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[登山] 涼を求め 中の湯から木曽御嶽山 [登山]

 今回は、麓の気温上昇が尋常ではないので、避暑を兼ねて「木曽御嶽山」へ登ってきました。 久しぶりに同行者と登りましたが、久しぶりの登山ということで、中の湯からゆっくり登り快適な登山となりました。

関連リンク
 2019年09月28日 [登山] 2019年 秋の木曽御嶽山(チャオ御岳コース)
 2018年07月22日 [登山] 2018年 木曽御嶽山へ避暑登山(開田口から)
 2017年08月13日 [登山] 木曽御嶽山 千本松から黒沢口コース

8合目付近から山頂方面
久しぶりの青空

涼を求め
中の湯から木曽御嶽山
日付
2020年08月15日(土)
天気 晴れ時々曇り
山域 木曽御嶽山
場所 長野県
距離 10.6km
累積標高
+1311 -1311m
時間
7時間00分
人数 2名
撮影枚数
0196枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0138枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(高山病注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 展望
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
06:30 1810m 0.0km
中の湯駐車場 出発
07:20 (00:50)
2132m 1.5km
七合目(行場山荘)
08:10 (00:50) 2471m 2.7km 八合目(女人堂) 5分休憩
09:30 (01:20) 2898m 4.2km 九合目(覚明堂)
10:00 (00:30)
3067m
4.8km 木曽御嶽山 5分休憩
10:25 (00:25) 2900m 5.9km 二ノ池付近 昼食休憩
11:00 (00:35) 2900m 5.9km 二ノ池付近 出発
11:55 (00:55) 2471m 7.9km 八合目(女人堂) 休憩
12:10 (01:15) 2471m 7.9km 八合目(女人堂) 出発
12:50 (00:40) 2065m 9.5km 日野小屋下 休憩
13:00 (00:10) 2065m 9.5km 日野小屋下 出発
13:30 (00:30) 1810m 10.6km 中の湯駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(赤色は実績)
20200815.map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/Naj5sSmjUKKW2Enf9

※今までに何度か歩いたコースなので、写真中心で詳細は割愛します。

 黒沢口コースで登りますが、ここは「油木美林」と「千本松」から向かっていますが、今回は避暑が目的ということもあり、「中の湯」から出発とします。
 朝6時半頃の登山開始で計画し出発します。 初めて走る「御岳ブルーライン」で右折し標高を上げていきました。 ロープウェイ駅手前の分岐で、車両ゲートのある直進の道に入っていきます。

 稼働前のロープウェイを見ながら登っていくと、程なくして広い駐車場が見えてきました。 まだ、先に駐車場がありますが、手前で混んでいたのでここに止めていきました。(案の定、上の駐車場はいっぱいでした) 出発の準備を整え、登山口へと向かいました。

六合目からスタート
六合目からスタート

 上の駐車場横には、登山指導所とトイレがありますが、ここで感染防止(濃厚接触者の記録)の為に、体温測定と名前と電話番号の記入をしていきます。

登山指導所とトイレ
登山指導所とトイレ

 登山届は前日にネットで提出済みなので、見覚えのある登山口から山頂へと向かいました。

登山道を進む
登山道を進む

 すぐに広場となりますが、3年前に通ったときにはあった小屋が綺麗になくなっていました。

見覚えのある祠(左手前が空き地に)
見覚えのある祠

 ここから女人堂までは、展望はありませんが、要所要所に祠や小屋があるのでそれらを見ながら同行者に合わせゆっくりと登っていきます。

アキノキリンソウ
アキノキリンソウ

祠を見ながら進む
祠を見ながら進む

古い標識
古い標識

七合目八海山支店(休止中)
七合目八海山支店(休止中)

 この日は朝から良い天気で、車で向かう途中も快晴の青空に木曽御嶽山がハッキリと望めました。

朝は良い天気
朝は良い天気

行場山荘
行場山荘

七合目標識
七合目標識

 日差しは強めですが、七合目手前ですでに標高2000mを越えており、周囲も鬱蒼とした原生林に覆われているので、汗をかくことも無く登っていけました。

苔むしてよい雰囲気
苔むしてよい雰囲気

イチヤクソウ
イチヤクソウ

アザミ
アザミ

 女人堂が近づくに従い、植生も替わり笹やハイマツが多く見られ始めました。

視界が開け
視界が開け

あと400m
あと400m

 次第に周りの木々が低くなり、前方に剣が峰と思われるピークと女人堂の屋根が見えてきました。

八合目が見えてくる
八合目が見えてくる

 そして出発から1時間40分ほどで、「女人堂」に到着しました。

女人堂に到着
女人堂に到着

 小屋は営業中で、その前のベンチに座り込み暫く休憩していきます。

山頂方面へ
山頂方面へ

 5分ほど休憩して行きますが、この先からハイマツ帯で日差しを遮ることは出来ないので、日焼け止めをタップリ塗り込み帽子とサングラスの完全装備で挑みます…。

ハイマツを進む
ハイマツを進む

 ここまで展望はほどんどありませんが、ここから山頂までは景色を長めながら進みます。

雲が湧き上がる(中央アルプス方面)
雲が湧き上がる(中央アルプス方面)

継子岳方面
継子岳方面

 周囲は湧き上がる雲に覆われ始めていましたが、まだ暫くは遠くの山も望めました。

ガレ場の登りに
ガレ場の登りに

オンタデ
オンタデ

開田高原方面
開田高原方面

久しぶりの青空
久しぶりの青空

 この日は抜けるような青空で、この時期としては比較的遠望も見えていました。

後方の展望(左に経ヶ岳、奥に八ヶ岳)
後方の展望(左に経ヶ岳、奥に八ヶ岳)

小屋へ登る
小屋へ登る

甲斐駒ヶ岳(中央)、右に仙丈ヶ岳や北岳など
甲斐駒ヶ岳(中央)、右に仙丈ヶ岳や北岳など

中央アルプス
中央アルプス

 九合目を通過すると二ノ池が見えてきますが、相変わらず火山灰で覆われていました。

九合目の行場
九合目の行場

ニノ池
ニノ池

更に上へ
更に上へ

 更に標高が上がり、後方の南アルプスの更に先から富士山も望めます。

左から熊沢岳・空木岳・悪沢岳・中岳・南駒ヶ岳・赤石岳など
左から熊沢岳・空木岳・悪沢岳・中岳・南駒ヶ岳・赤石岳など

左に富士山と塩見岳
左に富士山と塩見岳

 ここまで普段の半分ぐらいの速度で登っており、息が切れることは無く楽な登山となっています。 そして最後の階段を上り詰めると、昨年以来となる山頂に到着しました。

山頂への階段
山頂への階段

山頂の社
山頂の社

 山頂は入れ替わりでそれなりの登山者が登っており、景色を眺めた後は二ノ池方面へ降りていきました。

継母岳(左下)方面
継母岳(左下)方面

継子岳方面(乗鞍岳は雲の中・・・)
継子岳方面(乗鞍岳は雲の中・・・)

南側の展望
南側の展望

王滝頂上方面
王滝頂上方面

 九合目上の分岐から二ノ池方面へ少し降り、二ノ池小屋(別館)の横を通過して行きます。

ニノ池方面へ
ニノ池方面へ

ニノ池小屋
ニノ池小屋

 少し進むと座るのに適した岩があらわれるので、去年同様ここで休憩としていきました。

いつもの場所で昼食休憩
いつもの場所で昼食休憩

 天気が変わり始める予兆か、風が強くなってきており、風を背に昼食休憩として行きました。

継子岳アップ
継子岳アップ

 今回はどちらかと言うと涼みが目的なので、昼食もゆっくり食べていきます。 まだ11時ですが、いい加減寒くなってきたので、下山を開始しました。

山頂を望む
山頂を望む

少し登り返して下山
少し登り返して下山

火山観測装置?
火山観測装置?

三ノ池
三ノ池

 先程の分岐までショートカットで戻ると、下りも同行者に合わせペースを落として降りていきました。

下山開始
下山開始

イワギキョウ
イワギキョウ

女人堂を望む
女人堂を望む

 女人堂まで1時間近くも掛けて下りてきましたが、この当たりが雲の境のようです。 こごも休憩していきますが、周囲に雲が掛かり涼しく過ごせました。

女人堂より最後の景色
女人堂より最後の景色

雲の下は晴れ
雲の下は晴れ

 「女人堂」から下は展望はないため、ダラダラと降りていきますが、下に降りるのにと違い暑く感じてきました。 途中で谷から良い風が吹いてくるので、登山道脇に座り込み10分ほど涼んでいきます。 そして下山から2時間半で、無事に駐車場へと戻ってきました。

【反省点】
 ここまでゆっくり時間を掛けた上り下りであれば、3000m峰でもほとんど疲れないことが分かりましたが、体力が落ちそうです…。

【次回予定】
 週末に、長野県の「大川入山」へ登ってきたので、その時の記録を掲載します。


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