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[登山] 愛知県 石巻山・富士見岩・坊ヶ峰周回 [登山]

 今回は、愛知県の「石巻山」から静岡県との県境を周回で歩いてきました。 朝方は高曇りの天気でしたが遠望が効いており、富士見岩などからは南アルプスや富士山を望むことができました。

富士見岩から富士山
富士山アップ

下山分岐の岩場から北側の展望
岩場からの展望

 愛知県
石巻山・富士見岩・坊ヶ峰周回
日付 2022年02月08日(火)
天気 曇りのち晴れ
山域 弓張山地
場所 愛知県
距離 17.3km
累積標高 +1128 -1128m
時間
5時間30分
人数 単独
撮影枚数
0615枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0126枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(下山は藪あり)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ
富士見岩、石灰岩
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
07:05 39m 0.0km 正八幡社駐車場 出発
07:35 (00:30) 34m 2.9km
間場登山口(石巻山自然歩道口)
08:00 (00:25) 220m 4.4km 石巻神社
08:25 (00:25) 358m 5.1km 石巻山(5分滞在)
08:40 (00:15) 220m 5.6km 石巻神社
09:20 (00:40) 348m 8.5km 大知波峠
09:40 (00:20) 415m 9.6km 富士見岩 (5分休憩)
10:10 (00:30) 328m 11.1km 本坂峠
10:25 (00:15) 446.2m 11.5km 坊ヶ峰
10:50 (00:25) 448m 12.9km
448mピーク展望地 (5分休憩)
11:05 (00:15) 385m 13.5km 385mピーク 昼食休憩
11:25 (00:20) 385m 13.5km 385mピーク 出発
11:40 (00:15) 359.2m 14.3km 四等三角点(月ヶ谷)
12:10 (00:30) 95m 15.4km 林道出合
12:25 (00:15) 50m 16.6km 若一王子社参拝
12:30 (00:05) 50m 17.0km 正八幡社参拝
12:35 (00:10) 39m 17.3km 正八幡社駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20220208_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/8dA79sYBafK2CJ2E7

 週末は大雪の予報で、交通への影響を考えて自制していました。 平日に休みを取り、県内の軽めの山へ向かうことにしました。 静岡県との県境は以前歩いていますが、その時は静岡側から周回したので、今回は愛知側から周回する事にします。

 事前に地図で駐車場所を探したところ、神社脇の駐車余地が使えそうなので、そこへ向かいます。 7時頃の出発を計画し、自宅を5時半に出発しました。 東名高速の豊川ICで降りると、国道362号線で目的地に向かいます。 まだ7時前ですが出勤の車が多く、一部が渋滞しはじめています…。 予定より遅れ神社前に7時に到着すると、手早く準備し出発しました。

正八幡社前に駐車
正八幡社前に駐車

 まずは長い車道歩きで、石巻山の登山口へと向かいます。

南へ向かう
南へ向かう

 途中に、枯れ木となった「長楽のヒノキ」があったので見ていきますが、電柱が邪魔です…。

長楽のヒノキ
長楽のヒノキ

電柱が邪魔
電柱が邪魔

 その後はなるべく車の少ないところや歩道を歩き、30分ほどで石巻山自然歩道の入り口に到着しました。

田園を歩く
田園を歩く

長い歩道歩き
長い歩道歩き

登山口が近くに
登山口が近くに

ここから石巻山自然歩道
ここから石巻山自然歩道

 ここまでは準備体操替わりでここから山の中へ入っていきました。

豊橋自然歩道
豊橋自然歩道

 登山口までの途中で、左手に分岐する歩道がありますが、すぐに合流すると植林の中を進んでいきます。

左から合流
左から合流

植林を進む
植林を進む

石巻山・登山道入口の図
石巻山・登山道入口の図

 この道は石巻神社まで続いていますが、最後まで傾斜は緩やかで歩きやすい道です。

鉄塔脇を通過
鉄塔脇を通過

 旅館の下を通り抜けると、車道と出合います。

建物(旅館)の下を進む
建物(旅館)の下を進む

車道に出る
車道に出る

 すぐ奥に神社の鳥居が見えており、まずは石巻神社へ参拝していきました。

石巻神社入り口
石巻神社入り口

石巻山観光案内
石巻山観光案内

参拝していく
参拝していく

本堂
本堂

 参拝後は、先程の鳥居から入って右手にある入り口から石巻山へ登り始めます。

石巻山山頂へ
石巻山山頂へ

 ここを入ると2つに分岐しているので、奥の院からの道を選択し直進していきました。

奥の院へ
奥の院へ

石巻山城址
石巻山城址

 左上に赤い祠がありますが、更に奥へ向かうと大きな岩の下に祠が建っていてこれが奥の院でしょうか?


祠

大岩の下に奥の院?
大岩の下に奥の院?

 ガイドブックなどには湧き水があるとありましたが、枯れており池の苔なども灰色がかっていました。

飲料水(湧き水)はなし
飲料水(湧き水)はなし

 ぐるりと左に曲がると、すこし藪っぽい道が続いておりそこを登っていきます。

ここにも祠
ここにも祠

 すると先程の分岐からの道と合流し、幾つかの見どころを経て山頂へと登っていきました。

登山道合流
登山道合流

石巻の蛇穴
石巻の蛇穴

石灰岩が多い
石灰岩が多い

 周囲は石灰岩が露出しており、山頂直下で前方に大きな岩が現れます。 ここは左に巻道があるので、岩の下の道を進んでいきました。

石巻山頂へ(左から巻く)
石巻山頂へ(左から巻く)

岩の脇を進む
岩の脇を進む

 山頂直下まで来ると、山頂へ向けて石が階段状に積まれた道が続いていました。

岩を登る
岩を登る

 そのを登っていきますが、急斜面には鉄製の階段も付いているので危険はありません。 そして神社から20分ほどで山頂に到着しました。

山頂に出る
山頂に出る

 山頂は360度の展望が広がり、今から向かう県境稜線も近くに見えていました。

パノラマ1
パノラマ1

パノラマ2
パノラマ2

南側
南側

豊川方面
豊川方面

三河湾

三河湾

左に下山予定付近
左に下山予定付近

 展望を満喫した所で、先程の車道まで戻ります。 帰路は奥の院からのコースへは回らず、直進して行きました。 神社の入り口まで戻ると、車道を東へと向かいます。

林道を東へ
林道を東へ

 この時間、雲が流れ青空も見えていましたが、その後も雲が流れてきて中々スッキリとは晴れません。

天気は回復?
天気は回復?

中々晴れない
中々晴れない

 25分ほど歩いた所で、左にゲートに閉ざされた道が分岐しています。

ここで左の尾根道へ
ここで左の尾根道へ

 ここが尾根の末端にある分岐で、標識の裏側に道も付いていました。 左の尾根沿いの道に入ると、暫くはコンクリート道の急登が続きます。

しばらくは急坂
しばらくは急坂

 傾斜が緩んだ所で、右下から下の林道からの自然歩道と合流しました。

ここで先程の分岐からの道と合流
ここで先程の分岐からの道と合流

 右に稜線への直登コースとの分岐を経て、県境稜線と平行に歩いていきます。

右に稜線ピークへの道
右に稜線ピークへの道

県境稜線の下を進む
県境稜線の下を進む

 暫くすると前方が明るくなり、広場が見えてきました。 ここが「大知波峠」で、ここからの県境稜線の道は以前も歩いたところです。

大知波峠に到着
大知波峠に到着

峠の標識
峠の標識

湖西連峰ハイキングコース案内図
湖西連峰ハイキングコース案内図

 峠には単独登山者の方が休憩中ですが、峠からの眺めはイマイチです。

峠からの眺め

峠からの眺め

 ここからは県境稜線を進んでいきます。 程なくして三角点を通過しますが、樹林の中にあり展望はありません。

四等三角点(長彦峠)
四等三角点(長彦峠)

 更に進み登りとなると、前方に鉄塔が見えてきました。

富士見岩に到着
富士見岩に到着

 鉄塔の手前には見覚えのある岩があり、これが富士見岩です。

富士見岩
富士見岩

 岩の上に登ると、鉄塔の左脇に名前の通り「富士山」が見えていました。

富士見岩からの展望(右端に富士山)

富士見岩からの展望(右端に富士山)

中央奥に富士山

中央奥に富士山

富士山アップ
富士山アップ

南アルプス方面
南アルプス方面

南アルプスアップ
南アルプスアップ

浜名湖を望む

浜名湖を望む

浜名湖アップ

浜名湖

向かう県境稜線
向かう県境稜線

 景色に満足したところで、県境沿いに北へ向かいます。 途中万箇所か右側に展望が開け、浜名湖が見えています。

浜名湖と浜松(左)
浜名湖と浜松(左)

浜松アップ
浜松アップ

 富士見岩から見えていたピークにある鉄塔の脇を通過しますが、その先で右に道があり切り払われているのでよく見ると三角点でした。

三角点を確認
三角点を確認

四等三角点(本坂峠)
四等三角点(本坂峠)

 三角点付近からは、笹の上に向かう「坊ヶ峰」が見えていました。

三角点から坊ヶ峰
三角点から坊ヶ峰

 ここからは途中「長彦」と「嵩山(すせ)」の分岐を経由し、本坂峠へと降りていきます。

長彦分岐

長彦分岐

南アルプスアップ
南アルプスアップ

嵩山(すせ)分岐
嵩山(すせ)分岐

頭浅間
頭浅間

頭浅間の説明
頭浅間の説明

トイレの脇を進む
トイレの脇を進む

本坂峠
本坂峠

豊橋自然歩道
豊橋自然歩道

 嵩山分岐の下で、この日2回目の登山者2名とすれ違いました。 本坂峠からは「坊ヶ峰」への登りとなり、中腹で「夫婦岩」の間を通過していきました。

夫婦岩
夫婦岩

 本坂峠から120mほど登り返すと「坊ヶ峰」の山頂に到着しますが、ここも展望はありません…。

坊ヶ峰
坊ヶ峰

 祠がある狭い山頂ですが、その裏に三角点があります。

二等三角点
二等三角点

 ここからは予定通り「嵩山」には下山せず、稜線沿いを更に北上していきました。 高低差のない道を進んでいきますが、すぐ左下にまで林道が迫っており周りが植林となります。

高低差の少ない道を進む
高低差の少ない道を進む

左側が植林に
左側が植林に

岩は迂回
岩は迂回

 坊ヶ峰から25分ほど進んだ所で、左に巡視路分岐が現れました。

ここで左へ
ここで左へ

 ここからは西の尾根へ向かいますが、踏み跡が分岐しており右へ向かうと、岩場の展望地となっていました。

岩場の展望台
岩場の展望台

 岩場は石灰岩が連なったもので、ここまであまり見られなかった北側の展望が開けていました。

岩場からの展望
岩場からの展望

中央右に中央アルプス
中央右に中央アルプス

恵那山
恵那山

 また、西側を確認すると、下に向かう鉄塔と尾根の様子が確認できました。

左下に向かう鉄塔
左下に向かう鉄塔

 分岐へ戻ると、今度は巡視路を降りていきます。

No.16鉄塔へ
No.16鉄塔へ

暫くくは急斜面を下る
暫くくは急斜面を下る

 鉄塔出合いまでは急斜面ですが、プラスチック階段なども設置されよく整備されています。

鉄塔出合
鉄塔出合

 程なくして鉄塔に出ますが、先に道はありません。 右下に赤テープがあるのでそちらへ向かうと、ヤブの間に道が続いていました。

右下のテープから更に奥へ
右下のテープから更に奥へ

 尾根に合流すると、右斜面が植林で尾根沿いには作業道が続いていました。

右が植林
右が植林

 間伐材などがそのままで、それらをまたいで進みます。

登り返す
登り返す

 272Mからの尾根との合流地点のピークに到着すると、石積みがあり休憩適地となっていたので、ここで石の上に座り込み昼食休憩としていきました。

ピークに石積み
ピークに石積み

 展望は植林の間から僅かに見られる程度ですが、木漏れ日もありちょうどよい気温です。 休憩後は、西斜面を下っていきますが、こちらは最近伐採されたばかりのようで、明確な踏み跡がありました。

西斜面も良い感じの林
西斜面も良い感じの林

 鞍部からは三角点への登りとなりますが、途中までは作業道が続きます。

三角点への登り返し
三角点への登り返し

 山頂手前からは灌木が生い茂り、少しヤブっぽくなります。

灌木の間を進む
灌木の間を進む

 左下に破線の分岐を見た所で、右上に向かうと三角点のあるピークに到着します。

四等三角点(月ヶ谷)
四等三角点(月ヶ谷)

 ここから北西の破線路へ向かいますが、地図通り次第に踏み跡が薄くなっていきます。

西へ向かう
西へ向かう

 破線が途中で切れている理由がわかりませんでしたが、前方の尾根上に石灰岩が現れます。

尾根沿いに石灰岩が立ちふさがる
尾根沿いに石灰岩が立ちふさがる

 左右を確認しますが、簡単に迂回できそうなところはありません…。 石灰岩の上を進みますが、木々の枝などが邪魔で難儀します。 それでも歩けないわけではないので、進んでいくと岩場の上から展望が見られました。

石灰岩の上から展望
石灰岩の上から展望

岩の上の小枝を抜ける
岩の上の小枝を抜ける

 岩場は断続的に150mほど続きますが、それも唐突に無くなります。 末端にはピンクテープが付いており、その先から踏み跡が現れました。

石灰岩尾根の西側にテープ
石灰岩尾根の西側にテープ

普通の尾根となる
普通の尾根となる

 ここまで来れば予定通りに下山できそうです。 鞍部から先は登り返すことなく、左に向かう踏み跡があるのでそれを利用し下山尾根へと降りていきました。

左斜面に古い踏み跡?
左斜面に古い踏み跡?

 古い作業道のようですが、今は獣道として利用されているようです。

踏み跡をたどって目的の尾根へ下る
踏み跡をたどって目的の尾根へ下る

 予定通り尾根に合流すると、周囲は植林となっていますが、灌木などが生い茂り一部がヤブと化しています…。

尾根に合流する
尾根に合流する

 左右を確認しながら、ヤブの薄い所へと降りていくと右下へと誘われ、地図に破線のある沢に降りてきました。

灌木を避けて歩きやすそうな所へ
灌木を避けて歩きやすそうな所へ

沢沿いの道に(倒木が多い)
沢沿いの道に(倒木が多い)

 沢の水量は少なく、その脇に踏み跡が下へと続いています。 程なくしてテープがあらわれると、左手に踏み跡が続いており、廃林道へと出合います。

テープが現れる
テープが現れる

踏み跡を辿る
踏み跡を辿る

 そのまま進むと、予定していた地図にある林道に出合います。

林道に合流(右へ)
林道に合流(右へ)

 ここまで来れば後は道を歩いていくだけとなりました。 貯水池の脇を通り抜け、予定通りに「萬福寺」の脇を通り、駐車地へと戻ります。

貯水池に出る
貯水池に出る

貯水池から尾根を望む
貯水池から尾根を望む

萬福寺
萬福寺

萬福寺の指定文化財
萬福寺の指定文化財

 途中で「若一王子社」と駐車地にある「正八幡社」で安全祈願のお参りを済ませ、無事車へ戻ってきました。

若一王子社
若一王子社

若一王子社の本殿
若一王子社の本殿

採石場
採石場

車が見えてきた
車が見えてきた

奥に歩いてきた稜線
奥に歩いてきた稜線

正八幡社
正八幡社

広い境内
広い境内

本殿
本殿

趣のある境内
趣のある境内

入り口
入り口

【反省点】
特にありませんでした。

【次回】
 すでに週末の土曜日に雪山に登ってきたので、その様子を掲載します。


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