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[登山] 愛知県 城山から鳶ノ巣山縦走と阿寺の七滝周回 [登山]

 今回は、懸案になっていた「愛知県」と「静岡県」の県境を歩いてきました。 「鳳地峠(おうちとうげ)」手前から「城山(じょうやま)」へ登り、そこから県境を「弓張山」「浅間山」「鳶ノ巣山(とびのすやま)」と縦走しました。 その後は東海自然歩道の愛知県側を歩き、「阿寺の七滝(あてらのななたき)」を経由して「鉛山峠」から「鉛山(なまりやま)」へと寄り道し、駐車地へと大周回しました。 藪などもありますが前進を阻むほどではなく、予定通り無事周回することが出来ました。

林道から鳶ノ巣山を望む
左上に鳶ノ巣山

阿寺の七滝
阿寺の七滝4

 愛知県
城山から鳶ノ巣山縦走と阿寺の七滝周回

日付
2020年02月23日(日)
天気 曇り時々晴れ(あられ降る)
山域 弓張山地
場所 愛知県新城市大野
距離 32.8km
累積標高
+1844m -1844m
時間
09時間10分
人数 単独
撮影枚数
0853枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(距離長い、一部藪あり)
展望
(A:良い~E:なし)
D(林道からのみ)
見どころ
阿寺の七滝、東海自然歩道
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
06:30 90m 0.0km 鳳地橋駐車地 出発
06:45 (00:15) 192m 0.8km 鳳地峠
07:10 (00:25) 265m 2.1km 車道出合
07:45 (00:35) 370m 4.5km 大田輪
08:35 (00:50) 657.2m 7.9km 城山
09:10 (00:35) 679m 10.1km 弓張山
09:20 (00:10) 644m 10.9km 浅間山
10:25 (01:05) 437m 14.7km 437m車道出合
11:15 (00:50) 525m 16.9km
東海自然歩道県境
11:25 (00:10) 544m 17.5km 鳶ノ巣山登山口
11:45 (00:20) 706m 18.1km 鳶ノ巣山 昼食休憩
12:00 (00:15) 706m 18.2km 鳶ノ巣山 出発
12:20 (00:20) 525m 19.5km 東海自然歩道県境
12:55 (00:35) 335m 22.2km 夏明橋
13:15 (00:20) 354m 24.2km 阿寺の七滝入り口
13:40 (00:25) 289m 26.1km 阿寺の七滝
14:10 (00:30) 378m 27.8km 鉛山峠
14:25 (00:15) 461.7m 28.4km 鉛山
14:55 (00:30) 238m 29.9km 睦平・峰野分岐
15:15 (00:20) 220m 31.5km 峰野(阿寺川へ)
15:40 (00:25) 90m 32.8km 鳳地橋駐車地 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色と空色は予定、赤色は実績)
20200223_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/P8yA7WJoqbwzMhQS9

 「大森山」から「鳶ノ巣山」までの縦走を計画しますが、パスなどは休日は運行しません。 仕方なく、長距離となりますが、大半は車道や東海自然歩道となるよう周回コースで設定しました。

 出発は、「鳳地峠」の手前の県道としますが、余りこの辺りを歩いた記録はありません。 それでも林道が縦横に通っているようなので、余り心配はしませんでした。

 目的地までは、新東名開通で自宅から1時間15分ほどなので、5時過ぎに出発しました。 新城ICで降り本長篠へと向かいました、本長篠で右に折れ橋を渡ったところで、左折し県道439号線へと入ります。 暫く進むと、右に「阿寺の七滝」の標識をみてここを曲がりすぐの分岐で更に右の狭い道へ入っていきました。

 右に川を見ながら進んでいくと、程なく目的の駐車地に到着しました。 駐車した場所は、左に林道が分岐しているところで、邪魔にならないよう止めていきます。

林道入り口に駐車
林道入り口に駐車

 出発の準備が整ったところで、車道を先へと進みますが、ここに掛かる橋が「鳳地橋」という名前でした。

鳳地橋(奥に駐車地)
鳳地橋(奥に駐車地)

 この先は道幅が広がり、駐車できそうなところが沢山ありました…。 100mほど進むと、右に分岐が見えてきます。

右に鳳地峠への林道
右に鳳地峠への林道

 舗装路となっていますが、落ち葉などが堆積しており通行禁止となっています。 ここを進んでいくと、坂道となり峠へと標高を上げていきました。

舗装路が続く
舗装路が続く

 破線路は驚いたことに峠まで舗装路となっており、特に問題なく歩けます。

前方に峠が見えてきた
前方に峠が見えてきた

 峠手前でショートカットし、出発から15分ほどで到着しました。

鳳地峠
鳳地峠

 「鳳地峠」まで来てこの未知が通行止めになっている理由がわかります。 北斜面が崩れ落ち、道を完全に塞いでいました。 それでも人やバイクどらであれば、通行に支障はなさそうです。

峠は土砂で埋もれ
峠は土砂で埋もれ

 ここからは峠を越えて、一旦下りとなります。

峠から先も舗装路は続く
峠から先も舗装路は続く

 この先も舗装路ですが、豪雨などで道が洗われ舗装がめくれています…。 そして大きく右に曲がるところで、予定していた林道へと左折して入っていきました。

ここで左の道に入る
ここで左の道に入る

 ここも思ったよりも良い道で、途中からは最近と思われる車両(軽トラック?)の轍もありました。

荒れているがよい道
荒れているがよい道

 奥の橋を渡ると左に大きく蛇行しています。 これを嫌って直登しますが、思ったよりも足場がもろく苦労しました。

橋を渡って対岸へ
橋を渡って対岸へ

回り込んでいるので、ここでショートカット
回り込んでいるので、ここでショートカット

ここを登る
ここを登る

 再度林道と出会うと、ここから車道までは僅かでした。

林道に出る(車の轍が残る)
林道に出る(車の轍が残る)

この先で車道と合流
この先で車道と合流

 このまま真っすぐ行けば車道へ出ますが、明確な踏み跡が左へショートカットしていたので、そこを歩いていきます。

左の作業道を進む
左の作業道を進む

 ここまでの道は地図の破線路とは若干コースが異なります。 舗装路に出ると左に折れ、当初予定していた合流点を経由して、「大沢」の集落へと歩いていきました。

車道(町道?)に合流
車道(町道?)に合流

大沢へ向かう
大沢へ向かう

 トボトボと人気のない道を歩いていくと、5分ほどで大沢手前の分岐に到着しました。

大沢分岐(中央の道へ)
大沢分岐(中央の道へ)

左奥から来た
左奥から来た

 ここで東(直進)の道に入り、集落の上の道を奥へと進んでいきました。

集落の道を進む
集落の道を進む

 ここからは「鉛山」が均整の取れた姿で見えていました。

中央奥に鉛山(右奥が鳶ノ巣山)
中央奥に鉛山(右奥が鳶ノ巣山)

奥に鳳来寺山
奥に鳳来寺山

 舗装路が終わり地道となると、ここから「林道大沢大田輪線」を歩いていきます。

林道大沢大田輪線へ
林道大沢大田輪線へ

 この林道は名前の通り「大田輪(おおだわ)」まで通っており、当面はそこを目指します。

長い林道歩きに
長い林道歩きに

 林道を歩いていると、この辺りも鹿が多いのか三頭の鹿がこちらの様子を伺っていました。

鹿が三頭
鹿が三頭

泥濘んだ道に
泥濘んだ道に

 林道を黙々と歩いていくと、城山まで4.5kmの標識が突然現れました。 この標識のところには、右下に分岐があり、どちらを歩くのが正解可悩みます…。(そのまま直進が正解です)

初めて標識を見る(城山まで4.5km)
初めて標識を見る(城山まで4.5km)

 大田輪の集落をパスして進むと、この標識が分岐にあり「城山」へと導いてくれるので助かりました。

更に先で4.0km
更に先で4.0km

分岐には標識
分岐には標識

標識に従い進む(右へ)
標識に従い進む(右へ)

 途中、左奥に電波塔の立つ山が見えてきました。 この山が「城山」で間違いなさそうです。

左奥に城山の電波塔

左奥に城山の電波塔

 複雑な林道を進んで城山が近づくと、尾根の南側をトラバースして進んでいきます。

尾根の南側を進む
尾根の南側を進む

尾根を直進
尾根を直進

 そして「城山」の手前でつづら折れで一気に標高を上げると、最後は左手から回り込みながら山頂へと向かいました。

つづら折れに登る
つづら折れに登る

右上に城山
右上に城山

 東側に出るとここだけ舗装された道に合流します。 ここから右に折れ登っていくと、先程見た電波塔のある山頂に到着しました。

舗装路に出る(右に)
舗装路に出る(右に)

山頂の電波塔群
山頂の電波塔群

 山頂の三角点は、右手の雑木林の中にありますが、展望は全くありません。

この右手が三角点山頂
この右手が三角点山頂

城山山頂
城山山頂

 休憩もそこそこに、ここからが今回のメインとなる県境稜線を北へと向かいます。 先程通った道から県境稜線を進む道があった様ですが、それに気が付かず静岡県側の道を下っていきました。
 スーブを曲がると左に県境稜線が迫った来たので、適当なところで取り付きます。

林道を降りて県境尾根に取り付く

林道を降りて県境尾根に取り付く

 稜線に合流すると、明確な踏み跡やテープが続いているので、そこを辿って歩いていきました。

踏み跡を辿る
踏み跡を辿る

 基本的には稜線沿いを進みますが、それと並行して林道が通っているので、何度か合流します。

632mピークの先で林道出合
632mピークの先で林道出合

 途中、そのままでは藪に突入するところで、右の林道へ出来ますが、ここからの眺めが今回一番の景色でした。

林道から東側の展望(天気がよければ富士山も)
林道から東側の展望

左奥遠くに鳶ノ巣山
左奥遠くに鳶ノ巣山

中央右に観音山
中央右に観音山

 展望があるところは短く、すぐに県境へと戻ります。

左のテープから尾根へ復帰
左のテープから尾根へ復帰

 植林帯の道を登っていくと、左から唐突に林道と出会いました。

植林との間を進む
植林との間を進む

右に林道が現れる
右に林道が現れる

 その切り開きを歩いていくと、右手に高く電波塔が見えてきました。

林道を進む
林道を進む

山頂に電波塔
山頂に電波塔

 そのすぐ横が「弓張山」の山頂となっており、山名標識がいくつかぶら下がっていました。

弓張山
弓張山

 山頂は植林に囲まれていますが、最近間伐されたようです。 明確な踏み跡が続いており、そこを歩いていきました。

ここからは最近伐採され整備された作業道を進む
ここからは最近伐採され整備された作業道を進む

日差しがなくなり暗く
日差しがなくなり暗く

 周囲は樹林に覆われていますが、北風が強く雲が流れて日差しが出たり隠れたりを繰り返していました。 前方に小高い丘のようなところが見えてきて、そこを登ると「浅間山」に到着しました。

小高いところへ登る
小高いところへ登る

浅間山
浅間山

 山頂には「浅間神社」が祀られており、東からの参拝道が登ってきています。

浅間神社
浅間神社

東に参拝道
東に参拝道

 ここからも県境稜線を進みますが、暫くは植林の明確な道を歩いていきました。

稜線を進む
稜線を進む

また日差しが戻る
また日差しが戻る

 左下に林道が見えてきますが、そこまで傾斜がキツく降りるのは大変そうです。

左下に林道
左下に林道

 踏み跡は続いていたのと景色が望めたので、そのまま稜線沿いを進んでいきます。

林道手前から展望
林道手前から展望

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

 ピークに登り返すと三角点に到着しました。 ここから先は踏み跡も薄くなりますが、それよりも倒木が邪魔で左側へ迂回しながら歩いていきました。

三角点(渋川村1)
三角点(渋川村1)

ここから倒木が多く
ここから倒木が多く

倒木を除けて左へ
倒木を除けて左へ

 その先で境界標識が立っているので、ここを右に折れ下っていくと、倒木が切られ道が作られていました。

ここで右へ曲がる
ここで右へ曲がる

倒木は切られ歩きやすい
倒木は切られ歩きやすい

 程なく林道との出会いとなりますが、末端は絶壁となっていたので降りられそうなところを差がいました。

右の側道へ(そのすぐ下に林道)
右の側道へ(そのすぐ下に林道)

 すぐ下に側道があり、それを戻ればどこかで降りられそうですが、獣道が末端へと降りていたので、それを利用し難なく降りられます。

獣道で降りる
獣道で降りる

左から降りてきた
左から降りてきた

 この先も県境稜線が続きますが、取り付くのが大変なので林道を歩いていきます。

ここから暫くは林道歩き(右へ)
ここから暫くは林道歩き(右へ)

アスファルトに林道標識
アスファルトに林道標識

 暫く進むと右の稜線が低くなり、林道から入っていけました。

鞍部から稜線に復帰する
鞍部から稜線に復帰する

 その後は県境稜線を進みますが、その境界線は複雑になっています。

548mピークへ
548mピークへ

この上が548mピーク
この上が548mピーク

 548mピーク付近は伐採地となっており、下に先程の林道が小さく見えていました。 また、今回のコースとしては、一番の北側展望地となっており、目指す鷹ノ巣山が遠くに見えていました。

この先は伐採地に
この先は伐採地に

下に林道
下に林道

左奥に鳶ノ巣山(その右下が県境稜線)、右に大日山
左奥に鳶ノ巣山(その右下が県境稜線)、右に大日山

 ここからは北の柵沿いの作業道を降りていきます。

網沿いを進む

網沿いを進む

 一通り降りると左右に道が横断している鞍部に出ますが、ここの左の踏み跡を下っていきました。

ここで左へ(薄い踏み跡あり)
ここで左へ(薄い踏み跡あり)

 テープなども付いており踏み跡も続いていますが、慣れていないと迷うでしょう。 ここを降りると林道へと出てきます。

林道出合(左から)
林道出合(左から)

 ここから先も稜線が続いていましたが、ほとんど林道沿いとなっていたのでここは林道歩きとしました。 この付近には驚いたことに民家が建っており、人の気配もあります。

民家が…
民家が…

 暫く林道を進むと分岐が見えてきて、ここが県道出会いとなります。

県道出合
県道出合

 静岡県との県境にあり、稜線が大きく削られ急斜面となっています…。

静岡県側へ
静岡県側へ

 簡単には取り付けそうもないと判断し、静岡方面へとすこし歩いていきました。

ここを登りたいが…
ここを登りたいが…

 暫くは急斜面が続いていますが、それが緩まり子尾根に取り付けそうです。

ここから取り付く
ここから取り付く

 飛びついて何とか登ると、尾根の末端から稜線を目指しました。

尾根を上へ
尾根を上へ

 こちらからの登りを選んだ理由は、地図に破線路が書かれていたからですが、一項にそれらしい道はあらわれません…。

傾斜が緩く
傾斜が緩く

 結局そのまま県境稜線に到着しますが、周囲を見渡しても林道らしきものはなく、廃道となったようです。

県境尾根へ
県境尾根へ

 その県境沿いは歩く人も少ないようで、灌木が育ち荒れ放題でした。

県境沿いは藪が多い
県境沿いは藪が多い

 それでも人や獣などの踏み跡はあるので、そこを辿って進んでいきます。

切り開きあり
切り開きあり

 稜線沿いの破線路は比較的歩きやすいところでしたが、その先右に折れると踏み跡が無くなります。

県境側は踏み跡無し
県境側は踏み跡無し

 我慢して歩いていくと次第に踏み跡が濃くなり、疎林の中を歩く道となっていきます。

ここから踏み跡あり
ここから踏み跡あり

 そして517mピークに到着すると朽ちたアンテナがあり、ここまでの道は住民の方の点検用の道だったようです。

517mピークに朽ちたアンテナ
517mピークに朽ちたアンテナ

 ここから先の道は右下に林道も見えてきて、明確なものとなりました。

左下に林道
左下に林道

歩きやすくなる
歩きやすくなる

 そして踏み跡がいつしか林道となっていきますが、ここも歩く人がすくないようで廃道と化しています。

林道跡を進む
林道跡を進む

県境沿いの林道は廃道
県境沿いの林道は廃道

 後で地図で確認すると、すぐ西側を新しい林道が並行しているので、荒れていて当然でしょう。 倒木などで荒れた上に、灌木がすっかり伸びて邪魔でした。

天気は回復傾向
天気は回復傾向

倒木などで荒れた道に
倒木などで荒れた道に

 そして左手からバイクなどが通ったと思われる林道と合流します。

新しい林道(愛知県側)に復帰
新しい林道(愛知県側)に復帰

 その後は草は生えていますが藪などはなくなります。 この辺りは杉の植林帯となっており、強い風に煽られ杉の花粉が飛び散っています…。

スギ花粉が飛ぶ
スギ花粉が飛ぶ

 そして次第に良い道となり、前方に東海自然歩道のコースとなっている道が見えてきました。

東海自然歩道に合流
東海自然歩道に合流

 ここは東海自然歩道の静岡と愛知の県境となっています。

ここは秋葉街道
ここは秋葉街道

東海自然歩道説明
東海自然歩道説明

東海自然歩道の地図
東海自然歩道の地図

 脇には休憩できるベンチがありますが、まずは「鳶ノ巣山」へと静岡県側の道を進みます。

東海自然歩道を鳶ノ巣山へ
東海自然歩道を鳶ノ巣山へ

 前方に「鳶ノ巣山」が見えてくると、右側にも展望が広がり、以前登った「大日山」が近くに見えてきました。

左上に鳶ノ巣山
左上に鳶ノ巣山

右に大日山
右に大日山

 そして、先程の県境から10分ほどで「鳶ノ巣山」の登山口に到着しました。

ここから鳶ノ巣山へ
ここから鳶ノ巣山へ

 テープを頼りに尾根に入りますが、すぐに右から林道と出合い、こちらの林道からも取り付けます…。

右下から林道が
右下から林道が

 次第に傾斜が強まりますが、暫く登ると先程の林道が大廻りで合流します。

林道と合流
林道と合流

 林道といってもカヤトが茂って歩く気にはなれません。 踏み跡を辿ると、左の尾根に取り付いて、その後は尾根沿いを直登していきます。

左の尾根に取り付く
左の尾根に取り付く

一気に山頂へ
一気に山頂へ

 そして15分ほどで、以前も訪れたことのある三角点に到着しました。

唐突に三角点
唐突に三角点

 三角点はありますが、ここが山頂と言うわけではありません。 少し奥に最高点があるのでそこへ向かうと、切り開かれた山頂に到着しました。

鳶ノ巣山山頂
鳶ノ巣山山頂

ここで昼食休憩
ここで昼食休憩

 南側が切り開かれていますが、展望はありません。 それでも日差しが暖かだったので、風を避けるように少し降りた丸太に座り込み、昼食休憩としていきました。

 ここで全体の中間点といったところなので、短めの食事の後は北に少し下ったところから展望を眺め、先程の東海自然歩道の県境へと戻ります。

北側の展望(左に明神山)
北側の展望(左に明神山)

下山途中に南側の展望(三岳山など)
下山途中に南側の展望(三岳山など)

 先程の県境まで戻ると、ここからは東海自然歩道を歩くので、不要と思われるスパッツなどは脱いでいきました。

東海自然歩道の愛知県側へ
東海自然歩道の愛知県側へ

 休憩していると、先程歩いてきた林道からバイクの音が近づき、単独のバイク乗りの方もここで休憩していきます。 県境を出発し、東海自然歩道を愛知県側へと降りていくと、すぐに浅川分岐へ到着しました。

浅川分岐(左へ)
浅川分岐(左へ)

 ここで左折すると、その先は長い舗装歩きとなりました。

暫くは車道歩き
暫くは車道歩き

六本松
六本松

 六本松の集落で分岐を直進し、更に先で左下へと入っていきました。

ここは直進
ここは直進

ここで左下へ
ここで左下へ

六本松バス停
六本松バス停

 各分岐には東海自然歩道の標識が立っているので、大きく迷うことはありません。 途中に百間滝の分岐が右下に現れますが、歩行者も通行止めとなっていました。

百間滝は通行止め
百間滝は通行止め

 そして緩やかにな下りを歩いていくと、見覚えのある標識が目に止まります。

またこの標識が
またこの標識が

 「夏明橋」が右に見えてくると、ここで右折し橋を渡ります。

ここで右へ
ここで右へ

周辺地図
周辺地図

夏明橋を渡る
夏明橋を渡る

 その先は長くゴルフ場の脇を通り抜け、田園の中を巣山へと歩いていきました。

巣山付近
巣山付近

 程なく巣山に到着しますが、そのまま直進し狭い道に入っていきました。

巣山
巣山

ここを直進
ここを直進

東海自然歩道説明2
東海自然歩道説明2

 集落の間を抜けると左に分岐が現れ、獣柵のゲートを開けて入っていきます。

ここで左へ
ここで左へ

獣避け柵を通る
獣避け柵を通る

 山の間に挟まれた林道となり、暫く進むと川が現れそれ沿いに奥へと進みます。

林道を奥へ
林道を奥へ

 左からの分岐と合流しますが、この辺りには車も入れるようでした。

分岐は直進
分岐は直進

 次第に道が狭まり、前方から水音が大きく聞こえてきます。

川から離れ右上に
川から離れ右上に

 階段を登るとその先は遊歩道の階段となっており、滝へと降りる道となっていました。

下に阿寺の七滝
下に阿寺の七滝

遊歩道を下る
遊歩道を下る

 落ち葉が降り積った階段を降りていくと、「阿寺の七滝」に到着しました。

遊歩道の階段
遊歩道の階段

 分岐が現れますが、滝探勝路と書かれた階段路が滝へ登り返していいます。 そこを登っていくと、三ノ滝と書かれた場所に到着しました。

滝探勝路
滝探勝路

三の滝
三の滝

 ここから上部の滝が見えていますが、滝壺には大きな木の根が落ちており、水害などの影響でしょうか。

阿寺の七滝1
阿寺の七滝1

阿寺の七滝2
阿寺の七滝2

 先程の分岐まで戻ると、下にある垂れ幕に書かれた「子抱観音」を見ていきます。

子抱観音
子抱観音

子抱観音の旗
子抱観音の旗

 最後は石橋を渡り、建物の前から滝の全景を見ていきます。

東海自然歩道説明3
東海自然歩道説明3

阿寺の七滝3
阿寺の七滝3

阿寺の七滝4
阿寺の七滝4

 滝を見ていると観光客が見学に来ましたが、この時期 人は少ないようです。 ここからは、右に沢を見ながら下流へと歩いていきます。

鉛山峠へ
鉛山峠へ

 暫くすると広場に到着しますが、ここで小橋を渡ると山道となり東海自然歩道の続きとなります。

左にトイレ
左にトイレ

橋を渡り沢沿いに
橋を渡り沢沿いに

 ここも沢が荒れており、小枝などが道を塞いでいます。

少し荒れている
少し荒れている

 次第に傾斜が強まり、峠へと登っていきました。

歪んだ階段
歪んだ階段

 木の階段を登っていくと、唐突に林道に出会います。

林道合流
林道合流

 ここから林道歩きか?とも思いましたが、すぐに峠へのショートカットが現れ、そこを登ると「鉛山峠」に到着しました。

ショートカット
ショートカット

鉛山峠に到着(右下から登ってきた)
鉛山峠に到着(右下から登ってきた)

 予定では、そのまま「峰野」へ向かう予定でしたが、時間に余裕があるので「鉛山」へ登ることにしました。 目の前に切り開かれた登山道が見えているので、そこを登ります。

鉛山へ登る
鉛山へ登る

 ガイドブックなどでは藪道となっていますが、歩く人が多いのかしっかりした切り開きが山頂まで続いていました。

しっかりした切り開きを進む
しっかりした切り開きを進む

傾斜が緩む
傾斜が緩む

 程なく傾斜が緩むと藪が無くなり、作業道と思われる道を山頂へと進んでいきます。

ここから山頂まで作業道に
ここから山頂まで作業道に

黙々と登る
黙々と登る

 手前のピークを越えて更に登ると、樹林に囲まれた特徴の無い山頂に到着しました。

鉛山山頂
鉛山山頂

 展望は全く無いので、すぐに下山します。 当初は来た道を戻ろうかと思っていましたが、北尾根に向かって踏み跡が降りています。

北尾根で降りる
北尾根で降りる

 これで降りられるかもと降りていくと、途中までは明確な踏み跡を負いながら降りていけました。 しかし、次第に藪が出てきて、そこに倒木が邪魔で苦労し始めました。

次第に藪が深く
次第に藪が深く

 すぐ下に林道が見えてきますが、そこまで濃い藪となっています。 降りられそうな所を進みますが、諦めて左の植林へ逃げると、すぐ横に林道が見えてきました。

下に林道が見えるが…
下に林道が見えるが…

 結局、山頂からすぐ下で、この林道へ出られたのでしょう。 削られた斜面を飛び降り、林道に出合います。

林道出合(右へ)
林道出合(右へ)

 そのまま直進でショートカットできますが、藪が気になり素直に林道を歩き東海自然歩道へ復帰しました。

東海自然歩道と合流
東海自然歩道と合流

 そのまま林道が東海自然歩道となっているので、降りていくと「峰野」との分岐に到着しました。

ここで左へ(東海自然歩道は右)
ここで左へ(東海自然歩道は右)

 東海自然歩道を右に分け、左に折れると再度上りとなりました。

上りに
上りに

 そのまま登っていくと、稜線の峠状のところを越えて行きます。

峠状の尾根を越える
峠状の尾根を越える

 ここで右に折れ稜線の南側を降りていくと、左が沢となり集落へと降りていきます。

峰野手前
峰野手前

 前方が明るく見えてくると、そこが「峰野」の集落でした。

峰野に到着
峰野に到着

 集落と言っても、前方の家には車が止まっていますが、下に見える民家は人の気配はありません。 ここで下へ向かい、沢沿いの破線路へと向かいました。

予定通り下へ
予定通り下へ

 民家の前を通り抜けると植林となりますが、周囲に林道らしき道は見えません。

林道か?
林道か?

 GPSで確認すると、少し下にあるようなのでそちらの様子を伺いますが、よく分かりません…。

下の様子
下の様子

 何となく対岸に歩道があるように見えますが、そこまで楽に降りられるか分からないので、斜面のけもの道などを利用してトラバースしていきました。

右へトラバース
右へトラバース

 暫く進みますが、次第に沢から距離が離れていきます。 これはまずいと降りていくと、すぐ下に林道が見えてきました。

下に林道が見えて
下に林道が見えて

 結局はじめの斜面をそのまま降りれば、この林道に出られたのかもしれませんが、結果オーライです。

林道に合流(左の斜面を降りてきた)
林道に合流(左の斜面を降りてきた)

 最後は林道を歩いて行くと、峰野集落から25分ほどで駐車地に無事到着しました。

最後は荒れた林道歩き
最後は荒れた林道歩き

車道が見えて
車道が見えて

【反省点】
 特にありません。

【次回予定】
 週末の天気が悪いので、金曜日に休み鈴鹿の藤原岳に恒例の花見に行ってきました。


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