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[登山] 長野県 八ヶ岳(桜平から硫黄岳・横岳・天狗岳) [登山]

 今回は、梅雨明けの予報なので本格的な夏山の前に標高に慣れようと八ヶ岳に登ってきました。 桜平から夏沢鉱泉を経由して「峰ノ松目」「硫黄岳」「横岳」「天狗岳」と周回で歩いてきました。 朝から快晴となり、展望を眺めながら最高の山行となりました。

硫黄岳・横岳間のコマクサ
コマクサ

横岳と富士山
横岳と富士山

長野県
八ヶ岳(桜平から硫黄岳・横岳・天狗岳)
日付 2021年07月17日(土)
天気 晴れ
山域 八ヶ岳
場所 長野県茅野市豊平
距離 18.9km
累積標高 +1733 -1733m
時間 8時間00分
人数 単独
撮影枚数 0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0855枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0157枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(距離長い)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 展望
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:25 1843m 0.0km 桜平駐車場 出発
05:50 (00:25) 2060m 1.7km 夏沢鉱泉
06:25 (00:35) 2310m 3.3km オーレン小屋
07:00 (00:35) 2567.6m 4.6km 峰ノ松目
07:40 (00:40) 2656m 5.9km 赤岩ノ頭
07:55 (00:15) 2760m 6.4km 硫黄岳 (5分滞在)
08:55 (01:00) 2830m 8.2km 横岳 周辺散策
09:05 (01:00) 2830m 8.5km 横岳 出発
09:45 (00:40) 2760m 10.2km 硫黄岳
10:10 (00:25) 2440m 11.2km 夏沢峠 (8分休憩)
10:45 (00:35)
2580m 12.3km 箕冠山
10:55 (00:10) 2603m 12.7km 根石岳 昼食休憩
11:20 (00:25) 2603m 12.8km 根石岳 出発
11:45 (00:25) 2646.3m 13.4km 天狗岳(東峰) 休憩
11:55 (00:10) 2646.3m 13.4km 天狗岳(東峰) 出発
12:10 (00:15)
2603m
14.0km 根石岳
12:20 (00:32) 2580m 14.3km 箕冠山 (5分休憩)
12:45 (00:25) 2310m 15.7km オーレン小屋
13:05 (00:20) 2060m 17.2km 夏沢鉱泉
13:25 (00:20) 1843m 18.9km 桜平駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20210717_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/aJwCpLvcmzAKoPkC7

 前日に関東方面の梅雨明けが発表され、東海地方もこの週末には明けそうです。 そこで久しぶりの快晴と、夏山シーズン本番をにらみ、まだ歩いていない八ヶ岳の初心者向きコースを歩くことにします。

 以前から登りたいと思っていた「峰の松目(みねのまつめ)」を通るコースということで、必然的に「桜平」から出発する計画としました。 しかし人気のコースということで、梅雨明けで混むだろうと予想し自宅を3時前には出発しました。

 中央自動車道を走っていきますが、事前の調査で反対車線(下り)が岡谷ジャンクション付近で事故のため閉鎖となっていますが、関係無さそうなので予定通り向かいます。 順調に進み事故現場の横を通り抜けますが、トラック通しの衝突事故のようで、2時間以上経った時点でも通行止めとなっています。 そして諏訪湖を横目に諏訪ICで降りると、すっかり明るくなった道を八ヶ岳へと向かいます。

 以前も麦草峠へ向かった際に利用した道を進みますが、途中でカーナビに従い「尖石遺跡」へ向かいます。 尖石を通過すると三井の森の看板が現れ分岐が多くなりますが、広い道沿いに進んでいきます。 程なくして未舗装路となり、Y字路で「夏沢鉱泉」の標識をみて右へ入っていきました。

 前後数台の車が同じ方向に向かっていますが、未舗装路となり一団となってゆっくり進んでいきました。 所々がコンクリート舗装で、たくさんの車が通るので邪魔な石などはありません。 数分で下の駐車場を通過しますが、ここは遠すぎます。 そこから10分ほど進むと左手に駐車場が見えてきて、桜平(中)駐車場に到着しました。

桜平駐車場(中)からスタート
桜平駐車場(中)からスタート

 すでに満車に近い感じですが、なんとか隙間を狙い駐車できました。 早速準備していきますが、駐車場のトイレはコロナの関係で閉鎖されています…。 準備を整え出発しますが、暫くは舗装された道などを登っていきます。

夏沢へ向かう
夏沢へ向かう

 程なくして桜平の車止めゲート(右)に到着しました。(直進は上の駐車場へ)

桜平(右に進む)
桜平(右に進む)

桜平周辺案内図
桜平周辺案内図

 ゲート横を通り抜けると、ここからは沢沿いの道となりました。

前方右手に峰ノ松目
前方右手に峰ノ松目

 何名かの登山者の方を追い抜いていますが、夏沢鉱泉までは傾斜も弱くよい道が続いています。

シラナギ沢(左)と別れ
シラナギ沢(左)と別れ

 林道脇は八ヶ岳らしい苔むした林で、所々に白い花(ヘビイチゴ系)が咲いていました。

苔むした林床を見ながら進む
苔むした林床を見ながら進む

 出発から25分ほどで、小高いところに建物が見えてきました。 ここが夏沢鉱泉で、帰路に温泉に入りたいところですが、コロナ対策で日帰り入浴は出来ないようです…。

夏沢鉱泉
夏沢鉱泉

 再度沢沿いとなると道が狭まり、林道はここまでです。

ここから本格的な登山道に
ここから本格的な登山道に

 その後も道幅は狭まりますが歩きやすい道が続き、道沿いには花なども見られ始めます。

ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ

右下に発電設備
右下に発電設備

崩壊地を迂回
崩壊地を迂回

 変化のない沢沿いの道ですが、水力発電設備や崩壊地など通過していきました。

シロバナノヘビイチゴ
シロバナノヘビイチゴ

水力発電受水槽
水力発電受水槽

 暫くはゆるい傾斜を進みますが、オーレン小屋の手前まで来ると、つづら折れの登りとなりました。

ここから少し傾斜が増す
ここから少し傾斜が増す

 少し登ると後方に展望が開け、西側の景色が見えていました。

後方に展望(乗鞍岳方面)
後方に展望(乗鞍岳方面)

つづら折れに登る
つづら折れに登る

 傾斜が緩むと前方が開けてきて、林の上に「硫黄岳」と思われる山も見えてきます。

よく整備された道
よく整備された道

周囲が開け
周囲が開け

 そして出発から1時間でオーレン小屋に到着しました。

オーレン小屋
オーレン小屋

 宿泊者と思われる方や休憩中の人がいますがまだ疲れもないので、予定通りここで右に折れて「峰ノ松目」へ向かいました。

ここで南へ向かう
ここで南へ向かう

 テント場の中を通過し、鬱蒼とした林の中へと入っていきます。

ここはテント場
ここはテント場

テント場の様子
テント場の様子

ダケカンバの苔むした林床
ダケカンバの苔むした林床

 先程よりは道に石や根などが張り出しますが、これでも十分によい道です。 右に折れ尾根に乗ると、本格的な登りとなります。

尾根に乗る
尾根に乗る

 程なくして「硫黄岳(赤岩の頭)」と「峰ノ松目」との分岐に到着します。 ここは右に向かい、斜面をトラバース気味に登っていきました。

分岐で右の峰ノ松目へ
分岐で右の峰ノ松目へ

雰囲気の良い林を進む
雰囲気の良い林を進む

 この辺りはガイドブックにも「オサバグサ」と書かれていますが、その通り湿った林床にオサバグサが見られ始めます。

オサバグサ
オサバグサ

快適な登りが続く
快適な登りが続く

 ここまで斜めに登っており急登はありませんが、気がつくと稜線近くまで標高が上がっていました。

八ヶ岳北部の展望(左奥は北アルプス)
八ヶ岳北部の展望(左奥は北アルプス)

 右手に「峰ノ松目」が見えてくると、呆気なく稜線分岐に到着しました。

稜線に到着(右へ)
稜線に到着(右へ)

ここにもオサバグサ
ここにもオサバグサ

マイズルソウ
マイズルソウ

 ここで右に向かい「峰ノ松目」へと登ります。

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

 次第に傾斜が強まると、唐突に左が切れた展望地に到着します。 ここは昔は分岐となっており、旧赤岳鉱泉へ降りられたようですが、今は崩壊しておりそれも無理そうでした。 目の前に「阿弥陀岳」が見え、その右奥に南アルプスもはっきりと望めました。

崩壊地からの展望1(赤岳・阿弥陀岳・編笠山、右奥に南アルプス)
崩壊地からの展望1(赤岳・阿弥陀岳・編笠山、右奥に南アルプス)

南アルプスアップ(右から仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・北岳・観音岳など)
南アルプスアップ(右から仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・北岳・観音岳など)

 崩壊地の横から急斜面となっており、木の根などを掴みながら登っていきました。

ここから急登に
ここから急登に

段差が大きく
段差が大きく

ツマトリソウ
ツマトリソウ

 登りはそれほど長くは続かず、気がつくと山頂の一角に登っていました。

傾斜が緩み山頂へ
傾斜が緩み山頂へ

 踏み跡が分岐していますが、どこを通っても山頂へは行けそうです。 左手に進むと、最後は右に回り込むように進み、山頂標識のある狭い切り開きに到着します。

峰ノ松目
峰ノ松目

 標識の西側のシャクナゲの中を掻き分け確認すると三角点がありました。

三角点
三角点

 周りのキバナシャクナゲは終盤?となっているようですが、残り花が少しだけ見られました。(写真撮り忘れました…) ここから先程の分岐へ戻り、「硫黄岳」へと登ります。

左に向かう硫黄岳(右は横岳)
左に向かう硫黄岳(右は横岳)

ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ

分岐に戻る
分岐に戻る

 オーレン小屋との分岐から暫くは、平坦な尾根道を進みます。

暫くはなだらかな道
暫くはなだらかな道

誰にも合わず静かな山
ダレにも合わず静かな山

 次第に登りとなりますが急登などはなく、気がつくと森林限界近くまで来ていました。

森林限界
森林限界

 ハイマツが切れる手前の日陰で、ザックから帽子とサングラスを出して日焼け対策していきます。 そしてハイマツをかき分けながら登っていくと、周囲に展望が開け上空に雲ひとつ無い中で景色が望めました。

展望が開ける(横岳・赤岳・阿弥陀岳)
展望が開ける(横岳・赤岳・阿弥陀岳)

下に赤岳鉱泉
下に赤岳鉱泉

 ここからは頭上に見える「赤岩の頭」へと、標高を更に上げていきます。

ハイマツ帯を赤岩の頭へ
ハイマツ帯を赤岩の頭へ

 次第に視界が広がり、後方(西)には樹林に阻まれ見えなかった、中央アルプス・木曽御嶽山、そして北アルプスなども見えてきます。

右手前に峰ノ松目、奥は中央アルプス・木曽御嶽山・乗鞍岳など
右手前に峰ノ松目、奥は中央アルプス・木曽御嶽山・乗鞍岳など

双耳の天狗岳
双耳の天狗岳

 「赤岩の頭」に到着すると前方近くに硫黄岳が見えてきました。

赤岩の頭から硫黄岳を仰ぐ
赤岩の頭から硫黄岳を仰ぐ

北アルプス南部(手前は霧ヶ峰)
北アルプス南部(手前は霧ヶ峰)

 オーレン小屋と赤岳鉱泉との分岐から先は以前も歩いた道となり、ザレた急斜面を黙々と登っていきます。

ザレを登る
ザレを登る

最後の急斜面
最後の急斜面

ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ

 そして出発から2時間半で、硫黄岳の広い山頂部に到着しました。

硫黄岳に到着
硫黄岳に到着

三角点?
三角点?

 これまで何度も来ていますが、いつ来てもよい眺めで暫く景色を眺めていきました。

硫黄岳から赤岳方面
硫黄岳から赤岳方面

硫黄岳から峰ノ松目(上に守屋山・経ヶ岳・吉舎御嶽山など)
硫黄岳から峰ノ松目(上に守屋山・経ヶ岳・吉舎御嶽山など)

硫黄岳から天狗岳・蓼科山(右に妙高山・高妻山、左に白馬岳・鹿島槍ヶ岳・剱岳など)
硫黄岳から天狗岳・蓼科山(右に妙高山・高妻山、左に白馬岳・鹿島槍ヶ岳・剱岳など)

硫黄岳から北アルプス
硫黄岳から北アルプス

諏訪湖(上に乗鞍岳とその左に白山)
諏訪湖(上に乗鞍岳とその左に白山)

硫黄岳から中央アルプス方面
硫黄岳から中央アルプス方面

穂高連峰・槍ヶ岳(まだ雪が多い)
穂高連峰・槍ヶ岳(まだ雪が多い)

木曽駒ヶ岳アップ
木曽駒ヶ岳アップ

いつまでも眺めていたい景色
いつまでも眺めていたい景色

左から四阿山・浅間山・白根山・男体山など
左から四阿山・浅間山・白根山・男体山など

 満足したところで、予定通り花の多い「横岳」へと向かいます。

横岳へ向かう
横岳へ向かう

 少し下ると両側がロープで隔たれ、その先に転々とピンク色のコマクサが見られ始めます。

この辺りからコマクサのお花畑
この辺りからコマクサのお花畑

大同心
大同心

硫黄岳山荘
硫黄岳山荘

コマクサ
コマクサ

 展望とコマクサを眺めながら「台座の頭」へと登りますが、花の最盛期は終わりのようでした。

台座の頭へ登る
台座の頭へ登る

コマクサを見ながら
コマクサを見ながら

稜線が緩やかに
稜線が緩やかに

硫黄岳・峰ノ松目を振り返り
硫黄岳・峰ノ松目を振り返り

白のコマクサ
白のコマクサ

 「台座の頭」は「横岳」からの続きという感じでですが、ここからはこの日初めて「富士山」方面が望めます。

横岳と富士山
横岳と富士山

富士山アップ
富士山アップ

関東方面
関東方面

 横岳には登る人の姿が見られますが、自分もそちらへ向かって歩いていきます。

横岳へ向かう
横岳へ向かう

東方面
東方面

金峰山方面
金峰山方面

 今回の目的の一つは花見(巡り)なので、登山道の脇を注意しながらゆっくりと進みます。

オヤマノエンドウ
オヤマノエンドウ

チシマゼキショウ
チシマゼキショウ

ミヤマシオガマ
ミヤマシオガマ

ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ

 花を見ながら歩き気がつくと最後の岩場の上りとなりました。 ここは何度か通過しているのと、見た目ほど厳しくなく、迂回路もあるのでハシゴや鎖で一気に登っていきます。

岩場を登る1
岩場を登る1

岩場を登る2
岩場を登る2

 崖の近くにきれいに咲く花がありますが、鎖を掴み恐る恐る見て(撮影)行きます。

ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ

チョウノスケソウ?
チョウノスケソウ

 岩場を通り抜けるとそこが山頂です。

横岳(奥の院)
横岳(奥の院)

 登山者が多く蜜となっているので、標識だけ撮影し少し離れたところで景色を眺めながら休憩していきました。

チシマギキョウ
チシマギキョウ

横岳から西方面
横岳から西方面

 ここからどうしようかと思っていましたが、思ったよりも銚子が良いのでもう少し先に進むことにします。(赤岳まで行けそうでしたが、体が出来ていないので自制しました)

もう少し進むことに
もう少し進むことに

北東方面
北東方面

 次のピーク(「無名峰」)に到着すると、人も少ないので岩場の上で満足行くまで周囲を眺めていきました。

横岳はここまでに
横岳はここまでに

赤岳アップ
赤岳アップ

南アルプス方面
南アルプス方面

硫黄岳まで戻る
硫黄岳まで戻る

タカネツメクサ
タカネツメクサ

 5分ほど滞在し「硫黄岳」へと戻ります。 見たい花のひとつとなる「ウルップソウ」が見当たらないので、帰路に注意して戻ると硫黄岳山荘の前に標識がありウルップソウがありましたが、すでに花は終わっていたようです…。

ウルップソウは終わり?
ウルップソウは終わり・・・

 ここまで歩きやすい道ということもあり調子よく歩いていましたが、白ザレなどの照り返しなど暑さに当てられペースが落ちてきました。

硫黄岳まで戻ってきた
硫黄岳まで戻ってきた

夏沢峠へ降りる
夏沢峠へ降りる

 それでもまだ時間に余裕はあるので、「硫黄岳」から予定通り「天狗岳」へと向かいます。

こちら(北側)も人が多い
こちらも人が多い

 爆裂火口を横目にテンポよく降りていくと、森林限界を割り込み日陰のある樹林帯へと入っていきます。

夏沢峠が近くに
夏沢峠が近くに

ここは左の巻道へ
ここは左の巻道へ

 暫く樹林のんかを進むと山小屋のある「夏沢峠」に到着しました。 左右にある小屋の扉は閉じられ、休業となっているようです。

夏沢峠(小屋はお休み?)
夏沢峠(小屋はお休み?)

 オーレン小屋から登ってきたと思われる登山者が休憩中で、その横を「箕冠山」へと登ります。 横岳からここまで休憩していないので、この辺りで休憩したいのですが良い場所がありません。 登り返しとなり暫く進むと、登山道脇に苔むした日陰が現れたので、適当に座り込み熱が収まるまで休憩していきました。

木陰が涼しく
木陰が涼しく

苔の上で休憩
苔の上で休憩

 土の上し冷たく、横になると体が冷えていきました。 休憩後は長い上りを歩いていきますが、急登というわけではないので助かります。

長い登り
長い登り

稲子岳(後ろに浅間山)
稲子岳(後ろに浅間山)

 右手に「稲子岳」や「浅間山」を見ながら登ると、傾斜が緩み山頂の一角に到着します。

上部が開ける
上部が開ける

 まだ日差しの中を進みますが、距離も短くすぐに樹林に覆われた山頂に到着しました。

よい雰囲気の中を進む
よい雰囲気の中を進む

箕冠山周辺案内図
箕冠山周辺案内図

箕冠山
箕冠山

 ここで南側にある下山予定の道を少し進み状況を確認していきます。 山頂に戻り北に向かい、土留めの鉄枠の道を降りていくと、白ザレの斜面が見えてきます。

根石岳へ(左は西天狗岳)
根石岳へ(左は西天狗岳)

 ここからの登りも輻射熱が強く、体に熱が蓄積していきます…。 程なくして「根石岳」に到着しますが、ここで早めの昼食休憩としていきました。

根石岳
根石岳

天狗岳
天狗岳

 岩の上に腰掛け展望を見ながら食事としますが、日差しが強く長いはできそうもありません…。

石の上で休憩
石の上で休憩

南側を望む
南側を望む

北アルプス南部アップ
北アルプス南部アップ

 食事後は、東天狗岳までの予定でピストンします。

東天狗岳へ
東天狗岳へ

 手前のピークをトラバースしながら降りていくと、天狗岳の最後の上りとなります。

最後の登り
最後の登り

 急ぐ必要もないのでペースを落として向かいますが、近づくに連れ山頂が混雑しているのが見てとれます。

山頂は混雑…
山頂は混雑…

しっかりした道
しっかりした道

にゅう
にゅう

 東天狗に到着しますが、山頂付近は密状態です…。 少し離れた岩の上で、最後の景色を堪能しながら休憩していきます。

西天狗岳
西天狗岳

ミヤマダイコンソウ2
ミヤマダイコンソウ2

 この時間になって「蓼科山」に雲が湧き始めていますが、大きく広がる様子はありません。 いつまでも見ていたい景色が広がっていますが、「箕冠山」へ向かって下山を開始しました。

下山を開始
下山を開始

 登り返しがありますが、大したことはありません。 「箕冠山」に到着すると、誰もいないので日陰で最後の休憩としていきます。

木陰で最後の休憩に

木陰で最後の休憩に

 体温が低下したところで、先程確認した南の道を降りていきました。

南へ進む
南へ進む

 南斜面ですが、少し下ると樹林帯の中となり日差しで助かります。

下りに
下りに

 登山道は整備中ですが十分によい道で、苔むした林床を眺めながら降りて行きます。

砂利の道
砂利の道

 このコースは思っていたより多くの人が登ってきていました。 軽装備の家族連れなどの方とすれちがうと、程なくして「オーレン小屋」の建物が見えてきました。

代わり映えのない道(傾斜は緩い)
代わり映えのない道(傾斜は緩い)

オーレン小屋の裏に到着(前方に峰ノ松目)
オーレン小屋の裏に到着(前方に峰ノ松目)

 小屋の脇を通り過ぎると峠からの道と合流し、ここからは往路に歩いた道を戻ります。

夏沢峠からの道と合流
夏沢峠からの道と合流

オーレン小屋
オーレン小屋

 良い道なので快適に降りていけます。 ここでも今から登る宿泊予定と思われる登山者の方が多く、何十面の方とすれ違いました。 そしてオーレン小屋から20分ほどで夏沢鉱泉に到着しますが、往路にも書いたとおり日帰り温泉は無理なので無休憩で先へ進みます。

オーレン小屋から20分で夏沢鉱泉に
オーレン小屋から20分で夏沢鉱泉に

 標高が下がるにつれて気温も高くなりますが、沢の横の道なので時折涼しい風が通り過ぎます。

標高が下がり暑く…
標高が下がり暑く…

最後まで良い天気
最後まで良い天気

 そして「箕冠山」から1時間ほどで、無事駐車場へ戻ってきました。

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回予定】
 連休中なので混みそうな山(コース)は敬遠しつつ、それなりに高い山(2500m前後)へ登る予定です。


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コメント 2

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テリー

懐かしいコースですね。
6-7年前でしょうか、硫黄山荘まで行き、そこで、泊まり、桜平駐車場まで、戻りました。
その頃、ゴルフで、左肩の鍵板損傷で、左手で、体重を支えられなかったので、梯子、鎖場があるコースは、避けていました。
桜平駐車場付近は、ヤブ蚊が凄かったのですが、大丈夫でしたか?
by テリー (2021-07-24 18:21) 

おど

テリーさん、ご無沙汰しています。
 桜平には虫(蚊も)はあまりいなかった気がします。 この日は朝方は涼しかったのですが、正午以降は暑かったので虫も涼しい木陰に逃げていたかもしれませんね。(虫と言ってもセミは五月蝿く鳴いていましたが…)
by おど (2021-07-25 19:52)