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[登山] 2021年 晩春の鈴鹿 国見岳 [登山]

 今回は、毎年恒例のアカヤシオの花見に鈴鹿の「国見岳」へ登ってきました。 アカヤシオの見頃は一週間ほど前だったようで、強い風などで多くの花が落ちていました…。 しかし、風の弱い斜面などに残っていた花の付きはよく、それなりに楽しむことができました。

コース途中のアカヤシオ
アカヤシオ1

2021年
晩春の鈴鹿 国見岳
日付 2021年05月09日(日)
天気 曇り時々晴れ(風強く)
山域 鈴鹿
場所 三重県三重郡菰野町(こものちょう)大字千草
距離 9.3km (内車道 2.1km)
累積標高 +1051 -1051m
時間 4時間25分
人数 単独
撮影枚数 0376枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0036枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(スリップ注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ アカヤシオ、シロヤシオ、奇岩
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:05 300m 0.0km 鳥居道駐車場 出発
05:15 (00:10) 368m 0.8km 尾根末端取付
06:30 (01:15) 784m 2.5km 割谷の頭
07:15 (00:45) 1012m 3.6km ヤシオ尾根合流
07:25 (00:10) 1073m 4.2km キノコ岩
07:50 (00:25) 1175.2m 4.8km 国見岳
07:55 (00:05) 1166m 4.9km 国見尾根分岐
08:45 (00:50) 664m 6.2km 藤内小屋
09:05 (00:20) 478m 7.4km
スカイライン合流
09:15 (00:10) 383m 8.4km 東海自然歩道出合
09:30 (00:15) 300m 9.3km 鳥居道駐車場 到着

Garmin Connect
GPS暴走によりデータ消失

実績コース(赤色は推定コース)
20210509_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/b7ZFXEBuLY7rDZ6P8

関連リンク:
 2018年04月21日 [登山] 2018年春 鈴鹿 ハライド・国見岳のアカヤシオ
 2020年04月22日 [登山] 2020年 鈴鹿 御在所岳・国見岳・ハライド花見周回

※今回のコースは、今までも何度か通っているので詳細は割愛します。

 このところ、花粉や黄砂の影響で暫く体調が思わしくありません。 前日の土曜日も体が怠く日曜日に今年最後のチャンスだろうと、近場の鈴鹿にアカヤシオを見に行くことにしました。

 登山口はいつも?の「鳥居道駐車場」とし、日の出直後の登山開始を狙って4時半前に出発しました。 高速利用で自宅からは40分と掛からなくなったこともあり、5時前には菰野ICを降りて3kmほど西の駐車場に到着します。

 駐車場には、今から登山を開始する人の他にテント泊の方もいるようで、それなりに混んでいました。 今回は、早い時間に下山予定なので、軽装装備で登ります。
 往路は、以前下山に利用した「割谷の頭(724mピーク)」の南尾根の末端からスタートします。 国道を「鳥居道山キャンプ場」へと向かいますが、気管支が腫れているのか息苦しい感じでした。 「鳥居道山キャンプ場」にはテントが2つ張られていました。 更に歩いてゲートの先から適当に取り付きます。

この先で取り付く
この先で取り付く

尾根伝いに踏み跡あり
尾根伝いに踏み跡あり

 灌木の林となりますが、はっきりした踏み跡(獣道)などもあり、尾根沿いに高度を上げていきました。

暫く登り続ける
暫く登り続ける

 テープなどが出てくると、急斜面などにはトラロープが付けられ、比較的安全に進んで行けました。

スリップしそうなところにはトラロープ
スリップしそうなところにはトラロープ

ここにもトラロープ
ここにもトラロープ

 572m地点を通過し、傾斜が緩み稜線沿いとなると明確な道となります。

明確な踏み跡に
明確な踏み跡に

鎌ヶ岳
鎌ヶ岳

 次第に周囲は二次林などとなり、気持ちのよい新緑の中を歩いていきました。

新緑が気持ち良い
新緑が気持ち良い

 また、一部で以前も見られたシロヤシオの花が見頃となっていました。

シロヤシオ
シロヤシオ

シロヤシオアップ
シロヤシオアップ

ミツバツツジ
ミツバツツジ

 稜線を北へと進み始めると、左手に「御在所岳」が見えてきます。

御在所岳
御在所岳

 標高が上がり「割谷の頭」に近づくと、イワカガミの花が見られ始めます。

イワカガミ
イワカガミ

 これらの花を目で追いながら、手前のピークで右斜面をトラバースすると、山頂直下で一気に登ります。

手前のピークは右にトラバース
手前のピークは右にトラバース

 すると見覚えのある「割谷の頭」に到着しますが、ほとんど展望はありません。(国見峠方面に少しだけ)

割谷の頭
割谷の頭

 ここで小休止し、更に北へと左斜面を降りていきました。 岩場なども現れますが迂回路などもあり、程なくして「鐘撞堂跡」に到着しました。

鐘撞堂跡
鐘撞堂跡

 ここからは去年も歩いたコースで、「国見岳」へ向かいました。

下に藤内小屋(奥は雲母峰)
下に藤内小屋(奥は雲母峰)

ここから急登
ここから急登

 ここで先行する人を抜いていき、尾根の上部に到着しました。

イマイチな天気(黄砂で黄色に)
イマイチな天気(黄砂で黄色に)

 すると満開のアカヤシオが出迎えてくれますが、花が残っている所はここだけでした…。

アカヤシオ
アカヤシオ1

 更に登りハライドや腰越峠方面との分岐に到着します。

ハライド方面分岐
ハライド方面分岐

 この辺りから再度アカヤシオが見られ始めます。 しかし、地面には沢山のピンクの花が散らばっていますが、肝心の枝にはわずかに残るだけでした。

目指す国見岳
目指す国見岳

この辺りの花は終わり
この辺りの花は終わり

 まだ朝早いこともあり、ここまで人の気配はありません。 しかし、県境稜線に合流すると、その後は3名ほどの登山者の方を見かけました。

キノコ岩
キノコ岩

県境稜線に合流
県境稜線に合流

 青岳辺りからはヤシオ尾根全体を見通せますが、アカヤシオのピンクは疎らです。

アカヤシオは疎ら
アカヤシオは疎ら

ヤシオ尾根の様子
ヤシオ尾根の様子

青岳から
青岳から

 気持ちを切り替え、春の花を見ていきます。 ハルリンドウは僅かに咲いている程度で、これも遅すぎたのでしょうか?

ハルリンドウ
ハルリンドウ

場所によってはそれなりに
場所によってはそれなりに

 早い時期には雪も残る掘れた道にはショウジョウバカマが一株だけ残っていましたが、例年であれば近くに見られるバイカオウレンなどは全く見られませんでした。

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ

 花を探しながら登っていくと「国見岳」に到着します。

国見岳
国見岳

 到着時には人の姿は無く、何時ものように岩の上から周りの様子を眺めていきました。

国見岳から御在所岳方面(ガスが…)
国見岳から御在所岳方面(ガスが…)

奥の岩場は天狗岩
奥の岩場は天狗岩

 天気もパッとせず風も吹いているので、今回はこれで下山とします。 国見尾根との分岐まで降り、尾根沿いに進みます。

ここで国見尾根へ
ここで国見尾根へ

尾根を進む
尾根を進む

 岩場が現れますが、テープなどに従い迂回路などで通過します。

初めの岩場(左から巻く)
初めの岩場(左から巻く)

この辺りのアカヤシオも良い感じ
この辺りのアカヤシオも良い感じ

 程なくして前方に「天狗岩」などが見えてきました。 以前通ったときはあまり見ていきませんでしたが、今回は時間もあるのでじっくりと見ていきます。

天狗岩(右)とゆるぎ岩(左)
天狗岩(右)とゆるぎ岩(左)

 その後も降りていきますが、一部急斜面があり迂回路で降りれば問題ありませんが注意が必要です。

木の根の道を降りる
木の根の道を降りる

下に藤内小屋
下に藤内小屋

シャクナゲ
シャクナゲ

スリップ注意
スリップ注意

 そして尾根の分岐から40分ほど降りると、8名程の方が休憩する藤内小屋に到着します。 ここから先は沢沿いに下山しますが、以前とコースが一部変わっていました。

藤内小屋に到着
藤内小屋に到着

国見峠からのコースと合流
国見峠からのコースと合流

 前方に巨大堰堤が見えてきて、どの様に通過するのかと思っていましたが、堰堤の下の隙間を抜ける道となっていました。

沢沿いを下る
沢沿いを下る

七の渡し
七の渡し

巨大堰堤の下を通る
巨大堰堤の下を通る

 堰堤の先で車道と出会い、そこを国道に出ると車に気を付けながら東海自然歩道の合流点まで歩きます。 そして最後は、安全な東海自然歩道を歩いて戻っていきました。

ここからは車道

ここからは車道

湯の山かもしか大橋(3年前に開通)
湯の山かもしか大橋

最後は東海自然歩道を歩く
最後は東海自然歩道

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回予定】
 今年は早くも雨の季節となりそうです…。 雨の影響ま少ない北陸方面(富山)の山へ登る予定です。


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