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[登山] 2020年 晩秋の仙丈ヶ岳(手前まで) [登山]

 今回は、今年行けていない南アルプスに最後の機会にといつものコースで「仙丈ヶ岳」へ登ってきました。 生憎の体調不良でペースが上げられず、山頂までいけませんでしたが、秋晴れの一日となり森林限界から上では景色を眺めながら歩くことができました。

休憩地からの展望(中央アルプス・北アルプスなど)
中央アルプス方面のパノラマ

2020年
晩秋の仙丈ヶ岳
日付 2020年11月14日(土)
天気 終日快晴
山域 南アルプス
場所 長野県
距離 25.5km
累積標高 +2184 -2184m
時間 10時間00分
人数 単独
撮影枚数 0458枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0110枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(距離・標高差大)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 展望
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
06:10 1150m 0.0km 柏木コース登山口 出発
06:30 (00:20) 1300m 1.2km 孝行猿
07:30 (01:00) 1780m 4.3km
林道水場
08:55 (01:25) 2040m 8.3km 松峰小屋分岐
10:05 (01:10) 2356m 10.4km 2356m地点
11:30 (01:25) 2725m 12.2km 2736m地点 昼食休憩
12:00 (00:30) 2725m 12.3km
2736m地点 出発
12:25 (00:25) 2800m 12.5km 引き返し地点
14:05 (01:40) 2040m 16.5km 松峰小屋分岐
15:15 (01:10) 1780m 21.1km 林道水場 (5分休憩)
15:55 (00:40) 1300m 24.2km 孝行猿
16:10 (00:15)
1150m
25.5km 柏木コース登山口 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20201114_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/CgKrUY6gusXxgt9p6

※何度も歩いたコースなので、写真と変更点など中心に掲載します。

 週末は全国的に快晴の予報で、早々に高い山へ登ることを計画します。 今年は長梅雨とコロナの影響もあったので、北アルプス・南アルプス・中央アルプスの高い山へは登っていません。 その中でも暫く訪れていなかった、南アルプスの「仙丈ヶ岳」へ向かうことにしました。

 往路は分杭峠側からの道が工事中と言うことで敬遠し、小黒川スマートインターチェンジから高遠経由で向かいました。 自宅から2時間半ほどで市野瀬に到着すると、左の橋を渡り登山口を目指します。 駐車場に到着すると、2台の車が止まっていますが、人影はありません。

 早速準備をして行きますが、駐車場の脇には真新しい簡易トイレが置かれており、「柏木登山口」と書かれていました。

トイレ設置
トイレ設置

 11月も中旬となり、流石に寒いだろうと暖かい格好で登りますが、この日の登山口はそれほど冷えていませんでした。

暫くは林道歩き
暫くは林道歩き

 孝行猿の標識を目印に登っていきますが、この日の体調は思わしくなく、体が重く歩きが遅めでした。

ここで右の孝行猿へ
ここで右の孝行猿へ

孝行猿の遺跡
孝行猿の遺跡

 孝行猿の遺跡からは、踏み跡が薄くなりますが、赤布を追うように進んでいきます。

山道を進む
山道を進む

 程なくして初めの林道と合流しますが、ここにある標識は新しくなっていました。

新しい標識
新しい標識

 当面は傾斜も緩く、林道と登山道を交互に歩くことになります。

また林道歩き
また林道歩き

また山道に
また山道に

この先、長い林道歩き
この先、長い林道歩き

落ち葉の道を進む
落ち葉の道を進む

 最終水場を通過しますが、ここからが本格的な登山道となります。

水場(2箇所)
水場(2箇所)

ここから本格的な道に
ここから本格的な道に

 ここは林道脇が伐採されており、中央アルプスの展望が広がっていました。

中央アルプス(左端に恵那山も)
中央アルプス(左端に恵那山も)

 夏の時期はこの辺りはマルバタケブキの黄色の花が綺麗なところですが、この時期は綿状の実が見られます。

マルバダケブキの実
マルバダケブキの実

 上部で林道と合流すると、左へ折れ大きく廻り込むように稜線を進んでいきます。

ここで左に折れる
ここで左に折れる

 程なくすると、林道の脇を並行する道となり、林道のほうが早く歩けそうです・・・。

暫くは林道沿いに進む
暫くは林道沿いに進む

 左から林道に合流しますが、ここで左に進むと次第に山深い感じとなっていきました。

林道との分岐(左側へ)
林道との分岐(左側へ)

踏み跡を辿り
踏み跡を辿り

次第に樹林の中へ
次第に樹林の中へ

 尾根沿いの道となると苔むした道となります。

苔むした道となる
苔むした道となる

 左斜面をトラバースしてピークを越えると、「松峰小屋分岐」に到着しました。

あと5時間?
あと5時間?

松峰小屋分岐
松峰小屋分岐

 ここで全体の半分程度ですが、2時間45分掛かっていました。 ここからは本格的な登りとなりますが、やはりペースは上がりません・・・。

次第に上りとなる
次第に上りとなる

一気に標高が上がる
一気に標高が上がる

左斜面をトラバース
左斜面をトラバース

 植生が替わり、森林限界が近づきます。

鋸岳方面が見えだす
鋸岳方面が見えだす

灌木が多くなる
灌木が多くなる

 石の多い展望地に到着しますが、この日は遠くまでよく見えていました。

下の紅葉は良い感じに
下の紅葉は良い感じに

乗鞍岳
乗鞍岳

鋸山など
鋸山など

 途中で、単独の女性登山者の方が下りてこられます。

トラバース道に倒木あり(切られている)
トラバース道に倒木あり(切られている)

シラビソ林も倒木多く
シラビソ林も倒木多く

 日差しも強く風が弱い登山日和となっていますが、体調は治りそうもありません。

気持ちの良い道に
気持ちの良い道に

 前方にハイマツ帯への登りが見えてきます。

ハイマツ帯手前の斜面
ハイマツ帯手前の斜面

 ここを登り終えると森林限界となり、山頂方面が見えてきました。

森林限界を越えて
森林限界を越えて

 山頂まではあと1時間弱の距離ですが、今回はここまで来られればと思っていたので、ここで昼食休憩としていきました。 ゆっくりと絶景を見ながら休憩していきますが、体調は回復しませんでした。

休憩地から展望(北アルプス方面)
休憩地から展望(北アルプス方面)

休憩地から展望(中央アルプス方面)
休憩地から展望(中央アルプス方面)

休憩地から展望(恵那山・南アルプス深南部)
休憩地から展望(恵那山・南アルプス深南部)

北アルプス北部
北アルプス北部

北アルプス北部(穂高連峰・槍ヶ岳など)
北アルプス北部(穂高連峰・槍ヶ岳など)

槍ヶ岳がハッキリと
槍ヶ岳がハッキリと

乗鞍岳アップ
乗鞍岳アップ

遠くに白山(すでに雪に覆われ)
遠くに白山(すでに雪に覆われ)

奥に木曽御嶽山
奥に木曽御嶽山

木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳

空木岳・赤梛岳など
空木岳・赤梛岳など

南駒ヶ岳・仙涯嶺など
南駒ヶ岳・仙涯嶺など

奥に鈴鹿山脈(左に御在所岳・中央右に竜ヶ岳)
奥に鈴鹿山脈(左に御在所岳・中央右に竜ヶ岳)

恵那山
恵那山

南方面
南方面

右に二児山、中央左に熊伏山、左に奥茶臼山など
右に二児山、中央左に熊伏山、左に奥茶臼山など

右から光岳・兎岳・聖岳・赤石岳など
右から光岳・兎岳・聖岳・赤石岳など

中央アルプス方面のパノラマ
中央アルプス方面のパノラマ

 休憩後は、行けるところまで山頂へ向かいますが、体調不良に加え高山病(息苦しさ)も出てきています。 また、下山もいつもより多めの時間と考え、陽が陰り始める17時までは下山したいと、12時半を目処に歩いていきます。

山頂が見えて
山頂が見えて

 2つほどピークを越えると、左手に「八ヶ岳」と「甲斐駒ヶ岳」が近くに見えていました。

八ヶ岳南部
八ヶ岳南部

右に甲斐駒ヶ岳、中央奥に八ヶ岳

右に甲斐駒ヶ岳、中央奥に八ヶ岳

甲斐駒ヶ岳アップ
甲斐駒ヶ岳アップ

東側のパノラマ
東側のパノラマ

 北側の景色が見たかったので、これで満足し下山を開始します。

山頂までは40分程度か
山頂までは40分程度か

下山開始
下山開始

 往路の道を歩いていきますが、途中気になっていた林道を歩いて楽(遠回り)して行きました。

美ヶ原方面(奥に妙高山・高妻山など)
美ヶ原方面(奥に妙高山・高妻山など)

展望地から最後の景色
展望地から最後の景色

下山は林道歩きで
下山は林道歩きで

落石多し
落石多し

気持ちよく歩いていける
気持ちよく歩いていける

人が通れるように切られている
人が通れるように切られている

ここで右が正解
ここで右が正解

登山道と合流する
登山道と合流する

 そして3時間半ほどで駐車地近くまで下りてきましたが、斜陽を浴び紅葉が綺麗に見られました。

最後は紅葉を楽しみながら
最後は紅葉を楽しみながら

16時には陽が大きく傾き
16時には陽が大きく傾き

【反省点】

 体調不良で登ったことでしょうか。 幸い、体調の悪化はありませんでしたが、山深いところなので、不安要素がある時は自制したいと思います

【次回予定】
 体調はまだ万全といえないので、週末は鈴鹿の山に紅葉狩りに行く予定です。


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