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[登山] 八ヶ岳 真教寺尾根から赤岳・権現岳周回 [登山]

 梅雨明けを睨み、八ヶ岳麓の「美し森」から真教寺尾根を登り「赤岳」「権現岳」「三ツ頭」を周回で登ってきました。 久しぶりの高い山と岩場が多く、中盤以降はゆっくり歩き何とか周回することが出来ました。

関連リンク
 2009年10月18日 秋晴れの八ヶ岳南部日帰り縦走 [前編]
 2009年10月18日 秋晴れの八ヶ岳南部日帰り縦走 [後編]

美し森山から目指す八ヶ岳
美し森山頂

八ヶ岳
真教寺尾根から赤岳・権現岳周回
日付
2020年08月01日(土)
天気 晴れのち曇り
山域 八ヶ岳
場所 山梨県北杜市大泉町西井出
距離 15.5km (天女山駐車場まで)
累積標高
+1941 -1900m (天女山駐車場まで)
時間
8時間35分 (天女山駐車場まで)
人数 単独
撮影枚数
0848枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(岩場注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ  
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
06:00 1470m 0.0km
美し森駐車場 出発
06:10 (00:10)
1543m 0.3km
美し森山頂
06:25 (00:15) 1615m 1.2km 羽衣池
06:55 (00:30) 1906m 2.7km 賽の河原
07:40 (00:45)
2280m
4.0km 牛首山
08:15 (00:35) 2360m 5.6km 六合目
09:45 (01:30) 2899m 6.8km 赤岳
10:45 (01:00) 2430m 8.1km キレット小屋
11:05 (00:20) 2540m 8.4km ツルネ北峰 昼食休憩
11:25 (00:20) 2540m 8.4km ツルネ北峰 出発
12:30 (01:05) 2715m 9.9km 権現岳
13:10 (00:40) 2580m 10.9km 三ツ頭
13:30 (00:20) 2364.6m 11.7km 前三ツ頭
14:10 (00:40) 1800m 13.8km 海抜1800m石柱
14:25 (00:15) 1620m 15.0km 天の河原
14:35 (00:15) 1534m 15.5km 天女山駐車場 到着
14:45 (00:10) 1528.9m 15.7km 天女山(散策)
14:48 (00:03) 1534m 16.0km 天女山駐車場 戻る

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20200801.map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/U2Ub61JBV9NfSRoE7

 7月末から10日間ほど夏休みで、例年は日本アルプスを縦走するところですが、今年は自制し単発的に日帰りで歩くことにします。

 今年の長かった梅雨も終りとなりそうだったので、以前から予定していた八ヶ岳の「真教寺尾根」を歩くことにします。 通常であれば、下山は県境尾根を利用すると思いますが、権現岳との間の稜線を再度歩いてみたくなり、三ツ頭を経由して天女山へ下山することにします。

 登山口へは自宅から3時間ほどと見て、3時半前には出発しました。 中央自動車道で「小淵沢IC」へと向かいますが、土曜日なので一般車が多めでした。 それでもほぼ予定通り5時半頃にはICを降り、「清里」の標識に従い北上していきます。

 標高1200mほどで右に折れると、八ヶ岳の広い裾野沿いに走っていきます。 程なくして予定していた県営まきば公園に到着しますが、思った通りここの駐車場はまだ閉まっています・・・。 当初は、少し先の展望台に駐車するつもりでしたが、今回は同乗者と一緒に来ているので、登山口となる「美し森」へと走らせていきました。

美し森
美し森

 美し森駐車場に到着すると、すでにたくさんの車が止まっており、登山者の姿も見えました。 ここに駐車し、トイレに寄ってから出発します。 まずは美し森山の展望台へと向かい、駐車場脇の階段を登っていきます。

展望台へ登る
展望台へ登る

周辺案内図
周辺案内図

 この日の朝は梅雨明けの青空が覗いており、少し登ると南に富士山などが見えていました。

金ヶ岳(右奥に富士山)
金ヶ岳(右奥に富士山)

 程なくして山頂に到着すると、奥に隠れていた八ヶ岳の山並みが見えてきました。

美し森山頂
美し森山頂

 赤岳も見えていますが、流石にまだ遠くです。

ここで1542m
ここで1542m

天女山(美し森山)の由来
天女山(美し森山)の由来

 山頂を通り過ぎても遊歩道が続いており、暫くは良い道を足早に進んでいきました。

先へ進む
先へ進む

アザミ
アザミ

池までは遊歩道
池までは遊歩道

 暫く進むと分岐が見えてきますが、ここは直進(左)です。

たかね荘分岐(左へ)
たかね荘分岐(左へ)

八ヶ岳の森
八ヶ岳の森

 笹道となりますが、木道なども整備されていました。

笹が多い
笹が多い

木道と階段
木道と階段

 しかし、階段の段差が広く歩くのが大変です・・・。 階段を上り詰めると、広場となり左に「八ヶ岳横断道」へと続いていました。

八ヶ岳横断道分岐
八ヶ岳横断道分岐

 その奥に羽衣池と呼ばれると池がありますが、水が少なく池というよりは沼といった感じです。

羽衣の池
羽衣の池

?1
?1

羽衣の池2
羽衣の池2

 池を通り過ぎると登山道といった感じとなり、笹もその勢いを増します。

ここから次第に傾斜がキツく
ここから次第に傾斜がキツく

チダケサシ?
チダケサシ?

ウツボグサ
ウツボグサ

 カラマツ林となりますが、右側が防火帯となり広く伐採されています。

防火帯沿いに進む
防火帯沿いに進む

 上部でその防火帯を横断すると、本格的な登山道となりました。

防火帯を横断し右に
防火帯を横断し右に

まだ10分の2
まだ10分の2

笹道を進む
笹道を進む

 地面に石が多く見られますが、歩きづらいというほどではありません。

石が多く
石が多く

?2
?2

 この辺りは景色の変化も乏しく、林の中で展望はありません。 黙々と登っていくと、前方が明るくなりスキーのリフトが見えてきました。

スキーリフトが見え
スキーリフトが見え

ヤマオダマキ
ヤマオダマキ

 右手に電柵が現れ、スキー場との分岐となっていますが、そちらへは入っていけないようです。

スキー場分岐
スキー場分岐

電柵の向こうはスキー場
電柵の向こうはスキー場

ミヤマシャジン?
写真: ミヤマシャジン?
ミヤマシャジン

 その先でピークに到着しますがそのまま通過すると、その先に展望が開けここが「賽の河原」と呼ばれるところのようです。 「賽の河原」からは、向かう「赤岳」や「権現岳」が見えていました。

賽の河原(右に牛首山、奥に赤岳、左端は権現岳)
賽の河原(右に牛首山、奥に赤岳、左端は権現岳)

赤砂利の道を進む
赤砂利の道を進む

 赤砂利の道を降りていくと、右に「大門沢」への分岐標識がっ立っていますが、ここは左の道を進んでいきます。

右に大門沢分岐(左へ)
右に大門沢分岐(左へ)

森の中へ
森の中へ

 樹林を通り抜けると、笹原の斜面となり広報に富士山などが見えていました。

笹原の斜面に
笹原の斜面に

遠くに富士山が見え
遠くに富士山が見え

麓が見える
麓が見える

 次第に急登となり大岩なども見られ始めました。

次第に急登となる
次第に急登となる

岩の間を抜ける
岩の間を抜ける

 ここは「牛首山」の稜線となりますが、手前のピークに到着します。

手前ピーク
手前ピーク

 ここから先は苔むした感じとなり、気持ちの良い樹林帯となりました。

深山の雰囲気に
深山の雰囲気に

 傾斜が緩むと天狗岩などのある崩壊地の脇を通る道となり、左手に下界の景色が広がります。

ガレ脇からの展望(左に天狗岩)
ガレ脇からの展望(左に天狗岩)

下山予定の尾根方面
下山予定の尾根方面

ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ

 崩壊地を通り過ぎると「牛首山」に呆気なく到着します。

牛首山山頂
牛首山山頂

 休憩する人がいるのでそのまま稜線沿いを歩いていきます。

よい感じの林に
よい感じの林に

 平坦な道を進むと、10分ほどで「扇山」に到着しました。

10分ほどで扇山
10分ほどで扇山

扇山
扇山

 一旦緩やかな下りとなり、より一層深い森に入っていきます。

緩やかな下りに
緩やかな下りに

気持ち良い歩きに
気持ち良い歩きに

 気がつくとすっかりガスに覆われているようで、日差しが遮られ涼しく感じます。

木の根の道
木の根の道

 前方に標識が見えてくると、ここが6合目(10分の6)のようです。

6合目
6合目

 植生が変わり、高山帯の雰囲気となってきました。

八ヶ岳らしい苔むした道に
八ヶ岳らしい苔むした道に

高山の雰囲気
高山の雰囲気

 今年の7月は涼しかったことが影響しているのか、キバナシャクナゲの残り花も見られました。

キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ

 周囲はガスに包まれていますが、標高も2300mほどとなってきたのですでに雲の中のようです…。

周囲はガス・・・
周囲はガス・・・

 幸い雨雲などではなく気温差で湧き出したもののようで、上空に晴れ間も覗きます。

コメツガ林
コメツガ林

 このコースは上部に岩場があると知っていましたが、それらが現れ始めました。

岩が現れだす
岩が現れだす

外界は良い天気?
外界は良い天気?

 クサリなども付いていますが、なるべく使用しないように三点支持で登っていきます。

岩登り開始
岩登り開始

 コースを通る人は多いので、足や手形が残っています。 それらを目標に登って行きますが、岩場の脇に花が見られ始めそちらに目が向かいます。

長い上りに
長い上りに

ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ

 途中岩場を迂回気味に通過するところがありますが、これは左から通過するのが正解でした。

右から進むが左が正解・・・
右から進むが左が正解・・・

クモマニガナ
クモマニガナ

は南側(登り方向の左)が正解
は南側(登り方向の左)が正解

ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ

 低木が多くなり、風の影響か倒木が目立ち始めます。

倒木帯
倒木帯

草付き斜面に
草付き斜面に

すっかりガスに覆われ
すっかりガスに覆われ

 20mほどの岩が切り立ったところを登っていきますが、取り付くと大した傾斜ではなく滑らないよう足元に注意して通過します。

核心部(傾斜緩く見た目ほど危険では無い)
核心部(傾斜緩く見た目ほど危険では無い)

ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ

 岩場を登るとハイマツが見えてきて、その中へと入っていきます。

ハイマツ帯に入る
ハイマツ帯に入る

 展望のよい稜線のようですが、ガスに覆われ周囲は真っ白です…。

前方が見えない・・・
前方が見えない・・・

8合目
8合目

 相変わらず岩場が続きますが、久しぶりの高い山で息も切れ、急ぐ必要も無いのでゆっくりと登っていきました。

鎖場
鎖場

イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ

鎖場が続く
鎖場が続く

下が見える
下が見える

 岩峰となると、前方のガスが晴れ山頂付近が見えてきました。

山頂付近が見えてきた
山頂付近が見えてきた

奥に竜頭峰
奥に竜頭峰

 雲の上に出たようですが、ガスで遠くは見えません。

左手に小天狗・大天狗がほんやりと
左手に小天狗・大天狗がほんやりと

 左にトラバースする道となると、前方に主稜線とおもられる十字の標識が見えてきました。

丸印を追って左へ進む
丸印を追って左へ進む

ここにもクサリ
ここにもクサリ

 岩を乗り越えて進んでいきますが、この辺りは花も多く歩みが止まります。

ミヤマウスユキソウ
ミヤマウスユキソウ

チシマギキョウ
チシマギキョウ

イワベンケイ
イワベンケイ

タカネツメクサ
タカネツメクサ

 気がつくとキレット小屋との稜線分岐に到着しています。

キレット小屋との分岐
ハレット小屋との分岐

分岐標識1
分岐標識1

 ここからは以前も訪れた道となります。 右に折れハシゴを2つほど登ると、たくさんの登山者で混雑する赤岳の山頂に到着しました。

山頂へ
山頂へ

尾根沿いに進む
尾根沿いに進む

阿弥陀岳方面
阿弥陀岳方面

赤岳山頂が見えてきた
赤岳山頂が見えてきた

岩尾根を進む
岩尾根を進む

赤岳山頂に到着(三角点)
赤岳山頂に到着(三角点)

展望なし・・・
展望なし・・・

 周囲はガスに覆われ展望はありませんし、密集状態なので三角点にタッチして早々に権現岳方面へと戻りました。

権現岳方面が少しだけ見える
権現岳方面が少しだけ見える

ここからキレット小屋へと降りる
ここからキレット小屋へと降りる

 先程の分岐に到着すると、ここからは以前歩いたコースです。

ハシゴを降りていく
ハシゴを降りていく

 とは言え、ここを歩いたのは10年以上前の話ですし、ガスに覆われ景色も見られないため覚えはあまりありません…。

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

 ザレ場では周囲にコマクサの葉が見られますが、まともに花を付けている株は1つだけでした。

コマクサ(終盤)
コマクサ(終盤)

 ここからも岩場やザレ場を降りていきますが、その分花の多いところです。

ムカゴトラノオ
ムカゴトラノオ

イワオウギ
イワオウギ

右へ
右へ

 小天狗と大天狗の峰がぼんやりと見えてくると、右に折れ細尾根を通過しますが、ここも覚えはまったくありませんでした。

滑落注意
滑落注意

キンロバイ?
キンロバイ?

下が見えない・・・
下が見えない・・・

ガスが晴れ中岳?
ガスが晴れ中岳?

小天狗・大天狗
小天狗・大天狗

ここを降りてきた
ここを降りてきた

 この先は数百メートル下までGALLE場が続くため、慎重に降りていきました。 また、この辺りで数グループの方達とすれ違います。

この先ガレ場
この先ガレ場

霧の中、ザレ場を降りる
霧の中、ザレ場を降りる

ペンキマークを追う
ペンキマークを追う

 ガスで周囲は見えませんが、至るところに丸印がついているので、迷うことはありませんでした。

鞍部が見えてくる
鞍部が見えてくる

 下に稜線が見えてくると、長いガレ場も終わりです。 ハイマツが見えてくると、そこへ入っていきました。

ハイマツに
ハイマツに

ダイモンジソウ
ダイモンジソウ

 ハイマツ帯は短く、植生は樹林帯へと変わります。

平坦な道を進む
平坦な道を進む

 前方が開けガスの合間からツルネが見えています。

ガスの中からツルネ(左)が見える
ガスの中からツルネ(左)が見える

この先にキレット小屋
この先にキレット小屋

 見覚えのあるザレを通過するとキレット小屋の標識が現れました。

この下に小屋
この下に小屋

立場川本谷を望む
立場川本谷を望む

キレット小屋の看板あり
キレット小屋の看板あり

 左斜面をトラバースして行くと唐突に視界が開け、キレット小屋が見えてきました。

尾根の左斜面をトラバース
尾根の左斜面をトラバース

キレット小屋
キレット小屋

権現岳まで1時間半?
権現岳まで1時間半?

 そろそろシャリバテ気味でここで休憩しようかと思っていましたが、もう少し先の展望の良いツルネまで頑張って進んでいきます。

道が荒れている
道が荒れている

タカネグンナイフウロ
タカネグンナイフウロ

 鬱蒼と茂る樹林帯の中の急登を登っていきますが、久しぶりの高度差のある歩きで疲れもピークで足が止まります・・・。

 程なくしてツルネの岩峰が見えて来ると、休憩できそうな岩の上に座り込み昼食を摂って行きました。

そろそろシャリバテ(ツルネ北峰の登り)
そろそろシャリバテ(ツルネ北峰の登り)

岩場で早めの昼食
岩場で早めの昼食

 場所的には赤岳方面の展望が広がっているはずですが、雲が覆いかぶさり景色はほとんど見られません。

少しだけ霧が晴れ
少しだけ霧が晴れ

 朝食後は北峰の残りを登り、その先にある南峰まではアッというまです。

北峰の山頂に
北峰の山頂に

北峰を通過
北峰を通過

チングルマ?
チングルマ?

ここにもコマクサ
ここにもコマクサ

ツルネ南峰(右へ)
ツルネ南峰(右へ)

 ここからは少し下ると、権現岳へとゆっくりと登っていきました。

先が見えないが・・・
先が見えないが・・・

前方に権現岳
前方に権現岳

後方のガスが晴れる
後方のガスが晴れる

 気持ちの良い稜線歩きとなりますが、残念ながらガスに覆われているので展望は期待できません。

青空を望む
青空を望む

権現岳を目指して
権現岳を目指して

 稜線の水平移動となると、楽しみにしていた?長いハシゴがガスの中から見えてきます。

チシマギキョウ2
チシマギキョウ2

山頂への稜線
山頂への稜線

権現岳近影
権現岳近影

ハシゴが見えてきた
ハシゴが見えてきた

イワオトギリ
イワオトギリ

 ここは以前も上り下りしていますが、久しぶりに見るハシゴは矢張りどこにも無い長さで、上りがいがあります。

ハシゴを一気に登る
ハシゴを一気に登る

上部に到着
上部に到着

イワヒバリ
イワヒバリ

 手前のピークに到着しますが完全にガスの中で、山頂は霞んでいました。

ガスに覆われる
ガスに覆われる

前方に山頂分岐か?
前方に山頂分岐か?

 ガスの中を進み標識の立つ山頂手前の分岐に到着します。

直進し山頂へ
直進し山頂へ

 すぐ下には小屋が見え、その先のギボシが辛うじて見えていました。

権現小屋
権現小屋

左奥が山頂
左奥が山頂

 山頂へ向かい岩場を登りますが、以前は岩の上に刺さっていた剣は下に置かれていました。

山頂に到着
山頂に到着

 すぐ横の岩の上に鳩が三羽止まっており、人が近づいても逃げる気配を見せません。

三羽のハト
三羽のハト

 山頂は人が多いのですぐに降り、檜峰神社付近で休憩していきました。

?3
?3

檜峰神社
檜峰神社

 すると風に吹かれガスが取れ、周囲の景色や青空が見えてきました。

東西ギボシ
東西ギボシ

暫く待つと展望が(編笠山)

暫く待つと展望が(編笠山)

三ツ頭
三ツ頭

 これから向かう予定の三ツ頭方面も見えて来ます。

三ツ頭へ向かう
三ツ頭へ向かう

 ガスが掛かっていたからか、遠くに見えた「三ツ頭」ですが、少し降りるとたおやかな稜線が続く道となります。

思ったより標高差は無い
思ったより標高差は無い

山頂を振り返る
山頂を振り返る

またガスが出てきた
またガスが出てきた

 鞍部付近の平坦な道を進むと登りとなりますが、休憩して疲れも取れたのか気がつくと山頂が見えてきました。

平坦な道を進む
平坦な道を進む

権現岳も見納めか?
権現岳も見納めか?

三ツ頭へ登る
三ツ頭へ登る

 ハイマツの道を登っていくと、岩の立ち並ぶ山頂に到着します。

三ツ頭山頂はこの奥
三ツ頭山頂はこの奥

三ツ頭
三ツ頭

 すっかりガスに囲まれ権現岳などは見えないので、そのまま通過し前三ツ頭へと向かいます。

前三ツ頭へ
前三ツ頭へ

 ザレた道を降りていくと、見覚えのある木戸口公園との分岐に到着しました。

ザレた道を進む
ザレた道を進む

分岐に到着(直進)
分岐に到着(直進)

 以前はここで右に折れ観音平へと降りていきましたが、そのまま直進し天女山へと向かいます。 程なくすると、標高が下がり植生が変わります。

雰囲気が変わる
雰囲気が変わる

 途中で砂礫の歩きづらい道となりますが、ここで集団の登山者とすれ違います。 周りはガスに覆われていますが、踏み跡は明確なのでその跡を追って進んでいきました。

砂礫地帯に
砂礫地帯に

迷わないように踏み跡を確認
迷わないように踏み跡を確認

展望が良さそうだが・・・
展望が良さそうだが・・・

 砂礫を通り過ぎても平坦な道が続きますが、前三ツ頭の標識が見えてきてここが山頂なのだと気が付きます。

前三ツ頭に到着(天の河原まで2時間)
前三ツ頭に到着(天の河原まで2時間)

前三ツ頭
前三ツ頭

 特徴の無い山頂を跡に、ここからは樹林帯へと入っていきました。

樹林帯の下りに
樹林帯の下りに

 ここからは変化の少ない道で、展望もあまりよくありません。

海抜2300mの石柱
海抜2300mの石柱

よい雰囲気に
よい雰囲気に

 黙々と降りていくと雲の下に出てきたようで、町並みなどが見えてきました。

雲の下に出たか
雲の下に出たか

下の様子
下の様子

カワラナデシコ
カワラナデシコ

ヤマオダマキ2
ヤマオダマキ2

 植生が更に変化すると、笹の間の道となりました。

笹の間を抜ける
笹の間を抜ける

 ここまでは急斜面などもありましたが、次第に傾斜が緩みテンポよく歩いていくことが出来ました。

水平移動に
水平移動に

よい道となりペースを上げる
よい道となりペースを上げる

 当初は、権現山からの下山で3時間は掛かると思っていましたが、大幅なスピードアップで、気がつくと前三ツ頭と天女山を半分以上降りてきています。

ベンチ
ベンチ

良い道が続く
良い道が続く

 その後も良い道が続き、何名かの登山者を追い抜いていきました。

海抜1700m
海抜1700m

 そして前方に広場とベンチが見えてくると、そこが「天の河原」と呼ばれる分岐でした。

天の河原
天の河原

 展望はそれなりにありますが、山並みの上には雲が掛かりいまいちです。

展望は雲に遮られ・・・
展望は雲に遮られ・・・

天の河原からの展望2
天の河原からの展望2

 ここで標識に従い左の狭い道に入っていきました。

ここで左に折れる
ここで左に折れる

 暫く下ると緩やかな道となり、下から車の走行音などが聞こえてきました。

緩やかな下りに

緩やかな下りに

 そして「天の河原」から15分ほどで広い駐車場が見えてきました。

駐車場に到着
駐車場に到着

 地図では道が合流するように書かれていますが、実際にはロータリー状の駐車場となっており、たくさんの車が止まっていました。 ここで同乗者と合流しますが、ザックを下ろして「天女山」へと向かいます。

【おまけ】

 山頂は駐車場の数メートル下で、途中にトイレがあるのでついでです・・・。 「天女山」からは富士山方面の展望がありますが、残念ながら雲に隠れて見ることは出来ませんでした。

【反省点】

 最近、運動不足で軽い高山病になったので、もう少し体力を付けたいと思います。

【次回予定】
 週末に台高山脈を歩いてきたので、その先の記録を掲載します。


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