[登山] 静岡県引佐 観音山ハイキング [登山]
今回は、軽めの登山ということで、静岡県の低山「観音山」にハイキングで登ってきました。 富士山を見るためこの山にしましたが、残念ながら富士山周辺だけは湧き上がる雲で見えませんでした。 しかし、それ以外は快晴の天気で、稜線からは南アルプスなど遠くの山も白く見えていました。
富士見峠付近からの展望(富士山は見えず)
日付 | 2018年12月15日(土) | ||
天気 | 快晴 | ||
山域 | 引佐山地 | ||
場所 | 静岡県浜松市北区引佐町東久留女木 | ||
距離 | 11.2km | ||
累積標高 | +821m -821m | ||
時間 | 04時間05分 | ||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0389枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0109枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
B(道迷い注意) | ||
展望 (A:良い~E:なし) |
C | ||
見どころ | 清水寺観音堂 | ||
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから) | |||
07:05 | 208m | 0.0km |
少年自然の家駐車場 出発
|
07:10 (00:05) |
250m
|
0.3km | 登山口 |
07:30 (00:20) |
387m
|
1.0km | 星の広場 |
07:45 (00:15) | 507m | 2.0km | マンサク峠 |
07:50 (00:05) | 531m | 2.2km | 清水寺観音堂(5分滞在) |
08:05 (00:15) | 575m | 2.7km |
観音山
|
08:08 (00:03) | 560m | 2.9km | 富士山展望台(8分滞在) |
08:20 (00:12) | 566m | 3.2km | 観音山展望台(5分滞在) |
08:35 (00:15) | 507m | 3.9km | マンサク峠 |
09:05 (00:30) | 469m | 5.0km | 富士見峠 |
09:25 (00:20) | 437m | 5.9km | ほうろく峠(106) |
09:40 (00:15) | 528.8m | 6.3km | 三等三角点[鷹打場] |
09:55 (00:15) | 462m | 6.9km | 中代峠 |
10:05 (00:10) | 437m | 7.7km | ほうろく峠(106) |
10:45 (00:40) | 270m | 9.7km | 東屋(103) |
10:55 (00:10) | 178m | 10.5km | 少年自然の家分岐(102) |
11:05 (00:10) | 245m | 10.9km | 少年自然の家 |
11:10 (00:05) | 208m | 11.2km | 少年自然の家駐車場 到着 |
ルートラボ
数日前から風邪の症状が出てきて週末も治りそうもないので、早々に軽めの登山を計画します。 いくつかの候補から、まだ訪れていなかった静岡県引佐(いなさ)周辺の山から「観音山」へ登ることにしました。 この山を選んだ理由としては、冠雪した富士山を(なるべく近場で)見たくなった事もあります。
登山口となる静岡県観音山少年自然の家は、新東名高速道路の浜松いなさIC(いなさ北ICは出入り不可)の近くにありアクセスは便利となっています。 自宅からは2時間は掛からないだろうと、5時半前に出発しました。
豊田JCTで新東名高速道路へ移り、広く走りやすい道をいなさJCTへと向かいました。 ここで予定通り浜松いなさICへ分岐し降りていきました。 その後はカーナビの指示で県道47号線から359号線へと右折して、いなさ湖畔の道を走っていきました。 程なく左に少年自然の家の看板が見えてきたので、ここを左折して登っていきます。 少し走らせ右に右折すると予定していた駐車地に到着しました。(下写真)
月の丘から朝焼けの霧山
ここで準備をして出発します。 まずは先程の車道を「少年自然の家」へと登っていきます。 右手に坂道の歩道があるので、そちらを登っていきました。(下写真)
ゆめのさかを登り少年自然の家へ
少し上り後ろを見ると、近くの三岳山も見えています。 三岳山は、新東名高速道路で名古屋側に向かう時に、遠くからも風車が見える山です。(下写真)
風車が特徴的な三岳山
階段を登る
ひと登りで少年自然の家に到着しました。 すると、奥に登山口となる木のはしごも見えてきました。(下写真)
奥に登山口
静岡県観音山少年自然の家
ここで施設の概要地図を見ていきますが、この地図に載っている番号をよく見ておけばと後で思います。(下写真)
野外活動エリア(番号が重要)
先程も見えていた木のはしごの上に登山口があるためそこを登りますが、ここを登らなくても左右から坂道で歩いて来られます。(下写真)
木組みのはしご?を登る
右手を見ると木の階段が付けられ、そちらに「山頂」の標識が立っていました。(下写真)
右手を進む
山頂入口
ここからが本格的な山道となりますが、オリエンテーリングなどで使用されているため、よく整備された道が続きます。(下写真)
朝日が差し込む
石と木の根の道
しばらく変化の無い道を進むと、左側が切り開かれたかやととなります。 地図にもこの辺りは、牧場となっているので、その名残でしょう。(下写真)
左手にかやと(牧草跡)
かやとからの眺め(西側)
かやとの脇を上り詰めると、はじめの目的地となる「星のひろば」に到着しました。(下写真)
星のひろば
周りの景色は低木に阻まれよくありませんが、上空が見渡せ夜には満点の星空が見られるのでしょう。 ここが387mピークで、稜線までの中間点といったところでしょうか。(下写真)
山頂はまだ先に
その後も夜やかな登りが続き、心拍数が上がることはありません。 左手が植林帯となってくると、他図の破線路となる尾根から外れ、東斜面を峠へ向かい最短で進んでいきました。(下写真)
左に植林帯
途中、右斜面が切れて「きけん」の表示がありますが、大人には大したことはありません。(下写真)
きけん表示だが大したことなし
そして出発から40分ほどで、傾斜が緩み前方が明るくなってきました。(下写真)
前方が明るく
そこが「まんさく峠」と呼ばれる峠でした。 マンサクがアルのでしょうが、花もなくどれか区別は付きません…。(下写真)
まんさく峠(奥に林道)
すぐそばに林道が来ていますが、右に折れ山道を歩いていきます。(下写真)
右手に進む
前方にピークが見えてきますが、道はその左斜面をトラバースして登っていきました。(下写真)
ピークは左からトラバース
ピークを通過し鞍部から少し降りると、広場に到着しました。 この広場には建物が二棟建っており、それぞれ「清水寺観音堂」と「犬神堂」でした。(下写真)
清水寺観音堂と犬神堂
聖観音菩薩
建物などの由来が記されているので読んでいきます。(下写真)
しっぺい太郎伝説の説明文
観音堂の説明文
お堂には、登山の安全と体調の回復を願い祈願していきました。 小休止の後は、奥にある道を更に進んでいきます。(下写真)
急斜面の木の根が這った道を登っていきます。 ここが、これまでのところ一番の急斜面かも知れません。(下写真)
木の根の坂道
傾斜が緩むと、ピークに到着しました。 何もなく展望も見られませんが、ここが観音山山頂の様です。(下写真)
観音山山頂
山頂の標識
観音山山頂の説明文
ここで右奥にある富士山展望台へと向かいました。 広い道を進むと頼りない標識が立っており、左下に誘導されます。(下写真)
ここで左下へ
そちらへ降りていくと、下に木組みの展望台?が見えてきました。(下写真)
下に展望台
展望台の右半分はロープで立ち入り禁止となっていますが、左側からもそれなりの展望は見られます。 しかし、目当ての富士山は雲に覆われ見ることが出来ませんでした。(下写真)
残念なら富士山は雲の中
休憩後、山頂へ戻るとこちらにも展望台があるので寄っていきました。(下写真)
山頂展望台へ
少し降りると南方面が切り開かれ、浜松の市街地などが見えていました。(下写真)
展望台からは狭い眺め
浜松方面
別の角度で(南西)
冬にしては霞んでいますが、今年の冬ははこんなものでしょう。 山頂を後にして、まんさく峠まで戻ります。 程なくまんさく峠に当チュクしますが、ここからは境界沿いに尾根を進んでいきました。(下写真)
まんさく峠から尾根沿い(直進)に進む
緩やかな下りを降りていくと、右側がかやとの道となりました。(下写真)
暫く降りていく
この辺りからまんさく峠からの林道が平行になり、右の展望が広がり始めます。(下写真)
右に林道が平行に
右後ろに観音山(左)
右に展望を見ながら歩く
林道越しに東の展望が開け、先程はよく見えなかった富士山方面がよく見えています。(下写真)
南アルプス深南部の山々
奥に高塚山・京丸山・鋸山など
高塚山・無双連山など
右側が切れて
北東方面に白く山が見えていますが、南アルプスの山で間違いなさそうです。(下写真)
奥に右から光岳と白い聖岳・赤石岳など
この辺りが一番の展望地
雲がなければ中央に富士山
ここで展望を眺めてゆっくりしていきますが、その先が富士見峠となっていました。(下写真)
峠に到着
富士見峠
左に植林と右に雑木林の間をあるく道となり、展望はなくなります。(下写真)
広い道が続く
高低差の無い道を歩いていくと、林道と出合いました。(下写真)
林道出合
ここからは「少年自然の家」へと車道が延びていますが、更に奥へと向かいました。(下写真)
林道三叉路(こちらは少年自然の家方面)
左の道を進む
倒木などがありますが、細い枝はのこぎりで切られ、幹などはくぐって通って行きました。(下写真)
倒木をくぐり
徐々に登りとなると、前方に鉄塔が見えてきました。(下写真)
登りに
鉄塔が見えてきた
鉄塔下に出合い、左右に展望が広がりました。(下写真)
送電線展望台(西側)
送電線展望台(東側:右に観音山)
電線が邪魔ですがここまでで一番の展望地で、浜名湖なども見えています。(下写真)
富幕山(左)と浅間山(右)
奥に浜松市
八高山(右)と大日山(左)
風もあまり強くなく、暫く景色を眺めていきます。 満足したところで、更に先に続く道を降りていきました。(下写真)
気持ちの良い落ち葉の積もる広い道となりました。(下写真)
ここも広い道
鞍部に到着すると「ウォークラリー関所」の標識が現れます。(下写真)
ウォークラリー関所
ここが「ほうろく峠」と呼ばれる所で、少年自然の家の範囲はここまでのようです。(下写真)
ここは、ほうろく峠
右から林道とも出会っており、この先の三角点ピークへ登る道はなさそうです…。(下写真)
右に林道
道はありませんが、地図の破線路に当たる古い道はありそうです。(下写真)
この先の三角点へ向かう(左の尾根に)
道はすでに藪に埋もれ廃道となっていました。 それでも、尾根の右側に広い道跡がありました。(下写真)
道跡はあるが…
ピークまでそれほど距離があるわけではないので、そのまま直登していきます。(下写真)
高みへ
程なく印の布が現れ、その奥に三等三角点がありました。(下写真)
三等三角点 点名:鷹打場
展望はまったくないので、そのまま北尾根に向かって降りていきます。(下写真)
北斜面にも道はあるが…
こちらも東側に明確な道が現れますが、藪が邪魔で通りづらい道となっています。 植林帯を通り過ぎると、唐突に岩場が現れます。(下写真)
岩場に出る
岩場といっても危険な感じでは無く、イバラなどが邪魔で進むのが困難となっていきます。 岩場のためか、高い木も無く展望が見られ始めます。(下写真)
岩場の展望地1
岩場の展望地2
岩場からの展望3
岩場の展望地4
そのまま進むと、右下が平坦地となってきます。 藪を避けながらそちらに降り立つと、古い道跡がかやとなどで覆われている場所でした。(下写真)
岩場の西側は平坦地に
林道は更にその下にありますが、岩場の下りで折りやすいところを探しながら降り立ちます。(下写真)
この下に林道
なんとか林道に出る
上はこんな感じの岩場
林道の右側は太陽光発電のパネルの設置場となっています。 道の先を見ると、峠と思われる鞍部が見えていました。(下写真)
東側は低要項発電のパネル
峠へ
そちらに歩いていくと分岐となっていて、ここが「中代峠」で間違いなさそうです。(下写真)
中代峠
ここまでは車道が通っているので、車で来ることは可能です。 この先は以前登った「天日山」などへ続く稜線ですが、今回はここまでとして戻ることにしました。(下写真)
林道で引き返す
先程のほうろく峠まで戻りますが、今度は林道を利用して戻っていきます。 ピークを迂回し暫く進むと、あっけなくほうろく峠に到着しました。(下写真)
林道に氷
ほうろく峠に到着(106)
ここの番号が106となっていて、少年自然の家へと戻るコースで間違い無いでしょう。(下写真)
オリエンテーリングの道を降りる
峠からは下り道となりますが、暫くすると分岐が見えてきました。(下写真)
118番分岐(104へ向かうのが正解だが)
ここで道沿いは104番ですが、予定コースから外れていたので、すぐに引き返しました。 ここで119へ右折して、尾根を登っていきます。 再度確認すると、こちらが地図の破線路で間違いありません。(下写真)
電線下を通る
しかし、電線下の道を進むとそのまま谷沿いを降りていきます。 傾斜が強まりロープも出てきますが、ここを慎重におりると、またコースから外れていることが分かりました。 少し戻り破線路の当たりまで来ると、そちらのコースは藪に埋もれ「通行止」となっていました。(下写真)
破線路は通行止めに…
結局、先程の118の分岐で104へ向かうのが正解だったようですが、戻るのも面倒なので、このまま進むことにしました。(下写真)
目的地から外れていくが…
この先にもいくつもの分岐が現れますが、ここまでの番号の法則から100番台が目的地(少年自然の家)の近くと分かります。 151番で103の標識が現れて、こちらだろうと当面は103へと向かいました。(下写真)
ここで103へ
103を目指す
するとずいぶん遠回りとなりましたが、西側の破線路と合流しました。 破線路は古い林道跡だったらしく、掘られた広い道が続いていました。(下写真)
破線路の道は古い林道?
つづら折れの道を降りていき、280番の分岐で左に折れると、林道と合流しました。(下写真)
281
280
チェーンの車止めを越えて、右に曲がると沢沿いの広い道となりました。(下写真)
チェーンを越えて
134
沢沿いを暫く進むと、「103へ」と書かれた分岐があるのでここを右下に下っていきました。(下写真)
ここで103は右下へ
右下から水音が聞こえる道を降りていくと、沢と合流し飛び石で渡ります。(下写真)
沢を渡る
対岸に東屋が見えてきて、ここに103の標識がありました。(下写真)
あずまやに到着
ここが103
結局、118番の分岐を104へ直進すると、林道のUターン地点と合流するみたいです。 結構大回りとなりましたが、今回のコースは元々短距離なので問題ありません。 ここからは整備された林道となります。(下写真)
林道を進む
何箇所か分岐があるが直進する
トボトボと林道を歩いていきますが、右の沢沿いに何度も遊歩道が分岐していました。 10分ほど降りていくと、東屋が見えてきました。(下写真)
あずまやが見えてきた
休憩地に到着(102)
親水広場と書かれた標識にトイレなどもありました。(下写真)
トイレがある
ここは親水広場
ここが当初予定していた102の分岐で、ここから少年自然の家へ直接戻れます。(下写真)
102案内表示板
102で自然の家へ
標識に従い、右に折れると登り道となります。(下写真)
上りとなる
黙々と植林帯の道を登っていくと木の橋を渡り、その先で林道と出合いました。(下写真)
橋を渡る
林道に出合う
この林道が稜線沿いにあった林道の三叉路からの道です。 車道となり、前方に少年自然の家が見えてきますが、ここは車道を下り駐車地へと戻っていきました。(下写真)
上に自然の家
月の広場に到着
【反省点】
特にありませんでした。
【次回予定】
週末の天気が悪いのと、体調不良が長引いているので今週は休みの予定です。
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