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[登山] 2020年 雪と展望の御池岳 [登山]

 今回は、雪の状態を確認したいとの思い出、鈴鹿の御池岳にいつものコースで登ることにしました。 コース自体は何度も歩いた所ですが、やはり雪は少なく苦労する所は少なめでした。 それでもテーブルランドの台地では、吹き溜まりなどでは足首まで沈み込むところもあり、また期待していなかった霧氷や景色なども見られ満足のゆく登山となりました。

御池岳山頂から霧氷と白山方面
白山方面

天狗鼻からパノラマ
天狗鼻からのパノラマ

2020年
雪と展望の御池岳

日付
2020年01月11日(土)
天気 曇りのち快晴
山域 鈴鹿
場所 三重県
距離
14.2km (内車道1.3km)
累積標高
+1515m -1515m
時間
06時間25分
人数 単独
撮影枚数
0319枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0264枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(雪道)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ
霧氷、展望
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
07:05 175m 0.0km 藤原簡易パキング 出発
09:00 (01:55) 1005m 4.3km 白瀬峠
09:30 (00:30) 948m 5.7km カタクリ峠
10:25 (00:55) 1247m 7.1km 御池岳山頂 (10分滞在)
10:45 (00:20) 1200m 7.6km ボタンブチ
11:00 (00:15) 1241m 8.0km 奥ノ平 昼食休憩
11:30 (00:30) 1211m 8.2km 奥ノ平 出発
11:50 (00:20) 873m 9.0km 真ノ谷
12:20 (00:30) 1005m 9.9km 白瀬峠
13:30 (01:10) 175m 14.2km 藤原簡易パキング 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20200111_map.jpg

写真リンク

※何度も歩いたコースなので、写真中心で記載します。

 このところ仕事が忙しく、本来であれば登山は休みたい所です…。 しかし、それでも山へは登りたいので、近場で楽しめる鈴鹿の山から、雪の時期に道具などの確認のために毎年登っている「御池岳」に、いつものコースを多少縮めて登ることにしました。

 登り口は、山口の藤原簡易パーキングですが、この時期は日の出も遅く7時すぎなので、6時前に自宅を出発します。 下道で予定通り7時頃に到着し、早速出発の準備をしますが、横に見える藤原岳も中腹から上が白く見える程度で、明らかに積雪量が少ないのが見て取れました。

簡易パーキングからスタート
簡易パーキングからスタート

周囲に雪の形跡なし
周囲に雪の形跡なし

 巡視路コースで白瀬峠へと向かいますが、足跡もなくこの日はまだ誰も登っていないようです。 この日は、朝から天気もよく2箇所ある展望の良い鉄塔からは、白山がハッキリと見えていました。

巡視路の登りに

巡視路の登りに

はじめの鉄塔から白山
はじめの鉄塔から白山

 冬の時期には雪が見られだす初めのピークに到着しますが、結局白いものは全く見られませんでした。

ここまで雪は見られず
ここまで雪は見られず

 一般コースと合流し、次の鉄塔に到着すると遠くの方は天気が回復しているようで、日に照らされた白い峰が見えていました。

一般コースと合流
一般コースと合流

次の鉄塔からの展望(左から伊吹山・白山・木曽御嶽山など)
次の鉄塔からの展望(左から伊吹山・白山・木曽御嶽山など)

白山アップ
白山アップ

木曽御嶽山アップ
木曽御嶽山アップ

 ここまで雪は全くありませんでしたが、次第に白いものが見られだしました。

雪がチラホラと
雪がチラホラと

 程なく頭陀ヶ平方面との分岐に到着すると、ここからは日陰の谷沿いとなるため、雪が多くなりました。

ここに来て雪が薄っすらと
ここに来て雪が薄っすらと

雪道を進む(踏み跡なし)
雪道を進む(踏み跡なし)

 雪で覆われた登山道を慎重にトラバースしていくと、出発から2時間弱で白瀬峠(白船峠)に到着しました。

倒木をくぐる
倒木をくぐる

白瀬峠に到着(雪は2センチほど)
白瀬峠に到着(雪は2センチほど)

 ここで積雪は2cmほどで、ツボ足でもまったく問題ありません。 ここで小休止し、北の「冷川岳」へと登っていきました。

一般コースでカタクリ峠へ
一般コースでカタクリ峠へ

日当たりの良いところは雪なし
日当たりの良いところは雪なし

 右手に「白山」などを見ながら登っていきますが、ここからも雪は少なく夏場と歩く速度は変わりません。

尾根からは展望を眺めながら
尾根からは展望を眺めながら

冷川岳
冷川岳

 「冷川岳」を越えると長い下りとなり、一気に「カタクリ峠」へと降りていきました。

ここからは下りに
ここからは下りに

伊吹山も雪が少なく
伊吹山も雪が少なく

 「カタクリ峠」に到着しますが、ここからは人の足跡などあるだろうと思っていましたが、あるのは鹿やイノシシのものだけで、この日は誰もこちら側からは登っていないようです。

カタクリ峠にも人の足跡無く
カタクリ峠にも人の足跡無く

 いつもであれば、ここから「鈴北岳」へと向かう所ですが、今回はこのところの疲れもあるため早めの下山を考慮して、直接山頂へと向かいます。

七合目
七合目

 七合目の標識を見た所で、登山道に従い左へトラバースし谷沿いの道へと向かいます。

フカフカで雪が深く…
フカフカで雪が深く…

北アルプス方面
北アルプス方面

この先から最後の登りに
この先から最後の登りに

 八合目まで来ると、場所によっては吹き溜まりで5cm前後の雪となりますが、新雪で大きく滑ることはなく登っていけました。

八合目
八合目

登山道と思われる所を進む
登山道と思われる所を進む

 登山道は九合目で右にトラバースしていますが、ここは山頂へ直登します。

九合目
九合目

ここからは山頂へ直登する
ここからは山頂へ直登する

 ここまで遠目に山頂付近の霧氷の様子が見て取れましたが、上を見ると青空をバックに枝の先が白く見えてきます。

霧氷が見られだす
霧氷が見られだす

山頂直下
山頂直下

 そして出発から3時間20分ほどで、御池岳の山頂に到着しました。

山頂に到着
山頂に到着

 山頂には、数名の登山者の足跡が残っていますが、すれ違いなのか人の姿は見えません。 上空は朝方の雲もほぼ取れて、白山を始めとして遠くの山がよく見えていました。

御池岳山頂(後ろに白山や北アルプス)
御池岳山頂(後ろに白山や北アルプス)

霧氷と景色

霧氷と景色

伊吹山方面
伊吹山方面

湖北の山も雪は少なく
湖北の山も雪は少なく

霊仙山も雪が無い
霊仙山も雪が無い

能郷白山には雪がある(前山には少ない?)
能郷白山には雪がある(前山には少ない?)

白山には沢山の雪
白山には沢山の雪

木曽御嶽山(下に岐阜のビル群)

木曽御嶽山(下に岐阜のビル群)

乗鞍岳
乗鞍岳

北アルプス
北アルプス

南アルプス(左から悪沢岳・赤石岳・聖岳など)
南アルプス(左から悪沢岳・赤石岳・聖岳など)

 山頂で景色を眺めていると、登山者の方が登ってこられました。 展望を堪能した所で、ボタンブチへ向かいますが、その間にも数名の登山者の方とスレ違います。

霧氷
霧氷

山頂の霧氷の様子
山頂の霧氷の様子

 山頂台地は、この時期であれば数センチは積もっており、地肌が見えることは少ないのですが、この日は地肌が多く見えていました。

やはり雪は少ない
やはり雪は少ない

 天狗の鼻とボタンブチから、雪のまったくない南鈴鹿を見て行きます。

天狗の鼻からのパノラマ
天狗鼻からのパノラマ

琵琶湖も見え
琵琶湖も見え

南側の山にはほとんど雪は無し
南側の山にはほとんど雪は無し

比良山地も雪はない?
比良山地も雪はない?

ボタンブチ
ボタンブチ

 まだ午前中ですが、当初の予定通り早めに帰宅したいので、いつものコースで「奥ノ平」から下山とします。

奥ノ平へ向かう
奥ノ平へ向かう

 この時間から、快晴となってきて青空に雪が映えて綺麗でした。

景色を眺めながらゆっくりと
景色を眺めながらゆっくりと

この日は冷え込んでいた
この日は冷え込んでいた

 奥ノ平で最後の展望を眺めていきますが、お腹も空いてきたので下山尾根をすこし下まで降りた所で昼食休憩としました。

奥ノ平に到着
奥ノ平に到着

ここの霧氷はいつもの通り
ここの霧氷はいつもの通り

南アルプス
南アルプス

藤原岳方面
藤原岳方面

北アルプスアップ
北アルプスアップ

休憩地の景色
休憩地の景色

 風が凌げる場所では、ポカポカ日和で暖かです。 食事を済ませると、一気に尾根を降りていきます。 念の為にチェーンアイゼンを履いていきますが、新雪の薄い雪で雪下駄となり意味はありません…。 少し降りると雪は少なくなり、アイゼンを脱ぎ速度を早め降りていきました。

尾根を下る
尾根を下る

 程なく雪が無くなり、問題なく「真ノ谷」へと降り立ちます。

途中から雪はなくなり
途中から雪はなくなり

真ノ谷
真ノ谷

雪止め水?
雪止め水?

 ここからは南西斜面ということで、雪はまったく見られなくなり、快適に白瀬峠へと登っていけました。

西斜面に雪は無し
西斜面に雪は無し

このまま白瀬峠へ
このまま白瀬峠へ

 朝と変わりのない白瀬峠に到着すると、自分も含め3・4名の登山者と思われる足跡が残っていました。

白瀬峠に到着
白瀬峠に到着

 その後は自分の足跡などを辿り、足早に降りていきます。

鉄塔から最後の白山
鉄塔から最後の白山

麓は小春日和に
麓は小春日和に

 そして1時間半ほどで駐車場に到着しますが、車の中は30℃以上ありそうで、窓を空け風を受けながら帰っていきました。

【反省点】
 特にありません。

【次回予定】
 雪山を計画していましたが、雪が少なく遠くとなるため、近場の低山に登る予定としました。


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