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[登山] 2021年 岐阜県 三方岩岳・野谷荘司山周回 [登山]

 今回は、5年前にも歩いた岐阜県の「三方岩岳」と「野谷荘司山(のだにしょうじやま)」へ登ってきました。 微妙な天気でどうなるかと思っていましたが、主要な場所からは晴れ間も見られ、晩夏の山を巡ることができました。

関連リンク
 2015年10月17日 白山北縦走路 三方岩岳・野谷荘司山・妙法山
 2016年07月23日 白山 北縦走路 一日目

三方岩岳(飛騨岩)を望む
前方に三方岩岳(飛騨岩)

2021年
 岐阜県 三方岩岳・野谷荘司山周回
日付 2021年09月05日(日)
天気 曇り時々晴れ
山域 両白山地
場所 岐阜県大野郡白川村大字馬狩
距離 9.8km
累積標高 +1242 -1279m
時間 05時間55分
人数 3名
撮影枚数 0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0394枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0108枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 花、展望
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:15 760m 0.0km 馬狩料金所 出発
08:50 (02:35) 1700m 3.9km
三方岩岳 休憩
09:05 (00:15) 1700m 3.9km 三方岩岳 出発
09:55 (00:50) 1726m 5.9km 鶴平新道分岐
10:10 (00:15) 1797.2m 6.4km 野谷荘司山 昼食休憩
10:35 (00:25) 1797.2m 6.5km 野谷荘司山 出発
11:05 (00:30) 1602m 7.4km 赤頭山 (5分滞在)
12:10 (01:05) 720m 9.8km 鶴平新道登山口 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20210905_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/jsAaQyT7wWrZ2MX17

※今回は、以前と同じコースなので詳細は割愛します。

 今回は久しぶりに同行者の方と一緒に歩くことになりました。 しかし、どの山も変わりやすい天気予報で、同行者の方が歩いていないコースということで、三方岩岳と野谷荘司山を周回で向かうことにしました。 今回のコースは以前も歩いた工程ですが、その時は1ヶ月以上後の時期で紅葉が綺麗だったことを覚えています。

 午後から天気が悪い予報ということで、当初は7時出発の予定でしたが、早めに登ることにし6時前にインター出口の「道の駅 白川郷」に集合します。 同行者の方2名と予定通り揃ったところで、まずは下山予定の鶴平新道の入り口へ向かいました。

 登山口はインターから近く、10分弱で到着するとここに一台置き車していきます。 そこから少し奥へ向かい、馬狩料金所の脇にある駐車場に止めると出発の準備をはじめました。

白山白川郷ホワイトロード 馬狩料金所(左上に野谷荘司山との稜線)
白山白川郷ホワイトロード 馬狩料金所(左上に野谷荘司山との稜線)

 料金所手前の端は工事中で、今年1月の大雪崩で流されたようで、仮復旧したところでした。

仮設橋
仮設橋

落ちた橋(下流に50mほど)
落ちた橋

 出発の準備が整ったところで西側の登山口へ入っていきました。 9月からはここのゲートも8時開門となっており、まだ車は止まっていません。

案内図
案内図

三方岩岳登山口
三方岩岳登山口

 暫くは谷の道ですが、以前歩いた時の記憶があまりありません…。

谷の奥へ
谷の奥へ

 この時期は草刈りはしていないようで、朝露などに濡れた草が伸び放題でした。 その為、水滴などで靴の中まで濡れてきます…。

雑草が茂る
雑草が茂る

 料金所から400m入ると標識が見えてきます。 ここで右に折れると、歩いた記憶のあるつづら折れの道となっていきました。

ここで右へ
ここで右へ

 山は秋の雰囲気が漂い始めており、湿った地面にはきのこがたくさん見られました。 

斜面の良い道に
斜面の良い道に

 尾根に合流しますが、傾斜は一定角度で登っています。 途中で、車道と合流しますが、その上の展望地からは次第に山深くなっていきました。

車道カーブの横を通る

車道カーブの横を通る

上にカーブミラー
上にカーブミラー

展望地?
展望地?

展望台近くで左へ
展望台近くで左へ

 暫くは展望はありませんが、ブナ林などが見られだしよい雰囲気の森となっていきます。

日差しが届く
日差しが届く

ママコナ
ママコナ

タマゴタケ
タマゴタケ

 1471mピークの手前まで進むと、灌木となり周囲の様子が見えてきました。

次第に上が開け
次第に上が開け

手前のピーク(1586.3m)
手前のピーク(1586.3m)

ナナカマドの実(色はまだ薄く)
ナナカマドの実(色はまだ薄く)

ガスに覆われ
ガスに覆われ

 一時はガスに覆われ展望を諦めかけますが、大きく崩れることはなく前方に「三方岩岳(飛騨岩)」が見えてきました。

前方に三方岩岳(飛騨岩)
前方に三方岩岳(飛騨岩)

 また周囲の景色も雲に覆われていますがそれなりに見られます。

桂湖
桂湖

 今回は短い距離と言うこともあり、きのこや花など眺めながらゆっくりと登っていきます。 

イワショウブ
イワショウブ

?1
?1

 飛騨岩の右斜面をトラバースすると、草地の先に山頂が見えてきました。

奥が山頂
奥が山頂

 この辺りは草地の湿地となっており、この時期にも沢山の花が見られました。

エゾリンドウ
エゾリンドウ

ウメバチソウ
ウメバチソウ

カライトソウ(濡れている)
カライトソウ(濡れている)

 ここから少し登り返しすこし進むと、三方岩岳の山頂に到着しました。

下にホワイトロード
下にホワイトロード

三方岩岳
三方岩岳

右下に三方岩駐車場
右下に三方岩駐車場

 残念ながら「白山」などは雲に覆われ見えませんが、近くの山などはよく見えていました。

白山は雲の中
白山は雲の中

 ここで景色を眺めながら、軽く食事を摂っていきます。 

県境稜線
県境稜線

 20分ほど滞在したところで、県境稜線を野谷荘司山へと向かいます。

アキノキリンソウ

アキノキリンソウ

 とは言え、標高差はほとんどないので気楽なものです。 両側の景色や花などを眺めながら、展望のよい稜線を歩いていきました。

三方岩岳遠望
三方岩岳遠望

何度かザレを通過
何度かザレを通過

下に馬狩料金所
下に馬狩料金所

歩いてきた稜線下はガレた斜面
歩いてきた稜線下はガレた斜面

右奥が山頂方面
右奥が山頂方面

アザミ
アザミ

 50分ほどで下山分岐に到着し、そこから15分ほど登る(岩場の急登あり)と山頂に到着しました。

野谷荘司山
野谷荘司山

 山頂には5名ほどの登山グループが休憩していました。 奥へ進み休憩しますが、細い登山道しかない稜線なので、あまりゆっくりは出来ません…。

南東方面
南東方面

 ネットで雨の様子を確認していきます。 何とか持ちそうな雰囲気ですが、先日から雷雲が発生しやすい天候なのと、稜線は厚い雲に覆われ始め展望が期待できないので、今回はここまでとしていきました。(「妙法山」まで予定していましたが…)

白川郷アップ
白川郷アップ

 そうと決まると下山はあっという間です、先程の分岐までは登ってこられる方が多いので、登り優先でゆっくりと進ますが、分岐から先はザレの細尾根に気をつけながらもテンポよく降りていきました。

細尾根を降りる
細尾根を降りる

滑落注意
滑落注意

上空に厚い雲
上空に厚い雲

 ザレの細尾根を伸長に通過すると「赤頭山」に到着しました。 ここで最後の展望を堪能してからは、一気に降りていきます。

上を振り返る
上を振り返る

妙法山方面に濃いガス
妙法山方面に濃いガス

白川郷(全景)
白川郷(全景)

白川郷の合掌造り集落
白川郷の合掌造り集落

猿ヶ山方面
猿ヶ山方面

 暫くはザレた道ですが、標高が落ちると灌木からブナなどの樹林へと変わっていきます。

石の多い道を慎重に降りる
石の多い道を慎重に降りる

猿ヶ馬場山と籾糠山(左)
猿ヶ馬場山と籾糠山(左)

ブナ林の中を進む
ブナ林の中を進む

 順調に標高を落としていくと、再度きのこなどが多く見られだし、尾根の末端で右に折れそのまま降りていくと。登山口へ無事到着しました。

きのこが多い
きのこが多い

鶴平新道入口に到着
鶴平新道入口に到着

4台駐車
4台駐車

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 長野県の山へ登る予定です。


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