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[登山] 愛知県 雁峰山・御岳山周回 [登山]

 今回は、愛知県の新城市にある「雁峰山(がんぽうさん)」と「御岳山(みたけやま)」を繋ぎで登ってきました。 展望などはほとんどありませんでしたが、歴史を感じさせる静かな山を楽しむことが出来ました。

涼み松
涼み松に到着

御岳山展望地から本宮山(右奥)を望む
山頂手前の展望地から(右奥に本宮山)

愛知県
雁峰山・御岳山周回
日付
2020年06月27日(土)
天気 曇り時々晴れ
山域 新城
場所 愛知県新城市須長
距離 17.5km
累積標高
+1063m -1063m
時間
5時間05分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0472枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
C(要所要所に切り開きあり)
見どころ 涼み松、のろし場
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
05:30 81m 0.0km
連吾川高架下駐車地 出発
05:32 (00:02)
88m 0.2km
須長登山口
05:55 (00:23) 243m 1.4km 林道登り口
06:20 (00:25) 474m 2.5km 涼み松
06:45 (00:25) 628.5m 3.6km 雁峰山 (5分休憩)
07:15 (00:30) 540m 5.4km 林道長根線出合
07:40 (00:25) 540m 7.6km 御岳山尾根分岐
08:05 (00:25) 663.8m 8.5km 御岳山 (5分休憩)
09:10 (01:05) 688m 12.1km 688m電波塔
09:30 (00:20) 620.1m 13.2km 三等三角点(須長村2)
09:55 (00:25) 457m 14.5km のろし場
10:20 (00:25) 150m 15.9km 長篠信楽原PA手前
10:35 (00:15) 81m 17.5km 連吾川高架下駐車地 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20200627_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/gjui7BjUhTHmPhzZ9

 翌日に仕事を控えているため、あまり遠出はできません。 また、当初は「木曽御嶽山」へ登ろうかと思っていましたが、天気の回復が遅くなりそうだったので、近場の低山へ登ることにしました。 幾つかの候補から、ヒルなどの心配の無い(少ない)三河の山へ向かうことにします。

 登山口となる「須長」は、長篠の合戦で有名な設楽原の近くにあります。 自宅からは1時間半弱で到着する見込みで、4時過ぎに出発しました。 新東名高速を「新城」ICでおりると、その新東名高速の高架下に駐車余地があるので、下道を「設楽原歴史資料館」へと走らせました。 国道151号線(新城バイパス)を資料館の標識をみて右折すると、そのまま県道21号線へと北上します。 21号線で左折し、登山口を右に見た所で、左のあぜ道へ入り高架下へと戻ります。 高架下に駐車余地があるので、そこで止めて出発の準備を進めました。

駐車地から雁峰山を望む

駐車地から雁峰山を望む

 準備が整った所で、先程車で走ってきてあぜ道を前方に見える「雁峰山」へと歩いていきます。

あぜ道を進む
あぜ道を進む

車道を渡る
車道を渡る

 県道21号線を渡ると右手に「雁峰山登山口」の標識が立っていました。

雁峰山登山口
雁峰山登山口

 そのまま北上する道に入りますが、入り口以外に標識やテープなどはほとんどなく、取り敢えず直進していきます。

直進する
直進する

 林の中へ入っていきますが、まだ朝早く暗くて陰湿な雰囲気です…。

山の中へ
山の中へ

竹林を進む
竹林を進む

 竹林を進むと掘られた道となり、そこを進むと右が谷となり水音が聞こえてきました。

暗い道を進む
暗い道を進む

掘れた道
掘れた道

 途中、3方向に分岐が現れますが、ここは谷沿いを直進していきました。

分岐(右を直進)
分岐(右を直進)

右に谷
右に谷

 右から沢が近づき、そこを渡る丸太橋が見えてきます。 しかし、大きく崩れているので沢をまたいで渡ります。

沢を渡る(丸太橋は崩れ)
沢を渡る(丸太橋は崩れ)

 その先は左斜面をトラバースする道となり、程なくして堰堤が見えてきました。

トラバース
トラバース

堰堤を越えて
堰堤を越えて

 この付近は左からの倒木が多く、避けながら進んでいきました。

倒木が多い
倒木が多い

 大きな下水管が見えてくると、その上は林道のようです。 ここで右に折れ、スロープを登っていくと難なく林道に出会いました。

左岸に渡渉
左岸に渡渉

林道に出る
林道に出る

 林道を右に進むと、カーブの先に登り口が見えてきます。

林道を右へ
林道を右へ

登り口の様子
登り口の様子

 脇にはこの先の涼み松のいわれなどが書かれています。

林道登り口に説明文
林道登り口に説明文

涼み松の説明
涼み松の説明

 入り口から進むとよく踏まれた道となり、次第に標高を上げていきました。

よく踏まれた道を進む

よく踏まれた道を進む

植林帯へ
緑林帯へ

 掘られた道となりますが、所々崩れています。

尾根沿いに登る
尾根沿いに登る

深く掘れた道
深く掘れた道

 それらを避けながら進んで行くと、予定よりも早い段階で「涼み松」に到着しました。

陽が差し込む
陽が差し込む

涼み松に到着
涼み松に到着

 左手に「元八石」と書かれた標識があり、岩も転がっていますが、これがそうなのでしょうか?

元八石
元八石

 ここは水分補給だけして、先へと進みます。

更に上る
更に上る

 次第に明確な道となり、唐突に林道に出会いました。

林道出合
林道出合

 林道を左に進むと、カーブの先で右手にテープが見えてきます。

左へ
左へ

ここで右へ入る
ここで右へ入る

 現在位置を確認し、破線路はこのテープで間違いないので進んでいきました。

赤テープを追って
赤テープを追って

 掘れた道が続いていますが、ショートカット出来そうなので斜面を適当に登っていきます。

ここも掘れた道に
ここも掘れた道に

 そして尾根の左下を進んでいくと、前方に稜線と思われるものが見えてきました。

斜面を進む
斜面を進む

上部に稜線
上部に稜線

 ここで左に折れると、山頂への稜線となります。

稜線を左に進む
稜線を左に進む

 右手には先程の林道が見えており、稜線と並行して付いています。 その横を稜線沿いに進んでいきますが、思ったより踏まれておらず一部藪っぽいところもありました。

石がゴロゴロと
石がゴロゴロと

 手前のピークから鞍部へと下っていくと、林道と出会います。

手前のピーク
手前のピーク

右から林道が
右から林道が

鞍部
鞍部

 鞍部を過ぎた所で、右に尾根が現れるのでそこを登っていきました。

林道から離れ右の尾根へ
林道から離れ右の尾根へ

 程なくして傾斜が緩み、「雁峰山」の山頂に到着しました。

高みへ
高みへ

雁峰山
雁峰山

 山頂は木々に覆われ展望はありません。

三等三角点
三等三角点

 ここから西へと尾根を下っていきます。

次の目的地へ植林を進む
次の目的地へ植林を進む

 植林帯の中を進んでいくと、どこからともなく作業道が現れます。

西へ踏み跡が続く
西へ踏み跡が続く

 明確な踏み跡で、一直線に西へと延びていました。 暫く進むと、左に林道が見えてきて難なく合流します。

林道が見えてきた
林道が見えてきた

 ここからは整備された林道歩きとなりました。

ここからは長い林道歩き
ここからは長い林道歩き

 暫く西に進むと前方が明るくなり、切り開きから後で向かう予定の688mピークの電波塔が見えていました。

前方が明るく
前方が明るく

688mピーク(電波塔が見える)
688mピーク(電波塔が見える)

 そして左からの舗装路と合流します。

舗装道に合流
舗装道に合流

 舗装路を右に進むと分岐となり、中央にの標識にはそれぞれの集落の名前が書かれていました。

集落への分岐(直進する)
集落への分岐(直進する)

分岐標識
分岐標識

 ここは左(直進)に向かいますが、U字路を2回曲がった下で林道分岐に出会います。

林道長根線へ
林道長根線へ

 ここで左の「林道長根線」へ入り、奥へ歩いていきました。

暫くは地道に
暫くは地道に

 初めは地道でしたがそれが舗装路となります。

舗装路となる
舗装路となる

 その先で再度地道となりますが、良い道が続きます。 帰路はこの辺りで西の尾根からショートカットする予定なので、尾根の取り付き箇所を考えながら歩いていきました。

また未舗装路に
また未舗装路に

 左の谷が開けてくると、別の林道と出会います。

左が開ける
左が開ける

広い林道に合流する
広い林道に合流する

 ここは右に折れ、御岳山へと標高を上げていきます。

林道分岐から南西方面
林道分岐から南西方面

林道を北へ進む
林道を北へ進む

 暫く歩くと、前方にコンクリートで補強された長い斜面が見えてきます。 ここが御岳山への取り付き予定ですが、破線路の道は思っていたより荒れています…。

ここから右の尾根に取り付く
ここから右の尾根に取り付く

 前日の雨がなければ問題ないのですが、枝など露で濡れており、入った途端にスボンがびしょ濡れになりました。

藪に・・・
藪に・・・

 ここは諦め切り開かれた道を登っていきます。 暫く我慢すると藪がなくなり、明確な尾根に合流しました。

踏み跡をたどる
踏み跡をたどる

尾根に乗ると明確な道
尾根に乗ると明確な道

 ここまで来れば山頂まで標高差は僅かです。

尾根を進む
尾根を進む

 尾根を進んでいきますが、地図にない林道がすぐ下にまで延びていました。

すぐ下に林道
すぐ下に林道

 そのまま尾根を進んでいくと、右手に岩場が現れます。

北の尾根に入る(岩場)
北の尾根に入る(岩場)

 こちらがピークかと思い入っていきますが、岩を迂回した先にあったのは、東峰のピークでした。

東のピーク
東のピーク

 先程の岩場が立派なのでなにかいわれがあるかも知れません。 岩場の手前まで戻り、今度は西へ向かいます。

測量標識?
測量標識?

山頂へ向かう
山頂へ向かう

 作業道が現れ、踏み跡も濃くなってきました。 その跡を追うように進むと、左が伐採された展望地に出てきます。

この先が山頂(左側は切り開き)
この先が山頂(左側は切り開き)

 景色は帰路に見ることとし、そのまま登っていくと呆気なく「御岳山」の山頂に到着しました。

御岳山三角点
御岳山三角点

展望なし
展望なし

 ここも植林に覆われ展望はありません。 先程の切り開きまで戻り、南側の展望を見ていきます。

山頂手前の展望地から(右奥に本宮山)
山頂手前の展望地から2(右奥に本宮山)

 帰路は先程の取り付き場所の藪を歩くのは嫌なので、適当な所で下に見えていた林道へ降りていきました。

帰りは林道へ
帰りは林道へ

 しかし、左へ進むと林道は終点となります…。 あまり進められませんが、更に下に林道が見えるので小石や伐採林が邪魔な急斜面ですが、足元を確認しながら降りていきます。

林道終点・・・
林道終点・・・

下の林道へショートカット
下の林道へショートカット

 ショートカットして降り立ったところが、ちょうど沢で水が流れています。 ここで汚れた手を洗い、林道を戻っていきました。

地図記載の林道と合流
地図記載の林道と合流

尾根の末端はすべて絶壁に
尾根の末端はすべて絶壁に

 取り付いた尾根を通過し、林道分岐で左の林道を戻っていきました。

本宮山
本宮山

 暫く樹林の中の林道を戻ると、予定していたショートカットの取り付きが右に見えてきます。

ここから右の尾根に取り付く
ここから右の尾根に取り付く

 踏み跡があるので入っていきますがトラバースしているので、適当なところで尾根沿いに登っていきました。

尾根沿いに進む
尾根沿いに進む

 以外にもすぐに植林の作業道が現れ、明確な踏み跡を進んでいきました。

作業道に
作業道に

 前方に丘状のピークが見えてきますが、ここもその間を抜ける道があり、そのまま直進していきます。

ピークの間の道を進む
ピークの間の道を進む

 作業道は続いており、程なくして廃林道に出てきました。

地図に無い林道に出る
地図に無い林道に出る

 ここで左に折れ暫く進むと、予定していた林道が見えてきました。

ここで地図の林道と合流(左奥から来た)
ここで地図の林道と合流(左奥から来た)

広い林道を進む
広い林道を進む

 ここからも林道を直進すると、舗装路と出合います。 ここは直進し、狭い林道へ入っていきました。

舗装路に出る(直進し細い道へ)
舗装路に出る(直進し細い道へ)

 この先林道は688mピークの左下を通っています。 尾根から離れる手前で、右に入り尾根沿いを登っていきました。

右の尾根を688mピークへ
右の尾根を688mピークへ

右下から巻いて
右下から巻いて

 尾根筋は藪っぽいので、右斜面の植林帯を歩いていきます。 暫くするとピークらしきものが左に見えてきたので向かうと、電波中継局の裏手に出てきました。

電波中継局
電波中継局

切り開きから展望

切り開きから展望

 この前には林道からの細い道が来ており、それを進むと688mピークの電波塔に到着しました。

688m電波塔
688m電波塔

 細い道はここまでなので、藪を嫌いまた右の植林を歩いていきます。

688mピーク?
688mピーク?

 暫く進むと右下に林道が見えてきて、そこへと降り立ちました。

林道に出る
林道に出る

サワガニ
サワガニ

 また暫くは林道歩きですが、この先には三角点があるので寄っていきます。

620.1mピークへ
620.1mピークへ

 林道が二手に分岐するところで、そのまま直進し尾根を登っていきました。

林道分岐は尾根を直進
林道分岐は尾根を直進

 標高差は大したことなく、ひと登りで植林帯のピークに到着します。

ピークへ
ピークへ

三等三角点
三等三角点

 そのまま直進し尾根を下りますが、石などが転がり足場は悪いところです。

直進し尾根を降りる
直進し尾根を降りる

 右手に林道が見えてきたので、そちらへ向かって一気に標高を落ちすと難なく林道に出てきました。

林道出合
林道出合

 先程分岐していた林道の左(東)側と合流しますが、この林道は荒れています。 その先も林道は車が通っている感じではなく、所々陥没していました。

荒れた林道となる
荒れた林道となる

林道椿沢線
林道椿沢線

 ここまで展望は皆無ですが、林道から「雁峰山」の山頂付近が見えていました。

木々の隙間から雁峰山山頂(右)
木々の隙間から雁峰山山頂(右)

道路簡易地図
道路簡易地図

 大きく左カーブするところで、尾根の先に林道がありますが、車は立ち入り禁止(通れないように丸太なども置かれていました)となっています。

林道を進む
林道を進む

 この右手の尾根を歩く予定でしたが、ここは林道を進んでいきました。

斜面をトラバース
斜面をトラバース

 程なくして林道終点となりますが、右に踏み跡が続いていました。

林道終点
林道終点

 地図で確認すると、この手前に展望地があるはずなので、尾根筋を登り返して近くにないか探します・・・。

尾根を登り返すが・・・
尾根を登り返すが・・・

 しかし、近くにそれらしいものは見えなかったので諦めて下山を開始しました。(展望台はもう少し上にあったようです)

踏み跡を降りていく
踏み跡を降りていく

 尾根沿いに明確な踏み跡が続いています。

よい道に
よい道に

 平坦な植林となると、大きな看板が見えてきて、ここがのろしを上げた「のたば」のようです。

「のたば」の看板
「のたば」の看板

「のたば」に到着
「のたば」に到着

見晴台へのルート案内
見晴台へのルート案内

 ここで暫く最後の休憩としていきます。 その後は整備されたよい道を降りていきますが、次第に掘られた道となり倒木なども目立ちました。

よく整備された道を降りていく
よく整備された道を降りていく

掘れた道となる
掘れた道となる

 それでも迂回路なども付けられ、一気に降りると唐突に林道に出合いました。

林道出合
林道出合

 続きの道はすぐ下に続いており、ここからも掘れた道が下まで続いていました。

すぐ下に続きの道
すぐ下に続きの道

ここも掘れている
ここも掘れている

 途中でこの日唯一の2名の登山者の方とすれ違います。

少し荒れているが問題なし
少し荒れているが問題なし

 風雨で削れた道を駆け下りていくと、道幅が広がり林道脇に出てきました。

下に林道が見えてきた
下に林道が見えてきた

林道出合
林道出合

 ここまで降りれば後は車道歩きとなります。 目の前に高速道路がと買っており、車の走行音が聞こえてきました。

高速道付近に出る
高速道付近に出る

 十字路で左に折れると、高速道路の脇をパーキングエリアを見ながら歩いていきます。

長篠設楽原パーキングエリア
長篠設楽原パーキングエリア

 暫く進むと集落が見えてきますが、ここで右に折れ高速の高架下へと向かいます。

高架下へ向かう
高架下へ向かう

 高架下には、上の道へとつながる連絡路があり、階段が上へと向かっていました。

道路を渡り階段へ
道路を渡り階段へ

 ここを一気に登ると、駐車地付近が見えてきました。

階段途中から下を見る
階段途中から下を見る

高架横の道路へ
高架横の道路へ

駐車地は近くに
駐車地は近くに

 途中県道を横切りますが、高速の側道は車の通行はなく安心して歩けます。 駐車地近くまで戻ってくると、お墓があるので見ていきました。

駐車地近くの墓
駐車地近くの墓

説明文
説明文

【反省点】

 特にありません。

【次回予定】
 今年の梅雨は長引きそうで、土日ともあまり良い天気ではありませんが、近くの山へ速攻登山で登る予定です。


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