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[登山] 静岡県 本宮山(小国神社から大洞院) [登山]

 今回は、詣でを兼ねて静岡県の「本宮山」に登ってきました。 コースは森町推奨で、遠州一と言われる「小國神社(おくにじんじゃ)」を出発し、「本宮山」の山頂にある奥宮へ向かいました。 その後は、新年初の富士山を見るべく林道を北へ向かい何とか見ることが出来ました。 帰路は、終始林道歩きとし「大洞院(だいとういん)」へ下山し、ここで参拝して帰路につきました。

山頂北東から初富士を望む
富士山アップ

静岡県
本宮山
(小国神社から大洞院)

日付
2020年01月03日(金)
天気 晴れ
山域 浜松
場所 静岡県周智郡森町一宮~橘
距離
18.0km (内林道・車道16.0km)
累積標高
+944m -957m
時間
04時間30分
人数 単独
撮影枚数
0658枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0182枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
D(展望は山頂直下のみ)
見どころ
小國神社、大洞院
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
07:15 90m 0.0km 小國神社駐車場 出発
07:25 (00:10) 65m 0.7km 小國神社(参拝)
08:00 (00:35) 170m 2.9km 西宮神社
09:10 (01:10) 406m 6.7km 山頂入口
09:20 (00:10) 511m 7.1km 本宮山(奥宮)
09:45 (00:25) 510m 8.6km 林道出合
10:00 (00:15) 575m 9.7km 林道折り返し地点
10:50 (00:50) 508m 13.2km 林道下山分岐
11:45 (00:55) 101m 18.0km 大洞院駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20200103_map.jpg

写真リンク

 元日に初詣はすましていますが、毎年初登りにはお参りしているので、今回も麓に神社仏閣がある山に向かうことにします。 いくつかの候補から、静岡県の「本宮山」の登り、麓の「小國神社」からスタートすることにしました。

 「小國神社」へは、新東名の遠州森町PAのスマートインターチェンジから10分ほどと近いので、自宅から2時間と掛からないと見て、5時半に出発しました。 三箇日の最終日なので、高速道路はトラックなどは少なめですが、早めの帰省なのか関東方面のナンバーが目立ちました。

 それでも予定通り7時前に「遠州森町PA」に到着し下道に降ります。 カーナビに従い「小國神社」へ迷いながら向かいますが、近づくのに従い車の台数が増えていきました。

 結局当初予定していた駐車場は混んでいそうだったので、少し手前の路肩の駐車場に駐車して出発の準備をしていきます。 参拝者に混じり神社へ向かい、屋台の並ぶ参道を本殿へ向かって歩いていきます。

小國神社の入口
小國神社の鳥居

3日だが結構混んでいる
3日だが結構混んでいる

境内へ
境内へ

 本殿前は20mほど並んでいますが、5分ほどで参拝できました。

拝殿で参拝
ここで参拝

 ここで右へ折れ、小川沿いの道を北へと向かいました。

川沿いに境内の裏手へ
川沿いに境内の裏手へ

 先程までの喧騒が嘘のように静まり返った道を、足早に奥へ歩いていきました。

この辺りまで来ると静かに
この辺りまで来ると静かに

この標識を辿る
この標識を辿る

右へ
右へ

 地図に破線路で示されているところから先では、工事中となっています。 幸い正月でお休みとなっており、通り抜けることが出来ましたが注意が必要です。

工事中?
工事中?

幸い工事は正月休み
幸い工事は正月休み

 その工事現場を歩いていきますが、周りには集落もあり山の中といった感じではありません。

工事現場付近
工事現場付近

 上り坂となり、そこを登ると初めの分岐点となる「西宮神社」に到着しました。

この辺りの工事はまだ
この辺りの工事はまだ

西宮神社
西宮神社

 ここで軽く参拝し、神社横を左に曲がり山頂方面へと向かいました。

稲蒼魂神(うかのみたまのかみ)
稲蒼魂神(うかのみたまのかみ)

西宮神社の先で左折
西宮神社の先で左折

分かりづらい分岐にあるので助かる

分かりづらい分岐にあるので助かる

 集落の裏手を左から回り込んで行きますが、突然大きな影が横切り驚きます。 よく見るとカモシカで、道路脇から逃げていく所でした。

次第に山道に
次第に山道に

この辺りでカモシカを見かける
この辺りでカモシカを見かける

 ここからは変化のない道となり、ひと気のない道を黙々と登っていきました。

細い道に
細い道に

 林道は何箇所も分岐していますが、基本尾根沿いなのでそちらを進んでいきます。

ここは尾根沿いを進む(右上へ)
ここは尾根沿いを進む(右上へ)

林道は右に迂回
林道は右に迂回

 次第に道は荒れていき、水流などで掘れた道となっていきました。

掘れた道となる
掘れた道となる

 途中、伐採地があり初めてまともな景色が見られました。

伐採地
伐採地

伐採地からの眺め(右奥に栗ヶ岳)
伐採地からの眺め(右奥に栗ヶ岳)

 更に奥へ進むとV字に削られた道となり、足の置き場に悩みながら歩いていきました。

これは車では無理
これは車では無理

 これらの荒れた道の横には、車両用に新しい林道が作られています。 それらを辿れば楽できるのでしょうが、その先も本来の道と並行しているかわからないので素直に尾根を進んでいきました。

三角点(橘村)付近
三角点(橘村)付近

三等三角点:橘村
三等三角点:橘村

どちらも同じ道へ(尾根沿いを進む事に)
どちらも同じ道へ(尾根沿いを進む事に)

 ここまで標高差もほとんどなく、快適に歩いていけました。 それでも気がつくと主稜線と合流し、山頂との標高差もほとんどなくなります。

主尾根に合流(右へ)
主尾根に合流(右へ)

ここも尾根沿いを進む
ここも尾根沿いを進む

脆い岩場の登りに
脆い岩場の登りに

三ツ石
三ツ石

 途中のピーク手前で左の景色が見られるところがありますが、木々の下が焼け焦げているので火災があったのでしょうか?

山火事の後か?
山火事の後か?

北側の展望

北側の展望

 右に折れピークを越えると、結局先程の林道へ向かって一気に降りていきました。

この辺りにも焼け跡が
この辺りにも焼け跡が

結局降りる…
結局降りる…

尾根沿いは掘れた道が多い
尾根沿いは掘れた道が多い

 林道に出ますがすぐに分岐となり、右上へ向かって登ります。

市の境で林道分岐
市の境で林道分岐

 ここもピークを越えますが、下りは急で道も荒れているので、横に逸れて歩きます。 林道へ降り立つと林道の分岐となり、すぐ横が下山予定の道となりました。

中央から降りてきた(右が小國神社、左が下山予定の大洞院方面)
中央から降りてきた(右が小國神社、左が大洞院方面)

 ここから林道は舗装路となりますが、右に登山口が見えています。

舗装された林道に出る
舗装された林道に出る

ここが山頂入口
ここが山頂入口

 入り口には杖なども置かれており、ここに来て初めて登山道らしくなりました。

参道の階段を登る
参道の階段を登る

 階段を登っていくと、横が伐採地となっており展望が広がります。

ここから展望地
ここから展望地

西側の景色
西側の景色

 奥には風車も見えており、以前登った山々が一望できました。

三岳山
三岳山

観音山
観音山

浜松市方面
浜松市方面

浜松市街地
浜松市街地

 景色を眺めながら登っていくと、奥に石造りの鳥居が見えてきました。

奥宮の鳥居

奥宮の鳥居

 ここを潜り右手の階段を登っていくと、奥宮に到着しました。

鳥居の先の階段を登る
鳥居の先の階段を登る

奥宮に到着
奥宮に到着

 奥宮の手前に山頂標識がありますが、山頂という感じではありません。 ここで登山の安全を参拝し、左脇の道を進んでいきます。

脇に山頂標識が散乱
脇に山頂標識が散乱

 左から別の道と合流すると、よく踏まれた道を北へ向かって歩いていきました。 奥へ向かう理由は、ここまで東側の展望が無く、事前の調査でも標高が足りなく富士山が見られるポイントはなさそうです。 しかし、最高点は北東の尾根沿いに隣接しており、そこからは富士山がみられるポイントがありそうだからです。

奥宮左裏から登山道に合流
奥宮左裏から登山道に合流

植林の間を進む
植林の間を進む

 山頂付近は二重山稜となっており、谷間の中を歩いていきますが、その先で右上に向かって歩いていきました。

尾根の間を進み右手に
尾根の間を進み右手に

右上へ
右上へ

 右下に踏み跡がありますが、ここは尾根沿いに進んでいきました。 しかし、倒木などが多くそれらを避けながら登ります。

倒木を越え
倒木を越え

 右に折れ踏み跡をたどっていきますが、余り踏まれた感じではありませんでした。

踏み跡を辿る
登山道と合流

踏み跡は薄く
踏み跡は薄く

 少し降りると、右から良い道と合流します。 結局、手前の分岐で右に進むのが正解のようです…。

地図の破線路と合流(振り返り見る)
地図の破線路と合流(振り返り見る)

 とは言え、藪や枝が多くなってきますが、これを越えていくと無事に林道と合流しました。

藪が多くなり
藪が多くなり

尾根沿いを進み林道へ
尾根沿いを進み林道へ

林道へ左から出てきた
林道へ左から出てきた

 ここからは素直に林道歩きとしました。

ここからは舗装林道歩き
ここからは舗装林道歩き

ここは百古里(すがり)
ここは百古里(すがり)

 足早に最高点へと向かいますが、右手にある尾根は植林に覆われ、景色が見られそうなところは無さそうです…。 結局、最高点付近では樹林に遮られ見られそうも無いので、その手前に取り付きました。

ここから登ってみる
ここから登ってみる

 ここも植林で覆われていますが、東側は急斜面で枝の間から何とか富士山が見えています。

富士山アップ
富士山アップ

 この時間は快晴で、富士山も裾野までハッキリと見えていました。 林道へ降り立ち戻っていきますが、途中の痩せ尾根に向けて踏み跡があるので、そこを登りました。
 すぐ上が平坦なハゲ尾根となっていて、ここからこの日一番の展望が得られました。

展望地から東方面(左から富士山・大日山・八高山など)
展望地から東方面(左から富士山・大日山・八高山など)

右端に駿河湾
右端に駿河湾

ここからの富士山は少しだけ
ここからは富士山は少しだけ

展望地の様子

展望地の様子

 富士山なども見られ、気分よく下山できます。 楽をして林道歩きで降りていきました。

帰りは林道で
帰りは林道で

林道からの展望(富幕山・観音山・箒木山・白倉山など)
林道からの展望(富幕山・観音山・箒木山・白倉山など)

左に本宮山の北登山口
左に本宮山の北登山口

 往路の登山口が近づくと、右手に展望が広がってきました。

ここから展望のよい道に
ここから展望のよい道に

林道からの展望
林道からの展望

 そして登山口を通り抜けると、分岐を左に折れ舗装路を降りていきました。

林道脇に三面観音?
林道脇に三面観音?

林道からの展望2(南東側)
林道からの展望2(南東側)

この尾根沿いに降りていく
この尾根沿いに降りていく

 尾根沿いに付けられた道を降りていきますが、途中に鳥居がありこちらが古くからの道なのでしょうか?

ここにも鳥居が
ここにも鳥居が

 この辺りから茶畑の間の道となり、静岡の特徴的な景色を眺めながら歩いた行きました。 この後も道は何度か分岐していますが、標識があるのでそれに従います。

帰路も標識が頼りに
帰路も標識が頼りに

茶畑の間を降りていく
茶畑の間を降りていく

分岐標識を見落とさないように
分岐標識を見落とさないように

集落の上を通り抜ける
集落の上を通り抜ける

ここは左でも問題なし
ここは左でも問題なし

 集落の横を歩く道となると、尾根沿いの道も終盤です。

左奥が本宮山の山頂
左奥が本宮山の山頂

標識に従い左へ
標識に従い左へ

茶畑が至る所に
茶畑が至る所に

 車道と合流し、ここで右に折れて軽く登り返していきました。

ここで車道と合流(右へ)
ここで車道と合流(右へ)

蓮華寺への遊歩道入口
蓮華寺への遊歩道入口

 その先に大洞院がありますが、車が頻繁に行き来していました。

大洞院に到着(奥)
大洞院に到着(奥)

 大洞院前の駐車場に到着すると、同乗者り待つ車に到着しました。

【森の石松の墓と大洞院】

 車でザックを置きカメラだけ持ってお参りしていきます。

その前に森の石松の墓へ
その前に森の石松の墓へ

石松の墓
石松の墓

「石松の墓」の変容
「石松の墓」の変容

森の石松の墓説明
森の石松の墓説明

大洞院の境内に
大洞院の境内に

お参りしていく
お参りしていく

鐘楼堂
鐘楼堂

【反省点】
 特にありません。

【次回予定】
 鈴鹿に雪の状態を確認する予定です。


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