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[登山] 岐阜県 魚金山・西台山・宇津志周回縦走 [登山]

 今回は、岐阜県美濃の「魚金山(うおきんやま/ようきんやま/いおがねやま)」と「西台山(せいだいさん/にしだいやま)」に周回で登ってきました。 「魚金山」では山頂付近の伐採地からの展望がよく、能郷白山や北アルプス・木曽御嶽山などを見ることができました。 「西台山」へは訪れる人も多くなり、テープや踏み跡などあり藪も大したこと無く歩くことができました。

東伐採地から木曽御嶽山
東側の展望

岐阜県
魚金山・西台山・宇津志周回縦走

日付
2019年12月29日(日)
天気 快晴のち曇り
山域 美濃
場所 岐阜県本巣市根尾高尾
距離
17.8km (内車道2.0km)
累積標高
+1715m -1715m
時間
07時間45分
人数 単独
撮影枚数
0658枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0182枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(藪・道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ
なし
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
07:00 158m 0.0km 高尾路肩駐車 出発
08:30 (01:30) 820m 2.5km 伐採地(東)
09:15 (00:45) 921.1m 3.5km 魚金山
10:00 (00:45) 931.7m 5.8km 高尾山
10:25 (00:25) 770m 6.9km のりこし峠
11:10 (00:45) 949m 8.4km 西台山
11:45 (00:35) 770m 9.8km のりこし峠 昼食休憩
12:00 (00:15) 770m 9.9km のりこし峠 出発
12:40 (00:40) 724.1m 11.4km 三角点:高尾谷
13:40 (01:00) 680.7m 13.9km 三角点:宇津志
14:20 (00:40) 232m 15.8km 129番鉄塔
14:45 (00:25) 158m 17.8km 高尾路肩駐車 到着

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実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20191229_map.jpg

写真リンク

 「魚金山」や「西台山」へは林道利用で近くまで向かえますが、それでは面白くないので南の巡視路を利用した周回コースで計画します。 登山口は、JR高尾トンネルの上に位置する尾根の末端としました。

 自宅から下道で1時間半ほどの予定なので、5時半過ぎに出発しました。 長良川沿いに北上し、途中から国道157号線で向かいました。 本巣から20分ほど根尾川沿いに進むと、高尾の集落に到着します。 ここで左の橋を渡り、旧道を南下すると程なくして予定地に到着しました。 尾根の末端に駐車余地があるので、ここの路肩に幅寄せし出発の準備を整えます。

尾根の末端に駐車
尾根の末端に駐車

 出発しますが、尾根の末端からは取り付くには、西斜面の民家の横からしか無理そうです…。 仕方がないので、尾根沿いに車道を北上し様子を伺いました。

尾根沿いに進む

尾根沿いに進む

 すると150mほど進んだ所に、祠がありその裏手から登れそうです。 祠に手を合わせ、その後ろへ回り込み斜面に取り付きます。

祠から取り付く
祠から取り付く

 斜面は急ですが人の踏み跡や獣道が縦横に付いており、これらを辿り尾根心に到着しました。

尾根の上部へ
尾根の上部へ

序盤から急登
序盤から急登

 そこから暫く上に進むと、ここにも祠が建っており何かが祀られていました。 祠は綺麗に清掃されており、未だにお参りされているようです。

尾根の上にも祠
尾根の上にも祠

 ここからは植林の作業道となっており、踏み跡は明確です。

植林帯を進む
植林帯を進む

 また掘られた道も残っており、このまま上まで行ければ楽そうです。

掘れた道に
掘れた道に

 尾根が90度左に折れる付近で、尾根を横断している古い道がありました。

峠状の道が横断
峠状の道が横断

 ここからも植林で暫くは問題なく歩けます。

山に陽があたり
山に陽があたり

 ここまで比較的平坦な道でしたが、鞍部へ降りた先から本格的な上りとなりました。

ここから本格的な登りに
ここから本格的な登りに

 それでも作業道と思われる後が付いており、それらを巡りつづら折れで登ります。

踏み跡がある
踏み跡がある

 次第に傾斜が強くなり、足場も悪く滑りそうです。

次第に急登に
次第に急登に

 そして前方に石灰岩質の大岩が見えてきました。 岩場は左右に広がり、簡単には通過できそうもありません。

岩場が現れ
岩場が現れ

 この辺りで斜度が急になることは分かっていたので、予定通り右へと斜面をトラバースすることにします。 幸い右下は滑落しそうな斜面という訳ではなく、獣道なども同様にトラバースしています。

右斜面をトラバース
右斜面をトラバース

 程なく傾斜が緩むと、窯跡と思われる石積みが残っていました。

窯跡
窯跡

 そのまま右に移動し、無事に北東からの尾根と合流しました。

北東尾根に合流
北東尾根に合流

 こちらの尾根とはもう少しで合流しますが、その手前が先程見えた岩場のようです。

尾根の傾斜は多少弱く
尾根の傾斜は多少弱く

 ザレた斜面などもあり気は抜けませんが、注意して登っていきました。

石が多い
石が多い

 こちらの尾根にはブナなども残っており、雰囲気の良い尾根となってきます。

良い感じの尾根に
良い感じの尾根に

 ジリジリと標高を上げていくと、後方に「舟伏山」が見えてきました。

後方に舟伏山
後方に舟伏山

 すると傾斜が弱まり、明るい尾根となりました。

明るい尾根に
明るい尾根に

ようやく緩やかに
ようやく緩やかに

 右前方には今から向かう「魚金山」が、朝日を浴びて見えて来ました。

まだ登りは続く
まだ登りは続く

眺めがよくなる
眺めがよくなる

 640mではじめのピークに到着します。 ここで先程見えた「魚金山」へ右折して向かいます。

尾根のピークに
尾根のピークに

 一旦下りとなりますが、その先からは長い上りが続きました。

右に折れ下る
右に折れ下る

落葉も終わり
落葉も終わり

 ここは広い尾根の斜面で意外と傾斜はキツめですが、疎林で下草もなく気持ちの良い尾根でした。

日差しもあり気持ちの良い尾根
日差しもあり気持ちの良い尾根

黙々と登る
黙々と登る

右奥に木曽御嶽山
右奥に木曽御嶽山

 100m以上の標高差を黙々と登ると、主尾根と合流します。

右からの尾根と合流
右からの尾根と合流

 左に折れ緩やかになった尾根を登っていくと、唐突に伐採地に到着しました。

上部が明るく
上部が明るく

右斜面は伐採地
右斜面は伐採地

 ここからの眺めは素晴らしく、濃尾平野が一望できます。

手前伐採地からの展望1
手前伐採地からの展望1

太陽が眩しく
太陽が眩しく

岐阜市方面
岐阜市方面

名古屋方面
名古屋方面

名古屋市のビル群
名古屋市のビル群

 また、東には白く中央アルプスなども見えており、180度の展望が得られました。

左奥に中央アルプス、右奥に恵那山、手前に矢坪ヶ岳・瓢ヶ岳
左奥に中央アルプス、右奥に恵那山、手前に矢坪ヶ岳・瓢ヶ岳

養老山地・鈴鹿山脈方面

養老山地・鈴鹿山脈方面

水源林造成事業の看板

水源林造成事業の看板

 ここまで来ると山頂との標高差はありません。 尾根沿いに西へ向かいますが、石灰岩の岩場が行く手を遮ります。

尾根沿いに進む
尾根沿いに進む

 ここは右から回り込むと、迂回路がトラバースしていました。

カレンフェルトに
カレンフェルトに

北斜面に薄っすらと雪
北斜面に薄っすらと雪

 そして尾根に合流すると、冬枯れで葉のない灌木に覆われたピークに到着しました。

東ピークは藪
東ピークは藪

 ここからは360度の展望ですが、木々が育ち始めこの景色もあと数年で見られなくなりそうです。

北側の展望(雷倉・能郷白山)
北側の展望(雷倉・能郷白山)

西側の展望(花房山・タンポ)
西側の展望(花房山・タンポ)

能郷白山
能郷白山

木曽御嶽山アップ
木曽御嶽山アップ

東側の展望
東側の展望

乗鞍岳(右)と穂高連峰(左)
乗鞍岳(右)と穂高連峰(左)

中央奥に荒島岳、右に屏風山
中央奥に荒島岳、右に屏風山

 南側は絶壁となっており、藪を避けながら更に東へと進んでいきます。

南側は断崖
南側は断崖

 踏み跡も薄く枝や岩が邪魔します。 それらを避けながら進んでいくと、下りとなり藪も無くなります。

藪を抜けて
藪を抜けて

 右下に林道が見えてきて、そちらへ降りていきました。

右下に林道
右下に林道

 降りてすぐに山頂へと向かう尾根があり、再度取り付きました。

左の尾根に復帰
左の尾根に復帰

 ここからは踏み跡も明確で、それらの後を登っていきました。

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

 ここも伐採地となっていますが、その手前に三角点がありました。

魚金山(三角点)
魚金山(三角点)

ここも伐採地
ここも伐採地

 この伐採地からも南側がよく見えており、「伊吹山」なども見えていました。

南側の展望
南側の展望

伊吹山
伊吹山

 伐採地の南側には獣避けの柵が立っています。 それ沿いに西へ進みますが、倒木や柵のケーブルなどもあり難儀しました。

伐採沿いに進む
伐採沿いに進む

 北側の展望も所々で見えており、それらを見ながら進んでいきます。

白山が少しだけ
白山が少しだけ

再度、木曽御嶽山
再度、木曽御嶽山

山頂付近からパノラマ
山頂付近からパノラマ

 最高点となるピークで左に折れると南西へと向かいます。

下に林道
下に林道

 下に林道が見えてきて、その林道へと降り立ちます。

ここから林道歩きに
ここから林道歩きに

 ここからは基本的には林道歩きですが、ショートカット出来る場所も多くそれらを利用します。

林道をショートカット
林道をショートカット

林道に合流
林道に合流

林道脇には石灰岩
林道脇には石灰岩

大木
大木

雪の上を歩く
雪の上を歩く

ここもショートカットで直進
ここもショートカットで直進

 途中から林道に真新しい轍が見られました。

真新しい轍
真新しい轍

 そして山頂にあると言う池が左下に見えてきました。 池は凍っていますが結構広く、その縁を林道が通過していました。

大きな池は氷付き
大きな池は氷付き

 ここで林道は大きく蛇行してビークを迂回しますが、そのピークが三角点のある「高尾山」なので寄ってき行きます。 右斜面に取り付こうとしますが、ここの雪の上に新しい踏み跡が見られました。

高尾山に向かう(右に取り付く)
高尾山に向かう(右に取り付く)

 踏み跡は前日のものと思われ、人の気配はありません。 尾根に取り付くと、テープなどの印があるのでそこを辿りピークに到着しました。

高尾山
高尾山

 展望が無い三角点を後にし、西へと降りていきます。 先程の踏み跡も同様に辿っており、この先ののりこし峠から来ているようでした。

西に向かう
西に向かう

林道に倒木
林道に倒木

 879mピークへは、細尾根を通過していきます。 幸い雪はほとんど無視できる程度で、問題なく通過できました。

879mピークへ
879mピークへ

 879mピークで左手が明るくなっていたので向かうと、南斜面が脆い崖となっており景色が見られました。

879mピークから展望
879mピークから展望

南側は崖に
南側は崖に

 のりこし峠へは、この手前の斜面を西へと降りていきます。 序盤は急斜面で暫くすると、良い感じの尾根道となりました。

西尾根を降りる
西尾根を降りる

 そのまま調子よく降りていきますが、右の広い尾根に入ってしまい、トラバースで左の尾根に復帰します。

南側に降りていく
南側に降りていく

 そして尾根の末端に到着すると、そこには東屋が建っていました。

東屋に出る
東屋に出る

 ここが「のりこし峠」で峠道が越えているだけかと思いましたが、一角が掘削されており広場となっていました。

林道の開通記念碑
林道の開通記念碑

のりこし峠
のりこし峠

水鳥谷方面
水鳥谷方面

 ここで水分補給を行い、予定通り「西台山」へと向かいます。 のりこし峠の石碑の裏手の尾根に取り付き、更に西へと尾根を登っていきました。

尾根に乗る
尾根に乗る

 ここからの道は先程に比べてもハッキリしており、赤テープなども頻繁に見られ迷うことも少ないです。

踏み跡はしっかりあり
踏み跡はしっかりあり

 途中までは良い道ですが、倒木帯が現れると右に新しい道が付いていました。

ここから倒木帯
ここから倒木帯

 ピーク手前で植林となりその先で北尾根に向かいかけます。 ここにもテープが付いており、左の856mピークへ折れていきました。

ここで左へ折れる
ここで左へ折れる

 鞍部へと降りていき、その先の登り返しまでは明るい斜面で気持ちよく歩いていけました。

疎林を進む
疎林を進む

 856mピーク手前から左手が植林帯となっており、その境目を進みます。

手前の856mピークは植林
手前の856mピークは植林

 前方に西台山が近くに見えてきました。

西台山の登りに
西台山の登りに

 植林を脱すると傾斜が強まります。

次第に傾斜が増し
次第に傾斜が増し

急登に
急登に

 傾斜が強くなりますが、その分明確な尾根となります。 上に石灰岩と濃い藪が見えてきますが、テープはその間に点々と付いており、その間だけは藪もなく切り開かれていました。

赤テープを追う
赤テープを追う

 忠実にテープ跡を追い、岩場を登っていきました。

岩場に
岩場に

 のりこし峠から40分ほどで傾斜が緩み、西台山の台地上の山頂付近に到着しました。

傾斜が緩み西台山の山頂部
傾斜が緩み西台山の山頂部

 山頂へは直進でも行けそうですが、倒木があるのでテープを追って右から迂回していきます。

右から回り込む
右から回り込む

 広い山頂部でどこがピークか分かりませんが、標識のある一帯に到着しました。

山頂に到着
山頂に到着

 三角点などは無いためここが山頂で良いのでしょう。 山頂からは木々の間に一等三角点のある「タンポ」が見えていました。

奥にタンポ
奥にタンポ

 ここからタンポまでは、2kmほどで十分往復できますが、ここまでで半分の工程ということと、別のルートで訪れる計画があるのでまたの機会とします。 山頂からは展望が無いので、早々に戻ることにしました。 最短のルートで向かうと、南斜面に小さな池がありました。

南側に小さい池
南側に小さい池

 往路に辿った道を目印を頼りに降りていくと、30分ほどで「のりこし峠」に到着しました。

往路のコースを忠実に戻る
往路のコースを忠実に戻る

30分ほどで戻ってきた(左が西台山)
30分ほどで戻ってきた(左が西台山)

 昼も近いので、ここの東屋で昼食休憩としていきます。

東屋からの展望
東屋からの展望

 この先、当初は879mピークへ登り返して鉄塔のある東尾根へ向かう予定でしたが、林道の折返しから取り付くことにします。

落石の多い道を進む
落石の多い道を進む

 落石の多い道を気をつけながら歩いていきますが、南西方面が開けており以前登った「妙法ヶ岳」が近くに見えていました。

妙法ヶ岳
妙法ヶ岳

 大きく右にカープするところに到着すると、ここから予定通り上部の尾根に向かうことにしました。

林道のカーブから登る
林道のカーブから登る

 カーブミラーの裏手に踏み跡があり、傾斜は思ったほどではありません。

カーブミラー裏から取り付く
カーブミラー裏から取り付く

 ここから暫くは斜面の落石防止のコンクリート沿いを進みました。 しかし、次第に傾斜が強まって行くので、適当なところで右斜面を登ります。 それでも傾斜は大したこと無く何とか登っていけますが、思ったよりも足場が脆く落ち葉などで滑りやすくなっており、苦労させられました。

滑りやすい斜面で苦労する
滑りやすい斜面で苦労する

 木の枝や根などを頼りに登っていくと、傾斜が弱まり尾根の上部が見えてきました。

稜線に乗る
稜線に乗る

 無事に879mからの尾根と合流し、ここからは踏み跡を辿り724mピークへと向かいました。

尾根道に合流
尾根道に合流

 植林となりそこを降りると左下に林道が見えてきます。

左下に林道
左下に林道

 途中で林道に降り立ちますが、倒木が邪魔しており結局尾根に登り返します…。 そして尾根を降りた所が林道終点となっていました。

林道に出る(後ろを振り向く)
林道に出る(後ろを振り向く)

 ここで尾根は二分しており、南の尾根に踏み跡が付いています。 一方で予定の尾根は左に曲がっており、急斜面でそうとは見えません。 方角を確認し下に尾根が見える所へ向かって、慎重に降りていきました。

左の急斜面を降りる
左の急斜面を降りる

 テープも付いていますが、踏み跡は薄くつづら折れで進みます。 傾斜が緩むと広い尾根となり、すぐに登り返しとなりました。

暗部から登りに
暗部から登りに

 ここからの下りは倒木帯が行く手を遮り、少しの距離ですが右から迂回していきます。

倒木帯を進む
倒木帯を進む

 その先で再度林道と出会います。

林道に降りて進む
林道に降りて進む

 ここは倒木なども少なく、そのまま林道を進んでいきました。 しかし、150mほどすると林道終点となり、結局尾根沿いを歩いていきます。

すぐに林道終点
すぐに林道終点

 724mの三角点:高尾谷の手前では、南斜面が切り開かれ「池田山」などが見られました。

高尾谷手前からの展望(奥に池田山)
高尾谷手前からの展望(奥に池田山)

 そして三角点に到着しますが、ここも展望はありませんでした。

高尾谷のピークに大木
高尾谷のピークに大木

三角点:高尾谷
三角点:高尾谷

 ここで道は南の下の鉄塔へと分岐していますが、このまま東へ尾根を辿ります。

更に東へ向かう
更に東へ向かう

 すこし降りると地図に記載のない林道と出合います。

地図に無い林道
地図に無い林道

 広い尾根となり一旦林道へ降りていきました。

広い尾根に
広い尾根に

また林道…
また林道…

 そのまま林道沿いに進みますが、尾根とは標高差が広がります。 このままトラバース出来るかとも思いましたが、下へ向かっているのでここで尾根に登り返しました。

林道は降りていくので登り返す
林道は降りていくので登り返す

 尾根に復帰しますが、この辺りは踏み跡も薄く低木が育ち始めていました。

舟伏山
舟伏山

この辺りはあまり踏まれていない
この辺りはあまり踏まれていない

 二重山稜の広い尾根となり右の尾根は倒木や藪が出てきたので、左に乗り換えました。

二重山稜に
二重山稜に

 その先も踏み跡はありますが、歩く人は少ないようです。

灌木が多い
灌木が多い

 それでも魚金山でも見た看板が立っており、それなりに手入れはされているようでした。

ここにも看板
ここにも看板

 582mピーク付近から尾根は細くなり、左下に林道と思われる切り開きも見えていました。

582m付近
582m付近

 次第に登り斜面となり、680mの三角点:宇津志まで100mほどの登りとなります。

ここから100mの登りに
ここから100mの登りに

 右斜面は緩斜面の植林ですが、唐突にそちらからのプラスチック階段と合流しました。

唐突に巡視路のプラスチック階段
唐突に巡視路のプラスチック階段

 帰宅後調べると、そちらには鉄塔がありその為の巡視路だったようです。 ここからは、巡視路の良い道を歩いていきます。 程なく前方に鉄塔(125番)が見えてきて、その下に出てきます。

鉄塔に到着
鉄塔に到着

 久しぶりの展望が見られますが、午前中の快晴が嘘のように雲に覆われ始めていました。

鉄塔からの展望(北東方面)
鉄塔からの展望(北東方面)

魚金山アップ
魚金山アップ

 ここから林道に降りることも可能なようですが、このさきも尾根沿いに進むことにします。 尾根沿いに少し降りると、ここでも地図にない林道と合流します。

林道が尾根を越えている
林道が尾根を越えている

 林道は尾根を乗り越え右斜面を進んでいるので、ここは無視して尾根を進んでいきました。

植林帯を進む
植林帯を進む

 そしてひと登りで三角点:宇津志に到着しました。

三角点:宇津志
三角点:宇津志

三角点ピーク
三角点ピーク

 ここも南尾根にテープと踏み跡が続いていますが、予定通り北方面の踏み跡を辿ります。

三角点:舟山方面にテープ
三角点:舟山方面にテープ

左に折れて北方面に向かう
左に折れて北方面に向かう

 急斜面の下りとなりますが、踏み跡は付いているのでそこを辿り難なく降りていけます。

急斜面を降りる
急斜面を降りる

左下に林道
左下に林道

 前方が明るく見えてくると、その先に鉄塔(127番)が見えてきました。

前方が明るく
前方が明るく

 そのまま尾根沿いに進むと、鉄塔へと出てきます。

鉄塔出合
鉄塔出合

 先程とあまり変わらない景色ですが、こちらの方が「魚金山」がよく見えていました。

下の鉄塔への巡視路
下の鉄塔への巡視路

 この先で尾根が分岐していますが、巡視路沿いに境界杭などもありテープも付いているので迷うことはありませんでした。

尾根分岐(右に折れる)
尾根分岐(右に折れる)

 右に降りると次第に標高を落としていきました。

128番鉄塔へ
128番鉄塔へ

 ここからはプラスチック階段も多く、テンポよく歩いていけました。

階段が続く
階段が続く

三角点:村下平を越えて
三角点:村下平を越えて

 そして先程の鉄塔から10分ほどで、128番鉄塔が見えてきました。

128番鉄塔(下に129番)
128番鉄塔(下に129番)

岐阜市方面
岐阜市方面

 ここからも明確な巡視路が続いており、そこを一気に歩いていきました。

129番鉄塔に
129番鉄塔に

巡視路で良い道
巡視路で良い道

 尾根から東尾根の鉄塔への分岐に差し掛かりますが、ここも明確な道が降りているので、悩むことはありませんでした。

右下に折れる
右下に折れる

 植林との境を降りて行きますが、ここにも階段があるので滑る心配はありません。

一気に降りる
一気に降りる

 そして128番鉄塔から10分ほどで、最後の129番鉄塔に到着しました。

129番鉄塔に到着
129番鉄塔に到着

 鉄塔手前は広場となっており、右手に林道が上がってきています。

高尾方面(右対岸は平野)
高尾方面(右対岸は平野)

 ここから林道に降りられるかと様子を伺いますが、思ったよりも標高差が大きそうなのであきらめ林道を降りていきました。

林道を降りる
林道を降りる

 道には最近車が通った形跡はありませんが、落石などは無く来られそうです。

落ち葉に覆われ
落ち葉に覆われ

 しかし、下に建物が見えてくると、林道には草が生え放題となっており、車で登るのは困難でしょう。

草が生えている
草が生えている

 そして車道と合流しますが、林道の入口には丸太が置かれ通行禁止となっていました。

入口に丸太
入口に丸太

 ここまで降りれば後は駐車地まで戻るだけです。

県道255号を北上し駐車地に
県道255号を北上し駐車地に

 駐車地までは1kmほどしか無く、普通に歩いて15分ほどで無事到着しました。

【反省点】
 特にありません。

【次回予定】
 1月3日に詣でも兼ねて静岡の低山に登ったので、その先の記録を掲載します。


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