SSブログ

[登山] 2022年 鈴鹿 春の花の霊仙山 [登山]

 今回は、天気があまり良くないようなので、鈴鹿の「霊仙山」に花を見に出かけることにしました。 人を避けてマイナールートで向かいましたが、登り始めから降りるまでに期待通り色々な花が見られました。

関連リンク
 2013年12月22日 鈴鹿 雪の阿弥陀ヶ峰~霊仙山周回
 2019年11月23日 鈴鹿 霊仙山 梓河内からピストン

ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク

エビネ
エビネ

2022年
鈴鹿 春の花の霊仙山
日付 2022年05月15日(日)
天気 曇り
山域 鈴鹿
場所 滋賀県米原市上丹生
距離 14.1km (内林道3.6km)
累積標高 +1192 -1192m
時間
05時間15分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0678枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0117枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(道迷い・滑落注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ
色々な花々
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:20 175m 0.0km 浄水場 出発
05:40 (00:20) 324m 1.4km 林道分岐
06:30 (00:50) 749m 2.7km 稜線合流
06:50 (00:20) 876m 3.2km 阿弥陀ヶ峰
07:10 (00:20) 812m 4.1km 梓河内道合流
07:35 (00:25) 888m 5.0km 柏原道合流
08:10 (00:35) 1017m 6.3km 霊仙避難小屋
08:25 (00:15) 1094m 7.2km 霊仙山(最高点)
08:35 (00:10) 1083.5m 7.6km 霊仙山(三角点)
09:15 (00:40) 982m 9.4km お虎ヶ池付近(散策)
10:05 (00:50) 330m 12.1km ビン坂峠
10:35 (00:30) 175m 14.1km 浄水場 到着

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20220515_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/jAaszgbkjCDDtZYVA

※「霊仙山」の山頂付近は何度か通ったコースなので、詳細は割愛します。

 当初は天気の良さそうな西方面(京都か福井)の山へ行く予定でしたが、直前になって予報が悪い方向に変わりました。

 9年前の雪の時期に「阿弥陀ヶ峰」に登っていますが、最近遠目に見てまた登ってみたいと思っていました。 そこに来てヤマシャクヤクやエビネなど花の情報がネットに載っていたので、急遽予定を変更してそちらへ向かいます。

 以前と同じコースとしますが、雪が無いので昼には自宅に戻れそうです。 自宅を4時過ぎに出発すると、名神高速の米原ICで降り醒ヶ井(さめがい)へと向かいます。 駅前で右折し集落を抜けると、5時15分頃に以前と同じく浄水場に到着しました。

浄水場前に駐車
浄水場前に駐車

 左の林道に入り浄水場前の路肩に駐車していきました。

?1
?1

 出発の準備を整えたところで、以前のコースを若干変更し林道を奥へと向かいます。

林道を奥へ
林道を奥へ


罠

 車の轍のついた林道を歩いていきますが、暫くは一般車でも走れそうでした。 しかし、途中の転回用の広場から先は道幅が細くなります。

ここから道幅狭く
ここから道幅狭く

 ここまで分岐は有りませんでしたが、右に分岐があらわれます。

右に分岐(入る)
右に分岐(入る)

 ここが予定の尾根の末端付近なので、右に曲がり道なりに登っていきました。

左へ
左へ

 林道は予定尾根の手前で標高を上げていたので、左にトラバースして谷間から尾根に登り返します。

林道を外れ左の尾根に向かう
林道を外れ左の尾根に向かう

土砂崩れ防止
土砂崩れ防止

 下枝や下草の少ない尾根に合流すると、作業道や獣道を進んでいきます。

予定の尾根に合流
予定の尾根に合流

 尾根沿いに登っていきますが、ここも石灰岩のカレンフェルトが点在していました。

カレンフェルト
カレンフェルト

 下から薄い踏み跡が付いていますが、途中からは掘れた明確な道となりました。

ここから作業道
ここから作業道

 更に登ると右から林道と合流します。

林道に出る
林道に出る

 林道は尾根で終点となっているので、このまま尾根を直登していきます。

樹間からの眺め(琵琶湖方面)
樹間からの眺め(琵琶湖方面)

 次第に急登となり左手に伐採地が見えてくると、稜線まではすぐでした。

急登に
急登に

 日当たりのよい斜面にはヤマシャクヤクの花が咲いていますが、花も落ち始め終盤となっていました。

稜線から伊吹山方面
稜線から伊吹山方面

 以前歩いた右からの尾根と合流すると、石灰岩の間を縫うように進んでいきます。

尾根を進む
尾根を進む

 途中、以前も立ち寄った「阿弥陀堂跡」に到着しますが、来る人も少なく灯籠などは朽ちていました。

阿弥陀堂跡
阿弥陀堂跡

 ここまでくれば山頂はすぐそこです。 カレンフェルトの中を進んでいくと、花をつけたヤマシャクヤクが見られ始めました。

山頂へカレンフェルトを進む
山頂へカレンフェルトを進む

ヤマシャクヤクが見られ出す
ヤマシャクヤクが見られ出す

ヤマシャクヤク群落
ヤマシャクヤク群落

ヤマシャクヤク1
ヤマシャクヤク1

 北斜面には、まだ状態のよいものも残っており眺めていきます。 そしてピークに到着しますが、山頂を示す標識などは見当たりませんでした。

山頂付近(標識見当たらず)
山頂付近(標識見当たらず)

 山頂に西側は以前も展望が得られましたが、更に木々が少なくなり以前にも増して展望が望めます。

阿弥陀ヶ峰からの展望
阿弥陀ヶ峰からの展望

 ここからは雪の時期に歩いていますが、近年の暴風雨などで倒木が多く迂回を強いられました。

一旦降りる
一旦降りる

 しかし、山頂の北斜面にもたくさんのヤマシャクヤクが見られ、目を楽しませてくれます。

蕾が固く
蕾が固く

いたるところで咲いている
いたるところで咲いている

 

 気持ちのよい斜面を降りていくと次第に植林帯となっていきます。 作業道のしっかりした踏み跡が続いており、それを辿り歩いていきました。

掘れた道を進む
掘れた道を進む

 

 その後もヤマシャクヤクの白い花(蕾)が点在しており、見つける度に足が止まります…。 下りということもあり、阿弥陀ヶ峰から20分ほどで「梓河内」からの道と合流します。 ここからは2019年の秋にも歩いた道なので状況はわかっています。

左斜面をトラバース
左斜面をトラバース

前方にピークが見えてくる
前方にピークが見えてくる

ここで梓河内からの道と合流
ここで梓河内からの道と合流

 しかし、920mピークをトラバースする道に入ると、その時に比べて倒木や斜面の崩落などが多く、荒れた感じとなっていました。

ここから右斜面をトラバース
ここから右斜面をトラバース

斜面が削れ滑らかな道に…
斜面が削れ滑らかな道に…

高巻く(倒木多く)
高巻く(倒木多く)

 無事に柏原からの道と合流すると、ここからは良い道が続いています。

稜線間近
稜線間近

梓河内道分岐点(左から来た)
梓河内道分岐点(左から来た)

林道合流
林道合流

左の踏み跡をトラバース
左の踏み跡をトラバース

 踏み跡を辿り少し登り返すと、イチリンソウの群生地を通過します。

斜面を登る
斜面を登る

イチリンソウ
イチリンソウ

ここを越える
ここを越える

 前方に目指す霊仙山の小屋が近くに見えてくると、八合目に到着しました。

霊仙山避難小屋が見えてくる
霊仙山避難小屋が見えてくる

八合目
八合目

 ここからは谷山の北斜面を通過しますが、以前も多く見られたヤマシャクヤクが今回も咲いていました。(最盛期は過ぎていました)

右に阿弥陀ヶ峰、左に琵琶湖
右に阿弥陀ヶ峰、左に琵琶湖

ヤマシャクヤク3
ヤマシャクヤク3

 右から閉鎖された登山道と合流すると、小屋へと一気に登って行きました。

ここから登りに
ここから登りに

標高が上がり(伊吹山方面)
標高が上がり(伊吹山方面)

ここまで来れば後少し
ここまで来れば後少し

 まだ朝早いこともあり、人の姿はまばらです。 小屋を通過し最短距離で経塚山を廻り込むと、霊仙山の最高点へと向かいます。

小屋を通過
小屋を通過

池塘
池塘

経塚山は左をトラバース
経塚山は左をトラバース

 経塚山をトラバースして、その後は最高点へ登りますが、南方面は雲が多く下から湧き出しているところもありました…。

まずは最高点(左)へ向かう
まずは最高点(左)へ向かう

最高点に到着
最高点に到着

下の窪地(ドリーネ)に残雪
下の窪地(ドリーネ)に残雪

烏帽子岳方面
烏帽子岳方面

 天気は余りよくありませんが、それなりに遠くまで見られ「白山」なども確認できます。

奥に白山
奥に白山

 この時間、周回コースで歩く方が多くなってきました。 三角点ピークへ向かいますが、景色だけ眺めて予定していた北側へ向かいました。

三角点ピークへ向かう

三角点ピークへ向かう

南霊仙方面(こちらは雲が多く)
南霊仙方面(こちらは雲が多く)

三角点ピーク
三角点ピーク

琵琶湖を望む
琵琶湖を望む

伊吹山方面
伊吹山方面

鈴鹿南部を望む
鈴鹿南部を望む

 先程も通過した「経塚山」を今度は西斜面をトラバースし、カレンフェルトや池塘のある縁を廻っていきます。

経塚山の左をトラバース
経塚山の左をトラバース

池塘(奥に伊吹山)
池塘(奥に伊吹山)

 下山地点へ向かいますが、途中にあるヤマシャクヤクの群生地などへ寄りながら散策していきました。

目的場所のヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク4

ヤマシャクヤク群生
ヤマシャクヤク群生

縁を周回
縁を周回

立ち尽くす鹿
立ち尽くす鹿

 琵琶湖を眺めながら歩いていくと、以前も下山で利用した尾根が見えてきます。

琵琶湖を眺めながら進む
琵琶湖を眺めながら進む

気持ちよく歩く
気持ちよく歩く

スミレ
スミレ

下山目的地点が見えてくる
下山目的地点が見えてくる

お虎ヶ池と山頂方面
お虎ヶ池と山頂方面

 左下に「お虎ヶ池」を見たところで右に向かうと、鹿などの踏み跡を辿りながら標高を落としていきます。

鹿の踏み跡をたどり下山
鹿の踏み跡をたどり下山

下山尾根
下山尾根

 二次林の林の中を降りていきますが、石灰岩の中を通過すると傾斜が強くりました。

林の中へ
林の中へ

急斜面を下る
急斜面を下る

 右下が明るく見えてくると、木々のない斜面があらわれます。

右に展望地
右に展望地

 ここで最後の眺めを見たところで作業道が現れたので、一気に降りていきました。

最後の眺め
最後の眺め

作業道と合流

作業道と合流

 何となく記憶のある道で、明確な踏み跡やテープがついているので迷うこと無く降りていきました。

尾根沿いを下る
尾根沿いを下る

適当に降りていく
適当に降りていく

 傾斜が緩むと掘れた道があらわれます。

ここからは明確な道に
ここからは明確な道に

掘れた道を進む
掘れた道を進む

 明確な道を歩いくと林道と合流しそこを左に向かうと、灌木の多い道となります。

迷うことなく
迷うことなく

灌木が育ち藪っぽく
灌木が育ち藪っぽく

 ここまで来るとすぐ下に舗装路が見えてきて、最後は薄い踏み跡で車道と合流しました。

尾根分岐はそのまま右へトラバース
尾根分岐はそのまま右へトラバース

下に林道が見えて
下に林道が見えて

ここからも降りられる(前回の下山点)
ここからも降りられる(前回の下山点)

今回は末端で降りる(林道下山)
今回は末端で降りる(林道下山)

 ここからは以前と同様に車道を北へ降りていきます。

峠から車道で降りる
峠から車道で降りる

ウツギ
ウツギ

 途中、大きく崩落した場所があり、これが原因でこの林道は通行止めとなっているようです。

車両通行不可
車両通行不可

右端を進む
右端を進む

 左下から水音が近づくと、沢沿いの道と合流しました。(右は通行止めの谷山谷登山道)

沢沿いの道と合流
沢沿いの道と合流

ウマノアシガタ
ウマノアシガタ

 後は沢沿いに下流へと進み、朝駐車した浄水場へ戻りました。

駐車地へ戻る
駐車地へ戻る

道端にシャガ
道端にシャガ

霊仙山登山マップ
霊仙山登山マップ

戻ってきた
戻ってきた

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回】
 毎週末、梅雨時のような天気が続いているので、福井方面の山を予定していますが、また近場の山になるかも知れません…。


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。