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[登山] 三重県 東海自然歩道で尼ヶ岳・大洞山 [登山]

 今回は、9年前の桜の時期にも登ったことのある三重県の「尼ヶ岳(あまがたけ)」と「大洞山(おおぼらやま)」に登ってきました。 この所の雨続きで中々行きたい所へ行けませんでしたが、晴れ間にも恵まれ各山頂からは遠くの山も望むことが出来ました。

関連リンク
 2013年04月13日 [登山] 三多気の桜と大洞山・尼ヶ岳縦走/古光山登山

尼ヶ岳からパノラマ尼ヶ岳からパノラマ(西方面)

苔の石畳と木々の緑
苔の道

三重県
東海自然歩道で尼ヶ岳・大洞山
日付 2022年07月17日(日)
天気 曇りのち晴れ
山域 布引山地
場所 三重県伊賀市高尾
距離 12.3km
累積標高 +1156 -1156m
時間
05時間00分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0561枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ
東海自然歩道、石畳
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
07:20 536m 0.0km 尼ヶ岳登山口 出発
08:15 (00:55) 957.4m 2.4km 尼ヶ岳(8分滞在)
09:00 (00:45) 810m 3.9km 倉骨峠
09:35 (00:35) 1013m 5.1km 大洞山(雄岳)
09:50 (00:15) 984.8m 5.8km 大洞山(雌岳)(5分滞在)
10:10 (00:20) 765m 6.5km 林道石畳道分岐
10:45 (00:35) 810m 8.6km 倉骨峠
11:20 (00:35)
957.4m 9.9km 尼ヶ岳 昼食休憩
11:45 (00:25) 957.4m 9.9km 尼ヶ岳 出発
12:20 (00:35) 536m
12.3km
尼ヶ岳登山口 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20220717_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/W8wWmn5vahghunBP9

 この所の大荒れの天気で先週は山へ登ることができませんでした。 この週末も土曜日は終日雨なので、天気の回復を期待して日曜日に山へ向かうことにしました。 山域は天気予報や朝方は雨に降られてもよいよう、整備された東海自然歩道が通っている「尼ヶ岳」と「大洞山」へ9年ぶりに登ることにしました。

 以前は南の「三多気」から桜の時期に登りましたが、今回は反対側の北にある「桜峠」手前の東海自然歩道も通っている登山口から向かうことにしました。

 「桜峠」へ向かいますが、往路は距離の短い伊賀上野を通っていきます。 亀山ICから名阪国道へ降りると、大阪方面へと向かいます。 30分ほどで上野東ICに到着すると、ここからは25kmほど下道を走らせていきました。 概ね良い道ですが、山間部では細い道もあるので、すれ違いに注意しながら走らせていきました。

 朝方で交通量も少なく整備されたところもあり、40分ほどで高尾の集落を通過していきました。 その先しばらく進むと道が細くなったところの右手が、目的の登山口でした。

広い駐車場(左手は浄水場)
広い駐車場(左手は浄水場)

 貯水場の前に広い駐車場が設けられているので、ここに止めて出発の準備をしていきました。

尼ヶ岳登山口の様子
尼ヶ岳登山口の様子

 出発時点では雨も降っていましたが、到着時には青空も見られこちらに来て正解だったようです。

説明文

説明文

 準備が整ったところで、駐車場のトイレ脇の登山口を入っていきます。

獣避け柵の間を進む
獣避け柵の間を進む

 右にカーブすると奥の低い位置に山が見えていますが、これは「尼ヶ岳」北西の「高尾山」のようです。

高尾山?
高尾山?

 ここは林道ですが、東海自然歩道で整備された道となっていました。 脇道がいくつか分岐していますが、要所に標識があり迷うことはありません。 

随所に登山道の標識
随所に登山道の標識

 左に小川を見ながら奥に進んでいきますが、ウグイスやカッコウのさえずりが心地よいところでした。

青空が覗く
青空が覗く

 左手に橋が見えてきて東海自然歩道の大きな標識が立っています。 肝心の道標の矢印部分は朽ちて橋に置かれていますが、この一部を見落としここで左折し橋を渡るのが正解ですが直進していきました・・・。

分岐とわからず直進

分岐とわからず直進

 元々は往路に「富士見峠」まで行く予定なので直進で問題ありませんが、直進が富士見峠とも分からないので、途中左手に沢沿いの道がありそちらへ向かいます。

左手に分岐
左手に分岐

 結局沢沿いに少し進んだところで、左上に東屋が見えてきて登山口の地図にあった休憩所とわかります。 近づくと看板や階段があり、それを登り東屋へ向かいますが、地図の古い道はこのコースだったのでしょう。

東屋へ
東屋へ

使用されていない?東屋
使用されていない?東屋

 東屋は利用されている風ではありませんが、幸い?獣道が左に続いています。 この奥の尾根筋に新しい道があるみたいなのでそちらへ向かうと、笹の間に踏み跡(現在のコース)が続いていました。

東海自然歩道に復帰
東海自然歩道に復帰

 本来のコースに復帰し傾斜のない尾根を歩いていくと、東海自然歩道の道標があらわれました。

桜峠(近道)分岐
桜峠(近道)分岐

 ここで左に折れると登山口近くの「桜峠」へ戻りますが、踏み跡は薄めです。 ここを直進し程なくすると、長い登りが始まりました。

ここから長い登りに
ここから長い登りに

 東海自然歩道らしい長い階段があらわれると、一歩一歩確実に登っていきますが、2周間振りなので若干筋力が落ちています・・・。

階段を登る
階段を登る

 一旦傾斜が緩み一息つきますが、その先も上りが続きます。

まだまだ続く
まだまだ続く

上が見えない…
上が見えない…

 山頂まで標高差100mを切ると「富士見峠」との分岐に到着しました。 右の「富士見峠」の道はトラバースしていますが、あまり利用されているようにには見えませんでした。

富士見峠分岐
富士見峠分岐

 ここからは一層急登となりました。 設置された階段も、傾いたり抜けたりしており、歩き辛い状態となっています・・・。 10分ほど我慢して登ると視界が開け、草に覆われた「尼ヶ岳」の山頂に到着しました。

10分以上で山頂に
10分以上で山頂に

尼ヶ岳
尼ヶ岳

 残念ながら山頂はまだガスの中にあり、展望は望めません・・・。

朝方はガス
朝方はガス

 しばらく休憩しながらガスが晴れるのを待つと、西からの風で一部が切れ始めていました。

高尾山方面
高尾山方面

 往復予定なので展望は帰路に期待して、「大洞山」へと向かいます。 南のシュメンを降りていきますが、こちらのコースは踏み跡やテープも少なく確認しながら降りていきました。

南コースで下山
南コースで下山

 程なくして、富士見峠方面からのトラバース道と合流します。

トラバースコースと合流
トラバースコースと合流

 ここからは東海自然歩道のよい道を降りていき、コタワとオオタワをを経由して「大洞山」へと向かいました。

コタワ
コタワ

 途中、ガスの中を進みますが、このあたりで5名の登山者の方たちとすれ違います。

ガスの中へ
ガスの中へ

灌木の中を通る
灌木の中を通る

オオタワ
オオタワ

 オオタワを過ぎ「一ノ峰」を軽く登り返すと、踏み跡は右に向かっています。 ここを直進すると「二ノ峰」となるので、往路はそちらを登っていきました。

二ノ峰トラバース道分岐(直進する)
二ノ峰トラバース道分岐(直進する)

急登を進む
急登を進む

 急登となりますが、長くは無く直ぐに傾斜が緩むと「二ノ峰」に到着します。 と言っても、長い山頂部でどこがピークがわかりません…。

二ノ峰
二ノ峰

 尾根なりに進みますが、途中で右に降りていくと下に林道が見えてきました。 林道に出る手前で本来の道と合流すると、その先が「倉骨峠」です。

トラバース道合流
トラバース道合流

倉骨峠
倉骨峠

 ここでも2名の登山者の方とすれ違いますが、ここまでは車で来られるようでした。(脇に2台駐車していました) 車道を登り返すと「苔の石畳」コースと「大洞山(雄岳)」コースとの分岐があらわれます。

右の四ノ峰へ
右の四ノ峰へ

 ここは右の尾根へと向かい斜面を登っていきました。

尾根道を進む
尾根道を進む

 苔むした大きな岩が点在する間を進んでいくと、「五ノ峰」付近で右手に景色が見えてきます。

岩の間を進む
岩の間を進む

古光山(晴れてきた)
古光山(晴れてきた)

古光山アップ
古光山アップ

 少し降りると倉骨峠からの林道の横を歩きます。

車道と平行に
車道と平行に

 徐々に傾斜が強まり「大洞山」への上りとなりました。

ここから大洞山(雄岳)の登り
ここから大洞山(雄岳)の登り

 そして100mほど黙々と登り返すと傾斜が緩み、山頂が近づきます。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

 右斜面が草地となり、景色も広がり始めました。

草地の道に
草地の道に

 気がつくと上空の雲はほとんどなくなり、夏らしい雰囲気となっています。

夏らしい天気に(倶留尊山を望む)
夏らしい天気に(倶留尊山を望む)

名張市街地
名張市街地

 そのまま進んでいくと「大洞山(雄岳)」の山頂に到着しました。

大洞山(雄岳)
大洞山(雄岳)

左に尼ヶ岳
左に尼ヶ岳

 山頂にベンチなどはなく休憩しづらいところなので、すぐに南の「雌岳」へ向かいました。。

雌岳へ
雌岳へ

 雌岳までは急登などは無く緩い登りが続いています。

少し登り返す
少し登り返す

 植林を抜けると先程同様草地があらわれ、ベンチの設置された「大洞山(雌岳)」の山頂に到着しました。

雌岳手前の分岐
雌岳手前の分岐

雌岳に到着
雌岳に到着

 標高は低いですが、こちらの方が展望はよいでしょう。 このタイミングでは、周囲に人の気配はなくゆっくりと景色を眺めていきました。

東の展望
東の展望

倶留尊山が近くに
倶留尊山が近くに

 満足した所で、予定通り以前も歩いたトラバース道のある東の林道まで降りていきます。

分岐から東に降りる

分岐から東に降りる

 道は倒木が多くあれていますが、ここも東海自然歩道なので除去され整備されていました。

急な坂道
急な坂道

 15分ほどで林道が見えてきます。

林道が見えてくる
林道が見えてくる

 一旦林道へ降りますが、少ししたが苔の石畳のコースなので林道は無視して更に尾根沿いに降りていきました。

登山口到着
登山口到着

 カーブを経由し林道と合流すると、ここで左へ向かい遊歩道の入り口へ向かいました。

林道をショートカットで降りる
林道をショートカットで降りる

このカーブで林道へ
このカーブで林道へ

 以前は逆コースでしたが、見覚えのある東屋に到着しました。

東屋の奥に東海自然歩道(脇道)
東屋の奥に東海自然歩道(脇道)

 その脇に道標が立っており、ここからトラバース道のスタートです。

ここを入る(苔の石畳コース)
ここを入る(苔の石畳コース)

東海自然歩道の説明
東海自然歩道の説明

緩い登りのトラバース
緩い登りのトラバース

 暫くは薄暗い植林の間を進んでいきますが、石畳が現れると二次林となり、苔むして良い感じの道となります。

苔むして良い感じ
苔むして良い感じ

石畳に
石畳に

緑が映える
緑が映える

 以前4月に歩いたときもよい雰囲気でしたが、今回はそれに加え木々が瑞々しく気持ちよく歩くことが出来ました。

苔の道
苔の道

左上に迂回路
左上に迂回路

涼しく歩ける
涼しく歩ける

 35分ほど歩いたところで、往路に通った大洞山分岐に合流しました。

往路の分岐に合流
往路の分岐に合流

 ここからは往路と同じ道を最短ルートで戻っていきます。

三ノ峰は迂回路で
三ノ峰は迂回路で

一ノ峰
一ノ峰

 途中の「尼ヶ岳」手前の分岐で富士見峠方面へ向かうか悩みましたが、良い天気なので最短コースで山頂へ登り返しました。 山頂に到着すると、ここで景色を見ながら昼食休憩としていきました。

再度山頂
再度山頂

尼ヶ岳からパノラマ(西方面)
尼ヶ岳からパノラマ(西方面)

津市方面
津市方面

青山高原方面
青山高原方面

風力発電の風車
風力発電の風車

高尾山など
高尾山など

倶留尊山など
倶留尊山など

 軽く食事を済ませると、富士見峠コースはやめて同じコースで下山を開始しました。(富士見峠コースの確認不足でした)

下山開始

下山開始

 長い階段を足を滑らせないよう気をつけながら降りていきます。 傾斜が緩み笹が出てくると、早足で登山口へ戻りました。 途中で単独の登山者の方とすれ違いますが、天気が回復してから移動したのか昼からのスタートになったのでしょうか?

 往路に確認できなかった橋にたどり着くと、橋で左に曲がるよう標識が置いてありました…。

標識があった…
標識があった…

 ここからは川沿いの道を進んでいきますが、全体を通して標高の割には比較的涼しいコースだったので助かりました。 そして下山開始から僅か35分で、登山口に無事戻ってきました。

良い天気
良い天気

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 久しぶりに良い天気となりそうなので、山梨県の南アルプスの前衛峰に登る予定です。


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