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[登山] 滋賀県 鈴鹿 野洲川ダムから綿向山周回 [登山]

 今回は、暑さも和らいできたので久しぶりに鈴鹿の山へ登ることにしました。 そこで以前から計画していた、野洲川ダム方面から「綿向山」へ上り、下山を倉谷川方面としました。 生憎の天気で山頂到着時はガスで展望はありませんでしたが、その前後で景色を見ることが出来て、充実した登山となりました。

綿向山南部の崩壊地から「奥草山」(右奥)を望む
崩壊地上から奥草山を見返す’左に鈴鹿南部(

下山途中にイハイガ岳と大峠を望む
大峠とイハイガ岳を望む
滋賀県
鈴鹿 野洲川ダムから綿向山周回
日付 2022年08月28日(日)
天気 曇のち晴れ
山域 鈴鹿
場所 滋賀県甲賀市土山町大河原
距離 17.9km
累積標高 +1135 -1135m
時間
06時間40分
人数 単独
撮影枚数
0407枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C
展望
(A:良い~E:なし)
B (当日はガスで展望なし)
見どころ
野洲川ダム
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:05 376m 0.0km 野洲川ダム駐車地 出発
06:40 (00:35) 468m 2.3km 林道登山口
07:30 (01:00) 803.1m 3.6km 政山
07:40 (00:10) 820m 4.0km 奥草山
09:00 (01:20) 992m 6.4km
992m分岐ピーク
09:30 (00:30) 1110m 7.1km 綿向山 (10分休憩)
09:50 (00:20) 992m 7.8km 992m分岐ピーク
10:15 (00:25) 815m 8.7km 815mピーク
10:55 (00:40) 540m 10.1km 下山尾根 昼食休憩
11:25 (00:30) 540m 10.1km 下山尾根 出発
11:30 (00:05) 450m 10.3km 林道出合
12:15 (00:45) 400m 14.4km 深山橋(国道出合)
12:50 (00:35)
376m 17.9km 野洲川ダム駐車地 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20220828_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/65rZ2bTsBeFpr8pg7

 今週末もハッキリとしない天気なのとそろそろ涼しく?なって来ただろうと、雨上がりの鈴鹿に向かうことにしました。 いくつかの候補から、まだ歩いていない「綿向山」の南尾根を登ることにします。

 登山口は「野洲川ダム」の西側となりますが、単純なピストンでは面白くないので、車道歩きが長くなりますがダムから周回で歩くことにし、ダムの駐車場に止めていくことにします。

 自宅からダムまでは高速利用で1時間半ほどなので、4時半すぎに出発します。 新名神高速の「甲賀土山」インターチェンジで降りると国道1号線を鈴鹿峠方面へ少し戻ります。 往路は以前も走ったことのある青土ダムへの道(県道9号)で、6時前には「野洲川ダム」に到着しました。

 しかし、当初予定していたダムの駐車場は、その横で道路工事をしており使用禁止となっています…。 しかたなくUターンし、手前の駐車スペースに停めていきました。

駐車地のようす(100m先の駐車場は工事中)
駐車地のようす(100m先の駐車場は工事中)

 早速種っぱの準備を整え、まずは「綿向山」の登山口へと向かいました。 まだ6時ですが車やバイクが多いので、道路脇を注意して進んでいきます。

林道へ向かう
林道へ向かう

 前方に伐採斜面が見えていますが、その辺りが登山口へとつつく林道が通っているはずです。 途中からは歩道があり、長い斜面を下っていくと右の分岐となります。

ここを右へ
ここを右へ

 ここを折れて直ぐを左に入ると、ここが予定していた林道です。

左の林道へ
左の林道へ

 田畑の脇を進んでいくと山道となり、次第に道は細くなり荒れていきます。

車はここまで?
車はここまで?

草の多い道に
草の多い道に

 暫く林道を進むと左から分岐と合流し、その右手が登山口のようです。

白ビニールが登山口の目印
白ビニールが登山口の目印

 テープから先は踏み跡なども分かりづらいですが適当に登っていくと、尾根の左手に踏み跡があらわれました。

踏み跡を進む
踏み跡を進む

 テープもあり、登山道はここで間違いなさそうです。 左に向かうと明確な尾根と合流しますが、暫くは上りが続きました。

赤テープあり
赤テープあり

 前方に南尾根が見えてきますが、登山道は右に折れてトラバースしていきます。

右に折れ尾根をトラバース
右に折れ尾根をトラバース

 植林の中を進んでいくと、程なくして先程の南尾根と合流します。

植林に
植林に

下から林道と合流
下から林道と合流

 南尾根の西側には、地図にも記載されている林道があります。 ここから一気に傾斜が強まり、長い急登が始まります。

ここから長い急登
ここから長い急登

 40度ほどの傾斜が続くため、ゆっくりとつづら折れで登っていきました。 途中傾斜が緩むこともありましたが、標高差150mほど登ると左に林道があらわれました。

若干緩む
若干緩む

左に林道
左に林道

 右手にテープがたくさんついており、その先にも見え分岐とわかります。 少し手前ですが、ここが「政子」へと向かう地図の破線で間違いなさそうです。

右へトラバース
右へトラバース

 右に折れ薄い踏み跡を追いながらトラバースしていきます。

薄い踏み跡
薄い踏み跡

 踏み跡が怪しくなりますが、その先にザレた斜面があらわれます。 ここは滑っても直ぐ止まりそうなので、強気で通過していきます。

ザレた斜面を慎重に進む
ザレた斜面を慎重に進む

 その先、直ぐ上に踏み跡が見えたのでそちらへ登るとハッキリした踏み跡と合流しました。 ピーク手前までくると、左上へと登っていくので、道をはずれないように進んでいきます。

上へ
上へ

 次第に傾斜が緩むとピーク南の鞍部に到着しました。

南尾根の鞍部に到着
南尾根の鞍部に到着

 付近にテープが付いており、ここが分岐とわかるようになっていました。 左の「政子」方面へ向かい登って行きますが、歩きやすい山頂の東に向かいます。

北へ
北へ

 こちらには展望地があるとのことですが、古いガイドなのですでに枝葉が生い茂り上部に鈴鹿の山並みが見て取れる程度でした。

山頂西の展望地(中央に鎌ヶ岳)
山頂西の展望地(中央に鎌ヶ岳)

 踵を返し20mほど先の「政子」の山頂へ向かいますが、山頂周辺は樹林に覆われ展望はありません。

政子
政子

三等三角点
三等三角点

 ここから西の「奥草山」へ向かいますが、高低差はほとんどなく軽く登り返すと呆気なく山頂に到着しました。

奥草山まで高低差なし
奥草山まで高低差なし

奥草山
奥草山

 ここからは「綿向山」へ向かいますが、ここで左に折れ伐採地の先で右の尾根を降りていきます。

山頂の西側は伐採地
山頂の西側は伐採地

綿向山へ
綿向山へ

 ここから「綿向山」までは意外と高低差が大きく、降りては登り返すを何度か繰り返すことになりました。

811mピークへ登る
811mピークへ登る

811mからは下りに
811mからは下りに

トラロープをたどる
トラロープをたどる

 一旦は700mほどまで100m近く降りていきますが、その先暫くは緩い登りで助かります。

700m付近まで降りて大きく登り返す
700m付近まで降りて大きく登り返す

暫くは緩い尾根道に
暫くは緩い尾根道に

ガスの先に下界
ガスの先に下界

 途中で植林の間伐帯を通りますが、南西から心地よい風が吹いており、涼しく歩くことが出来ました。

風が気持ちよく
風が気持ちよく

 予報では9時頃から晴れる予定ですが、陽射しが出始め期待できそうです。

陽射しが
陽射しが

 ここまで傾斜が緩めでしたが、992mピークの手前からは150mほど登ることになります。

ここから992mピークまで150mほど登る
ここから992mピークまで150mほど登る

 次第に傾斜が強まりますが、それに加え右手が崩壊地となり、尾根幅が狭まり歩きづらくなりました。

急斜面に
急斜面に

 急登ですが、崩壊地の縁沿いに登っていくので展望が見られます。

崩壊地からの眺め1
崩壊地からの眺め1

崩壊地
崩壊地

崩壊地上部の様子
崩壊地上部の様子

崩壊地脇を進む
崩壊地脇を進む

 右に出すぎないよう注意しながら登っていくと、傾斜が緩み始めて余裕が出ます。

トリカブト
トリカブト

 後方を確認すると、鈴鹿南部の山などが見えていました。

鈴鹿南部の山々(中央奥に仙ヶ岳)
鈴鹿南部の山々(中央奥に仙ヶ岳)

崩壊地上から奥草山を見返す、奥に鈴鹿南部
崩壊地上から奥草山を見返す’左に鈴鹿南部(

 そして992mピークに到着しますが、条件によってはここから下山予定となるので、そちらの尾根の状態を確認していきました。(テープがあるので問題なさそうです)

992mピークに到着
992mピークに到着

下山予定の尾根を確認(テープがある)
下山予定の尾根を確認(テープがある)

 木々の間から陽射しが届き始めますが、長くは続きません。

コケ
コケ

 途中、灌木の多い尾根はトラバースで超えていきます。 そして前方が開けると、草地(主にシダ)が見えてきました。

前方に草地
前方に草地

 鹿などの獣道が草地の中にあり、そこだけ地面が露出しているのでそこを歩いて行きます。 右を見ると雲の下に「鎌ヶ岳」が見えていますが、ガスが上がり始めており気がつくと周りは真っ白となりました。

ガスが上がってきた(鎌ヶ岳)
ガスが上がってきた(鎌ヶ岳)

まだ展望があるが・・・
まだ展望があるが・・・

アッという間に煙る
アッという間に煙る

 山頂まではあと少しなので、そちらへ向かって登っていくと、最後は草の斜面を進むと、濃いガスの中に山頂の石積みが見えてきます。

左へ登る
左へ登る

木々がなくなり
木々がなくなり

山頂が見えてくる
山頂が見えてくる

 出発から3時間半ほどで「綿向山」に到着しますが、到着時はガスに覆われ展望は皆無でした…。

綿向山山頂
綿向山山頂

ガスで視界なし
ガスで視界なし

 登山者は5名ほどおり、その中で座りこみ休憩を取っていきます。 携帯で雲の流れを確認しますが、一時的に濃い雲が通過しているようで、直ぐには晴れそうもありません。
 大周回案では、ここから「雨乞岳」方面に向かい「清水の頭」から下山することも考えていましたが、当初案通りの992mピークから下山することにします。

ガスの中を戻る
ガスの中を戻る

 途中までは雲の中ですがすこし降りるとそれも晴れ、往路も苦労した灌木の多い尾根は東斜面に作業道がついていたのでそちらをトラバースしていきました。

戻りは左(東)斜面をトラバース
戻りは左(東)斜面をトラバース

 992mピークに到着すると、予定通り南東尾根を降りていきます。 しかし、暫くは灌木が多く右へ左へと避けながら進んでいきました。

暫くは灌木が多く
暫くは灌木が多く

 程なくして左手に植林が現れると歩きやすい道となりますが、それも長くは続きません。

植林が現れる
植林が現れる

 尾根沿いが灌木のヤブにつつまれたところを降りていきますが、ここは左手が植林となっており、そこを進むのが正解でした。

ヤブに突入
ヤブに突入

左下の植林帯をトラバース(獣避け柵跡)
左下の植林帯をトラバース(獣避け柵跡)

 傾斜が緩むと尾根の幅も広がり良い雰囲気となります。

815mピークまでは平坦地を進む
815mピークまでは平坦地を進む

良い雰囲気に
良い雰囲気に

 山頂にいた時から30分以上経過していますが、雲も流れようやく晴れ間が出ててきました。

平坦地を通過
平坦地を通過

天気が回復してきた
天気が回復してきた

 平坦地から一旦815mピークに登り返すと、その先で見逃しやすい尾根を降りることになります。

815mピークへ登る
815mピークへ登る

大峠とイハイガ岳を望む
大峠とイハイガ岳を望む

 815mピークを超えて少し降りるとテープが現れ分岐を示していました。 これを頼りに尾根の右下を確認すると、テープが点々と降りているので、それを確認し降りていきます。

815mピークを超えて右(南)へ(テープあり)
815mピークを超えて右(南)へ(テープあり)

テープを頼りに急斜面を降りる
テープを頼りに急斜面を降りる

 暫くは急斜面ですが、傾斜が緩むとあまり歩かれていない雰囲気の尾根となりました。

明確な尾根に
明確な尾根に

あまり歩かれていない
あまり歩かれていない

 ここの蜘蛛の巣や枝葉を避けながら進んでいくと、標高650m付近で植林があらわれます。

標高650mでやっと植林に
標高650mでやっと植林に

 641mピークの手前から登り返しとなりますが、左に獣道がついていたのでそれを利用しなるべく楽できるよう進みます。 そして左に大きくトラバースしていくと、下山予定の尾根と合流しました。

641mピークの東尾根と合流
641mピークの東尾根と合流

 下を見ると伐採地が明るく見えていますが、思ったよりも急斜面です…。

前方に伐採地
前方に伐採地

 左の尾根沿いに進んでいき伐採地の脇に出ますが、困ったことに獣避けの柵が下まで続いており、通過できそうもありません…。

伐採斜面に到着
伐採斜面に到着

 ここで少し早めですがお腹も空いてきていたので昼食休憩とします。 伐採地横の岩の多いところで、座り込み長めを見ながら休憩していきます。

 休憩後は、斜面の続きを降りていきますが、柵があるので予定コースから外れ谷沿いの林道に降りていきます。

急斜面を降りていく(右は柵で通れず)
急斜面を降りていく(右は柵で通れず)

下の林道へ降りていく
下の林道へ降りていく

 林道には難なく降りることが出来ます。 ここまで人が通れるかが不安でしたが、最近通ったと思われる車(バイク?)のタイヤ跡が付いていました。

林道合流(バイクの轍あり)
林道合流(バイクの轍あり)

 その林道を少し進むと、本来の下山予定付近の橋が見えてきました。 ここで右に折れると広い林道となり、車の通行も支障は無さそうです。

ここで本来の下山予定地点と合流(右へ)
ここで本来の下山予定地点と合流(右へ)

 前方に電波の中継塔が見えてくると、その手前には軽トラが止まっていました。

白倉谷水位中継局
白倉谷水位中継局

 ここからは長い林道と車道歩きとなります。 暫くは川沿いの道を歩いていくので涼しく進むことができました。

左の橋を渡る
左の橋を渡る

倉谷川を渡る
倉谷川を渡る

 橋を渡ると舗装路となりますが、車の通りは無くダム側の様子を伺いながら黙々と歩いていけました。

橋から先は舗装路に
橋から先は舗装路に

 林道を40分ほど歩くとカーブが見えてきて、右手の川から子供などの遊び声が聞こえてきました。

ここで大きく右へカーブ
ここで大きく右へカーブ

 カーブを曲がり鉄製の橋を渡ると、車ゲートが見えてきました。

前方に車止めゲート
前方に車止めゲート

進入禁止(左に登山者への注意書き)
進入禁止(左に登山者への注意書き)

 ゲートの脇を通り過ぎると広場がありますが、車が沢山止まっており、川遊びされる方達のものでしょうか? 車道に出たところで右に折れると、そこが「深山橋」でした。

深山橋を渡り長い車道歩きに
深山橋を渡り長い車道歩きに

 ここから駐車地までは3.5kmほどですが、ダム湖や晴れて見えてきた鈴鹿の山などを眺めながら歩いていきました。

奥に綿向山(すっかり晴れて)
奥に綿向山(すっかり晴れて)

野洲川ダム1
野洲川ダム1

野洲川ダム2(奥に雨乞岳)
野洲川ダム2(奥に雨乞岳)

野洲川ダム3
野洲川ダム3

12月中旬まで工事中・・・
12月中旬まで工事中・・・

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 週末はまた天気がよくないので、どの山へ向かうか思案中です。


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