[登山] 福井県 雲谷山・矢筈山周回 [登山]
今回は、朝から快晴が期待できる福井の低山に登ってきました。 三方五湖(みかたごこ)の近くにある「雲谷山」に三方石観世音から登り、「雲谷山」からは「矢筈山(やはずやま)」を経由して周回で下山しました。 久しぶりに良い天気で、展望所などからは三方五湖もよく見えました。
雲谷山からの展望(敦賀湾)
日付 |
2020年07月05日(日)
|
||
天気 | 晴れ | ||
山域 | 若狭 | ||
場所 | 福井県三方上中郡若狭町三方 | ||
距離 | 13.2km | ||
累積標高 |
+1117m -1117m
|
||
時間 |
5時間00分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0425枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0032枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(第3展望所まではA、雲谷山はB) | ||
展望 (A:良い~E:なし) |
B
|
||
見どころ | 敦賀湾、三方五湖、三方石観世音 | ||
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測) | |||
05:45 | 35m | 0.0km |
三方石観世音駐車場 出発
|
05:55 (00:10)
|
89m | 0.4km |
三方石観世音(登山口)
|
06:05 (00:10) | 200m | 0.8km | 第1展望所 |
06:35 (00:30) | 370m | 1.8km | 第3展望所 (5分休憩) |
06:55 (00:20) | 408m | 2.7km | 雲谷山登山道分岐 |
07:15 (00:20) | 628m | 3.7km | 628mピーク |
07:55 (00:40) | 786.4m | 5.0km | 雲谷山 休憩 |
08:05 (00:10) | 786.4m | 5.1km | 雲谷山 出発 |
08:35 (00:30) | 437.9m | 6.8km | 437.9m三角点 |
08:50 (00:15) | 360m | 7.3km | 興道寺分岐 |
09:25 (00:35) | 459.7m | 8.4km | 矢筈山 |
10:10 (00:45) | 56m | 10.1km | 西尾根末端(下山) |
10:45 (00:35) | 35m | 13.2km | 三方石観世音駐車場 到着 |
Garmin Connect
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/9NVjijWJsxwSZ3u77
今年の梅雨は一向に明ける気配がなく、週末は何れもハッキリしない予報となっています。 しかし、日曜日は久しぶりに期待できる天気となりそうですが、回復が遅れ朝から晴れ間の出るところは限られていました。
その中から、終日良い天気が期待できる若狭湾周辺へ向かうことにし、以前から気になっていた「雲谷山」へ登ることにしました。
この辺りは交通の便も良くなり、高速利用で自宅から1時間半前後で到着予定です。 それでも6時には登り始めたいので、朝4時半前には出発しました。 登山口はこの辺りでは有名な「三方石観世音」で、そこの駐車場を目指します。
ほぼ予定通り5時半前には、敦賀ジャンクションで舞鶴若狭自動車道へと入ります。 ここからは一車線路となり遅い車の後ろとなりますが、ここまで来れば急ぐ必要も無いのでゆっくりと走らせ「若狭三方IC」で下道へと降りました。 国道を南下しますが、この道を後から歩く予定なので様子を伺いつつ走っていくと、左手に「三方石観世音」の標識が見えてきて、点滅信号の道を左折して入っていきました。 石畳の道を50mほどで右に広い駐車場が見えて来たので、ここに駐車していきました。
三方石観世音駐車場
まだ6時前ですが車が2台止まっており、参拝者がいるようです。 ここで出発の準備を整え、先程の道を更に上へと歩いていきます。
三方石観世音へ
弘法大師さまが訪れたとの謂れがあり、それに纏わるものが見られました。
弘法大師さま
北陸観音霊場第七番礼所
程なくして左に階段が見えてきたので、そこを登っていくと観音堂が見えてきました。
左が三方石観世音
遊歩道の説明
鶏の石像
境内へ
本殿でこの後の安全を祈願していきます。
本殿に参拝
その本殿の左手が登山口となっているので、石段を登って行きます。
本殿左手に登山口
急斜面が見えてきますが、道はつづら折れに緩やかに付いており、お年寄りでも問題なさそうです。
山へ分け入る
つづら折れに登る
シダの道に
何度か折れながら登っていくと、対岸の山と標高差がなくなっていきました。 そして傾斜が緩むと、右の尾根沿いに進んでいきます。
傾斜が緩む
程なくしてベンチの置かれた切り開きが見えてきて、第一展望所に到着しました。
第一展望所に到着
第一展望所からの眺め(久しぶりの快晴)
展望はそれなりに見えますが、この先にも第2・第3と続くのでそちらへと向かいました。
尾根筋に進む
広い遊歩道が続いていますが、まだ朝早いためか近くに獣の気配がしています。 近くにクマはいないと思いますが、持ってきている鈴を鳴らして進んでいきます。
?1
緑の道
標高が上がり、右手の目指す雲谷山方面が見えてきました。
雲谷山方面
途中に標識があり「雄滝」が右にあるようです。 そちらから水音が聞こえてきますが、すっかり木々が茂っており辛うじて隙間から望める程度でした。
雄滝
平坦な道を進むと、木々が伐採され明るい第2展望所に到着しました。
広い道が続く
第二展望所
こちらも三方五湖方面が切り開かれ、湖がよく見えています。
第二展望所から三方五湖を望む
ここまで来るとこの先暫くは標高差はほとんどなくなります。
更に奥へ
右へ左へと曲がっていきますが、場所によっては南側の展望も得られ、高島トレイルの山などが見えていました。
大御影山方面
芝生?
歩きやすい道を進んでいくと、唐突に林道へと出合います。
登りに
林道出合
ここにも地図
このすぐ上が最後の展望所となっているようなので、手すりの付いた道を登っていきました。
第3展望所へ
遊歩道を進む
登っていくと小屋が見えてきますが、その奥が第3展望所となっています。
第3展望所
小屋
標高も上がっているので、ここからの展望が一番です。
展望は第3展望所からが一番
百里ヶ岳(中央奥)方面
ここまで遊歩道の扱いですが、ここから先は「雲谷山」への登山道となっていました。
ここから周回コース(雲谷山登山口)
歩く人が少ないためか、踏み跡はしっかりしていますが下草が左右から茂り邪魔です…。
草が生い茂る
幸い葉などはそれほど濡れていないので、無視して突き進んでいきます。 所々で左手の展望が開け、遠く越前岬が薄っすらと見えていました。
右に薄っすらと越前岬
ここも尾根沿いで高低差は少なめでした。 次第に山深くなりますが、歩きやすい道は続きました。
次第に山深くに
黙々と歩き「第3展望所」から20分ほどでベンチのある林道分岐に到着しました。
右に(廃)林道との分岐
右の道は草に覆われていますが広く林道と思われます。 ここは標識に従い直進し、「雲谷山」方面へと向かいました。
左の登山道へ
緩やかな登りとなりますが、道はよく踏まれハッキリした道を進みます。
ここも尾根沿いに進む
右手が植林となり一部伐採され先程まで歩いていた尾根が見えています。
右に梅丈岳、手前は歩いてきた尾根(第3展望所付近)
右手が植林に
この辺りは稜線で風通しがよいのか倒木が多く、都度迂回していきます。
倒木は左から回避
628mピーク付近から山頂方面
右下から水音が聞こえてくると、このコース一番の気持ちの良い林となります。
右下に沢
ここまで二次林でしたがブナが見られだし、先程の沢が右から登ってきます。
ブナ林が見られだす
右下に向かう道となり、先程の沢の源頭部に差し掛かります。 鬱蒼とした林となり、立派なブナなども見られ癒やされます。
雰囲気のよい林に
緩やかな登りを進む
大きなブナの木も
山頂に向け最後の上りとなりますが、急斜面と言うわけではなく長いコースの割に疲れは大したことありません。 左からの尾根と合流すると、地面に興道寺分岐の標識が転がっています。
左に興道寺分岐
帰路はこちらを予定しているので、少し入って奥の様子を伺います。
興道寺方面の様子を伺う(踏み跡あり)
薄い踏み跡が続いているのを確認し、先程の分岐を山頂へと向かいます。
山頂へ
程なくすると切り開かれ明るい山頂に到着しました。
雲谷山山頂
北東方面が切り開かれ、敦賀湾などが近くに見えていました。
山頂からの展望(左から天王山・城山・御岳山など)
天王山と敦賀湾
野坂岳・庄部谷山方面
展望を眺めてから奥(南側)を確認すると、新庄方面からの道が続いています。 こちらの道も行ってみたいのですが、今回は北側の「矢筈山」へと周回することにします。
奥の道は新庄方面
先程の分岐まで戻り、北尾根へと入っていきます。
草に埋もれた踏み跡を進む
はじめは薄い踏み跡ですが、次第に明確な道となって行きます。
程なくして明確に
鞍部のヌタ場を通過しますが、この辺りの道は不鮮明で獣道なども歩き適当に進んでいきました。
鞍部にヌタ場
迷わないように進む
ここにも倒木は多く、都度迂回しながら進んでいくと、尾根の屈曲点に到着しました。
倒木は迂回
掘れた道を進む(ここで左へ)
左へ降りていきますが、この辺りは昔からの道と思われる掘れた道があり、迷うことはありません。
唯一の標識
登山道の標識が転がっていましたが、歩くひとは少ないでしょう。 次第に明確な道となり、三角点先の分岐までは歩きやすい道でした。
この辺りはわかりやすい道
尾根を下る
広い道
前方に矢筈山
三角点はどこか分からず気がつくと通過していました。
古い道(437.9m三角点付近)
広い道となると、この辺りで左に林道への分岐がありそうですがよくわかりませんでした。
街道?
右の尾根沿いを進んていきますが、細尾根となり左に景色が見えています。
宇波西川の谷を望む
細尾根
この先で尾根沿いから右斜面に道がついていますが、ここが「矢筈山」への分岐付近です。
尾根の右に道が続く
そのまま右斜面を進み右に曲がる道を無視し、そのまま尾根へと登ります。
右に折れるがここで左の尾根上へ
獣道を登る
尾根沿いに乗ると境界標識が現れ、細い道が続いていました。
尾根に合流(境界杭あり)
踏み跡が続く
暫くは緩やかな尾根で踏み跡もあり問題ありません。
細尾根に踏み跡
矢筈山への上りとなると踏み跡が怪しくなり、手前のピーク前でヤブが濃くなっていきます。 無理やり登っていくと、一角が切り開かれたところに到着しました。 ここがこのコース唯一の展望場で、雲谷山などが望めます。
唯一の展望地から雲谷山
ここから先も濃いヤブに阻まれ前進できません。 尾根沿いを進むのは諦めて、左下に少し降りて樹林の中を進んでいきました。
斜面を進む
すると前方に植林が見られだし、そちらへ向かうと矢筈山の山頂に出てきました。
矢筈山
三等三角点
山頂は伐採されていますが展望はありません・・・。 休憩もそこそこに予定通り西尾根へ向かい降りていきました。
西尾根を進む
この山の南西部分は植林帯で、西尾根沿いには植林が続いていました。
植林帯で踏み跡あり
所々に赤テープが見られ、これが目印のようです。
赤テープを追って降りていく
麓が見えてくる
尾根からの分岐に気をつけて降りていきますが、途中左の岩のあるザレた尾根に迷い込んでしまいます。 すぐに気が付き本来の道を降りていきますが、踏み跡が下まで続いていました。
先を見極め降りていく
前方が明るくなると林道に出合いました。 しかし、林道まで段差となっており、降りるのは難しいので、左の尾根心からヤブを越えて降りていきました。
廃林道出合い
無事に林道に合流しますが、この林道を歩いて下山すると大回りとなります。
林道を進む
林道が尾根から離れ右に折れる所で、再度尾根へと入っていきました。
再度尾根沿いに進む
境界標識
そのまま薄い道が続いており、右に別の広い林道が見えてきます。
末端の林道に出る
これに合流しますが、ここからもまだショートカットできるので、再々度尾根を進んでいきました。 数分進むと、林道とゲートが見えてきて、ゲートへ向かって降りていきました。
ショートカットし林道ゲートに
ゲートを開けて通過すると、ここからは普通?の道を歩いていきます。
ここからは道を歩く
先程の尾根からも高速が見えていましたが、高速道沿いの道を進み国道に合流すると、後は旧道を黙々と歩いていきました。
高速道路沿いを進む
高台からの展望
旧道(街道)は車も少なく安心して歩いていけますが、この日は天気が良すぎました。 日差しが強く、体感では30度ほどありそうです・・・。 三方石観世音の参道が見えてくると、左に折れ信号を渡ると駐車場に無事到着しました。
三方石観世音の参道を進む
国道からの入口
下山後はもう一山登る予定でしたが、暑さに慣れておらず熱中症になりそうなので、そのまま帰路に着きました。
特にありません。
【次回予定】
今週末は終日雨となりそうですが、止み間があれば近場の山へ登る予定です。
コメント 0
コメントの受付は締め切りました