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[登山] 岐阜県 前山 [登山]

 今回も、前回に引き続き岐阜県中津川市にある「前山」に登ってきました。 この日は、朝の早い段階から雨の予報となっていたので、速攻登山としました。 生憎の曇り空ですが、遠望はそれなりに効いており、樹間から中央アルプスなどが見えていました。

前山山頂
前山山頂に到着

岐阜県
前山
日付
2020年05月31日(日)
天気 曇り
山域 恵那山地
場所 岐阜県中津川市中津川
距離 7.0km(内林道1.0km)
累積標高
+836m -836m
時間
3時間00分
人数 単独
撮影枚数
0217枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(笹道)
展望
(A:良い~E:なし)
D(木々の間から辛うじて)
見どころ イワカガミ
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
05:40 628m 0.0km
登山届前 出発
05:45 (00:05)
687m 0.5km
前山登山口
06:15 (00:30) 974m 1.6km 974mピーク
06:30 (00:15) 1117m 1.9km 徳ノ城址(5分休憩)
07:05 (00:35) 1340m 2.8km 稜線出合
07:15 (00:10) 1351m 3.2km 前山山頂(5分休憩)
07:30 (00:15) 1340m 3.6km 稜線出合
07:40 (00:10) 1353m 3.9km 最高点ピーク(5分滞在)
08:00 (00:20) 1340m 4.3km 稜線出合
08:15 (00:15) 1117m 5.1km 徳ノ城址
08:35 (00:20) 687m 6.5km 前山登山口
08:40 (00:05) 628m 7.0km 登山届前 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20200531_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/3xE5MSxTpuXLBVEb6

 土曜日の天気が良かったのですが、都合がつかず天気が下り坂となる日曜日の山行となりました。 その為、午前中ま早い時間に下山できるコースということで、幾つかの候補から岐阜県中津川の「前山」へ向かうことにしました。

 標高差はそれなりにありますが、全行程は7kmほどなので2~3時間で往復できそうです。 5時半頃からの開始で計画し、自宅から1時間ほどなので4時半前に出発しました。 この時間でもすっかり明るくなっていますが、中津川ICに到着したときにはまだ車の姿はまばらでした。 中津川バイパス(国道19号線)を北上し、カーナビに設定した松田ダムへの道に右折して向かいました。 思っていたよりも広い道で、ダム(貯水池)の分岐を右に見ていきます。 その先で一車線の農園となっていきますが、奥の三叉路までは問題なく入っていけました。

林道三叉路(左へ)
林道三叉路(左へ)

 三叉路となり、左に登山届のボックスがあらわれます。 車を左脇に寄せ駐車していくと、早速出発の準備を整えていきます。 準備が整ったところで、左の道を奥へと入っていきました。

左の林道を奥へ
左の林道を奥へ

 コンクリート舗装はすぐ無くなりますが、よく整備されており普通車でも奥まで入っていけそうです。

林道の様子
林道の様子

 程なくして右に登山口の標識が現れますが、左に車が数台置ける広場があり、ここに駐車しても問題なさそうでした。

前山登山口
前山登山口

登山口前に駐車余地
登山口前に駐車余地

 登山口を入ると、低い笹の中を進む道が続いていました。

笹の間の道が続く
笹の間の道が続く

 次第に傾斜が強まりますが、すぐ尾根に合流しました。

尾根に合流
尾根に合流

 ここで左に折れ細い尾根沿いにつけられた踏み跡を辿っていきました。

細尾根を進む
細尾根を進む

 道は作業道となっており、所々で右や左にテープで印が付いています。

掘れた道
掘れた道

 それらの印は無視し平坦な尾根沿いを進んでいくと、次第に傾斜が強まっていきました。

ここから長い登り
ここから長い登り

 斜面では笹は薄くなり、落ち葉の積もった道を黙々と登っていきました。

汗が吹き出す
汗が吹き出す

 厚い雲で日差しはありませんが、梅雨の時期ということもあり蒸し暑く汗が吹き出してきます。 

暫く傾斜が緩む
暫く傾斜が緩む

 所々で細尾根となり、右斜面がガレとなっていますが、道はよく整備されており、勢い余ったり つまずかない限り問題ありません。

右斜面が崩れ…
右斜面が崩れ…

ザレた細尾根

ザレた細尾根

 植林帯では笹枯れが進んでおり、下草もなく歩きやすい道でした。

植林帯との境を進む
植林帯との境を進む

 この先から周囲は脆い土壌のようで、石のガレや崩壊地などが続きます。

石が多くなる
石が多くなる

崩壊地は迂回
崩壊地は迂回

崩壊地上から西側の展望(左に屏風山)
崩壊地上から西側の展望(左に屏風山)

 傾斜が緩むと”禁煙”の看板が現れ、「蛙岩」という名前が付いている所に到着します。

蛙岩
蛙岩

 この先10mほどのところに鳥居が現れました。

鞍部に城跡
鞍部に城跡

 この辺りで山頂まで半分の所ですが、昔はここに「徳ノ城」があったと書かれています。

徳ノ城址(徳王稲荷)
徳ノ城址(徳王稲荷)

徳ノ城址説明文
徳ノ城址説明文

 ここで小休止し、この先の急登に備えます。

 休憩後に先へ進むと、次第に傾斜が強まり標高が上がっていきました。 すると左側の木々の間から、中央アルプスの景色が見えてきました。

樹間から中央アルプス(熊沢岳など)
樹間から中央アルプス(熊沢岳など)

空木岳など
空木岳など

 尾根沿いに大きな岩が現れ始め、それらを迂回しながら進んでいきます。

岩の間を進む
岩の間を進む

岩は右下から巻く
岩は右下から巻く

 この辺りから植生が替わり、1000mそこそこですが高山帯の雰囲気が漂ってきました。

木の根や岩の上を進む
木の根や岩の上を進む

 この時期としては遅めですがイワカガミの花も見られだし、斜面一面に群生が見られます。

イワカガミ群生
イワカガミ群生

イワカガミアップ
イワカガミアップ

稜線への最後の登り
稜線への最後の登り

深山の雰囲気に
深山の雰囲気に

 暫くは平坦な所と急斜面を交互に繰り返して登っていましたが、前方に主稜線が見えてくると、笹の急登となりました。

稜線が見えてくる
稜線が見えてくる

笹が濃くなる
笹が濃くなる

 肩高の笹を掴みながら登っていくと、主稜線に出合います。

稜線出合
稜線出合

 標識が立っており、右が山頂となっています。

まずは山頂へ向かう
まずは山頂へ向かう

 稜線沿いの道となりますが、所々で笹が生い茂り顔に当たり始めます。

笹の道
笹の道

 踏み跡は付いているので笹を押しながら進んでいくと、開けた笹枯れとなり山頂に到着しました。

笹枯れ
笹枯れ

前山山頂に到着
前山山頂に到着

 山頂は樹林に覆われ展望はありません。 それでも東方面を見ると、なんとなく恵那山の稜線が望めます。

三等三角点
三等三角点

稜線の西に踏み跡
稜線の西に踏み跡

 ここでも休憩していきますが、その間に天気予報を確認します。 雨雲は1時間ほどは来ないことを確認し、予定していた最高点から「剣先」へと向かいます。

 稜線からは右に中央アルプスが見えていますが、木々が生い茂りはっきりと望めません。

木曽駒ヶ岳か?(尖ったのは宝剣岳?)
木曽駒ヶ岳か?(尖ったのは宝剣岳?)

 先程の稜線分岐から東の1353mピークへと入っていきます。

ここから剣先へ
ここから剣先へ

 僅かですが踏み跡があり、獣道も合わせて笹に道が続いていました。

踏み跡はある
踏み跡はある

 途中までは腰より低い位置で問題なく歩けますが、最高点が近づくのに従い笹薮となっていきます。

次第に笹が濃く
次第に笹が濃く

 それでも最高点へは問題なく辿り着けますし、途中に人為的に枝を刈った跡も見られました。 最高点から北側に折れる道は明確な獣道が付いていますが、笹はすでに背丈を越え獣道の僅かな隙間のみで、簡単には進めそうもありません。

踏み跡(獣道)はあるが…
踏み跡(獣道)はあるが…

 本格的な藪こぎとなりますが、前回・前々回の様な露は無く乾燥しておりその点はよいのですが、ホコリがすごくそれこそマスクが必要でした…。

久しぶりに藪を漕ぎ
久しぶりに藪を漕ぎ

 獣道で北へ少し降りていきますが、倒木の上から先の様子を伺うと藪が下まで続いています…。

ピーク先の様子
ピーク先の様子

 前方には向かう剣先のピークも見えていますが、そちらまで自然林が続いており短い時間でピストンできそうもありませんでした。

あのピークが剣先か?
あのピークが剣先か?

 このままではあまが降り出す前に下山できそうもないので、今回向かうのは諦め下山することにしました。 稜線分岐まで戻ります。 そこから暫くは急斜面なので慎重に歩いていきますが、傾斜が緩んだところからは速度をつけて降りていきました。

笠置山(下は中津川市街地)

笠置山(下は中津川市街地)

富士見台
富士見台

 城跡まで降りてくると、ここで初めて5名ほどの登山者(団体)とすれ違います。 その後も一気に降りていき、稜線分岐から40分ほどで車まで戻ってきました。

登山口へ戻る
登山口へ戻る

【反省点】

 特にありません。

【次回予定】
 規制も緩んだので、久しぶりに長野県の山(低山)に登る予定です。(天気次第で、三重県の山も計画しています)


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