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[登山] 上の原から南木曽岳 [登山]

 今回は、天気の崩れる前に下山できるところとして、以前も蘭(あららぎ)側から向かったことのある「南木曽岳(なぎそだけ)」へ登ってきました。 比較的良い天気でしたが、山の周りに雲が残っており遠望はありませんでした。 しかし、赤トンボ(アキアカネ)なども見られ、秋の雰囲気が漂い始めた山を楽しむことが出来ました。

関連リンク
 2010年05月22日 [登山] 人気の山 南木曽岳登山

南木曽岳の展望所から中央アルプス方面
展望台から中央アルプスなど

上の原から
南木曽岳
日付
2020年09月11日(金)
天気 晴れ
山域 木曽山地
場所 長野県木曽郡南木曽町読書上の原
距離 10.4km
累積標高
+1284 -1284m
時間
4時間45分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0274枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0067枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 巨木、大岩
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
06:10 512m 0.0km
上の原駐車場 出発
06:13 (00:03)
527m 0.2km
登山口
06:40 (00:27) 775m 1.1km 第2鉄塔
07:35 (00:55) 1163m 2.7km 尾根屈曲点
08:55 (01:20)
1649m
4.7km 女岩(展望台で5分休憩)
09:15 (00:20) 1677.3m 5.2km 南木曽岳山頂
09:22 (00:07) 1652m 5.6km 展望地 休憩
09:30 (00:08) 1652m 5.6km 展望地 出発
10:15 (00:45) 1163m 7.7km 尾根屈曲点(3分休憩)
10:55 (00:40) 512m 10.4km 上の原駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20200911_map.jpg

写真リンク: xxx

 今年の夏も残暑が厳しく、2000m以下の低山に登るのは自制していました。 ここに来て気温が例年並みまで落ちてきたので、1000m前後の山でも大丈夫そうです。 しかし、その変わりに午後から大雨(豪雨)となる日が多く、秋雨前線の影響で天気も今ひとつでした。

 先週の土曜日は良い天気だったのですが、体調がすぐれず日曜日も朝から天気が悪く結局どこへも行けませんでした。 そこで木曜日に天気が回復する予定なので、休みを取り以前から歩いてみたいと思っていた上の原のコースで「南木曽岳」へ昼までに下山の予定で向かいました。

 自宅からは1時間半ほどで到着すると見て、4時半前に出発します。 中央高速の中津川ICで降りると、木曽路を北上していきました。 妻籠宿との分岐を見送り、次の信号で右の旧中山道の細い道へと入っていきます。
 暫くは集落や南木曽駅前を通り過ぎていきますが、南木曽小学校を過ぎ橋を渡ったところで右に折れ、標高を上げていきましたが、ここはカーナビがないと厳しいかも知れません…。 「等覚寺」を過ぎ、坂を登ると右手に駐車場が見えてきました。

登山者駐車場

登山者駐車場

 駐車場にバックで止めると、早速出発の準備をしていきます。 目の前にはまだ登っていない「伊勢山」が大きく見えていました。

伊勢山
伊勢山

 準備が整ったところで出発しますが、今回も午前中には下山する予定なので、最低限の装備で出発します。 しかし、今回のコースは笹が多いと言うことなので、雨具のズボンとスパッツを履いていきました。

 駐車場の横の道を登っていくと、カーブ手前の民家の右手に、登山口の標識が立っていました。

登山口1
登山口1

登山口2
登山口2

 登山道には草が生えていますが、幸いな事に綺麗に刈られていました。

暫くは綺麗に刈られている
暫くは綺麗に刈られている

 左に折れ鬱蒼と茂る笹の間を進むと、登山届が置かれています…。

登山届
登山届

 民家の横を通過すると、植林帯へと入っていきました。

笹の道
笹の道

 暫く平坦な道となり、左に堰堤が見えてくると開けたところを進んでいきました。

堰堤の横を越える
堰堤の横を越える

薄い踏み跡を進む
薄い踏み跡を進む

 再度植林を進む道となると、本格的な山道となります。

ここから山の中へ
ここから山の中へ

 右の尾根沿いの道となり、その尾根を越えて右斜面を進んでいきました。

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

 ここまで下草や笹は刈られていますが、この道は巡視路を利用したものとなっています。

ここは巡視路
ここは巡視路

 緩やかな登りが続きますが前方が明るくなり、鉄塔に到着します。

初めの鉄塔に
初めの鉄塔に

 汗もかき始めていたので、展望を見ながらここで水分補給の休憩を取っていきました。

南に高土幾山
南に高土幾山

 更に進むと傾斜も強まり、程なくして次の鉄塔に到着しました。

植林を進む
植林を進む

次の鉄塔
次の鉄塔

 この先の道が分かりづらくなっていましたが、左に進むと対となる鉄塔の横を通過していきました。

xxx

 ここまでは下草が刈られていましたが、それもここまでのようです…。 それでも暫くは植林の間を進む道で、下草も少なく雨などで掘られた道となっていました。

対になる鉄塔横を進む
対になる鉄塔横を進む

ここまで草払いされ
ここまで草払いされ

大雨などでえぐれた道

大雨などでえぐれた道

 暫くは植林が続きますが、その分歩きやすい道でした。

歩きやすい道が続く
歩きやすい道が続く

 左手に鉄塔が見え、その奥には北東の山も見えています。

北東方面が開ける

北東方面が開ける

阿寺山方面
阿寺山方面

ここで右に折れる

ここで右に折れる

 右に折れ西へと向かう道となると、次第に笹の丈が伸び始め、場所によっては笹を分けて進んでいきました。

笹が覆い被さり

笹が覆い被さり

 ここまで結構距離は歩いているつもりですが、傾斜が緩いのが災いし標高はまだ950mほどです…。

先は長い・・・(966m地点)
先は長い・・・(966m地点)

 しかし、この辺りから次第に傾斜がきつくなり、笹を分けて登っていきます。

急登となる

急登となる

古い道標(ここで小休止)
古い道標(ここで小休止)

 急斜面を登っていくと、北から山頂へと続く稜線に合流しました。

屈曲点
屈曲点

 ここには道標が立っており、迷うことはありません。 右に折れると傾斜が緩みますが、暫く進むと1291mへの登りとなります。

まだまだ緑濃く
まだまだ緑濃く

ブナが見られだす
ブナが見られだす

1291mへの急登
1291mへの急登

 急登となりますが距離はそれほどではなく、気がつくと1291m地点を通過していました。

山頂まで2.?km・・・(1291m地点)
山頂まで2.?km・・・(1291m地点)

 再度傾斜が緩み快適な道となりました。 しかし、笹の丈は腰高を越え初め、露で雨具のズボンが濡れていきます。

一旦傾斜が緩み
一旦傾斜が緩み

笹の丈が高くなり
笹の丈が高くなり

あと1時間
あと1時間

 山頂まで一時間の同表を見ると、ここから急登の開始でした。

ここから急登が続く
ここから急登が続く

 左右が切れた尾根の急斜面をつづら折れで登っていくと、次第に周りの景色が見えてきます。

山田ダム
山田ダム

枯木が多く展望が得られる(伊勢山方面)
枯木が多く展望が得られる(伊勢山方面)

 1551m付近まで登ると、前方も開け山頂方面に高いものは見えません。

1551m地点
1551m地点

雲が多き遠望なし(西方面)
雲が多き遠望なし(西方面)

後方に中央アルプス方面
後方に中央アルプス方面

 後方には中央アルプスも見えだしますが、残念ながら木曽御嶽山など北アルプス方面は雲に覆われていました。

ここまで来ると後少し
ここまで来ると後少し

 登山道の周りに大きな岩が現れだすと、山頂台地が見えてきます。

大きな岩の横を進む
大きな岩の横を進む

岩の間を縫うように進む
岩の間を縫うように進む

前方に山頂台地か?
前方に山頂台地か?

 クマザサの急登となり、濡れて滑るので笹を掴んで這い上がるように登っていきました。

最後も笹の中を進む
最後も笹の中を進む

エゾリンドウ
エゾリンドウ

滑りやすい道
滑りやすい道

 程なくして傾斜が緩み、周りは笹原となります。

前方が開ける
前方が開ける

 前方には「女岩」と思われる大きな岩が見えてきて、その横の山頂分岐に到着しました。

女岩?
女岩?

山頂分岐に到着
山頂分岐に到着

 山頂はここから15分と言ったところですが、晴れ間のあるうちにと展望台へ寄っていきます。

山頂方面(トイレと避難小屋)
山頂方面(トイレと避難小屋)

 分岐を直進し笹の登りを進むと、見覚えのある展望台に到着しました。

先に展望台へ
先に展望台へ

展望台の様子
展望台の様子

 展望台からは中央アルプスが近くに見られますが、矢張り雲が多く山頂は確認出来ません…。

中央アルプス
中央アルプス

奥三界山(中央左)と小秀岳(雲の中か)
奥三界山(中央左)と小秀岳(雲の中か)

展望台から中央アルプスなど

展望台から中央アルプスなど

南アルプスは雲の中・・・(左端にアザミ岳)
南アルプスは雲の中・・・(左端にアザミ岳)

 平日ということもあり、周囲に人影はありません。 ベンチに座り、暫く展望を眺めながら休憩していきました。 休憩後は、小屋の横を通り抜け山頂へと向かいました。

小屋の横を進み山頂へ
小屋の横を進み山頂へ

小屋裏のピークを越えて
小屋裏のピークを越えて

 小屋裏のピーク奥からは、「恵那山」も見えていますが、こちらも山頂は雲に隠れています。

恵那山も雲に覆われ
恵那山も雲に覆われ

 一度、軽く降り再度登り返すと、右手に岩の陰謀台が現れます。

倒木
倒木

岩場の展望台へ
岩場の展望台へ

 前回はこれに気が付かなかったのか、記憶にありません…。 岩の上に登ると、「伊勢山」や南木曽の集落などが見えていました。

すぐ下に伊勢山
すぐ下に伊勢山

 岩から降り右へ進むと、山頂に到着します。

山頂に到着
山頂に到着

山頂碑
山頂碑

 山頂は展望が無いので、すぐに先程の展望台へと戻りました。

次第に雲が多くなる
次第に雲が多くなる

中央のV字が木曽殿越か
中央のV字が木曽殿越か

中央アルプスの雲は先程より薄れ
中央アルプスの雲は先程より薄れ

 低い雲は薄くなってきましたが、高い雲は逆に増えてきて天気は下り坂のようです…。 ここからは往路を忠実に辿り、下山していきます。

下山途中に糸瀬山と木曽前岳
下山途中に糸瀬山と木曽前岳

 往路に気が付かなかったブナの大木などを眺めながら降りていきます。

大木を見ながら下山
大木を見ながら下山

 鉄塔付近まで降りてくると、涼しくなったとは言え湿度も高く下りとは言え汗が吹き出して来ました。

鉄塔付近まで降りてきた

鉄塔付近まで降りてきた

伊勢山が大きく
伊勢山が大きく

 鉄塔から南方面を見ると、黒い雲も湧き上がり、雨が降り出すのも時間の問題です。

南側は雲に覆われ始め
南側は雲に覆われ始め

堰堤が見えてくる
堰堤が見えてくる

 そして展望台から1時間半弱で、無事に駐車場に到着しました。

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回予定】
 週末の天気が微妙ですが、白山方面へ向かう予定です。


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