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[登山] 滋賀県側から虎子山 [登山]

 今回は、 今回は、今年の干支ということで以前から計画したいた「虎子山」に登ってきました。 当日は朝から天気に恵まれ、県境到着後は遠くの山を見渡しながらフカフカの雪の上を歩くことができました。

虎子山から北方面(遠くに白山・北アルプス・乗鞍岳・木曽御嶽山など)
左から能郷白山・貝月山・白山・小津三山・北アルプス・乗鞍岳・木曽御嶽山など

伊吹山のパノラマ
伊吹山のパノラマ

 滋賀側から虎子山
日付 2022年01月22日(土)
天気 晴れ
山域 伊吹山地
場所 滋賀県米原市上板並
距離 13.2km
累積標高 +1152 -1152m
時間
7時間50分
人数 単独
撮影枚数
0494枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0270枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(難度は雪の状態で変化、危険箇所なし)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ
展望
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
07:00 246m 0.0km 県道駐車地 出発
07:45 (00:45) 342m 1.9km 尾根末端取付点
08:05 (00:20) 414m 2.1km 林道出合
09:05 (01:00) 630m 3.4km 630m地点
10:10 (01:05) 946m 4.4km 946m地点
11:20 (01:10) 1163m 5.7km 1163m地点
11:55 (00:35) 1183.2m 6.5km 虎子山 昼食休憩
12:35 (00:40) 1183.2m 6.9km 虎子山 出発
13:25 (00:50) 946m 8.9km 946m地点
13:45 (00:20) 630m 9.8km 630m地点
14:15 (00:30) 342m 11.3km 尾根末端取付点
14:50 (00:35) 246m 13.2km 県道駐車地 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20220122_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/hQhDRJFif2K5rYsV8

 1月に入り毎週末に大雪が降り、中々雪山を楽しむ機会がありませんでした。 その雪も少し落ち着いてきたので、このタイミングで6年前から計画していた今年の干支にちなんだ「虎子山(とらすやま)」へ向かうことにしました。

 「虎子山」への登山口は通常は岐阜県側からですが、以前計画した滋賀県側の尾根沿いに登ることにします。 登山口は、伊吹山のメイン登山口となる上野から剣道40号線を奥へと入った上板並となります。 自宅からは高速利用で1時間半ほどと見て、5時半前に出発しました。 関ヶ原ICで降りますが、6時過ぎなので交通量が多くなり始めていました。 国道365号線を西へ向かい、伊吹山の登山口を通り過ぎ左に道の駅を見たところで、右折し剣道へと入ります。 ここから川沿いの道となりますが、奥にスキー場(グランスノー奥伊吹)があるため沢山の車が向かっていました。

 予定地点に近づいたところで、駐車できそうなところを探しながら向かいますが、当初予定したいたところはどこも除雪されていないか路肩に雪があり止めることは困難です。 幸い、少し手前ですが路肩が広くなっているところがあり、Uターンしてここに止めていくことにしました。

駐車地から伊吹山
駐車地から伊吹山

 早速雪山の準備をして出発しますが、準備中も大勢のスキー客の車が走っていきました。 準備が整ったところで、それらの車に気をつけながら予定の林道へと向かいます。 この日の朝は冷え込んでおり、ここまで来る途中も氷点下10度以下のところもありましたが、この辺りはマイナス5度の表示でした。

マイナス5度
マイナス5度

 橋の手前で右に少しだけ除雪された林道がありますが、ここからスノーシューを履いて登山の開始です。(ここにも車は止められそうでしたが、除雪場なのでしょう)

橋の手前で右へ
橋の手前で右へ

ここから雪道に
ここから雪道に

 スノーシューで30cmほど積もった雪の上を歩いていきますが、この辺りでも10cmぐらいは沈み込みます…。

林道を歩く
林道を歩く

 左に川を見ながら奥へ進んでいきますが、人の歩いた形跡は無く鹿と思われる足跡が続いているだけでした。

川沿いの道を進む
川沿いの道を進む

山の中に
山の中に

 途中の転回場の様な広場からは、周回予定の三角点峰が朝日を浴びて見えています。

三等三角点(吉槻)
三等三角点(吉槻)

 暫く歩いたところで、奥にコンクリート製の立派な橋が見えてきました。 ここを渡ったところが、予定尾根の末端となります。

奥の尾根が取り付き点
奥の尾根が取り付き点

 尾根の末端に到着すると鹿の足跡が上がっており、上を見ると逃げようと必死の鹿がいました。

尾根の終端から登る
尾根の終端から登る

 ここが今回のコース一番の急斜面です。 空洞などに足をすくわれながら登っていくと、傾斜が弱まり地図に無い林道と合流します。

植林帯の林道に出る
植林帯の林道に出る

 ここからはつづら折れの林道をショートカットし登っていき、ピークを過ぎたところで少し下ると先程の道の上部に到着しました。

上の林道と出合う
上の林道と出合う

 ここで右へ進むと、左の尾根沿いに林道が登っているので入っていきました。

尾根沿いの林道に入る
尾根沿いの林道に入る

 すると地図に記載されている、長い林道が尾根沿いに続いていました。

ショートカットしながら上へ
ショートカットしながら上へ

 527mピークを左から回り込むように進んでいきますが、林道は更に下を迂回しています。

527m付近(左に林道)
527m付近(左に林道)

 ピークから下るとはっきりした林道となり、鞍部付近で左下からこれも地図に記載された破線路と合流しました。

少し下る
少し下る

尾根の長い登りに
尾根の長い登りに

 ここから暫くは、よく手入れされた植林の中に付けられた広い林道を歩いていきます。

よく手入れされた植林
よく手入れされた植林

 ショートカットしたいところですが、林道脇の段差や斜面の倒木などで、雪の斜面を進むのは大変でした。 後方や右手の木々の間から、琵琶湖や手前の山の向こうに伊吹山が見えてきました。

伊吹山が見えだす
伊吹山が見えだす

 更に標高を稼いで630m付近まで登ると、下山予定の稜線が真っ白に見えてきます。

630m付近
630m付近

周りの山は随分白く
周りの山は随分白く

 630mまでは地図に記載された林道で、急斜面や藪などは無く比較的に楽できました。 しかし、ここを過ぎると細い道となり、木々の枝などを避けながら進むことになります。

林道は無くなり細い道に
林道は無くなり細い道に

植林の中を進む
植林の中を進む

 暫くは、似たような景色で変化に乏しい尾根が続きます。

変化のない景色が続く
変化のない景色が続く

 標高800mを過ぎると一旦傾斜が緩み、右手が明るく見えてきました。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

右手が明るく
右手が明るく

 そちらに進むと、木々の間から真っ白な伊吹山が近くに見えていました。

伊吹山アップ
伊吹山アップ

 946m付近まで来るとまた変化があり、右手は二次林の藪となっています。

946m付近
946m付近

 ここからも伊吹山がよく見えており、暫く景色を眺めていきました。

伊吹山が近くに
伊吹山が近くに

 先の様子を確認すると、1163m付近の稜線が見えています。

先の様子を伺う
先の様子を伺う

 標高950mから先は積雪量も多くなり、東側に3mほどの雪庇が張り出していました。

樹林帯を抜ける(中央に琵琶湖)
樹林帯を抜ける(中央に琵琶湖)

伊吹山のパノラマ
伊吹山のパノラマ

 その脇を進んでいきますが、雪庇の踏み抜きには注意です。

ここから雪の斜面を登る
ここから雪の斜面を登る

 気がつくと北西方面も見えだしており、金糞岳などが真っ白に見えていました。

金糞岳が見える
金糞岳が見える

 前方に県境稜線が見えてきますが、付近の木々に霧氷が残っているのか白く色づいていました。

稜線が見えてくる
稜線が見えてくる

木々が白く
木々が白く

 ここまで来ると傾斜も緩み、一気に速度が上がります。

ようやく傾斜が緩む
ようやく傾斜が緩む

 右に伊吹山を眺めながら歩いていくと、白い1163mピークがひときわ高く見えてきました。

伊吹山アップ
伊吹山アップ

1163m手前の登り
1163m手前の登り

 ここを乗り越えると東方面の展望が広がり、伊吹北尾根の国見岳などが見えてきました。

後方に琵琶湖を望む
琵琶湖を望む

雪の稜線を進む
雪の稜線を進む

 また、前方に県境稜線が近くに見え、思い描いていた雪の稜線を漫遊していきます。

県境稜線が見えてくる
県境稜線が見えてくる

左から国見岳・禿山・御座峰(伊吹山北尾根)
左から国見岳・禿山・御座峰(伊吹山北尾根)

 県境手前で右に折れますが、ここからは北方面に「金糞岳」が見えます。

右に折れて
右に折れて

 発達した雪庇の横を歩いていくと、程なくして県境稜線に合流しました。

雪庇が高く
雪庇が高く

 ここからは国見峠からの踏み跡があるだろうと思っていましたがその様子は無く、国見岳スキー場が閉鎖された影響でしょうか?

前方に虎子山山頂
前方に虎子山山頂

 前方の目の高さに「虎子山」の山頂が見えてきます。 この辺りは広い稜線で雪庇の発達も少なくどこでも歩けます。 そして出発から5時間ほどで、虎子山の山頂に到着しました。

虎子山山頂
虎子山山頂

 上空は快晴で山頂やその北側からは、遠くまで見通せ素晴らしい展望が眺められました。

池田山(右)、鎗ヶ先(中央)など
池田山(右)、鎗ヶ先(中央)など

左から能郷白山・貝月山・白山・小津三山・北アルプス・乗鞍岳・木曽御嶽山など
左から能郷白山・貝月山・白山・小津三山・北アルプス・乗鞍岳・木曽御嶽山など

白山アップ
白山アップ

能郷白山アップ
能郷白山アップ

乗鞍岳(右)、北アルプス南部(左)
乗鞍岳(右)、北アルプス南部(左)

木曽御嶽山アップ
木曽御嶽山アップ

中央アルプス
中央アルプス

虎子山からの景色
虎子山からの景色

恵那山(中央)、奥に南アルプス
恵那山(中央)、奥に南アルプス

山頂から北方面

山頂から北方面

白倉山・金糞岳アップ

白倉山・金糞岳アップ

 ここで昼食としていますが、柔らかい雪で思ったよりも時間が掛かっています。 当初は、北隣の尾根を周回で下山予定でしたが、今回は諦め往路を戻ることに決めます。 そうなると逆に時間に余裕が出来るので、展望を眺めながらユックリと食事を摂っていきました。

 40分ほど休憩した所で西方面から雲が湧き出していたので、ボチボチと下山を開始しました。

下山開始

下山開始

 展望を眺めながら山頂まで戻ると、いつの間にか伊吹山が雲に覆われていました。

右から木曽御嶽山・乗鞍岳・北アルプス南部
右から木曽御嶽山・乗鞍岳・北アルプス南部

この時間、伊吹山に雲が多く
この時間、伊吹山に雲が多く

雲が出てきた
雲が出てきた

 暫くは平坦な稜線歩きですが、下りとなり展望が見られなくなると一気に降りていきました。

来た道を戻る
来た道を戻る

 1時間ほどで植林の中の道と合流しますが、道端の斜面や切り株などで踏み抜くことが多くなります。

630m付近の林道まで戻る
630m付近の林道まで戻る

 なるべく往路に付けた自分の足跡の上を辿り、無駄な踏み抜きを抑えます。 途中の林道と出合いその先の急登を下りますが、ここも踏み抜きが多くつまずかないように慎重に降りていきます。 下の林道と出会うと、長い林道歩きとなります。

下の林道
下の林道

 いつの間にか天気は回復しており、山頂から2時間15分ほどで無事に駐車地に到着しました。

天気は回復
天気は回復

下の農地に
下の農地に

奥に虎子山
奥に虎子山

雪の積もった歩道を歩く
雪の積もった歩道を歩く

駐車地から伊吹山
駐車地から伊吹山

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回】
 天気次第ですが、長野県南部の山へ向かう予定です。


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