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[登山] 岐阜県 クラソ明神 [登山]

 今回は、週頭が休みとなっているので、天気の回復を待って月曜日に美濃の「クラソ明神」に登ってきました。 久しぶりの藪山ですが、思っていたほどの藪こぎはなく、期待していた通り綺麗な紅葉が見られました。

山頂の紅葉が見頃
山頂の紅葉が見頃

岐阜県 クラソ明神
日付 2020年11月09日(月)
天気 晴れ時々曇り
山域 奥美濃
場所 岐阜県山県市円原
距離 5.0km
累積標高 +641 -641m
時間 3時間20分
人数 単独
撮影枚数 0274枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(要ルートファインディング)
展望
(A:良い~E:なし)
D
見どころ 紅葉
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
07:10 410m 0.0km 熊野神社付近 出発
07:20 (00:10) 480m 0.8km 林道終点
08:00 (00:40) 731m 1.7km
尾根出合
08:40 (00:40) 950m 2.2km 境界稜線合流
09:00 (00:20) 1023m 2.5km クラソ明神 休憩
09:15 (00:15) 1023m 2.5km
クラソ明神 出発
09:50 (00:35) 731m 3.3km 尾根出合
10:15 (00:25) 480m 4.1km 林道終点
10:30 (00:10)
410m
5.0km 熊野神社付近 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20201109_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/xhPN1Wb9HsHLqcp19

 まずは円原にある「三尾山(みおさん)/サンノーの高」へ向かいます。 自宅からは1時間半ほどなので、5時過ぎに出発しました。 関広見インターで降りると国道418号線を西へ向かい、神崎川との分岐で右の「舟伏山」登山口方面へ入っていきます。

 暫くは川沿いの道を進みますが拡張工事が進んでおり、以前と比べて走りやすくなっています。 北山の集落で、右の旧道へ入ると円原との分岐で右折します。 分岐には、「この先通行止め」の標識が立っていますが、行けるとこでと進むことにしました。
 手前の集落を抜けると、再度通行止めの標識がありますが、ここも通り抜けられるので奥へ入っていきました。 しかし、それも暫くの事で最終的には下の様に全面通行止めとなっており、結局「円原」まで入れません・・・。

円原までは来年3月まで通行止め・・・
円原までは来年3月まで通行止め・・・

 想定外のことですが、近くの「クロソ明神」のコースも時間に余裕があればと計画していたので、そちらへと向かうことにしました。 先程の分岐まで戻り、右折し広い道へ復帰すると「舟伏山」登山口との分岐を通過していきました。 次第に細い道となりますが、各所にすれ違い可能なように路肩が広くなっていました。

 採石場を通り過ぎたところで、右の白岩谷の林道へ入っていきました。 ここの入口には「狭窄注意」の立て看板があり、その通り暫くは右側が沢への崖となっています・・・。 当然?、ガートレールなどはないので慎重に車を走らせていきました。

 細い道ですが道は以外に良く、予定の神社の手前に無事到着します。 付近の駐車地がわからないので、手前で適当に止めていきますが、結果的には神社の前が広い路肩で適していました。

 準備し出発しますが、流石に熊がいそうなので鈴を付けていきました。 車の後ろに気配があるので見ると、カモシカが逃げていき驚かされます・・・。

ここから歩いて
ここから歩いて

 神社へ向かいますが、ここは帰路に見学することとし、右に折れる道へ入っていきました。

熊野神社の前を通り過ぎる
熊野神社の前を通り過ぎる

神社前に駐車余地(右にミズマタへの林道)
神社前に駐車余地(右にミズマタへの林道)

 ここからもコンクリート舗装された道で、車で入れないことはありませんが、奥の様子がわからないのとそれほどの距離ではないので歩くのがよいでしょう。

林道を奥へ
林道を奥へ

 林道終点の手前に駐車余地がありますが、ここまで10分とかかっていません。

林道終点前の駐車余地(振り返り)
林道終点前の駐車余地(振り返り)

 その奥に林道脇が崩れ覆われたところがあります。 車で来られるのはここまでですが、路肩が弱く駐車はできそうもありません。

林道終点(土砂崩れ)
林道終点(土砂崩れ)

 土砂を避けて歩いていきますが、ここもコンクリート舗装で昔はまだ先まで車で入れたのでしょうか?

土砂を避けて進む
土砂を避けて進む

 本当の林道終点となり、右の沢向こうに踏み跡が続いています。

沢を渡り登山スタート
沢を渡り登山スタート

 飛び石で分かると、植林と沢の間を進んでいきました。

沢沿いの踏み跡を追う
沢沿いの踏み跡を追う

 踏み跡はありますが、人のものと獣道が交差しており、どちらでも歩くには支障ありません。

植林の中を進む
植林の中を進む

 流れに沿って歩いていくと、尾根に取り付く予定の沢の分岐に到着しました。

流れに沿って進む
流れに沿って進む

右に予定の谷
右に予定の谷

 右の涸れ沢を確認しますが、近年の豪雨などで相当荒れているようです。

谷は荒れている
谷は荒れている

 踏み跡も判然としないので、左の踏み跡を辿り尾根沿いに進むことにしました。

尾根を進むことに
尾根を進むことに

 尾根の末端から取り付きと、(梱包などに使う)青いプラスチック紐が沢山見られました。 作業用の印かも知れませんが、これを頼りに進んでいくと、前方がヤブとなりました。 ここは左に踏み跡が続いているので、そちらへ迂回し左からの作業道と合流しました。

尾根の途中から藪に(左を迂回)
尾根の途中から藪に(左を迂回)

 その踏み跡を辿り、再度先程の尾根に取り付きます。

ここを登る(明確な踏み跡あり)
ここを登る(明確な踏み跡あり)

 その後は若干枝が煩い尾根沿いを進んでいくと、植林帯の斜面へと出てきました。

尾根に復帰
尾根に復帰

 ここには赤テープもついており、本来?の登山道と合流したようです。

植林を適当に登っていく
植林を適当に登っていく

 踏み跡はありませんが斜面を適当に登っていき、予定の尾根と合流すると明確な踏み跡がありました。

予定の尾根に合流(踏み跡あり)
予定の尾根に合流(踏み跡あり)

 笹が出てきますが、丈は短く大したことはありません。

次第に急登となる
次第に急登となる

 次第に急斜面となっていき、笹や枝などを掴みながら標高を上げていきます。

急登が続く
急登が続く

 ここまで展望はありませんが、樹間からは近くの山の斜面が陽の光に照らされ綺麗な紅葉が見られました。

左からの支尾根と合流(紅葉を楽しむ)
左からの支尾根と合流(紅葉を楽しむ)

 傾斜が緩み始めると笹の丈も次第に高くなっていきます。

笹の背が次第に高く
笹の背が次第に高く

 それでもまだ植林帯で、密度はそれほどでもありませんでした。

傾斜が緩む(植林帯はここまで)
傾斜が緩む(植林帯はここまで)

 しかし、それも標高800mまででした。 ここで左からの尾根と合流すると一気に笹が茂りだし、植林帯を抜けると、笹の丈は自分の背を越えてきました。

ここから本格的な笹道に
ここから本格的な笹道に

 その替わり、これまでの味気ない植林から色づいた紅葉が見られ始めました。

綺麗な紅葉が見られだす
綺麗な紅葉が見られだす

 暫くは笹の密度は比較的薄く、明確な踏み跡は山頂まで続いており、迷うこともありません。

まだ笹の密度は薄いが
まだ笹の密度は薄いが

赤も映え
赤も映え

笹道の様子
笹道の様子

 途中、急登がありますが、笹を手がかりに登っていきます。 程なくして右から境界尾根と合流しました。 境界沿いに道はあるかと見渡しますが、踏み跡らしきものは無く、ここを歩くには藪漕ぎの覚悟が必要でしょう。

稜線に合流する
稜線に合流する

 稜線沿いに踏み跡を辿っていきますが、この辺りは急登に加え倒木もあり、それらを迂回し進んでいきます。

倒木に道を塞がれ(右から回る)
倒木に道を塞がれ(右から回る)

 稜線沿いでは、周囲の景色が見えてきますが、薄雲が多く遠くの山は薄っすらと見える程度です。

周囲の山が見られだす
周囲の山が見られだす

奥に伊吹山
奥に伊吹山

 藪の中を進んでいくと、前方に三凋落期ピークが見えてきました。

前方に山頂らしきピーク
前方に山頂らしきピーク

 そのピークへと斜面を登ると平坦となり、踏み跡を進むと四方が刈り払われた山頂に到着しました。

最後は緩斜面
最後は緩斜面

山頂の様子(三角点)
山頂の様子(三角点)

 山頂は樹林に覆われていますが、この時期は葉も落ちており、近くに「三尾山」がよく見えていました。

松谷洞(左)、三尾山(中央)、大洞(右)など
松谷洞(左)、三尾山(中央)、大洞(右)など

中央に鷲ヶ岳など
中央に鷲ヶ岳など

中央奥に木曽御嶽山
中央奥に木曽御嶽山

 また上空を望むと、綺麗な紅葉を見ることができました。

山頂の紅葉が見頃
山頂の紅葉が見頃

 山頂に暫く滞在後は、往路を戻って下山します。

大白木山(電波反射板が目印)

大白木山(電波反射板が目印)

 帰路も笹を掻き分けて降りていきますが、先程通ったばかりで歩きやすくなっていることもあり、半分程度の時間で降りていきました。

笹をかき分け
笹をかき分け

陽が高くなりより綺麗に
陽が高くなりより綺麗に

 古い破線の道から降りようと思っていましたが、そちらに踏み跡らしきものはないので、素直に往路の道をたどることにします。

往路の道で右に降りる
往路の道で右に降りる

 程なく作業道と合流しますが、そのまま進むと遠回り(沢沿いの道)となるので、途中で左に折れ往路の尾根を降りていきました。

作業道を進む
作業道を進む

 沢沿いに合流しますが、往路にも気になっていた右岸の高巻きの道を歩くことにします。

帰りは高巻き道で
帰りは高巻き道で

 予想通り高巻く道は作業道のもので、歩きづらい沢道を安全にパスしていけました。 踏み跡に従って沢に復帰すると、山頂から1時間ほどで林道終点の手前の沢に合流しました。

無事に林道と出会う
無事に林道と出会う

【おまけ】

 折角なので駐車地の熊野神社を見ていきましたが、訪れる人も少なくなっているはずですが綺麗にされていました。

熊野神社へ
熊野神社へ

立派なお堂
立派なお堂

比較的新しく
比較的新しく

【反省点】

 特にありません。

【次回予定】
 今年は北・南アルプスに行けていないので、最後のチャンスにと週末に南アルプスの「仙丈ヶ岳」に登ってきました。


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