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[登山] 鈴鹿 青川から藤原岳・竜ヶ岳周回(お花見登山) [登山]

 今回は、毎年恒例のお花見登山へ「藤原岳」へ登ってきました。 今回はこれに加え足を延ばし、「竜ヶ岳」までの周回としました。 当日は良い天気で、藤原岳の山頂からは白山や北アルプス・南アルプスなどの眺望を得ることができました。

藤原岳から白山方面

白山方面の展望

鈴鹿
青川から藤原岳・竜ヶ岳周回
(お花見登山)
日付 2019年03月09日(土)
天気 晴れ
山域 鈴鹿
場所
三重県いなべ市北勢町新町
距離 18.5km (内車道1.9km)
累積標高 +1945m -1945m
時間 08時間00分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0545枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0128枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(泥スリップ注意、標高差・距離大)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ セツブンソウ
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから)
07:10 168m 0.0km
青川公園 出発
07:25 (00:15) 227m 1.1km 孫太尾根登山口
08:05 (00:40) 650m 3.0km 丸山(5分滞在)
08:40 (00:35) 834m 4.3km 草木
09:35 (00:55) 1140m 6.1km 藤原岳(展望丘) 休憩
09:45 (00:10) 1140m 6.1km 藤原岳(展望丘) 出発
10:50 (01:05) 770m 8.7km
治田峠
11:25 (00:35) 920m 9.7km 銚子岳手前 昼食休憩
11:45 (00:20) 920m 9.7km 銚子岳手前 出発
11:55 (00:10) 1001m 10.0km 銚子岳分岐
12:20 (00:25)
990m
11.0km 静ヶ岳分岐(セキオノコバ)
13:05 (00:45) 1099.3m 12.6km 竜ヶ岳 休憩
13:15 (00:10) 1099.3m 12.6km 竜ヶ岳 出発
14:05 (00:50) 796m 15.4km 大鉢山分岐
14:35 (00:30) 522m 16.6km 大鉢山(5分休憩)
15:00 (00:25) 196m 17.6km 大鉢山下山口
15:10 (00:10) 168m 18.5km 青川公園 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20190309_map.jpg

※今回のコースは何度か通った道なので、写真中心で説明します。

 今年も花の季節が訪れ、そろそろ藤原岳の孫太尾根のセツブンソウも良い感じのようです。 また、冬期の鈴鹿にはそれなりに積もったようですが矢張り雪解けは早く、自宅から見える鈴鹿山脈の雪は疎らとなっています。 そこで、この時期余り歩こうと思わない県境稜線を、竜ヶ岳まで周回で縦走することにしました。

 駐車地は周回とするため青川の公園の駐車場とします。 駐車地を7時から7時半の出発と考え、自宅を5時半過ぎに出発しました。 途中で日の出を迎え、駐車地には7時頃に到着しました。

 早速準備をしていきますが、ここから孫太尾根までは遠回りとなります。 以前逆コースのときは無理やりショートカットしましたが、今回はその逆です。
 道路を北へ向かいT字路でその先の様子を伺います。 左手から正面は断崖絶壁で、たやすく登れそうはありません。 右手に進むと、尾根が現れ道も付いていました。 草の生えた道の手前を左に入ると、踏み跡が続いています。 手前の尾根を越えると、その先に植林へと登る獣道があるので、右から回り込んで登っていきました。(下写真)

孫太尾根登山口にショートカット
孫太尾根登山口にショートカット

 植林帯に入ると、左のきわ沿いに道が付いています。(下写真)

孫太尾根登山口にショートカット2
孫太尾根登山口にショートカット2

 そこを進むと茶畑に出てきて、その先で綺麗に梅が咲いていました。(下写真)

梅が咲いて

梅が咲いて

 左の作業道を進み車道と合流しました。 一台の車が坂道を上がっていきますが、登山者のものでしょう。 自分もそちらへ登ると、別の車も登山口ヘウ面へと向かっています。
 T字路で左に折れ、暫く進むと墓場の駐車地に到着しました。 驚いたことに既に満車で、たくさんの登山者でごった返しています。(下写真)

駐車場は満車状態
駐車場は満車状態

 ここまで盛況なのは初めてです。 来年からこの時期にこのコースを利用するのは止めでしょうか? 登山口から登山道へ入りますが、先行者が多く道を譲っていただきながら足早に進んでいきました。(下写真)

登山道を進む
登山道を進む

奥に静ヶ岳・銚子岳
奥に静ヶ岳・銚子岳

 暫く上り、初めの展望から後方を望みますが、先週・先々週に続きこの日も申し分のない天気でした。(下写真)

朝から快晴
朝から快晴

 日当たりの良い斜面では、毎年見かける花が履き始めていました。(下写真)

タチツボスミレ
タチツボスミレ

 そして出発して1時間弱で、セツブンソウの群生地に到着しました。 辺りには花を見に来た人が、俯いているのでそれと分かります。 肝心のセツブンソウは、今年は花つきもよく多く感じました。 福寿草も数輪だけ履いており、文字通り華を添えています。(下写真)

セツブンソウ1
セツブンソウ1

フクジュソウ
フクジュソウ

セツブンソウ2
セツブンソウ2

セツブンソウ3
セツブンソウ3

 暫く眺め、その先のピークで再度数輪見たところで、朝の冷え込みで下が固くなってきたのでこの先は花も無いだろうと、カメラもしまい足早に進んでいきました。 この日は右手の採石場からの音が大きく、静かな山行とはなりません…。(下写真)

採石場
採石場

 更に登ると前日に降ったと思われる雪が出てきました。 と言っても積雪は1cmにも満たず、夕方にはほとんど溶けているでしょう。(下写真)

真新しい雪
真新しい雪

木曽御嶽山
木曽御嶽山

 「草木」を越えると尾根に残雪が現れますが、例年に比べるとほとんどありません。(下写真)

残雪が見られだす(が少ない)
残雪が見られだす(が少ない)

 急登となり暫く我慢して登ると「多志田山」に到着しました。 ここからの藤原岳は去年は霧氷で綺麗でしたが、今回は春山の雰囲気でした。(下写真)

多志田山から山頂を望む(残雪は少なく)
多志田山から山頂を望む(残雪は少なく)

この日も遠くは霞
この日も遠くは霞

 登り返して斜度が強まりますが、この辺りから登山道は泥道となっていました。 廻りにフクジュソウが見られだすと、山頂はすぐでした。(下写真)

山頂直下はまだ蕾が多く
山頂直下はまだ蕾が多く

泥の斜面を登る
泥の斜面を登る

 泥でスリップするので慎重に登っていくと、傾斜が緩み山頂部に到着しました。(下写真)

山頂部も雪は少なく
山頂部も雪は少なく

 登山者は疎らですが、続々と登ってきます。 上空は雲ひとつ無い快晴で、白山方面は遠望も効いていました。(下写真)

藤原岳展望台
藤原岳展望台

白山方面の展望
白山方面の展望

霞んでいるが木曽御嶽山や乗鞍岳、北アルプスなど
霞んでいるが木曽御嶽山や乗鞍岳、北アルプスなど

雪のない伊吹山と左に高丸や金糞岳など
雪のない伊吹山と左に高丸や金糞岳など

左から能郷白山・荒島岳・大長山・赤兎山・屏風山など
左から能郷白山・荒島岳・大長山・赤兎山・屏風山など

白山アップ
白山アップ

御池岳方面
御池岳方面

比良山地方面
比良山地方面

恵那山
恵那山

 登ってきた南方面を望むと、この先向かう予定の竜ヶ岳方面はまだ白いものが多いようです。(下写真)

向かう竜ヶ岳方面
向かう竜ヶ岳方面

 景色に満足したところで、治田峠へと向かいます。 泥道の下りは大変で、木を掴みながら降りていきます。(下写真)

フクジュソウ2
フクジュソウ2

 傾斜が緩むと、右に治田峠の分岐となります。(下写真)

治田峠分岐
治田峠分岐

 踏み跡を辿りトラバース道を進んでいきますが、登山道は見失いがちで適当に進んでいきました。(下写真)

トラバース道を進む
トラバース道を進む

道は無いが適当に
道は無いが適当に

 斜面の雪は大したこと無く、程なくピークからの尾根道と合流しました。(下写真)

尾根道に合流
尾根道に合流

 ここからは幾つかのピークを越え、治田峠へと向かいます。 誰にも合わないかと思っていましたが、2名の登山者が登ってきました。(多分、茨川からでしょう?)(下写真)

気持ちの良い稜線を進む
気持ちの良い稜線を進む

古い標識分岐
古い標識分岐

 ここまで尻もちをつかずに来ていましたが、傾斜も緩み安心したところで盛大に転びます…。 お尻はドロドロですが、どうしようも無いので軽くはたいて終わらせます。 暫く進み「迷い尾根」で左に折れると、気持ちの良い尾根道となりました。(下写真)

迷い尾根分岐
迷い尾根分岐

ここは県境でもある
ここは県境でもある

 先程転んで手は泥だらけなので、残雪の柔らかい雪を手にとり溶かして洗い流していきました。 陽射しは強目ですが、空気は冷たくそれほど暑くは感じません。(下写真)

気持ちの良い尾根道が続く
気持ちの良い尾根道が続く

 程なく治田峠に到着しました。(下写真)

治田峠に到着
治田峠に到着

 ここまで泥道に苦労したこともあり、予定より遅れていました。 ここから駐車地まで、通行止めの青川沿いに降りられますが、まだ11時前なので予定通り周回コースとします。(下写真)

茨川側
茨川側

青川側
青川側

 暫くは上下動の少ない稜線を進んでいきます。(下写真)

いくつかのピークを越えて
いくつかのピークを越えて

 屈曲点のピークで小休止としていきます。(下写真)

屈曲点
屈曲点

 当初はセキオノコバ辺りで休憩予定でしたが、既に11時を過ぎお腹も空いて体力も減少気味です。 陽射しが防げる展望の良いところでと探しますが、良いところが無いので御池岳方面が見えるところで昼食休憩としていきました。(下写真)

青川渓を見下ろす
青川渓を見下ろす

休憩地から御池岳
休憩地から御池岳

 短めの昼食で出発しますが、この先は雪も多くなり良い判断でした。(下写真)

少しづつ雪も多くなり
少しづつ雪も多くなり

 ここまで雪の上に足跡が残っており、先行者の方がいるのは分かっていました。(下写真)

雪に先行者の足跡
雪に先行者の足跡

 足跡を見ると歩き慣れた方のようです。 休憩したこともありしっかりした足取りで登っていくと、銚子岳との分岐に到着しました。(下写真)

銚子岳分岐
銚子岳分岐

 ここから山頂までは高低差は余りありませんが、今回は時間も無いのでパスします。 静ヶ岳へ向かって、鞍部へ降りていきます。(下写真)

静ヶ岳方面へ向かう
静ヶ岳方面へ向かう

静ヶ岳(右)と竜ヶ岳(左奥)
静ヶ岳(右)と竜ヶ岳(左奥)

 急斜面を降りていくとここも雪解けで泥道となっています。 泥を避けて降りて、緩やかな斜面を登っていきました。 傾斜が緩んだセキオノコバ手前からは残雪も多くなりますが、まだ雪は固くそれほど気になりません。(下写真)

セキオノコバ辺りは残雪多く
セキオノコバ辺りは残雪多く

 陽射しの差す所は雪解けも進み、休憩適地が続きます。(下写真)

ここで休憩したかったが…
ここで休憩したかったが…

 ここで先行者の方なのか、単独登山者の方とすれ違いました。(下写真)

左に景色を眺めながら
左に景色を眺めながら

雪が溶けるのも時間の問題
雪が溶けるのも時間の問題

 そして銚子岳の分岐から30分ほどで、静ヶ岳分岐に到着しました。(下写真)

静ヶ岳分岐
静ヶ岳分岐

 こちらは山頂までの標高差と距離があるので、当然パスします。 すぐ下に見える池に向かって降りていきました。(下写真)

池の氷も溶け始め
池の氷も溶け始め

 池も雪解けが進み、氷も溶け始めていました。 ここから暫くは緩やかな下りとなりますが、ここも泥道となっており滑らないよう注意します。(下写真)

ここから泥道に
ここから泥道に

藤原岳が遠く
藤原岳が遠く

 二重山稜の尾根道となり、適当に歩いていきます。(下写真)

竜ヶ岳との尾根を進む
竜ヶ岳との尾根を進む

午後になって霞が濃く
午後になって霞が濃く

涼しいので雪の上を歩く
涼しいので雪の上を歩く

 そして竜ヶ岳の上りとなると夏道のトラバース道は雪で覆われていたため、尾根上を進んでいきました。(下写真)

夏道は雪なので尾根沿いに進む
夏道は雪なので尾根沿いに進む

 程なく笹原が見えてくると、奥に竜ヶ岳の山頂も見えてきました。(下写真)

山頂が見えてきた
山頂が見えてきた

 山頂周辺には雪は殆ど残っておらず、雪解け水が登山道を流れ泥に加え水たまりも避けて進みます。(下写真)

雪はほとんど無く
雪はほとんど無く

斜面は泥道…
斜面は泥道…

 山頂への急斜面となりますが、ここも泥道なので時間は掛かりますが泥跳ねしないよう歩いていきました。(下写真)

後ろを振り向く
後ろを振り向く

最後の急登(道は泥)
最後の急登(道は泥)

 ここまで登山者を見かけませんでしたが、山頂手前で単独の方とすれ違います。 そして出発から6時間ほどで、竜ヶ岳の山頂に到着しました。(下写真)

山頂に到着
山頂に到着

 登山者は思ったよりも少なめですが、それでも10名ほどでした。 まだ13時なので昼食休憩されている方が多めです。 朝に比べて霞が濃くなって遠望はありませんが、暫く景色を眺めていきました。(下写真)

釈迦ヶ岳方面(中央は雨乞岳)
釈迦ヶ岳方面(中央は雨乞岳)

四日市方面
四日市方面

静ヶ岳・銚子岳・御池岳など
静ヶ岳・銚子岳・御池岳など

藤原岳の奥に白山
藤原岳の奥に白山

霞でほとんど見えなくなる
霞でほとんど見えなくなる

 山頂滞在中に遠足尾根方面から来る人も向かう人も見かけません。 泥道を避けているのかと思いましたが、不明です。 風が強いので、展望を眺めたところで早々に下山を開始しました。(下写真)

治田峠方面分岐
治田峠方面分岐

 泥道を慎重に降りて、治田峠との分岐を越えますが、そこから先も泥道が続いていました…。(下写真)

泥々…
泥々…

いつ来ても気持ちの良い景色
いつ来ても気持ちの良い景色

泥に難儀する
泥に難儀する

 泥道に難儀しながら降りて行きますが、見かけた人は3名ほどで矢張りこちらは嫌煙されているようです。(下写真)

所々に残雪
所々に残雪

山頂を振り返る
山頂を振り返る

右下のピークまで降りる
右下のピークまで降りる

 遮るもののない景色を見ながら降りていくと、植林帯へ降りてきました。(下写真)

樹林帯に入る
樹林帯に入る

 高低差の少ない道となり、大鉢山との分岐に到着しました。(下写真)

前方の丘?へ向かう
前方の丘?へ向かう

下山の屈曲点
下山の屈曲点

 大鉢山分岐で登山道は90度右に折れ降りていきますが、大鉢山へはそのままロープをくぐり直進で進んでいきました。(下写真)

ロープの先へ進む
ロープの先へ進む

 シャクナゲの間を歩く道となりますが、以前から比べ歩きやすくなっています。(下写真)

暫くはシャクナゲの道
暫くはシャクナゲの道

ここで尾根を乗り換え(左へ)
ここで尾根を乗り換え(左へ)

 暫く降りると陽射しが眩しいアセビの広場に到着しました。(下写真)

アセビ(花はまだ)の広場
アセビ(花はまだ)の広場

 ここからの道は分かりづらく、木下をくぐりながらテープを頼りに進みます。(下写真)

迷いながら進む
迷いながら進む

 再度明確な尾根道となり、急坂を降りていきました。(下写真)

明確な尾根道を降りる
明確な尾根道を降りる

 傾斜が緩むと、前方に大鉢山が見えてきました。(下写真)

大鉢山の登り
大鉢山の登り

 最後の上りとなりますが標高差は大したこと無く、見覚えのある山頂のカレンフェルト帯に到着しました。(下写真)

後ろを振り返る
後ろを振り返る

左手に下山路
左手に下山路

大鉢山山頂
大鉢山山頂

 折角なので最後の展望を眺めて休憩していきました。(下写真)

ここも良い展望地
ここも良い展望地

 下山は、上り途中に見かけた左(西)の尾根を降りていきます。 テープも付けられ、踏み跡も明確なのでそこを降りていきます。(下写真)

テープを追って降りていく
テープを追って降りていく

 途中、ザレた急斜面となりますが、つづら折れで降りていくと、末端の分岐に到着しました。(下写真)

ここで左へ
ここで左へ

 テープもたくさん付けられており見失うことはなさそうです。 ここで左に折れ、植林帯のトラバース道を降りていきます。(下写真)

トラバースして降りていく
トラバースして降りていく

 つづら折れで降りていき、谷間の分岐に到着しました。(下写真)

植林帯の斜面
植林帯の斜面

ここで右の谷沿いへ
ここで右の谷沿いへ

 右に折れ谷の間を歩いていくと、右斜面に鹿の姿が見えています。 驚いたことに、前方から近づく2人組とすれ違い、山頂まで行けるのか聞かれました。 登山者と言うよりは観光の方で、最低限の装備ですがここの山頂なら行けそうです。 「急斜面がありますよ」とだけ告げ、林道へ降りていきました。(下写真)

林道が見えて
林道が見えて

登山口の様子
登山口の様子

 林道から駐車場までは10分ほどで、無事に周回することができました。(下写真)

まだ通れないのか?
まだ通れないのか?

【反省点】
 当日は暑くなり、水分補給が十分できませんでした。 尚、花粉症で本調子で無いため、「銚子岳」と「静ヶ岳」の山頂はパスしました。

【次回予定】
 天気の関係で週末は日曜日しか行けそうもありません。 翌月曜日は朝が早いので、近場で軽めの山を計画中です。


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