SSブログ

[登山] 三重県 馬山・京路山・八祢宜山・五ヶ所浅間山周回 [登山]

 今回は、大雪の影響を避けて三重県南部の「馬山(まやま)」から「京路山(きょうろさん)」や「八祢宜山(はちねぎさん)」などを経由して「五ヶ所浅間山」まで周回しました。 冬型で寒い一日でしたが天気はよく、日差しがあるところでは暖かく過ごせて、伊勢湾を望みながら楽しく歩くことが出来ました。

京路山からパノラマ
パノラマ

五ヶ所浅間山から五ヶ所湾
五ヶ所湾を望む

三重県
馬山・京路山・八祢宜山・五ヶ所浅間山周回
日付 2021年12月19日(日)
天気 晴時々曇り
山域 南伊勢
場所 三重県度会郡南伊勢町五ケ所浦
距離 19.0km
累積標高 +1530 -1530m
時間
7時間45分
人数 単独
撮影枚数 0814枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0329枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(道迷い注意、危険箇所なし)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ
五ヶ所湾の展望、各神社
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
07:00 8m 0.0km 愛洲の里公園 出発
07:10 (00:10) 41m 0.2km 五ヶ所城址
07:40 (00:30)
198.8m
1.5km 馬山 (5分休憩)
08:25 (00:45) 243m 2.9km 切原浅間山 (15分休憩)
09:20 (00:55) 293m 5.1km 大広山 (10分休憩)
10:20 (01:00) 414.7m 7.5km 京路山 (15分休憩)
10:55 (00:35) 325m 8.7km 剣峠
11:15 (00:20) 426m 9.5km 八祢宜山 昼食休憩
11:40 (00:25) 426m 9.5km 八祢宜山 出発
12:05 (00:25) 340m 10.9km 八大竜王
12:30 (00:25) 333m 12.0km 切原峠 (10分休憩)
13:15 (00:45) 348m 13.7km 県道出合
14:00 (00:45) 32m 16.4km 車道出合
14:25 (00:25) 178m 17.9km 五ヶ所浅間山(五ヶ所富士)
14:45 (00:20) 8m 19.0km 愛洲の里公園 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20211219_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/dAzeaQrS8BhJZ34T7

 週末に掛けて三重県北部などは大雪となり、雪山シーズン開始かと思われましたが、以前大雪直後に向かった際に登山口まで3時間近く掛かった苦い経験がよぎり、雪の影響が少ない南伊勢へ向かうことにしました。

 しかし、南部の山は標高が低いので単独で登るには適しません…。 そこで南伊勢町が紹介(https://www.minami-ise.jp/pamphlet/YamaarukiGuideMap.pdf)している山などを参考にして、いくつかの山を周回で計画しました。

 周回とするため、海の近くにある「愛洲の館」にある「愛洲の里公園」の駐車場へ向かいます。 自宅から2時間弱と見て、5時半前に出発しました。 いつもと同様、伊勢自動車道の「玉城IC」で降りると県道を南下し五ヶ所トンネルを越えていきます。 トンネルを抜けて次の左折分岐の「切原」の標識を見たところで左折し、標高を一気に落として行きました。
 降りきった十字路で右折すると、川沿いの細い道を3分ほど走ると、左手に「愛洲の館」が見えてきて、細い橋を渡り右手の駐車場に停めていきました。

愛洲の里公園
愛洲の里公園

 駐車場からは愛洲の館の上に、最後に登る予定の「五ヶ所浅間山」が見えており、山頂の鳥居が朝日に照らされ白く見えていました。

五ヶ所浅間山の鳥居
五ヶ所浅間山の鳥居

 愛洲の館前の案内図を見て、これから向かう「五ヶ所城址」を確認します。

案内図
案内図

 東に向かうと階段が見えてきます。

五ヶ所城址へ
五ヶ所城址へ

鍛錬の段
鍛錬の段

 上に向かって急な石階段が続いており、一気に登っていきました。 上に到着すると、津波避難所となっており、展望などはありません。

上に到着
上に到着

 T字路に標識があるので、左の城跡へ向かいます。

左へ
左へ

 暗い竹林に入り少し登ると、城跡に到着しました。

上へ
上へ

城跡
城跡

五ヶ所城と愛洲氏
五ヶ所城と愛洲氏

 城跡から先の路は無いので、少し戻ると東に降りる分岐がありました。 そこを降りていくとすぐに車道と合流し、「馬山」への標識が立っていました。

古い標識
古い標識

馬山へ
馬山へ

 細い道となりますが、バイクが走っていました。 暫く五ヶ所川沿いに進むと、右手に登路があるので、これを登ります。

ここから登る
ここから登る

 するとすぐ上の道と合流し、更に先へとショートカットで登っていきました。 すると登山口の標識のある道と合流し、ここからは巡視路を巡ることになります。

登山口
登山口

 すぐに尾根沿いの道となり、林の中を進みます。 程なくして下からも見えていた鉄塔に到着します。

ここで尾根に
ここで尾根に

初めの鉄塔
初めの鉄塔

 更に道は奥へ続いており、再度林の道となりました。

No.18へ
No.18へ

林の中を進む
林の中を進む

 急登というわけでは無く、木の根の階段を登っていくと、手前のピークに到着しました。

左へ
左へ

 ここで右下から別のコースと合流し、左の尾根を進むと次の鉄塔に到着しました。

2つ目の鉄塔
2つ目の鉄塔

 ここまで来ると「馬山」はすぐです。

馬山への上り
馬山への上り

 傾斜が強まり気持ち左へ登っていくと、出発から40分ほどで山頂に到着しました。

馬山山頂
馬山山頂

 山頂には展望写真などがあり、五ヶ所湾の展望が広がります。

馬山標識
馬山標識

三角点
三角点

馬山から五ヶ所湾
馬山から五ヶ所湾

五ヶ所湾1

五ヶ所湾1

五ヶ所湾2
五ヶ所湾2

湾を望む
湾を望む

 この日は朝から良い天気で、太平洋も遠くまで見えていました。 ここから通常コースは、巡視路に従い南側へ降りていますが、ここは最短距離で次の「切原浅間山」へ行くため、北尾根へ向かいました。

北尾根を直進
北尾根を直進

 北のピーク手前で、右下を見ると壇状に造成された斜面が見えます。

鞍部付近で右斜面を下る
鞍部付近で右斜面を下る

 予定通り斜面を降りていくと、人工的に付けられた道や石垣などがあり苦労しません。

そのまま斜面を下る
そのまま斜面を下る

尾根に道が現れ
尾根に道が現れ

斜面には石積みで落石防止
斜面には石積みで落石防止

 車道が近づくと、前方の林の先が明るく見えてきました。

右手が明るく見えてくる
右手が明るく見えてくる

 林を抜けると畑の手前に出てきました。 畑の周りは柵で覆われているので、それを避けつつ左へ進むと、難なく車道と合流します。

畑に出る(左に)
畑に出る(左に)

予定通り車道に合流
予定通り車道に合流

 結局、地図では手前から林道があるように表記されていますが、すでに廃道となっていました。 暫く道を歩くと、右手に竹林が見えてきました。

この先で右に入る
この先で右に入る

 そこに踏み入る道があるのでそちらへ入ると、ここも左手は柵で覆われているので、その手前を上へ向かって登ります。

畑横を上へ
畑横を上へ

 少し藪っぽいですが、距離は大したこと無く直ぐに林道と出合いました。 すると鳥居があり、そこから古い参拝道を利用して「切原浅間山」へと登っていきました。

鳥居前に出る
鳥居前に出る

ここから登り始める
ここから登り始める

石段を登る
石段を登る

 初めこそ石段がありますが、すぐになくなり登山道といった感じとなります。

明確な道が続く
明確な道が続く

 それでも中腹スキンにも鳥居があり、山頂直下からは長い石段となりました。

中腹に鳥居
中腹に鳥居

山頂間近からまた石段に
山頂間近からまた石段に

 この石段はよく維持されているといった物で、上部に行くに従い傾斜が強くなっていきます…。

次第に斜度が強く…
次第に斜度が強く…

上部が見えてくる
上部が見えてくる

 急登を登り切ると、唐突に建物が現れます。 「切原浅間山籠堂」と書かれており、ここで修行でもするのでしょうか?

籠堂
籠堂

 山頂には、切原集落に向かい鳥居と祠が祀られていました。

山頂の様子
山頂の様子


祠

 山頂の展望は少ししかありませんが、先程の籠堂の奥に鉄骨製の立派な展望台とベンチが設置されていました。

展望台
展望台

 ここで暫く休憩がてら、展望を楽しんでいきました。

切原集落
切原集落

龍仙山と奥に獅子ヶ岳
龍仙山と奥に獅子ヶ岳

 先程登った「馬山」が下に見えていますが、こちらから見ると山の形が馬のように見えます。(それが名前の由来かは分かりませんが…)

目の前に馬山
目の前に馬山

右に道方山、その左奥に大台ケ原(日出ヶ岳)
右に道方山、その左奥に大台ケ原(日出ヶ岳)

五ヶ所湾
五ヶ所湾

船が見える
船が見える

東側
東側

 今回登った山は低山の割にどこも展望が優れており、時間を忘れて見入ってしまいました。 15分滞在したところで、次の山へ向かいます。 祠の裏手にモノレールが惹かれており、それ沿いに降りていくと広場に到着しました。

モノレール沿いに降りる
モノレール沿いに降りる

こちらにも鳥居
こちらにも鳥居

林道終点
林道終点

 ここまでは林道が整備されており、コンクリート舗装となっていました。 途中まではその舗装路を辿り、「大広山」方面へと向かいました。

大広山へ
大広山へ

 程なくして林道は右に折れ、斜面を降りています。 ここは直進し、細い道を進んでいきました。

林道は右に(直進する)
林道は右に(直進する)

大広山へ
大広山へ

 林業用の作業道が続いており、ピークなどはトラバースする形でうまく付けられています。

明確な道を進む
明確な道を進む

 暫く進むと明るい岩場が見えてきました。

岩場は左から進む
岩場は左から進む

 ここで岩を避け右斜面へ向かい掛けますが、こちらに踏み跡は無く反対側を覗くと、標識がありました。

岩の横に標識
岩の横に標識

 この岩の上からは、目指す「大広山」が間近に望めます。

岩の上から大広山
岩の上から大広山

 一旦降りる形で進むと、鞍部付近には白滝方面へと下る道が分岐していました。

降りる
降りる

 分岐には色とりどりのテープや各標識が沢山あり、ここを見落とすことは無いでしょう。

白滝分岐(鞍部付近)
白滝分岐(鞍部付近)

 ここを直進すると緩やかな登りとなりますが、そのまま山頂へは行かず、左にトラバースしていきます。

緩やかな登りに
緩やかな登りに

山頂へ直登せずに左へ
山頂へ直登せずに左へ

大きくトラバース
大きくトラバース

 山頂の真北から派生した尾根にたどり着くとそこは三叉路となっており、右に向かい斜面を登ると山頂はすぐでした。

山頂手前に分岐(左から来た、右に分岐)
山頂手前に分岐(左から来た、右に分岐)

山頂まではピストン
山頂まではピストン

山頂に到着
山頂に到着

 山頂は南側が切り開かれており、伊勢志摩方面を中心に見渡せました。

大広山山頂
大広山山頂

山頂からの眺め1
山頂からの眺め1

山頂からの眺め2
山頂からの眺め2

五ヶ所湾アップ
五ヶ所湾アップ

志摩方面
志摩方面

伊勢志摩アップ
伊勢志摩アップ

 暫く展望を眺めていきますが、まだ道程は序盤です。 次は度会郡・志摩市・伊勢市との境界上にある「京路山」を目指しますが、長い尾根歩きとなりました。

赤テープに従い北東へ向かう
赤テープに従い北東へ向かう

 北西に向かい暫く進むと右から林道と合流しますが、登山道はその脇を通過していきました。

柵の横を通る(右に林道)
柵の横を通る(右に林道)

貯水槽
貯水槽

 電柵などもありますが、すでに線は切れており電流は流れていません。

電柵(電気は通っていない)
電柵(電気は通っていない)

 標識に従い左へ向かうと、また山の中の道となります。

左へ
左へ

明確な踏み跡が続く
明確な踏み跡が続く

 414mの京路山へは200mほど登ることになりますが、ピークなどへの急登などは無く緩い上りが続き疲れは感じません。

京路山へ
京路山へ

358mピークは右から巻く
358mピークは右から巻く

右の尾根沿いを進む
右の尾根沿いを進む

 358mピークの先にある志摩市との境界付近では、右から境界上の道と出合います。

境界付近
境界付近

志摩と南伊勢の境を進む
志摩と南伊勢の境を進む

立派な木が多く
立派な木が多く

何度か上下を繰り返す
何度か上下を繰り返す

 山頂まで200mの標識が現れ、右下に剣峠へのトラバース道が分岐していました。 ここはそのまま直進し、山頂手前からは斜度が強まっていきました。

あと200m
あと200m

剣峠へのトラバース道?
剣峠へのトラバース道?

傾斜が増す
傾斜が増す

 前方に大きな岩が見えてきますが、ここは岩の左に道が続いています。

前方に大きな岩(8mほど)
前方に大きな岩(8mほど)

左を進む
左を進む

 右手に岩を見ながら進むと、樹木が切られ登れそうです。

右上に切り開きがあるので登る
右上に切り開きがあるので登る

 そこから登ると「京路山」の山頂に到着しました。

京路山のザレ地
京路山のザレ地

 山頂は先程の岩へとザレた斜面となっており、180度の展望が広がります。

京路山からパノラマ
京路山からパノラマ

伊雑ノ浦アップ(左にスペイン村?)
伊雑ノ浦アップ(左にスペイン村?)

歩いてきた尾根(右へ)
歩いてきた尾根(右へ)

京路山から五ヶ所湾
京路山から五ヶ所湾

伊勢志摩方面
伊勢志摩方面

伊雑ノ浦方面
伊雑ノ浦方面

左の岩の上に
左の岩の上に

パノラマ
パノラマ

 椅子代わりの岩などもあり休憩適地ですが、まだ昼には早すぎました…。 暫く景色を楽しんだところで、剣峠へ歩いていきます。

三角点
三角点

 西の稜線へ本来の道を戻り、分岐を直進して行きました。 剣峠からここまでは整備されよく歩かれているようで、明確な登山道が続いていました。

剣峠へ
剣峠へ

稜線からの眺め
稜線からの眺め

剣峠へは良い道に
剣峠へは良い道に

 稜線も多少の上下はありますが、15分ほどで「剣峠」の手前の分岐に到着しました。 左に曲がるよう標識で支持されますが、その先に剣峠の名前の由来と思われる「剣岩」とその隣に岩を抱き込むように「臥龍うばめ」がありました。

ここで左へ
ここで左へ

臥龍うばめ
臥龍うばめ

剣岩の説明
剣岩の説明

剣岩と臥龍うばめ
剣岩と臥龍うばめ

 剣岩は剣というよりは牙に見えますが、3mほどの大岩で奇岩といって良いでしょう。 左に折れると斜面に付けられた木の階段を降りていきました。

左下には木の階段
左下には木の階段

 程なくして岩の上へとロープが繋がっているところに出合います。

岩の上にロープ
岩の上にロープ

 展望でも得られるのかと岩の上に登りますが、枝が伸びたのかすっきりとした景色は見られませんでした。

岩の上からの眺め
岩の上からの眺め

 ここからはつづら折れの道となり、3分ほどで剣峠に到着しました。

つづら折れに降りて車道に
つづら折れに降りて車道に

剣峠に到着
剣峠に到着

 剣峠には車が一台止まっており、観光で展望を見に来たのでしょう。 剣峠を見渡し、ここからの登路を探しますが見つからないので、北の伊勢方面へ峠を歩いていきました。

剣峠
剣峠

峠の石仏
峠の石仏

ここから北は神宮の林
ここから北は神宮の林

 峠の北側から獣道が登っているので、ここから取り付くことにします。

北側から登る…
北側から登る…

 尾根沿いに到着しそのまま歩くと、左から登山道と合流します。 帰宅後調べると、ちょうど車が止まっていた裏手が峠からの登路で見つからないはずです…。

登山道に合流
登山道に合流

真新しい電柱のアンテナ
真新しい電柱のアンテナ

 こちらにも良い道が続いているので、峠から15分ほどで山頂が見えてきました。

こちらも濃い踏み跡
こちらも濃い踏み跡

峠から15分ほどで山頂に
峠から15分ほどで山頂に

 山頂に到着しますが、あまり展望はありません…。 山頂から左手を見ると切り開きが見えるので、そちらへ向かうとベンチが置かれた展望地となっていました。

八祢宜山からの眺め
八祢宜山からの眺め

山頂展望地
山頂展望地

 弱い風が吹いていますが日差しがあり温かいので、ここで景色を見ながら昼食休憩としていきました。

八祢宜山からパノラマ
八祢宜山からパノラマ

風車

風車

向かう尾根の様子
向かう尾根の様子

中央下に五ヶ所浅間山
中央下に五ヶ所浅間山

五ヶ所湾方面
五ヶ所湾方面

志摩方面
志摩方面

京路山

京路山

 朝よりは雲が流れてきていますが、日差しが強いのでちょうど良い感じです。 休憩後は、更に稜線を進み「切原峠」へ向かいますが、その手前に「八大竜王」があるので、そちらへも寄って行きます。

八大竜王へ向かう
八大竜王へ向かう

八大竜王まで1.3km
八大竜王まで1.3km

 ここからもいくつかの小ピークがありますが、登山道は上下動が少ないように山腹を進んでいきました。

山腹を進む
山腹を進む

 変化の少ない道を20分ほど進むと、突然沢山のテープと標識が現れました。 標識には左に「八大竜王」と記されているので、そちらへと道を下ります。

八大竜王分岐(左へ下る)
八大竜王分岐(左へ下る)

 右下に池の跡と左に建物が見えてきました。

右に池跡?
右に池跡?

神社跡
神社跡

 ここが八大竜王で、祠などがありますが、中を覗くと神仏などはありません。

祠(中はから)
祠(中はから)

色々と祀られていたのか
色々と祀られていたのか

八大竜王神社
八大竜王神社

袖引山 飯盛寺跡
袖引山 飯盛寺跡

境内に大木
境内に大木

 境内跡を散策してから、稜線歩きに戻ります。 ここからは灌木の多い尾根となりますが、切り開かれており問題はありません。

灌木の切り開きを進む
灌木の切り開きを進む

 2箇所ほど展望が見られるところを通りますが、最終目的地の「五ヶ所浅間山」が次第に大きくなっていきました。

いくつかの展望地を通る
いくつかの展望地を通る

ここも展望地
ここも展望地

少し濃い雲が湧いてきた
少し濃い雲が湧いてきた

少し険しく

少し険しく

岩の多い尾根
岩の多い尾根

 ここまで北側の展望は殆どありませんでしたが、この辺りから樹林越しに見られるところがありました。

北側の展望
北側の展望

途中のピーク
途中のピーク

下に床木(ゆすの)集落、奥に鷲嶺
下に床木(ゆすの)集落、奥に鷲嶺

 切原峠との中間付近に岩場がありますが、そこは右下から大きく迂回し通過していきます。

岩を迂回し右下に下る
岩を迂回し右下に下る

尾根に登り返す
尾根に登り返す

 程なくして352.4mの三角点に到着します。 ここの点名が「切原峠」ですが、実際の「切原峠」はこの下すぐでした。

三角点切原峠
三角点切原峠

三角点からすぐ切原峠に到着
三角点からすぐ切原峠に到着

 左下に広場が見えるのでそちらへ向かうと、岩の上の「切開峠」の標識が置かれていました。

標識
標識

 広場に見えたのは茶屋跡で、その裏手には巨大な岩がそそり立っていました。

奥にシンボルの大岩
奥にシンボルの大岩

茶屋跡前にベンチ
茶屋跡前にベンチ

 斜面の端にベンチが置かれており、ここから見える五ヶ所浅間山は綺麗な円錐形に見えていました。

ベンチからの展望(左に三角錐の五ヶ所浅間山)
ベンチからの展望(左に三角錐の五ヶ所浅間山)

 近くにある標識を確認すると、このまま尾根の南側を進むようです。 踏み跡が西へ続いているのでそれを辿っていきますが、踏み跡は薄く点々と付いたテープを頼りに進みます。

大岩の下を通る
大岩の下を通る

 標識には「床ノ木(ゆすのき)峠」と書かれていますが、帰路調べると269m地点の事のようです。

床ノ木峠への道
床ノ木峠への道

 そうとは知らずに稜線を歩いていきます。

緩い登りに
緩い登りに

 20分ほどで396m地点に到着します。 ここは岩場となっており、その岩の上からは北西の展望が見られます。

396mピークは岩場の展望地
396mピークは岩場の展望地

岩の上からパノラマ
岩の上からパノラマ

伊勢方面
伊勢方面

神岳
神岳

 ここで標識とテープに導かれ北の269mへと向かいかけますが、すぐに気が付き南西尾根へと復帰します。

北尾根を降りかけるが、南西尾根へ復帰
北尾根を降りかけるが、西尾根へ復帰

 尾根沿いに作業道が続いており暫くはそこを進んでいきますが、途中から予定通りに西の県道へ向かいます。

植林の作業道に
植林の作業道に

尾根沿いを外れ右へ
尾根沿いを外れ右へ

 しかし、こちらへ向かう人は少ないようで、すぐに荒れた道となりました…。

こちらは荒れている…
こちらは荒れている…

 古い作業道などを通過し軽い藪を越えると、下に車道が見えてきました。

古い作業道の跡を進む(左へ)
古い作業道の跡を進む(左へ)

最後は軽い藪
最後は軽い藪

車道が見えてくる
車道が見えてくる

 ここで左に折れ下っていくと、難なく車道と出合います。

峠状の車道に到着
峠状の車道に到着

 ここも峠の様ですが、何も印はありません。

何か祀られている?
何か祀られている?

 ここからは予定通り林道を下っていきますが、ここまで思ったよりも時間が掛かっているので、2車道から外れて285mピークへショートカットで降りることにします。

ここから暫くは車道を南へ降りる
ここから暫くは車道を南へ降りる

途中に良い道が降りていた
途中に良い道が降りていた

どうしろと…(そのまま車道を進む)
どうしろと…(そのまま車道を進む)

 急カーブで尾根を直進し、尾根沿いの作業道を歩いていきます。

急カーブを直進(写真左へ)
急カーブを直進(写真左へ)

285mへの尾根
285mへの尾根

 破線路となっていますが思っていたよりも良い道で、285mピークはトラバースで迂回していきました。

よい道が続く
よい道が続く

285mは右からトラバース
285mは右からトラバース

 緩い下りとなると周囲は植林となります。

植林に
植林に

 途中、尾根はそのまま南南東へ降りていますが、破線路と思われる右の道へ降りていきました。

尾根から外れ右下の地図の破線路へ
尾根から外れ右下の地図の破線路へ

 谷間沿いに続いていますが、倒木が邪魔です。

倒木を避けて進む
倒木を避けて進む

 暫く降りると広場が見えてきますが、ここで道を見失います。 左に広い道がありますがそちらとは思えず、ここからは谷間を下っていきます。

広場に出る
広場に出る

古い林道のようだが
古い林道のようだが

 谷沿いには崩落防止のためか石段が作られ、それらの段差(2mほど)を降りるのに苦労しました。

石積みの段々を下る
石積みの段々を下る

 段差を降りていくと農地跡に出合い、その下で無事林道に出合います。

放置された農地か?
放置された農地か?

車道に合流(左へ)
車道に合流(左へ)

 ここからは地図にある道で、川沿いの道に合流すると、広い道路との合流はすぐでした。

川沿いの道に
川沿いの道に

車道に出る(右へ)
車道に出る(右へ)

 ここで右に折れると最終目的地の「五ヶ所浅間山」の裏(北側)へ向かいます。

右にビニールハウス
右にビニールハウス

最終目的地(五ヶ所浅間山)が見えてくる
最終目的地(五ヶ所浅間山)が見えてくる

 予定していたところを過ぎてしまいますが、坂道を進むと左に広場があり、その奥から取り付くことにしました。

坂を登る
坂を登る

左の広場の奥から取り付く
左の広場の奥から取り付く

 作業道が続いていますが、それらを辿りつつも適当に上へ向かいます。

ここから登る
ここから登る

獣道を登る
獣道を登る

 尾根沿いで予定コースと合流しますが、ここには古い林道が残っていました。

尾根沿いに古い林道?
尾根沿いに古い作業道

 尾根沿いを直登していくと、右に林道があらわれます。 そちらとの間は柵で仕切られているので、そのまま進んでいきます。

柵との境を進む
柵との境を進む

 標高110m地点を越えると、植林となり次第に傾斜が強まります。

ここから登りに
ここから登りに

 間伐などの丸太が邪魔で、右へ左へ避けながら登っていくと、どこからか赤テープが現れました。 それを置いながら登っていくと、山頂直下で左へ誘導されました。

山頂直下は急斜面(左へ)
山頂直下は急斜面(左へ)

 そして取り付きから15分ほどで、「五ヶ所浅間山」の山頂に到着しました。

裏手から到着
裏手から到着

宝永山
宝永山

石仏
石仏

説明文
説明文

 朝見えた山頂の鳥居からは、「五ヶ所湾」がよく見えています。

山頂の鳥居と五ヶ所湾
山頂の鳥居と五ヶ所湾

五ヶ所湾を望む

五ヶ所湾を望む

下に駐車地の愛洲の里公園が見える
下に駐車地の愛洲の里公園が見える

 ここまで来れば後は下るだけです。

下山開始
下山開始

 ザレた斜面を降りていくと、すぐ下にも展望所がありました。

展望所
展望所

最後の眺め
最後の眺め

 登山口まで標高差が150mほどなので、下山はアッというまでした。

登山道を下る(右へ)
登山道を下る(右へ)

 8分ほどで林道と合流し、そらに3分ほどで県道へと合流しました。

林道に合流
林道に合流

車道が見えてくる
車道が見えてくる

標識
標識

入口の様子
入口の様子

 更にここから駐車地の「愛洲の里公園」までは5分ほどで到着しました。

この橋を渡り到着
この橋を渡り到着

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 週末の天気予報が思わしくないので、直前まで山域は不明です。(静岡方面?)


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 4

コメント 0

コメントの受付は締め切りました