[登山] 鈴鹿 入道ヶ岳・水沢岳・鎌ヶ岳・雲母峰縦走 [登山]
今回は、以前から同行者と予定していた、「入道ヶ岳」から「鎌ヶ岳」経由で「雲母峰」まで周回で歩いてきました。 当日は生憎の曇り空で時折雨も降ってきましたが、目当てのシロヤシオは良い感じで見れました。 また、終盤に掛けて天気も回復し、それなりに楽しむことが出来ました。
日付 | 2019年05月19日(日) | ||
天気 | 曇り時々雨(夕方から晴れ) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
場所 | 三重県鈴鹿市山本町~四日市市水沢町 | ||
距離 |
14.6km
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累積標高 | +1986m -1782m | ||
時間 | 8時間50分 | ||
人数 | 4名 | ||
撮影枚数 |
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0406枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
B(標高差大)
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展望 (A:良い~E:なし) |
A(当日はガスで展望悪く) | ||
見どころ | 磐座、シロヤシオ | ||
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測) | |||
06:30 | 180m | 0.0km | 椿大神社第三駐車場 出発 |
06:45 (00:15) | 220m | 0.8km | 椿大神社 本殿参拝 |
07:00 (00:15) | 315m | 1.7km | 井戸谷登山口 |
08:15 (01:15) | 905.6m | 3.7km | 入道ヶ岳山頂 |
08:25 (00:10) |
910m
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4.1km | 奥宮 (10分休憩) |
09:05 (00:40) | 870m | 5.1km | 磐座 |
09:40 (00:35) | 910m | 5.8km | 県境出会 |
09:55 (00:15) | 860m | 6.4km | 水沢峠 |
10:15 (00:20) | 1029.3m | 6.8km | 水沢岳(宮越山) (10分休憩) |
10:50 (00:35) | 1050m | 7.9km | 1050m分岐 昼食休憩 |
11:25 (00:35) | 1050m | 7.9km | 1050m分岐 出発 |
12:00 (00:35) | 1078m | 8.9km | 岳峠 |
12:10 (00:10) | 1161m | 9.1km | 鎌ヶ岳山頂 (15分滞在) |
12:35 (00:25) | 1078m | 9.3km | 岳峠 |
12:55 (00:20) | 913m | 10.1km | 白ハゲ おやつ休憩 |
13:20 (00:25) | 913m | 10.1km | 白ハゲ 出発 |
14:15 (00:55) | 878m | 12.1km | 雲母峰 (西峰) |
14:25 (00:10) | 888.1m | 12.3km | 雲母峰 (三角点) |
14:30 (00:05) | 861m | 12.6km | 雲母峰 (Ⅱ峰) (10分休憩) |
15:20 (00:50) | 327m | 14.6km |
雲母峰独標尾根登山口 到着
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ルートラボ
※今回は、何度も歩いたコースなので、初めて歩いた井戸谷コースと雲母峰独標尾根コースを除き、写真中心で掲載します。
去年から予定していた、鈴鹿の「入道ヶ岳」から「鎌ヶ岳」と「雲母峰」の周回ですが、ようやく都合がついたので同行者3名と一緒に歩いてきました。
出発は、椿大神社からですが下山は雲母峰の東にある雲母橋なので、そちらに6時過ぎに集合としました。 自宅からは高速利用で1時間と掛からないので、5時過ぎに出発し四日市ICで降り、6時頃に予定通り到着しました。(下写真)
雲母峰独標尾根登山口(下山口)
暫くすると同行者の車も到着し、自分の車をここに置き椿大神社へと向かいます。 最短距離で細い路地を通り抜けると、10分ほどで神社が見えてきますが、奥にある登山者用駐車場に停めていきました。
準備を整え途中のトイレで用を足すと、まずは本殿にお参りして行きました。(下写真)
椿大神社
本殿へ参拝
以前来たときは、新年の三が日ですごい人でしたが、この日は普通?の日曜日ということで、この時間に境内を歩く人は見かけませんでした。 参拝を済ませた所で、予定を変更して沢沿いの林道を奥へ進んでいきます。(下写真)
林道を進む
舗装路を入っていくと、河原の広場に出てきました。 ここも駐車場となっており、ここまで入れば10分ほど時間は短縮できるでしょうか。(下写真)
登山道手前
ウツギなどが咲いている道を奥へ入っていくと、右に登山道と別れますがここが井戸谷コースの登山口のようです。(下写真)
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ウツギ
井戸谷コース入口
沢を渡りますが水は流れておらず、土石流の跡なのか土砂に覆われポールの標識も木に掛けられていました。(下写真)
沢を渡る
実はこのコースは初めてです。 植林帯に入るといきなり急登の始まりとなり、黙々と標高を上げていきます。(下写真)
植林を登る
植林を右へトラバースして行くと、涼しい沢沿いの道となりました。(下写真)
沢沿いの道に
沢の中を進む道となり、岩の丸印を追いながら奥へと向かいました。(下写真)
沢の中を進む
傾斜が強くなり、ザレた道を滑らないように登っていきます。(下写真)
登りに
するとその先にプレハブ製の避難小屋が建っていました。 以前歩いた別のコースにも、似たような小屋がありますが、すべて同時期に設置されたのでしょうか?(下写真)
小屋に到着
周囲は新緑真っ盛りで、所々に真っ赤なヤマツツジが見られました。(下写真)
ヤマツツジ
沢沿いということでヒルに注意して登っていきますが、まだ次期ではないようで一安心です・・・。 程なく前方が明るくなり、山頂へと続く笹の斜面に出てきました。(下写真)
山頂が近づく
この日は雲が多く、山頂はガスに覆われ見えません。 また、そのガスの中に入っていくと周囲は白く何も見えなくなりました。(下写真)
ガスの中へ
それでも風が強く吹くと雲が流され、外界の景色が一瞬だけ見えていました。(下写真)
下の様子
稜線に到着すると、丁度若い登山者の集団が山頂へと向かっていきました。 ガスの中を山頂へ向かいますが、案の定到着した入道ヶ岳の山頂は、ガスで景色はありませんでした。(下写真)
山頂到着
それでも、先程の若い登山者集団はここで休憩するようです。 風が強く年寄りには寒いので、足早に奥宮へと向かいました。(下写真)
奥宮へ向かう
ガスで周囲がよく見えませんが、何度も歩いた道なので迷うこと無く10分ほどで奥宮に到着しました。(下写真)
奥宮
ここは風は無く休憩適地です。 この先、イワクラ尾根は何度も歩いた道ですが、雨で滑りやすくなっていたので慎重に歩いていきました。(下写真)
イワクラ尾根コースへ
イワカガミ
イワクラ尾根を進む
今回の目的の一つに、シロヤシオを見る事がありますが、イワクラ尾根の序盤では落花した白い花が見られ終わったものと思っていました。 しかし、磐座を通過して登り返していくと枝に白い花が見られだし、その先の県境に合流すると綺麗に見られ始めました。(下写真)
ショウキウツギ
ガスの中に磐座
シロヤシオ
ザレ場もガスで怖くない?
県境尾根に合流
県境尾根からも数回登り返しがありますが、除々に水沢峠へと下りていきました。(下写真)
水沢峠
水沢岳への急登となりますが、以前よりザレが酷くなっており、補助のトラロープを掴みながら登っていきました。
花崗岩のザレ場を登る
細尾根の岩場
岩の細尾根を越えると広い尾根となり、山頂手前で風を避け休憩していきました。 休憩後、2名の登山者の方と入れ違いに山頂に到着します。(下写真)
水沢岳
山頂のシロヤシオ
ここからの下りが今回の核心部です。 きのこ岩を横目に、左斜面を下りていきますが、ここも以前に比べ踏み跡がハッキリしているので、濡れていても余り問題とはなりませんでした。(下写真)
水沢岳の下り(きのこ岩)
ここを無事に通過すると、1028mへの緩やかな登りとなり、雰囲気の良い尾根道となります。 しかし、この日は周囲はガスで白く楽しみは半減でした。(下写真)
シャクナゲ
そろそろ前方に鎌ヶ岳などが見えて来る場所ですが、ガスが濃く白い中を進みます。 それでも天気はゆっくりと回復傾向で、時折雲が流れて鎌尾根が見えてきました。(下写真)
雲が流れ鎌尾根が見える
以前歩いた西尾根との合流点が近づくと、鎌尾根の核心部が見えてきます。(下写真)
鎌尾根の核心部へ
そして西端尾根分岐に到着すると、ピーク付近の切り開きで昼食休憩としていきました。(下写真)
西端尾根分岐で昼食休憩
休憩中も空は鈍よりとした雲で覆われていますが、少しずつ明るくなってきているようです。 休憩後、分岐ピークからは宮妻峡が見えていました。(下写真)
外界が見え
疲れも取れた所で核心部へと向かいます。(下写真)
岩場へ向かう
ここは左から巻道があり、岩場には鎖も付いて安全に通過できました。 岩場の上から広報を望むと、雲が晴れ入道ヶ岳が見えていました。(下写真)
入道ヶ岳を振り返る
稜線と言うこともありますが、次第に風が強くなってきてガス(雲)が飛ばされ始めます。(下写真)
下に雲母峰
岳峠手前のピークが見えてくると、ここに来てようやく前方に鎌ヶ岳が見えてきました。(下写真)
岳峠手前のピーク
ガスの中に鎌ヶ岳
左に折れ岳峠に到着しましたが、珍しくこの辺りで人影は見かけません。(下写真)
岳峠
鎌ヶ岳の登りとなりますが、ここも階段状に道が整備されているので、楽に登っていけました。(下写真)
鎌ヶ岳への登り
上部の岩場は後から下る事を考えると嫌な感じですが、ロープなどの手がかりもあり呆気なく山頂部に到着しました。(下写真)
呆気なく山頂に到着
到着は正午で、いつもであればたくさんの登山者が休憩していますが、この日は誰の姿も見えません。(下写真)
山頂には誰もいない
山頂標識まで向かい、ここで展望が回復するのを待ちました。 しかし、時折ガスが晴れそうになりますが、結局御在所岳や雨乞岳方面は雲に覆われ見えません。(下写真)
湯の山方面
それでも鎌尾根方面(南部)は、次第に晴れ間も覗いてきているようで、「仙ヶ岳」なども見えていました。(下写真)
鎌尾根(奥に仙ヶ岳)
ここから岳峠まで戻り、ここで左折し雲母峰へと向かいます。(下写真)
岳峠へ戻る
以前歩いたときは、ここの笹は刈られておらず苦労しましたが、今回は綺麗にかられ問題はありません。(下写真)
岳峠から雲母峰へ向かう
尾根沿いに下っていくと、カズラ谷との分岐となります。(下写真)
カズラ分岐
今回はここを直進し、更に尾根を進んでいきます。(下写真)
前方に雲母峰
暫くすると右に白ハゲが見えてきて、登山道はロープの付いた激下りとなりました。 慎重に下りて白ハゲに到着すると、ここで予定していたおやつ休憩としていきます。(下写真)
白ハゲから雲母峰
白ハゲの奇岩
白ハゲからは外界などの景色も見えており、2名の登山者の方も休憩していました。(下写真)
アオダモ
休憩後も、尾根を下っていきますが危険箇所は無くなっていきます。(下写真)
良い雰囲気に
所々に点在する花崗岩のザレの奇岩やヤマツツジを見ながら歩いていきます。(下写真)
微妙な岩
ヤマツツジ2
稲森谷分岐
791mピークには、以前は登る道しかなかった記憶でしたが、この日は左に迂回路が出来ていたのでそちらを進みます。(下写真)
791mピークの迂回路
尾根に復帰
尾根に復帰すると雲母峰への最後の登りとなりました。(下写真)
雲母峰への登りに
ここもゆるい道が右斜面に付いています。 トラバース道は西峰を迂回していますが、尾根と合流したところで折角なので戻ってピークを踏んでいきました。(下写真)
西峰を右からトラバース
雲母西峰分岐
西峰には何もなく、わざわざ寄るほどの事はありません…。(下写真)
西峰付近
ここからは尾根沿いの道となり、三角点峰へはすぐでした。(下写真)
何れのピークも展望はないので、早々に通過します。(下写真)
岳不動分岐(バイケイソウ)
岳不動分岐を直進すると、Ⅱ峰のピークの急登となります。 尾根沿いにピークへ延びていますが、左へ巻いて傾斜の緩いモノレール沿いに登っていきました。(下写真)
モノレール沿いに登る
雲母峰へは久しぶりとなりますが、こちらのピークで展望が広がるのは覚えています。 その山頂には、透明なプラ版製の小屋が出来ていました。(下写真)
小屋のピーク標識
山頂で最後の休憩を取って行きますが、この時間になり天気が回復してきたようです。 日差しも注ぎ始め、青空も広い範囲に見えてきました。(下写真)
次第にガスが晴れてきている
休憩後は、雲母橋の登山口へ向かって一気に下りていきます。 独標尾根コースで下りていきますが、四方に複数の登山道があるので間違いないようにしたい所です。(下写真)
独標尾根下山口尾根沿いに下っていきますが、日差しが注ぎ暖かくなってきました。(下写真)
陽が差し込む
あと2.3km
上を見ると雲も晴れ青空が望めます。(下写真)
ここにきて晴れ間が望む
左へ降りる屈曲点までは、二次林の新緑でしたが、ここから先は植林帯でした。(下写真)
雲母橋ほの屈曲点
左に下り植林帯の作業道をつづら折れに下りていきます。(下写真)
ここから植林を降りる
途中、木々の切れ間からはすっかり晴れ上がった四日市方面が望めました。(下写真)
晴れている・・・
シライトソウ
下に林道が見えてきますが、大きくつづら折れで下りていくため、なかなか到着しません。(下写真)
植林の美林
林道合流
それでもⅡ峰から35分ほどで、林道の登山口に到着しました。(下写真)
登山口の標識
ここまで来れば後は駐車地まで戻るだけです。 林道を歩いていきますが、左の沢沿いの植林も歩けそうでした。(下写真)
最後は林道歩き
最後は大きく曲がる道路からショートカットして、駐車地に無事到着しました。
【反省点】
特にありませんでした。 体調が万全ではなかったこともあり、久しぶりに疲れました。
【次回予定】
今度の日曜日は、やぶこぎネットのオフ会が鈴鹿であるので、参加予定です。(コースは未定)
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