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[登山] 山梨県 櫛形山周回 [登山]

 今回は、西から雨が近づいているのでなるべく東へと思い、南アルプスの前衛峰となる「櫛形山」へ登ってきました。 全体的によく整備された道で、ゆっくり登った割には思ったよりも早く巡ることができました。 また、各山頂からは梅雨空にも関わらず富士山や南アルプスの山々を見ることができました。

櫛形山(鞍部付近)から富士山を望む
鞍部付近からの富士山

裸山から農鳥岳(左)・間ノ岳(中央)・北岳(右)など

右から北岳・間ノ岳・農鳥岳

山梨県
櫛形山周回
日付 2021年06月12日(土)
天気 曇り時々晴れ間
山域 南アルプス前衛
場所 山梨県南アルプス市上市之瀬
距離 17.8km (内車道2.8km)
累積標高 +1448 -1448m
時間 6時間05分
人数 単独
撮影枚数 0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0566枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0132枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(唐松岳以降は踏み跡薄く)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 原生林、初夏の花々
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:05 892m 0.0km 南アルプス市県民の森 出発
06:08 (00:03) 894m 0.1km 中尾根登山道入口
07:05 (00:57) 1450m 2.5km 林道出合
08:00 (00:55) 1805m 4.4km 祠頭
08:25 (00:25) 2010m 5.5km バラボタン平
08:35 (00:10) 2020m 6.0km 櫛形山(標識) 5分滞在
08:50 (00:15) 2052.2m 6.6km 櫛形山(奥仙重:三角点)
09:10 (00:20) 2010m 7.6km バラボタン平(分岐)
09:25 (00:15) 2003m 8.8km 裸山 10分滞在
09:50 (00:25) 1898m 9.7km アヤメ平
10:05 (00:15) 1856.4m 10.7km 唐松岳
10:30 (00:25) 1625m 12.3km 丸山
10:40 (00:10) 1510m 12.8km 丸山東林道出合 昼食休憩
11:00 (00:20) 1510m 12.8km 丸山東林道出合 出発 
11:25 (00:25) 1170m 14.1km 丸山登山道入口
11:40 (00:15) 933m 15.0km 高尾苗畑公衆トイレ出合
12:10 (00:30) 892m 17.8km 南アルプス市県民の森 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20210612_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/ssCc3wqa26SiQ9Ww5

 以前からアヤメで有名な「櫛形山」へ行きたいと計画していましたが、7月の最盛期は混むようなのでこのタイミングで登ることにしました。

 登山口は幾つかあるようですが、いつもの様に山麓からの周回コースで計画します。 出発地点は、南アルプス市県民の森とし、広い駐車場があるのでそこへ向かいました。 自宅からでは南アルプスを迂回するため、直線距離の割には時間がかかります。 それでも甲府や静岡から高速が延びているので、以前よりは(時間的には)近くなりました。 どちらから迂回するか悩みますが、静岡側の道の完全開通は一年遅れで今年度中に延期となっているので、今回は北の諏訪方面から向かいました。

 3時間近く掛かるだろうと、朝3時過ぎに出発します。 中央自動車道を走り、双葉ジャンクションで中部横断道へと入ります。 一車線路となりますが、6時前で車は少なく程なくして南アルプスインターチェンジに到着しました。 インター出口で右折し、西の県道108号線を「県民の森」へと向かいます。 次第に細い道となり、標高を上げていきました。 何度かつづら折れに登っていくと、ほぼ予定通りに「県民の森」の第一駐車場に到着しました。

県民の森に駐車
県民の森に駐車

 駐車する車はありますが人の姿は無く、準備が整ったところで出発しました。

園内マップ
園内マップ

 ウッドビレッジ前の車道を更に奥へ進むと、左手に登山口がありました。

ウッドビレッジの前を奥へ
ウッドビレッジの前を奥へ

左の道へ
左の道へ

 ここが「中尾根登山道」の入り口で、ここから山頂までは4時間弱と書かれています…。

入口の標識(山頂まで230分…)
入口の標識(山頂まで230分…)

 奥にはコテージなどが並び、明かりも付いており泊まっている方もいるようです。 奥へ進むと分岐が現れますが、道標に従い右奥の道を進みます。

分岐を右へ
分岐を右へ

コアジサイ
コアジサイ

 暫くは木材チップの敷かれたふかふかのよい道を進んでいきますが、幾つかの遊歩道分岐を経ると登山道らしくなりました。

暫くは整備された遊歩道を進む
暫くは整備された遊歩道を進む

ここから尾根の登りに
ここから尾根の登りに

 その後も幾度か分岐が現れますが、分かりやすい道標が立っており迷うことはありません。

標識が多く迷うことは無く
標識が多く迷うことは無く

右の階段を登り尾根沿いに
右の階段を登り尾根沿いに

 尾根沿いの道となると、本格的な登りとなります。

ここからはひたすら登りに
ここからはひたすら登りに

 それでも歩きやすい道となっていて、尾根を直登すること無くトラバースやつづら折れを繰り返し、負担の少ない道でした。

右斜面を進む
右斜面を進む

植林の間伐帯
植林の間伐帯

 標高1300m付近までは、周囲は植林で作業道など沢山見られますが、それより上では二次林などの新緑も見られました。

作業道と合流
作業道と合流

新緑が気持ちよく
新緑が気持ちよく

 林道が近づくと木製の階段が現れ、程なくして林道出合に到着しました。

林道手前から階段道
林道手前から階段道

林道合流(先の階段を進む)
林道合流(先の階段を進む)

 合流地点脇には、数台の車が止められそうなスペースがありますが、後でこちら方面(展望台から南)は通行止めだったことを知りました。 目の前にはコンクリート性の階段が続いており、小休止後にそこから登っていきます。

同じような道が続く
同じような道が続く

 暫くは先程同様の傾斜が続きますが、次第に緩んでいくと気持ちの良い林となりました。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

ササバギンラン
ササバギンラン

 1619m付近を通過すると、林床にシロバナノヘビイチゴが見られ始めます。

1619m付近
1619m付近

シロバナノヘビイチゴ
シロバナノヘビイチゴ

 このシロバナノヘビイチゴは、この後「唐松岳」まで至るところで群生しており目を楽しませてくれます。 周囲は奥深い林の雰囲気となり、朽ちた巨木なども見られ始めます。

巨木が見られだす
巨木が見られだす

 本来であれば鬱蒼と茂る森となるところなのでしょうが、ここも鹿の食害の影響からかバイケイソウが多く見られます。

バイケイソウが多く
バイケイソウが多く

 再度傾斜が強まり、左に大きく高うするところで、左手の樹間から富士山が見られました。 この日は天気予報に反し、暑い雲に覆われていますが、幸い低い雲の上(標高1700m以上)は高曇りで遠くまで見通せます。

この日初めての富士山
この日初めての富士山

樹間から三ツ峠山方面

樹間から三ツ峠山方面

大菩薩嶺方面
大菩薩嶺方面

 1849m地点近くまで登ると、傾斜が緩み山頂までの標高差は僅か(200m)となります。 南の「祠頭」の分岐へ向かう道となり、平坦な日当たりには先程のシロバナヘビイチゴの他にも、色々な花が見られました。

キンポウゲ
キンポウゲ

ミツバツチグリ?
ミツバツチグリ?

 前方にひときわ白く「ズミ」の花が見えてきました。

満開のズミ
満開のズミ

ズミアップ
ズミアップ

 ここが「祠頭」のテント地のようです。 右に分岐が現れると、そちらへ向かい更に登っていきました。

下にはシロバナノヘビイチゴ
下にはシロバナノヘビイチゴ

祠頭に到着(右へ)
祠頭に到着(右へ)

サルオガセ
サルオガセ

タチツボスミレ
タチツボスミレ

 この分岐から直進すると避難小屋があったようですが、少し登りかけて気がついたので無視して登っていきました。 10分ほどすると左に分岐が現れ、そちらが山頂方面なので向かいます。

トラバース道分岐(直進)
トラバース道分岐(直進)

 巨木の枝の下をくぐり暫く進むと、右手に明るい草原が見えてきました。

巨木の枝の下を通る
巨木の枝の下を通る

 ここが「バラボタン平」と呼ばれるところで右に進むと「裸山」方面ですが、そちらへは後で向かうことにします。

左に山頂方面
左に山頂方面

バラボタン平(直進)
バラボタン平(直進)

 緩やかな登りを歩いていくと、前方にピークが見えてきました。

ここにも巨木

ここにも巨木

山頂へ最後の登り

山頂へ最後の登り

 この辺りでこの日初めての登山者とすれ違います。

山頂が見えてくる
山頂が見えてくる

 そして出発から2時間半で「櫛形山」の山頂に到着しました。

櫛形山
櫛形山

 山頂は樹林に覆われ展望はありませんが、少し離れた東斜面が切り開かれ、そこからは「富士山」などが望めました。

山頂から富士山を望む
山頂から富士山を望む

富士山アップ
富士山アップ

ここにも花が
ここにも花が

 ここに標識があり正式な山頂なのですが、最高点となる三角点ピークは更に南にあるので向かいました。 木の根の多い道をつまづきに気をつけ降りていくと、左斜面が大きく開けたところに出てきます。 ここからは「富士山」とその右手前に「毛無山」などの山塊も望めます。

鞍部付近からの富士山
鞍部付近からの富士山

 この先が鞍部で、その後は最高点へと緩やかな上りとなりました。

三角点への道
三角点への道

 その途中にも数名の登山者の方とすれ違いました。 程なくして南北に切り開かれた三角点ピークに到着します。 ここには「奥仙重」と言う名前が付いており、本来こちらが「櫛形山」の山頂なのでしょうが展望はありません。

三角点ピーク
三角点ピーク

三等三角点
三等三角点

 見るものも無いので先程の鞍部まで戻り富士山を眺めていきます。 ここから山頂へ登り返し、「バラボタン平」へ降りていきます。 「裸山」への分岐を左に曲がり、気持ちの良い草原広場を抜けていきます。

ここから裸山へ
ここから裸山へ

 樹林帯へ入り暫く進むと、「祠頭」からのトラバース道と合流します。 左へ向かうと緩やかな下りとなり、ガイドブックなどには原生林と書かれた付近で、気持ちの良い道が続きました。

すぐにトラバース道と合流(左へ)
すぐにトラバース道と合流(左へ)

緩やかな下りに
緩やかな下りに

アオバヒョウタンボク
アオバヒョウタンボク

原生林
原生林

 アヤメ平との分岐があらわれますが、直進して「裸山」へと向かいます。

右にトラバース道分岐(直進)
右にトラバース道分岐(直進)

良い道が続く
良い道が続く

 先行の登山者の方を抜いて進んでいくと、左手に鹿よけの柵が見えてきました。

ここから柵沿いの道に
ここから柵沿いの道に

 この中にアヤメなどがあるのですが、まだ花の時期には早いようです。(帰宅後調べると、裸山の西側に数輪咲いていたようです…)

アヤメの葉がチラホラと
アヤメの葉がチラホラと

 ここで初めて南アルプス方面(西側)が望めます。

笊ヶ岳
笊ヶ岳

赤石岳(中央)と聖岳(左)
赤石岳(中央)と聖岳(左)

 前方の丘の上に「裸山」が見えて来ました。

左上に裸山山頂
左上に裸山山頂

 この後向かう「アヤメ平」分岐を右に見て、斜面を登ると呆気なく山頂に到着しました。

アヤメ平分岐
アヤメ平分岐

山頂へ(右斜面にシロバナノヘビイチゴ)
山頂へ(右斜面にシロバナノヘビイチゴ)

シロバナノヘビイチゴ2

シロバナノヘビイチゴ2

裸山
裸山

三角点
三角点

 山頂は北西側が切り開かれており、南アルプス北部の山々の展望台となっています。

左から農鳥岳・間ノ岳・北岳・北岳など
左から農鳥岳・間ノ岳・北岳・北岳など

鳳凰三山

鳳凰三山

甲斐駒ヶ岳
甲斐駒ヶ岳

上河内岳
上河内岳

 南側は柵に囲われており、網目の間からは「櫛形山」の山頂と奥に「富士山」が頭を出しています。

右に櫛形山山頂と富士山
右に櫛形山山頂と富士山

 休憩がてら展望を眺めたところで、アヤメ平へと向かいます。 先程の分岐まで戻り、北東の道を進みますが、雰囲気が変わりシダの間を抜けていきます。

アヤメ平へ降りていく

アヤメ平へ降りていく

 暫く降りると、裸山へ向かう途中の分岐からの道と出合います。

櫛形山からの道と合流
櫛形山からの道と合流

 その後も下る道が続き、バイケイソウが見られだすとアヤメ平も近くでした。

この辺りもバイケイソウが多く
この辺りもバイケイソウが多く

 降り切ると、アヤメ平との間には鹿よけの柵が現れました。

鹿よけの柵を越える
鹿よけの柵を越える

 ここを開けて中へ入ると、これまであまり見られなかった植物や花などが一気に増え、柵の外の植物は鹿に食べつくされてしまったようです…。

マイヅルソウ
マイヅルソウ

エンレイソウ(花期は終わり)
エンレイソウ(花期は終わり)

 分岐が見えてくると、そこが「アヤメ平」の中心でした。

アヤメ平

アヤメ平

トレッキング道(右)、左に避難小屋
トレッキング道(右)、左に避難小屋

 左(西)に木道が続いていますが、アヤメなどの花の気配はまだありません。

周囲に花(アヤメ)の気配なし
周囲に花(アヤメ)の気配なし

 周囲は湿地帯といった感じで、ベンチや避難小屋などがあり休憩には良いところですが、まだ昼には早すぎます…。 ここで四方に分岐する道を、北へ向かっていきました。

唐松岳へ向かう
唐松岳へ向かう

 途中には、仮設トイレがあり助かります。

仮設トイレ
仮設トイレ

 柵に囲まれたアヤメ平から出ますが、暫くはロープで仕切られた道を進んでいきます。

再度ドアを開けて
再度ドアを開けて

暫くは道沿いにロープ
暫くは道沿いにロープ

 ロープが無くなると途端に踏み跡が薄くなりました。

踏み跡が薄くなる
踏み跡が薄くなる

 尾根沿いに進むため迷うことはありません。 シラビソ林などの下草の少ない道を歩いていくと、次第に上りとなっていきます。

この辺りから印なし
この辺りから印なし

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

 途中で登山者の方とすれ違いますが、アヤメ平からのピストンでしょう。 傾斜が緩むと芦安との分岐が現れますが、そのまま直進していくと呆気なく「唐松岳」の山頂に到着しました。

芦安分岐
芦安分岐

山頂間近
山頂間近

唐松岳(展望なし)
唐松岳(展望なし)

 展望などは無く、標識がなければ山頂と言う感じもありません。

ここも三等三角点
ここも三等三角点

 ここにもズミの花が満開で、暫く休憩していきました。

ズミアップ
ズミアップ

 ここで右に折れると「丸山」へと一気に標高を落とします。

丸山へ
丸山へ

 こちらも尾根沿いですが、赤テープやペンキ印などがあり助かります。

赤ペンキ印をたどる
赤ペンキ印をたどる

 暫くは鳥のさえずりや大音量のハルゼミの鳴き声を聞きながら、明るい林の中を歩きます。

暫くは明るい林の中を進む
暫くは明るい林の中を進む

 傾斜が強まると尾根沿いから逸脱し、テープで右下に誘導されます。

尾根沿いから外れ右下をトラバース(赤テープあり)
尾根沿いから外れ右下をトラバース(赤テープあり)

 この辺りは踏み跡も薄く、迷う可能性の高いところでした。(わからなければ、尾根沿いに進む)

バイケイソウの中を進む
バイケイソウの中を進む

 ここまで日差しなどもありましたが、標高が落ちて雲の中に突入したようです。

ガス(雲)の中へ降りていく(1750m付近)
ガス(雲)の中へ降りていく(1750m付近)

 ガスが立ち込め途端にテープなどが見えづらくなります。 幸い薄いながらも踏み跡は見えるので、落ち葉を踏みしめながらつづら折れで降りていきました。

1700m付近で右に折れる
1700m付近で右に折れる

 右へ左へと折れていくため、方向感覚が狂います。 GPSで丸山手前の鞍部を確認し、そちら方向へ降りているのを確認しながら進んでいきました。

ガスで方向感覚なし(つづら折れに下る)
ガスで方向感覚なし(つづら折れに下る)

 暫く降りていくと鞍部に到着しました。 ここからは丸山山腹をトラバースする道となっていたので、尾根を直登して進むことにしました。

丸山との鞍部に到着
丸山との鞍部に到着

尾根沿いに山頂へ
尾根沿いに山頂へ

 踏み跡などはあり、それを辿って山頂へ向かいます。

ヤマツツジ
ヤマツツジ

尾根沿いに踏み跡
尾根沿いに踏み跡

 手前の小ピークを越え少し登ると、丸山山頂に到着しました。

丸山山頂(標識などは無い)
丸山山頂(標識などは無い)

 とは言え、ガスに加え元々の展望もなさそうです…。 ここで昼食休憩とも思っていましたが、このまま先へ進みます。 すぐ下に登山道があるはずなので、適当に斜面を下っていきました。

クサタチバナ
クサタチバナ

 この辺りはクサタチバナの花が満開で、至るところで群生が見られました。

南の斜面を降りる
南の斜面を降りる

フタリシズカ2
フタリシズカ2

 少し下ると予想に反して踏み跡が現れます。 GPSの地図ではまだ下に登山道があることになっているので、西に下る道を進みました。 しかし、少し進むと「←登山道→」と書かれた標識があらわれます。 国土地理院の地図で確認すると、ここが登山道で間違いないので先程の合流点まで戻りました。

登山道の標識
登山道の標識

 丸山山頂直下を越えて東尾根を降りていくと、つづら折れで一気に標高を落とします。

丸山を越えて下りに
丸山を越えて下りに

 そして下が明るく見えてくると、林道に出合いました。

林道出合
林道出合

降りてきた道を見る
降りてきた道を見る

 林道の更に下に登山道が続いていることを確認しますが、周囲が切り開かれ明るいのでここで昼食休憩としていきました。

林道の下へ登山道は続く
林道の下へ登山道は続く

ガスで展望なし
ガスで展望なし

 周りはガスで展望はありませんが、晴れていれば八ヶ岳方面も見えるのでしょう。 しかし、ガスのお陰で日差しも抑えられ涼しく休憩することが出来ました。 休憩後は、下の車道に向かい最後の降下を開始します。

左の植林の中へ
左の植林の中へ

 階段を降りて左へ向かいますが、イノシシなどで掘られた後が目立ちます。 植林の中にトラバースするみちが切り開かれているので、そこを進みます。

トラバース気味に降りていく
トラバース気味に降りていく

 暫くすると鬱蒼とした樹林となり、落ち葉で滑りやすい道なので注意して進んで行きました。

植林の中へ(落ち葉が多い)
植林の中へ(落ち葉が多い)

祠跡?
祠跡?

 北東の尾根に合流すると、尾根沿いにつづら折れで作られた道を降りていきました。

砂利が多い
砂利が多い

 下からバイクの音が聞こえてきます。 程なくして舗装された道が見えてきて、休憩場所から25分ほどで舗装林道に出合いました。

左下に林道が見えて
左下に林道が見えて

登山口の様子
登山口の様子

丸山登山道入口
丸山登山道入口

 登山口付近は三叉路となっており、東の上の道は北尾根コースの展望台へ向かう道ですが、150mほど登ることになります…。 周りは相変わらずのガスで展望は期待できないので、予定通り下へ向かう道へ入っていきました。

ここで左下の道へ
ここで左下の道へ

 道は右にカーブしていますが、その手前から破線路があるので、そちらへ向かいます。

ここから尾根沿いに降りる

ここから尾根沿いに降りる

 尾根沿いは植林帯で明確な作業道が続いています。

尾根沿いに
尾根沿いに

 破線路は、右下へ降りていますが、その様な道はありません。 斜度はそれなりにありますが、ふかふかの地面で滑る心配も少ないので強気で降りていきました。

斜面を降りて
斜面を降りて

 急斜面を獣道など利用してつづら折れで降りていくと、沢に到着しました。

谷へ直接降りる
谷へ直接降りる

 沢沿いに作業道があり、下に向かいシッカリした道となっていました。

左へ進む
左へ進む

 轍が現れ軽トラックなどであれば入れるのでしょう。 右に分岐があり、本来はそちらの林道へ向かう予定でしたが、直進した方が予定地点に近いのでそのまま歩いていきました。

しっかりした道に
しっかりした道に

 左に廃墟が見えてきて、その先にトイレが現れます。

高尾苗畑公衆トイレ横の道
高尾苗畑公衆トイレ横の道

 トイレが使えるかと確認しますが、周囲は草に覆われ入口の扉も閉まっています…。 トイレ前は舗装された駐車場となっており、車道に出ると駐車地へと向かう道の分岐でした。

トイレへの道(忘れ去られている)
トイレへの道(忘れ去られている)

トイレ前が車道分岐
トイレ前が車道分岐

 ここまで降りれば後は車道を戻るだけです。 樹林に覆われた静かな道を、景色や花どの眺めながら黙々と歩いていきました。

林道からの展望

林道からの展望

伐採した木材が多く積まれている
伐採した木材が多く積まれている

県民の森地図(トイレ付近は自然観察ゾーン…)
県民の森地図(トイレ付近は自然観察ゾーン…)

北尾根登山道入口
北尾根登山道入口

ヤマボウシ
ヤマボウシ

無事駐車場に到着
無事駐車場に到着

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回予定】
 週末はとぢらもパッとしない予報なので、日曜日に雨装備を整えて「恵那山」へ花見に行く予定です。


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