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[登山] 2020年 スノー衆パート1(平瀬温泉白弓) [登山]

 今回は、今期初めてで最後(予定)となるヤブコギネットのスノー衆に参加して来ました。 予定では飛騨山地の「御前岳」の西にある白弓スキー場のピークへ向かいましたが、展望はないとの事でその手前まで登ってきました。 朝方から雲が掛かりどうなるかと思われましたが、昼にかけて良い天気となり、白山など周囲の山々を眺めながら楽しむことが出来ました。

休憩地から白山方面の展望
休憩地からの展望1

 2020年
スノー衆パート1(平瀬温泉白弓)

日付
2020年03月07日(土)
天気 晴れ朝方曇り
山域 飛騨高地
場所 岐阜県大野郡白川村大字木谷
距離 9.5km
累積標高
+1127m -1127m
時間
08時間40分
人数 12名
撮影枚数
0365枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0038枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ
白山展望
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
07:05 650m 0.0km 白弓スキー場 出発
07:35 (00:30) 672m 1.9km 尾根末端
08:25 (00:50) 956.6m 2.6km 三角点(大沼) 10分休憩
10:50 (02:25) 1424m 5.1km 1424m地点
11:55 (01:05) 1620.3m 5.9km 三角点(北谷) 昼食休憩
13:10 (01:15) 1620.3m 6.0km 三角点(北谷) 散策に
13:30 (00:20) 1665m 6.3km 1665m付近まで
13:50 (00:20) 1620.3m 6.6km 三角点(北谷) 休憩
14:05 (00:15) 1620.3m 6.7km 三角点(北谷) 出発
14:30 (00:25) 1380m 7.6km 1424m下分岐(スキー場へ)
15:05 (00:35) 1025m 8.3km 白弓スキー場上部
15:40 (00:35) 693m 9.2km 白弓スキー場(693m)
15:45 (00:05) 650m 9.5km 白弓スキー場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色と空色は予定、赤色は実績)
20200307_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/3fktLkLhhpH8epBm6

※前半部分は変化の無い尾根道なので、簡潔に説明します。

 今期は記録的な雪の少なさで、ここまでスノーシューを履いての登山は一回だけです。 それでも白山周辺や東北地方まで行けばそれなりに楽しめるのでしょうが、最近忙しくその余裕はありませんでした。
 また、例年この時期に開催される”スノー衆”も例外ではなく、中々雪が積もらずこの時期となっています。 しかし、このまま今期の開催を見送るのはということで、遠距離となりますが飛騨北部での開催が通知され、待ってましたとばかり参加することにしました。

 当日朝は6時に集合ですが、自宅からは高速利用で1時間20分ほどで、5時半前には到着します…。 その後は乗り合わせで白弓スキー場へ向かい、7時前には到着し準備後に出発しました。

白弓スキー場からスタート
白弓スキー場からスタート

 スキー場は今期で閉鎖となっていますが、雪が少なく結局営業されていません。 ここまでの道にもほとんど雪は無く、あっても数日前に積もった雪が薄っすらとある程度でした。

奥に野谷荘司山
奥に野谷荘司山

 スキー場前から車道を北を向かい、カーブの手前で右の林道へ入っていきます。

右の林道を進む
右の林道を進む

 林道にも雪はほとんど無く、車の轍が奥へと続いています。

雪のない林道を進む
雪のない林道を進む

 落石の医師を避けながら進んでいくと、程なくして尾根の末端に到着しました。

尾根の末端から登る
尾根の末端から登る

 ここは北斜面なので雪が残っていますが、傾斜が緩むと疎らとなり小枝などは伸び放題でした。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

スノーシューを担いで進む
スノーシューを担いで進む

薄い藪道が続く
薄い藪道が続く

 藪の薄いところを歩いていきますが、至るところでピシピシと打ち付けられました。 尾根取り付きから50分ほどのぼると、はじめの三角点に到着しました。

四等三角点(大沼)
四等三角点(大沼)

 普段の冬では見られないのでしょうが、雪が無く三角点がむき出しです…。 それでも、ここを過ぎると次第に雪が多くなり、5cm程度積もった所で全員スノーシューを装着します。

雪が次第に多くなり
雪が次第に多くなり

この辺りでスノーシューを履く
この辺りでスノーシューを履く

 ここまで長い距離を担いでいましたが、これで背中が軽くなります。 雪が無くスノーシューを履けないとも思っていたので、まだ雪は少なめですが元気が出ます。

スノーシューで登る
スノーシューで登る

 長い緩斜面の尾根ですが、次第に標高も上がり白山方面の山々が見えてきました。

別山
別山

三方崩山
三方崩山

 また、下は樹林でしたがそれを過ぎると二次林などとなり、ブナも見られ出しました。

立派な木が多く見られだす
立派な木が多く見られだす

緩斜面を進む
緩斜面を進む

三方崩山がよく見える
三方崩山がよく見える

 途中、巨木なども見られだし、これを見られるだけでも来た意味はあります。

ヒノキの巨木
ヒノキの巨木

細尾根を進む
細尾根を進む

 細尾根を過ぎて斜面を登ると、右に下山尾根が見えています。

右に下山予定の尾根を見る
右に下山予定の尾根を見る

 1424mへはすこし傾斜が強まりますが、その先は比較的なだらかな尾根が上部まで続いていました。

1424mへの上り
1424mへの上り

白山が見えてきた
白山が見えてきた

 ここまで来ると一面の雪で、藪は無くなり快適な尾根となりました。

ここからは緩斜面が続く
ここからは緩斜面が続く

逆さまの境界標識
逆さまの境界標識

藪が無くなり良い感じに
藪が無くなり良い感じに

 ここで昼近くとなり、昼食休憩の場所を探しながら進んでいきます。 この先に「パラダイス」があると言うことなので、1620mピークへと登っていきました。

1620mピークを目指す
1620mピークを目指す

雪も深くなり
雪も深くなり

 急斜面を登っていくと、左右の展望が広がります。

1721.6mピーク方面
1721.6mピーク方面

休憩地から白山展望
休憩地から白山展望

白山アップ
白山アップ

三方崩山アップ
三方崩山アップ

別山アップ
別山アップ

 巨木に挟まれた平坦地に到着すると、ここだけ白山などが一望できます。

周りには巨木が多く
周りには巨木が多く

 三角点(北谷)手前ですが、ここで昼食としいつものようにスノーテーブルを作って休憩していきました。

大門山
大門山

 今回も1時間以上の休憩としていきますが、それでもまだ時間に余裕があるので、空荷で更に先へと登っていきました。

食後の散策1
食後の散策1

 行こうと思えば当初予定の境界尾根まで行けるでしょう。 しかし、そこまで登っても展望は無いとのことなので、手前の疎林で雰囲気の良いところまでとしました。

なだらかな斜面
なだらかな斜面

 ここでも展望を見て、休憩地に戻ります。

猿ヶ山方面
猿ヶ山方面

休憩地からの展望1
休憩地からの展望1

休憩地からの展望2
休憩地からの展望2

南白山アップ
南白山アップ

 ゆっくりと出発の準備をして、結局2時間以上ここに居たことになります。 午後になっても雪は比較的緩むこと無く、楽に降りていけます。 広い尾根を適当に降りていき、往路にも確認したスキー場上部の尾根分岐に到着しました。

二重山稜に
二重山稜に

 分岐からは細尾根となりスノーシューでは苦労しそうです。 そのため、ここでスノーシューを外し、チェーンアイゼンなどに履き替えて降りていきました。

分岐から細尾根を慎重に進む
細尾根を慎重に

 暫くはしっかりした尾根ですが、その先は急斜面に成ることはわかっていたので、すぐ下で右下の谷へ降りることになりました。 急斜面となりますが、雪はたっぷりあるので、強気で降りていけます。 思い思いにシリセードなどで降りていくと、谷筋に到着しました。

谷へシリセードで
谷へシリセードで

 谷沿いに降りていきますが、ここも暫くは急斜面でシリセード可能でした。

ここからは谷間を進む
ここからは谷間を進む

 一気に降りていくと下にスキー場の草地が見えてきました。

下にスキー場が見えて
下にスキー場が見えて

 そして傾斜が緩み雪が少なくなると、藪が出てきます…。

雪が少なくなり
雪が少なくなり

 スキー場内ですが、今は使われていないようで、カヤトやツタなどで難儀しました。

スキー場上部から(左に三方崩山、右に野谷荘司山)
スキー場上部から(左に三方崩山、右に野谷荘司山)

 なんとか突破しスキー場の斜面に出ると、下に駐車地が見えていました。

最後はスキー場を降りる
最後はスキー場を降りる

 そして休憩地の出発から僅か1時間40分ほどで、駐車場に無事到着しました。

【反省点】
 特にありません。

【次回予定】
 同行者の方と鈴鹿北部を歩いてくる予定です。


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