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[登山] 2020年 初夏の恵那山 [登山]

 今回は、毎年この時期恒例となっている「恵那山」にいつもの前宮ルートで登ってきました。 朝から良い天気となり、「恵那山」としては珍しく「白山」「北アルプス」「富士山」などハッキリ望むことが出来ました。

恵那山展望地からパノラマ
展望地からパノラマ

2020年 初夏の恵那山
日付
2020年06月17日(水)
天気 晴れ
山域 恵那山地
場所 岐阜県
距離 17.0km
累積標高
+1712m -1712m
時間
6時間40分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0453枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0091枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(距離長い)
展望
(A:良い~E:なし)
A(当日は絶景)
見どころ 恵那神社、展望
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
05:20 660m 0.0km
恵那神社 出発
05:35 (00:15)
732m 1.2km
前宮登山口(渡渉)
05:55 (00:20) 850m 2.2km 対東沢
07:05 (01:10) 1535m 4.3km 不動明王像
07:35 (00:30) 1801.5m 5.1km 八右衛門の頭
08:50 (01:15) 2175m 7.4km 神坂コース分岐
09:05 (00:15) 2184m 8.2km 恵那山 展望地
09:20 (00:15) 2190.3m 8.6km 恵那山(三角点)
09:25 (00:10) 2183m 8.9km 恵那山小屋裏(休憩)
09:45 (00:20) 2175m 9.7km 神坂コース分岐
10:30 (00:45) 1801.5m 12.0km 八右衛門の頭
10:45 (00:30) 1535m 12.8km 不動明王像(5分休憩)
11:25 (00:40) 850m 14.9km 対東沢
11:40 (00:15) 732m 15.7km 前宮登山口(渡渉)
12:00 (00:20) 660m 17.0km 恵那神社 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20200617_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/bDKLRSYwxtapuDXJA

※今回は、何度も歩いたコースなので詳細は割愛します。(状況が変わった所と展望を中心に記載)

 結局週末はどちらも雨予報で午後に雨は上がるようですが、そこまでして登りたいとは思えず、中止としました。 月曜日以降は、梅雨間の晴れが期待できるので、天気が一番よさそうな水曜日に休みを取り向かうことにしました。 とは言え、週の中日で忙しいのに代わりはないので、遠くへ行きたいのを我慢していつもの「恵那山」へ前宮ルートで登ることにしました。

 登山口までは1時間強ですが、すっかり明るくなる時間も早くなっているので、4時過ぎには出発しました。 朝から良い天気で、恵那山は元より北アルプスの山々まできれいなシルエットで見えていました。 あまり景色に見とれないよう高速で中津川へと向かい恵那神社へと向かいました。

 途中から川沿いの道となりますが、その水量が多い(土日の大雨)ので登山口すぐの渡渉に不安要素が増えます・・・。 恵那神社を越えたところのゲート手前の駐車地に到着すると、早速出発の準備をしていきました。 駐車地にはまだ一台も止まっていませんが、出発直後に一台入ってきています。 今回は、夏山前の負荷をかけた速攻登山とし、午前中で下山する予定なので水分だけ十分に持って出発しました。

 ゲートは以前は完全閉鎖でよじ登って越えていかなければ突破できませんでしたが、今は右側の柵が人一人分だけ通れるようになっていました。

ゲート手前に駐車し出発
ゲート手前に駐車し出発

 週末の雨の雨量が多かったようで、道路に泥水などが流れた後が残っています。 程なく登山口に到着しますが、矢張り川の水量が多く、丸太橋も対岸にあるので、躊躇なく靴を脱いで渡っていきます。

登山口に到着
登山口に到着

靴を脱いで渡渉
靴を脱いで渡渉

 渡った先で濡れた足を拭き、登山靴を再度履いていきます。 丸太橋は簡単に渡せそうもなのと、正午には熱くなる予報なので、帰りは足を洗うつもりで再度渡渉することにします。

前宮ルートで登る
前宮ルートで登る

 そのまま前宮ルートを登ります。 平坦なところは足早で進み、程なく対東沢に到着しました。 ここの沢も水量は多めですが、ここまで土砂崩れなども無く問題はありませんでした。

対東沢も水量多いが
対東沢も水量多いが

 沢を渡ると急登の開始となります。 以前よりもはっきりした道を黙々と登っていくと、五合目に到着しました。

黙々と登る
黙々と登る

五合目は工事中
五合目は工事中

 五合目は以前から工事中で、以前に比べ迂回の距離が伸びていました。

迂回路が複雑に…
迂回路が複雑に…

 この後も急登が続きますが、枯大桧の近くまで来てようやく目当ての花が見られ始めました。

サラサドウダン
ベニドウダン

 とは言え、今年は暑い日が続くからか、花は大半が下に落ちており、咲き残りが短い期間に残っているだけでした・・・。 その先の「不動明王像」に到着しますが、整備用具なとが置かれたテント(ブルーシート)に倒木が倒れ込んでいました。

テントに倒木
テントに倒木

ベンチ?
ベンチ?

不動明王像
不動明王像

 ここで小休止し先を急ぎます。 程なくして笹原の眺めの良い尾根となり、景色が堪能できます。 この日は梅雨時にしては湿度が低く、遠くまで見通すことができました。

名古屋ビル群の奥の鈴鹿(右)までよく見える
名古屋ビル群の奥の鈴鹿(右)までよく見える

伊吹山(中央奥)
伊吹山(中央奥)

名古屋ビル群アップ
名古屋ビル群アップ

八右衛門の頭

八右衛門の頭

 展望のない所は花を探しながら歩いていきますが、マイズルソウは見られますがゴゼンタチバナなどはすでに終盤なのか、一部で見られる程度でした。

マイヅルソウ
マイヅルソウ

山頂(右)が見えてくる
山頂(右)が見えてくる

 前方に山頂が見えて来ると北側の展望も見られだし、物見の松などからは「木曽御嶽山」が近くに見られました。 また、恵那山からは初めてとなる「白山」を望むこともできました。

物見の松からパノラマ
物見の松からパノラマ

木曽御嶽山アップ
木曽御嶽山アップ

白山アップ
白山アップ

荒島岳(中央左奥)
荒島岳(中央左奥)

マイズルソウ群生

マイズルソウ群生

オサバグサ
オサバグサ

 十六合目のピークを過ぎると、傾斜も落ち着きます。

十六合目
十六合目

 その後は傾斜も緩み調子も出てきて、一気にいつもの展望所まで向かいます。

一ノ宮
一ノ宮

神坂コースとの分岐に到着
神坂コースとの分岐に到着

イワカガミ
イワカガミ

ミツバオウレン
ミツバオウレン

 展望所からは南アルプスの山々のみならず、その奥に「富士山」を望むことも出来ました。

展望から南アルプス
展望から南アルプス

展望から中央アルプスと南アルプス(右)
展望から中央アルプスと南アルプス(右)

中央アルプスアップ
中央アルプスアップ

八ヶ岳
八ヶ岳

富士山
富士山

展望地からパノラマ
展望地からパノラマ

 その後は避難小屋を横目に、取り敢えず三角点山頂へと向かいました。

避難小屋
避難小屋

 ここまで登山者の姿は見ませんでしたが、山頂で単独の方が休憩しています。

奥宮
奥宮

恵那山山頂(三角点)
恵那山山頂(三角点)

 山頂には特に見るものはないので踵を返し、避難小屋裏の岩場へと向かいました。

気持ちの良い青空に
気持ちの良い青空に

 避難小屋に単独の方と、その前に2名の登山者の方を見かけます。(黒井沢から?) 岩場に到着しますが、朝早かったこともありお腹が空いてきたので、展望を眺めながら行動食を食べて行きました。

岩場からの眺め(南アルプス)
岩場からの眺め(南アルプス)

中央アルプスに雲が湧き始め
中央アルプスに雲が湧き始め

 恵那山としてはこれ以上はない展望で満足したので、予定通り早々に下山を始めます。 上空は朝方よりは雲が晴れてきており、遠望は霞んできていますが気持ちの良い青空でした。

お宮の横から白山が見える
お宮の横から白山が見える

上空は青空に
上空は青空に

前宮登山道で下山
前宮登山道で下山

 前宮ルートに入りますが、暫く降りると朝駐車地で見かけた車の方か登山者が息を切らして登ってこられました。 その後も、単独の方を見かけ相変わらず人気の山です。

景色を眺めながら下る
景色を眺めながら下る

木曽御嶽山2
木曽御嶽山2

物見の松から遠くが霞み始めている
物見の松から遠くが霞み始めている

?1
?1

結局サラサドウダンはここにあるものだけ…
ベニドウダンはここにあるものだけ

枯大桧
枯大桧

 五合目まで降りてくると、工事を行っているらしく重機の音がコダマしていました。

五合目の工事の様子
五合目の工事の様子

 そして対東沢で顔を洗いサッパリし、最後の渡渉で足を冷やし、帰路へと着きました。

【反省点】

 特にありません。

【次回予定】
 本日(土曜日)、三重県の「矢頭山(やずやま)」と「髯山(ひげやま)」へ登ってきたので、その記録を掲載します。


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