20) 1145m 8.6km 看視舍広場駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20180602_map.jpg

写真リンク

 体調はまだ万全ではありませんが、動かない方が色々と問題となりそうなので、当分は距離の短い低山を登ることにします。
 いくつかの候補から岐阜県の「大船山」へ向かいます。 去年近くの「長者峰」などから、ここの風車を間近に見て行きたいと思っていました。
 山頂直下まで車道が通っているので車を使えば60分と掛からず登れますが、古い参道が麓から山頂直下の神社まで通じているので、そこを歩くことにします。 本来は山頂間をピストンで向かう予定でしたが、これでは18km近く歩くことになります。 そこで今回も同乗者と一緒に行き、山頂付近で合流することにしました。

 登山口となる恵那市上矢作は以前も通っています。 中央高速を通って恵那ICで降り下道を30分ほど走ると、愛知県との県境にある上矢作に到着しました。 集落の細い道となり、暫く進むと左にJAの建物と広い駐車場が見えてきました。(下写真)

JA上村支店
JA上村支店

 一人できた場合は、更に奥の小学校付近の駐車場へ向かうつもりでしたが、ここで出発の準備をしていきます。 昼前には下山予定なので、お弁当など無く出発します。
 JAの建物の右に階段があり、その奥に神社の鳥居が見えています。(下写真)

JA右の階段を登る
JA右の階段を登る

 階段を上り鳥居をくぐると、すぐ右手に神社の境内が見えていました。(下写真)

登山口
登山口

楽しめそう
楽しめそう

シライトソウ
シライトソウ

 小高い境内からは集落がよく見えています。(下写真)

神社からの眺め1
神社からの眺め1

神社からの眺め2
神社からの眺め2

 八幡神社となっており、賽銭箱があるのでここで登山の無事を願いお参りしていきました。(下写真)

八幡神社
八幡神社

 先程の道に戻ると、奥へと伸びるよい道を歩いていきました。(下写真)

本格的な道に
本格的な道に

コアジサイ
コアジサイ

 すぐに尾根の右を進む道となりますが、暫くはすぐ下の集落からの雑踏が聞こえていました。 この先暫くは給湯なども無く、一定ペースで徐々に標高を上げていきます。
 程なく分岐が見えてきました。 ここで左は神社への道となっているので、右の大船神社方面へと進みます。(下写真)

分岐(右へ)
分岐(右へ)

ここも右へ
ここも右へ

 暫くは植林と竹林が交互に続き、里山の雰囲気でした。(下写真)

倒木
倒木

穏やかな道を進む
穏やかな道を進む

 当日はそれなりに気温が高くなる予報で日差しが強めですが、道沿いは木陰が多く涼しく感じられます。(下写真)

日陰で涼しく
日陰で涼しく

 変化の無い道が続きますが、前方に石碑が見えてきました。 左上にあるので、そちらに向かうと色々と祀られていました。(下写真)

石碑
石碑

 この辺りまで来ると、周りは緑も多く苔むして良い雰囲気となります。 松などの巨木も見られだし、それらの脇を落ち枝に気をつけながら歩いていきます。(下写真)

松の巨木が多く
松の巨木が多く

松並木が続く
松並木が続く

エゴノキ
エゴノキ

エゴノキの花アップ
エゴノキの花アップ

 平坦な上りが続きますが、唐突に木の階段が現れます。 脇に「松並木」と書かれており、階段を登ると両側に松の木が並んでいました。(下写真)

階段を登る
階段を登る

松並木の注意看板
松並木の注意看板

 そこを通り過ぎると道が広がり、右に展望が見られる所がありました。(下写真)

天狗棚方面(南南東)
天狗棚方面(南南東)

段戸山・寧比曽岳など(南)
段戸山・寧比曽岳など(南)

 下に集落が見えていますが、気が付かない間に標高が上がっていて小さくなっていました。 ここの先に人工物が見られました。 発電用の水路がここで地上部に出ているようで、澄んだ水が流れていました。(下写真)

導水路横を進む
導水路横を進む

水路入り口で右へ
水路入り口で右へ

屏風山方面(西北西)
屏風山方面(西北西)

導水路
導水路

 導水路の先で道が別れていますが、どちらに行っても結局合流するようです。 ここは右に向かい暫く進むと合流し、更に先の分岐で尾根沿いの道に入っていきました。(下写真)

先程の道と合流
先程の道と合流

松並木へ(坂を登る)
松並木へ(坂を登る)

 ここも松の巨木が続いており、暫く進むと「蝮岩(まむしいわ)」と書かれた標識が見えてきました。(下写真)

松の巨木が続く
松の巨木が続く

蝮岩から上りに
蝮岩から上りに

 マムシがいる岩場だろうと、周りを見ますがそれらしい姿は見えません。(下写真)

マムシはいない?
マムシはいない?

 ここで左に折り返すと、このコース一番の急斜面となります。 再度折り返すと蝮岩の上にでると、また水平な道となりました。(下写真)

蝮岩の上に出る
蝮岩の上に出る

横道生森?
横道生森?

 次第に道が広がり、前方が明るくなってきました。(下写真)

広場に出てくる
広場に出てくる

 すると車道に合流し、ここが神社手前の駐車場のようです。(下写真)

車道に合流
車道に合流

大船山周辺案内図
大船山周辺案内図

 舗装路を右に進みますが、すぐ脇に大船山登山道入口の標識が立っています。(下写真)

ここから大船神社へ
ここから大船神社へ

 尾根の末端からの道ですが、いきなりの急登となります。 足型に階段状になっていますが、ここはあせらずゆっくりと登っていきました。 笹が出てきますが、道はしっかりしているので問題はありません。(下写真)

急登を進む
急登を進む

 暫く進むと傾斜も緩み、左前方が明るく見えています。(下写真)

傾斜が緩む
傾斜が緩む

 周辺地図の掲示を見て、その先で神社の石段が見えてきました。(下写真)

大船神社の石段を登る
大船神社の石段を登る

 道はまだ先に続いていますが、そちらは別のコースで車道へと下っているようです。 左に折れ階段を登り鳥居をくぐると、境内に入っていきました。(下写真)

大船神社の境内
大船神社の境内

 正面に本殿があるので、ここで再度安全を祈願していきます。(下写真)

大船神社にお参り
大船神社にお参り

 本殿の左手に山頂への登山道と、左に「弁慶杉」と書かれた標識があります。(下写真)

大船神社本殿の彫刻説明文
大船神社本殿の彫刻説明文

左に弁慶杉
左に弁慶杉

 杉の木は左奥に見えています。 そちらへ向かいますが、途中で通行止めのロープが貼ってありました。 枝が落下する恐れとのことですが、歩道上に枝は張り出していませんし、風もなくいきなり倒れる可能性は低そうです。
 ロープをくぐり自己責任で奥へ進み近くから見た巨木は、今まで見た杉としては一番の大きさなのがわかります。(下写真)

弁慶杉の説明文

弁慶杉の説明文

弁慶杉1
弁慶杉1

弁慶杉2
弁慶杉2

巨大な幹
巨大な幹

脇に長命水

脇に長命水

下には枝が散乱

下には枝が散乱

 先程の警告には台風で荒れたと書かれていますが、下には大きな枝が散乱しています。 先程の分岐に戻り、本殿横の道を進んでいきました。(下写真)

本殿の左から山頂へ
本殿の左から山頂へ

ここにも小さな神社
ここにも小さな神社

 尾根沿いの道となりますが、ここは右斜面をトラバース気味に歩いていきます。(下写真)

植林帯の道に
植林帯の道に

 奥に進むと水音が聞こえてきます。 その手前で左に折れると、急斜面をトラバース気味に登っていき、主尾根に合流しました。(下写真)

右斜面を進む
右斜面を進む

左に折り返す
左に折り返す

尾根沿いの道となる
尾根沿いの道となる

 山頂が近づくと傾斜が強まりますが、急ぐ必要も無いのでゆっくりと登ります。(下写真)

山頂間近
山頂間近

 程なくピークに到着しますが、三角点があるだけで標識などは見当たりません。(下写真)

山頂は展望なし
山頂は展望なし

 山頂は樹林で覆われ展望はありませんが東斜面に切り開きがあり、風車や大川入山方面が見えていました。(下写真)

ギンリョウソウ
ギンリョウソウ

山頂東からの眺め1(中央に大川入山)
山頂東からの眺め1(中央に大川入山)

山頂東からの眺め2(奥は恵那山)
山頂東からの眺め2(奥は恵那山)

 ここからは当初の予定通り、東側の車道へと降りていきます。 道標などはありませんが、踏み跡が北東へついているので、そこを歩いていきます。(下写真)

東ルートで下山する
東ルートで下山する

 途中に赤テープが枝や幹にまかれており、それを追いながら歩いていきました。(下写真)

踏み跡とテープを辿る
踏み跡とテープを辿る

 ピークは右からトラバースして行きますが、笹が生い茂っています。 それでも踏み跡はしっかりついているので、迷うことはありませんでした。(下写真)

笹の道
笹の道

ピークをトラバース
ピークをトラバース

 暫く笹の道を進んでいくと右に折れていき、下に車道が見えてきました。(下写真)

林道が見えてきた
林道が見えてきた

 車道に合流しますが、入口には登山道の道標が立っています…。(下写真)

車道に合流
車道に合流

 ここからは車道歩きとなりました。 左に折れ舗装路を進んでいきました。(下写真)

車道を歩き風力発電所へ
車道を歩き風力発電所へ

 程なく前方に大きな風車が見えてきました。(下写真)

1基目の風車
1基目の風車

 分岐にある案内板を見ますが、当初予定の駐車場は近くのようです。(下写真)

風の森案内図
風の森案内図

 その駐車場へ到着しますが、建設中なのか駐車場スペースの大半は風車と重機で覆われています。(下写真)

当初予定していた駐車場
当初予定していた駐車場

 ここで待ち合わせ予定でしたが姿が見えません。 と奥から丁度車が来て、先の展望台近くの駐車場で待ち合わせることにしました。(同乗者は、奥から戻ってきたところでした)
 道沿いに奥へ暫く進むと、右手に「遊歩道」と書かれた標識が見えてきました。(下写真)

下に替えの羽?
下に替えの羽?

ヤマボウシ
ヤマボウシ

遊歩道入口に入る
遊歩道入口に入る

 ここで右折し、車通行止めを越えて登っていきます。 すると東屋が見えてきて、南方面の景色が望めました。(下写真)

東屋
東屋

東屋からの眺め
東屋からの眺め

 猿の集団がいるようで、周りが騒がしくなります。 その中を抜けて更に奥へ向かうと、前方に向かう展望台と風車が見えてきました。(下写真)

目指す展望台(左)が見えてきた
目指す展望台(左)が見えてきた

 左下に車道が並行していますが、そのまま展望台へと登っていきました。 標高が上がり、周囲の展望が広がり始めます。(下写真)

遊歩道からも展望がよく
遊歩道からも展望がよく

遊歩道からパノラマ
遊歩道からパノラマ

 遊歩道を歩きながら周囲の景色を眺めていくと、車道出合から30分ほどで展望台に到着しました。(下写真)

上の東屋
上の東屋

屏風山など
屏風山など

登ってきた道を見る
登ってきた道を見る

展望台の直下
展望台の直下

 立派な展望台でしっかりした階段を登ると、周囲360度が見渡せました。(下写真)

展望台に到着
展望台に到着

北側の山
北側の山

展望台からの眺め1
展望台からの眺め1

展望台からの眺め2
展望台からの眺め2

展望台からの眺め3
展望台からの眺め3

西の山
西の山

展望台からの眺め5
展望台からの眺め5

展望台からの眺め4
展望台からの眺め4

展望台からの眺め6
展望台からの眺め6

展望台からの眺め7
展望台からの眺め7

茶臼山アップ
茶臼山アップ

南の山
南の山

東の山
東の山

長者峰・高嶺
長者峰・高嶺

 折角なので暫く眺めていきますが、この時期は遠望が効かないのは残念でした。 また、恵那山も山頂付近が雲に隠れていましたが、時間が経つとその雲も晴れていきました。 満足した所で駐車場へと下山します。(下写真)

下山する
下山する

 駐車場の場所がよくわかりませんが、遊歩道の先だろうと先程の道を更に奥へと進みます。(下写真)

東方面の眺め
東方面の眺め

 北東斜面に出ると、下に建物と駐車場、それに自分の車が見えてきました。 つづら折れに遊歩道を下ると、車道と合流します。(下写真)

車道に合流
車道に合流

 右に折れ車道を歩いていくと、程なく駐車場(看視舍広場)に無事到着しました。(下写真)

奥の恵那山の雲が晴れる
奥の恵那山の雲が晴れる

駐車場(右上)の近くに
駐車場(右上)の近くに

大船山周辺案内図(2)
大船山周辺案内図(2)

看視舍広場駐車場に到着
看視舍広場駐車場に到着

 すぐに帰っても良かったのですが、折角なので看視舍の木陰で涼んでから帰路につきました。

今回から、末尾の記述を変更します。

【感想】
・この山は山頂直下から楽々登山できますが、麓から松並木を見ながら登るのが醍醐味だと思います。 また、山頂奥にある風力発電所の展望台まで行かないと景色が見られないので、天気の良いときにセットで訪れたいところです。(往復だと距離が長くなりますが、帰路は途中まで車道歩きとすれば、それほど大変ではないと思います)

【反省点】
・特にありませんでした。 膝関節が痛くなりましたが、運動不足によるものと思われます。

【次回】
 また、若干お腹に違和感と痛みがあるので、観光がてら京都府の日本海側の山に向かう予定です。(天気次第です)


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