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[登山] 2018年 紅葉の赤兎山 [登山]

 今回は、久しぶりに快晴が期待できるので、紅葉を期待して2年前にも登った福井県の「赤兎山」に登ってきました。 当日は期待通り終日の快晴と、まだ序盤ですが紅葉も見られ満足の行く登山となりました。

関連リンク
 2016年11月7日 [登山] 福井県 鳩ヶ湯から紅葉の赤兎山と刈込池周回

赤兎山手前の展望地から紅葉と白山・別山
紅葉と白山(中央)・別山(右)

2018年
紅葉の赤兎山
日付 2018年10月21日(日)
天気 終日快晴
山域 両白山地
場所
福井県大野市上打波
距離 18.6km
累積標高 +1539m -1821m
時間 9時間15分
人数 2名
撮影枚数
0349枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0116枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 紅葉、刈込池、鳩ヶ湯温泉
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから)
06:35 920m 0.0km 上小池駐車場 出発
06:50 (00:15) 940m 1.0km 三ノ峰登山口
07:50 (01:00) 1422m 2.5km 六本檜 10分休憩
09:00 (01:10) 1330m 4.7km 杉峠 5分休憩
11:05 (02:05) 1530m 9.1km 裏赤兎山
11:30 (00:25) 1575m 9.4km 赤兎山 東展望地
11:55 (00:25) 1628.6m 10.4km 赤兎山 昼食休憩
12:35 (00:40) 1628.6m 10.4km 赤兎山 出発
13:30 (00:55) 1320m 13.1km 奥ノ塚峠
13:40 (00:10) 1199m 13.4km 休憩ベンチ 休憩
14:00 (00:20) 1199m 13.4km 休憩ベンチ 出発
14:25 (00:25) 980m 14.4km たんどう谷渡渉点
15:00 (00:35) 912m 15.9km 林道終点(休憩ベンチ)
15:20 (00:20) 721m 16.7km 下の林道出合
15:50 (00:30) 550m 18.6km 鳩ヶ湯駐車地 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色は実績、空色は車移動)
20181021_map.jpg

写真リンク

※今回のコースは2年前と同じなので、詳細は割愛します。

 6月に白木峰に登った方と、久しぶりに一緒の登山を計画します。 まだ福井県の「経ヶ岳」や「赤兎山」に登ったことがないとの事で、2年前にも登った「赤兎山」に鳩ヶ湯からのコースで周回することにしました。
 当初は、以前同様に鳩ヶ湯から赤兎山を経由して上小池に下山予定でした。 しかし、車二台で向かうので今回は逆コースで向かうことにしました。

 5時半に九頭竜の道の駅に集合としました。 自宅からは1時間半ほどなので、久しぶりに早起きし4時前には出発しました。 予定通り5時半前には合流し、鳩ヶ湯へと向かいました。 これで3回目となる打波川沿いの道を奥へ入っていきますが、同じように数台の車が奥へと向かっていました。

 予定通り6時前には鳩ヶ湯に到着し、林道始点前の駐車余地に一台停めて行きました。 もう一台に登山道具を移し替え、上小池へと向かいます。 15分ほどで小池公園に到着しますが、そのまま置くの上小池へと入っていけました。 程なく上小池駐車場に到着すると、すでに20台近く駐車していました。 駐車場に止め、出発の準備をしていきます。(下写真)

上小池駐車場の登山口
上小池駐車場の登山口

 駐車場横の登山口から、まずは三ノ峰登山口へ降りていき、林道に出たところで刈込池分岐で左の林道を進みます。(下写真)

今回は左の赤兎山へ

今回は左の赤兎山へ

大栗ノ木
大栗ノ木

刈込池分岐(左の林道を進む)
刈込池分岐(左の林道を進む)

 暫く歩くと左手に登山口が見えてきました。(下写真)

橋を渡って

橋を渡って

土砂流出現場の奥に登山口
土砂流出現場の奥に登山口

三ノ峰登山口
三ノ峰登山口

 ここからは長い登りが続きました。 序盤はそれほどの傾斜はありませんが、度重なる台風の影響でここでも倒木が行く手を阻みます。(下写真)

山越邸跡

山越邸跡

黄葉序盤
黄葉序盤

幹が割れた倒木
幹が割れた倒木

 それでも歩く人は多いので迂回路などでそれほど問題とはなりませんでした。 山腰屋敷跡の広場に到着しますが、そのまま登り続けました。 前方に稜線が見えて来ると周りの木々も色づき出し、それらを見ながら階段の急登を登っていきました。(下写真)

標高1300m前後が良い色づき

標高1300m前後が良い色づき

 段差の高い階段を黙々と登っていくと、六本檜に到着しました。 2名ほど休憩中で、他の方の邪魔にならないよう、景色だけ撮影し杉峠方面に移動して休憩としていきました。(下写真)

六本檜から三ノ峰
六本檜から三ノ峰

六本檜から荒島岳(中央)方面
六本檜から荒島岳(中央)方面

荒島岳(中央)、能郷白山(左奥)
荒島岳(中央)、能郷白山(左奥)

 朝から快晴で、ここからの稜線歩きを考慮して、ザックから帽子とサングラスを出して歩いていきました。(下写真)

杉峠へ縦走開始
杉峠へ縦走開始

 前回登った時も快晴でしたが、この日もその時に劣らず、雲ひとつ無い青空が広がっています。(下写真)

縦走路途中から赤兎山方面を望む
縦走路途中から赤兎山方面を望む

 また、縦走路沿いの紅葉が見頃を迎え始めており、台風で傷んだ葉が多い割によい具合に色づいていました。(下写真)

カエデの赤
カエデの赤

 序盤は笹が生い茂る道を進むため、朝露などでアッという間にズボンはびしょ濡れです。 それでも天気もよく、その内に乾くだろうと雨具などはつけずに歩いていきました。(下写真)

序盤は笹が多く
序盤は笹が多く

三ノ峰を振り返る(左に別山も)
三ノ峰を振り返る(左に別山も)

所々で綺麗な紅葉
所々で綺麗な紅葉

 途中、何箇所か倒木で道がふさがっていますが、上から乗り越えたりしながら通り抜けます。 そして六本檜から1時間とコースタイム通りの時間で杉峠に到着しました。(下写真)

杉峠に到着
杉峠に到着

 ここまで単独の方2名とすれ違っていますが、この時間はまだ通る人も少なく静かに歩けます。 ここからは次第に登りとなり、裏赤兎山へと登っていきます。(下写真)

立派なブナ林(黄葉には早く)
立派なブナ林(黄葉には早く)

 暫く進むと大木が道に覆いかぶさり、その上を超えるのは不可能です。 ここは北側(右)に、ヤブが薄い所があるのでそちらから迂回していきました。(下写真)

倒木で道が封鎖(北寄りに迂回)
倒木で道が封鎖(北寄りに迂回)

 この辺りから再度紅葉し出しました。(下写真)

この辺りは紅葉には早く
この辺りは紅葉には早く

またまた倒木
またまた倒木

赤兎山(右)はまだ遠くに
赤兎山(右)はまだ遠くに

白山(右)が見えてきた
白山(右)が見えてきた

 裏赤兎山の東の崩壊斜面横まで来ると南東側の景色が開け、三ノ峰などがよく見えていました。(下写真)

右から願教寺山・銚子ヶ峰・一から三ノ峰・別山など
右から願教寺山・銚子ヶ峰・一から三ノ峰・別山など

三ノ峰アップ(右鞍部に小屋が見える)
三ノ峰アップ(右鞍部に小屋が見える)

右から琵琶倉山・小白山・野伏ヶ岳・薙刀山・日岸山・よも太郎山・芦倉山など
右から琵琶倉山・小白山・野伏ヶ岳・薙刀山・日岸山・よも太郎山・芦倉山など

観音谷の斜面は紅葉序盤
観音谷の斜面は紅葉序盤

 裏赤兎山に上り詰めると、ここで8名ほどの登山者とすれ違います。 奥に隠れていた山頂部が見えてくると、大勢の登山者の姿が確認できます。(下写真)

山頂部が見えてきた
山頂部が見えてきた

 鞍部へ一旦降りていきますが、ここがコース中で一番危険?で、泥などで滑りやすくなっており、周りの枝やくさナドを掴みながら慎重に降りていきます。 鞍部からは山頂部への急登となります。(下写真)

鞍部から登りに
鞍部から登りに

 ザレた道で、階段なども崩壊し歩きづらくなっています。 段差の大きい急登を上り詰めると、大勢の登山者でごった返す山頂西端の展望所に到着しました。
 登山道沿いにもたくさんの登山者が座り込んで休憩しているので、写真だけ撮り山頂へと向かいました。(下写真)

歩いてきた尾根を見る

歩いてきた尾根を見る

白山(御前峰)アップ
白山(御前峰)アップ

別山アップ
別山アップ

三ノ峰アップ
三ノ峰アップ

願教寺山の右奥に木曽御嶽山
願教寺山の右奥に木曽御嶽山

 当初はこの辺りの空き地で休憩予定でしたが、どこも一杯で座る余地はありません。 この様子だと避難小屋の中や周辺も一杯だろうと思いながらも、避難小屋へと向かいます。(下写真)

石徹白の山々
石徹白の山々

 程なく到着した避難小屋周辺も、案の定 座り込んだ登山者で落ち着きません。(下写真)

避難小屋はスルー
避難小屋はスルー

 まだ正午までは時間があるので、山頂へと向かいながら休憩適地を探していきました。(下写真)

山頂へ向かう
山頂へ向かう

 見るもののない池塘帯を過ぎると、山頂への登戸なります。(下写真)

池塘帯を抜ける
池塘帯を抜ける

小屋方面を振り返る
小屋方面を振り返る

 そして出発から5時間半弱と、コースタイム以上掛かり赤兎山の山頂に到着しました。(下写真)

赤兎山山頂
赤兎山山頂

 山頂は思ったよりも人の数は少なく、休憩している人は僅かでした。 ここで誰も通らないだろうと、下山予定の南尾根の登山道横で腰を落ち着かせ休憩していきました。(下写真)

大日山方面(奥は日本海)
大日山方面(奥は日本海)

大長山方面
大長山方面

荒島岳(右)や奥美濃の山々
荒島岳(右)や奥美濃の山々

右から経ヶ岳・部子山・銀杏峰・荒島岳など
右から経ヶ岳・部子山・銀杏峰・荒島岳など

以前歩いた経ヶ岳への縦走路
以前歩いた経ヶ岳への縦走路

 正午を回っても快晴で、雲ひとつない景色を眺めながら昼食休憩して行きます。 ここから下山口まではコースタイムで3時間で、まだ時間はタップリあるので急ぐ必要はありません。(下写真)

向かう下山尾根
向かう下山尾根

 休憩後は下山を開始しますが、休憩中に少しづつ雲が湧いて、白山に掛かり始めていました。 それでも天気が悪くなるような雲ではなく、急ぐことも無く南尾根に向かって降りていきました。(下写真)

暫くは灌木帯
暫くは灌木帯

 暫く眺めの良い灌木帯を降りていきますが、次第に紅葉した木々の中へと入っていきます。(下写真)

綺麗な紅葉に
綺麗な紅葉に

 ここも少し降りると丁度よい具合の紅葉となり、その都度足が止まりました。(下写真)

紅葉を愛でながら進む
紅葉を愛でながら進む

グラデーションが綺麗に
グラデーションが綺麗に

太陽が当たり鮮やかに
太陽が当たり鮮やかに

 こちらの道にも倒木がありますが、広い尾根なので簡単に迂回できます。 奥ノ塚峠に近づくと、左(西)に1467mピークの尾根が綺麗に紅葉しているのが見えてきました。 また、その奥には「別山」が頭を覗かせています。(下写真)

対岸の山肌が綺麗な紅葉
対岸の山肌が綺麗な紅葉

紅葉と別山(左)
紅葉と別山(左)

 周りの木々もこの時間になり、太陽が傾き良い具合に紅葉して見えていました。(下写真)

ナナカマドも赤く
ナナカマドも赤く

鮮やかな山道を抜け
鮮やかな山道を抜け

 奥ノ塚峠に到着し、ここで道は左へと降りていきます。(下写真)

久しぶりの道標
久しぶりの道標

 暫く降りると平となり、草に覆われたベンチのある休憩地に到着しました。(下写真)

ベンチで小休止
ベンチで小休止

 昼食からそれほど時間は立っていませんが、ここでおやつタイムとしていきます。 ワッフルやドーナツなど甘いお菓子をゆっくり食べていきました。
 休憩後は、一気に標高を落としたんどう谷の渡渉点へと降りていきます。(下写真)

滝を横切り
滝を横切り

 程なくその渡渉点に到着しますが、以前と比べ水量は少なめですし、岩も乾いていたので飛び石で難なく渡ることができました。(下写真)

渡渉点を振り返る
渡渉点を振り返る

 ここから若干上り気味の長いトラバースとなります。 右が切れているので、気をつけながら進むと、突然土砂で流された沢に出てきました。(下写真)

沢が土砂で流され
沢が土砂で流され

 ここは以前の記憶では、石がゴロゴロと転がる涸れ沢だったはずです…。 台風や大雨で上流から岩ごと流されたようで、登山道はスッパリと切れていました。 滑りやすいザレたところを降りていき、対岸に残る道へと復帰します。 ここからは植林帯となり、暫くトラバースしていくと林道終点に到着しました。(下写真)

林道終点に到着
林道終点に到着

 先程の休憩地点から一時間ほどしか経っていませんが、ここにもベンチがあるので最後の小休止としていきます。 落ち着いたところで、植林帯の中の良い道を黙々と降りていきました。(下写真)

真新しい標識
真新しい標識

植林帯の道を進む
植林帯の道を進む

 程なく下の林道に合流します。 以前は辛うじて立っていた標識も無残に割れて、赤布だけが目印となっていました。(下写真)

林道出合(標識が倒れ分かりづらく)
林道出合(標識が倒れ分かりづらく)

 ここまでくれば下山したも同然です。 林道を歩いていきますが、余計なショートカットをして逆に時間が掛かります…。 その後は忠実に荒れた林道を歩いていき、林道始点の駐車地に到着しました。(下写真)

林道から最後の展望(左に三ノ峰)
林道から最後の展望(左に三ノ峰)

林道歩きも終盤
林道歩きも終盤

林道入口にはチェーン
林道入口にはチェーン

無事に下山
無事に下山

 その後、上小池まで車を回収し帰路につきました。

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回予定】
 土曜日は朝方まで雨の予報なので、日曜日に紅葉の見られそうな山へ向かう予定です。


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テリー

ナナカマドの紅葉、きれいですね。
by テリー (2018-10-27 21:41) 

joyclimb

紅葉と別山の風景、紅葉がとてもきれいです。
by joyclimb (2018-10-31 22:50)