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[登山] 三重県 霊山・西教山縦走 [登山]

 今回は、足の具合が怪しいので、このような時の為に以前から計画していた三重県の「霊山」に登ってきました。 具合を確認しながら上りましたが、特に悪化する兆候もなかったので、距離を延長し「西教山」まで縦走し下山は破線が書かれた尾根を歩きました。
 よい天気でしたが水蒸気が多く遠望は得られませんでした。 それでも山頂からは伊賀上野の街並みや笠取山の風車などが見られました。

霊山から伊賀上野方面の眺め
山頂からの展望(伊賀上野)

西教山から笠取山方面西教山からパノラマ
三重県
霊山・西教山縦走
日付 2022年10月02日(日)
天気 晴れ
山域 伊賀
場所 三重県伊賀市下柘植
距離 17.9km (内車道8.3km)
累積標高 +1084 -1084m
時間
05時間35分
人数 単独
撮影枚数
0450枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0057枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(下山尾根道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ
霊山寺、白藤の滝
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:35 375m 0.0km 霊山寺駐車場 出発
05:40 (00:05) 398m 0.1km 霊山寺
05:50 (00:10) 430m 0.4km 霊山登山口(一合目)
06:25 (00:55) 722m 1.6km 田代湖稜線分岐
06:30 (00:05) 765.5m 1.8km 霊山 休憩
06:43 (00:13) 765.5m 2.0km 霊山 出発
06:46 (00:03) 722m 2.2km 田代湖稜線分岐
07:10 (00:24) 545m 3.3km 田代湖
07:35 (00:25) 577m 5.1km 東海自然歩道林道登り口
08:30 (00:55) 647m 8.3km 666m付近
08:50 (00:20) 681.9m 9.0km 西教山 休憩
08:55 (00:05) 681.9m 9.2km 西教山 出発
09:15 (00:20) 666m 10.0km 666m下山分岐
09:50 (00:35) 327m 11.3km 林道出合
10:15 (00:25) 367m 13.7km 白藤の滝 (10分滞在)
10:45 (00:30) 364m 15.7km 蛇喰池
11:10 (00:25) 375m 17.9km 霊山寺駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20221002_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/ft5EziHw94yDbD2F6

 「霊山」は南の南部に位置していますが、「錫杖ヶ岳」や「経ヶ峰」などと同様に名阪国道の南にあるので鈴鹿からは除外されています。 標高も低く東海自然歩道が通った良い道なので、雪の時期か体調不良の時にと行っていません。
 最近近くに行く山も減り始めていたので事前に調査していたこともあり、霊山寺から周回で歩くことにしました。

 登山口まで自宅から1時間半ほどと見て、4時半頃に出発しました。 すっかり日の出も遅くなり暗い中を東名阪自動車道と名阪国道を走らせ「伊賀IC」に向かいます。
 思ったよりも早くインターチェンジに到着しますが、出口が分かりづらくひとつ先の「上柘植IC」で降りました。 カーナビを頼りに降りたところで左折して進んでいくと、左に「霊山寺」の標識が立っていたので左折して細い道を走らせます。

 林の中の一本道となりますが舗装はされているので問題ありません。 暫く進むと分岐となりますが、ここにも標識があるので左折して行きます。 程なくして広い道と合流しますが、前方に予定していた広い駐車場が見えています。 駐車場に入ると、霊山寺の階段手前に駐車していきました。

広い霊山寺の駐車場
広い霊山寺の駐車場

 

 到着が5時半前で日の出まで15分ほどあるのでまだ薄暗いです…。 少しでも明るくなるようゆっくりと準備すると、駐車場の横にある階段を霊山寺へと向かいました。

階段を登る
階段を登る

 

 少し明るくなってきましたが、こちらは西側で陽は差し込んできません。 石段を登っていくと本堂が見えてきたので、ここで登山の安全を祈願していきます。

霊山寺の境内へ
霊山寺の境内へ

階段の先に本殿
階段の先に本殿

本殿で参拝
本殿で参拝

本殿と賽銭箱
本殿と賽銭箱

 

 

 本堂の右手には鐘つき堂がありますが、そちらに「登山口」の矢印があるので向かうと、本堂の右奥に向かって道が続いていました。

登山口の印
登山口の印

ここを進む
ここを進む

 薄暗い林の道となりますが、道は左にトラバースするように続いていました。 まだ朝早いこともあり周囲の鹿が驚いて逃げていきます…。

左へトラバース
左へトラバース

 程なくして左から霊山寺横からの林道と合流すると、そこが登山口(一合目)となっています。

林道と合流(右に登山口)
林道と合流(右に登山口)

登山口(一合目)
登山口(一合目)

 ここから本格的な登りが続きますが、膝が本調子ではないので様子を見ながらゆっくりと登っていきました。 途中、いくつか石に掘られた仏などを見ながら登っていきます。

桜地堂

桜地堂

掘れた道を進む
掘れた道を進む

 道は歩きやすく整備されていますが、急登が続きます。

尾根の右を進む
尾根の右を進む

三合目
三合目

 周囲が次第に明るくなり、遺跡?などもはっきりと見えてきました。

次第に明るく
次第に明るく

六地堂
六地堂

 道はおおむね尾根の右側につけられており、すぐ下は植林帯ですが鋭く落ち込んでいます。

右に切れた道を進む
右に切れた道を進む

アセビが多く
アセビが多く

七合目
七合目

 一度細尾根に出るとその先から最後の登りとなります。

細尾根に
細尾根に

原地堂
原地堂

 右側が開け伊賀上野方面の景色が見えていました。

展望が開ける
展望が開ける

 近くに「たいこ岩」と呼ばれるところを過ぎると、石の階段が見られだします。

たいこ岩
たいこ岩

 この辺りの道は湧き水?などで泥となっていて、それらを避けながら登っていくと稜線分岐に到着しました。

稜線分岐(左へ)
稜線分岐(左へ)

 ここで東海自然歩道と合流し、左へ折れると山頂までは緩い上りとなります。

九合目
九合目

 9合目を過ぎると東海自然歩道特有の階段を登っていきました。

階段を進む(陽が差し込む)
階段を進む(陽が差し込む)

最後の登り
最後の登り

 傾斜が強まりますが、程なくして左手に石階段の分岐に到着しました。

最後は石階段
最後は石階段

 そちらを登っていくと、一合目から1時間ほどで十合目となる山頂部に到着しました。

十合目
十合目

 山頂部分は広いすり鉢状となっており、そのヘリの西側部分に山頂標識と三角点がありました。

左に山頂
左に山頂

霊山山頂
霊山山頂

 山頂からは「伊賀上野」のようすが一望できます。 また、南側には「笠取山」と近くの風車群が見て取れます。

山頂からの展望(伊賀上野)
山頂からの展望(伊賀上野)

笠取山方面の風車群
笠取山方面の風車群

笠取山方面
笠取山方面

 景色を眺め終わったところで、すり鉢の中心部分にある、石室を見ていきます。 石室を覗くと祠があり、観音像が祀られていました。

石室の祠
石室の祠

霊山頂
霊山頂

霊山山頂遺跡
霊山山頂遺跡

 膝の状態は違和感はありますが痛みは少ないので、予定通り「西教山」へ向かって歩いて行きます。 とは言え、両山の間は谷間となっており道路があるので、一旦南東の「田代池」へと降りることになります。

左奥に西教山
左奥に西教山

 先程の稜線分岐まで戻ると、左下へ向かう東海自然歩道を降りていきました。

田代池方面へ降りる
田代池方面へ降りる

 この周辺はアセビの群生地となっており、植林がありますがそれ以外はアセビに覆われていました。

アセビ群生が続く
アセビ群生が続く

アセビのトンネル
アセビのトンネル

 歩きやすい道を膝に負担をかけないようにゆっくりと降りていくと、左からに小川と合流します。

左に小川
左に小川

 途中、右からも小川と合流しますが、ここは飛び石で越えると階段の急な下りとなりました。

飛び越える
飛び越える

ここから一気に下りに
ここから一気に下りに

 降りたところでスチール製のハシゴを渡り更に降りていくと、右手に建物が見えてきます。

スチール製の橋
スチール製の橋

キャンプ場?
キャンプ場?

 前方が明るくなると、田代池の手前に降り立ちます。

前方が明るく
前方が明るく

田代池手前に下山
田代池手前に下山

 ここまでは道路が通っていますが、車屋人の気配はありません。

道路から左へ
道路から左へ

 道路は直進していますが、ここは左の池沿いに進みました。

田代池
田代池

 田代池を眺めながら東海自然歩道を歩いていくと、5分ほどで田代池の堤防に到着します。

池沿いの道を進む(ここも東海自然歩道)
池沿いの道を進む(ここも東海自然歩道)

堤防で右へ
堤防で右へ

 予定では堤防の上を通り、西教山の登山道へ向かう予定でしたが、通行止めとなっているので東海自然歩道の標識に従い歩いていきました。

ここから道路を歩く
ここから道路を歩く

 左に曲がる分岐まで来ると、今までの道は車の通行止めとなっていました。

ここまで車は通行止め
ここまで車は通行止め

東海自然歩道の標識に従い進む
東海自然歩道の標識に従い進む

 標識に従い左に折れ橋を渡ると、暫くは緩い上りとなります。 暫く道路を歩いていくと、左右に東海自然歩道の標識があらわれますが、ここが予定していた登山口となります。

この道は通行止め?
この道は通行止め?

ここから山道に復帰
ここから山道に復帰

 ここで単独のトレランの方とすれ違います。 右の階段を登ると、植林の中を進む道となりました。

東海自然歩道を進む
東海自然歩道を進む

巡視路を利用
巡視路を利用

 途中に「阿波辻」と書かれた標識がありますが、暫くは高低差の無い尾根を歩いていきます。

阿波辻(石の道標は識別不可)
阿波辻(石の道標は識別不可)

 鉄塔などの横を越えて暫く進むと、東海自然歩道は左の「新大仏寺」方面へと降りていきます。 ここからは東海自然歩道から外れて更に尾根を進みます。

ここで自然歩道から外れて右へ
ここで自然歩道から外れて右へ

No.36へ
No.36へ

 左に折れると踏み跡はピークを登っていきますが、古い作業道があるので右から巻いていきました。 すると尾根沿いとなり先程の明確な踏み跡と合流します。

尾根に合流
尾根に合流

 基本的には巡視路ですが、それにしては濃い踏み跡が続きます。 途中、以外にもトレラン姿の3人組の方とすれ違います。

ここは巡視路
ここは巡視路

よく踏まれた道
よく踏まれた道

 654mピークへの登りとなりますが、途中の鉄塔を過ぎるとピークの西側をトラバースする道となりました。

鉄塔出合
鉄塔出合

 この先、西斜面は緩斜面となっており、巡視路はそちらへ降りていきます。

更に奥へ
更に奥へ

 するとピークとの間に湿地があらわれ、周囲は苔むし良い雰囲気となりました。

よい雰囲気に
よい雰囲気に

 ここで小休止しますが、その先で少し登り返すと鉄塔に出合います。

左手に鉄塔
左手に鉄塔

 ここから先も巡視路のよい道が続き、程なくして尾根沿いに合流しました。

巡視路を進む
巡視路を進む

ピーク先の尾根に合流する
ピーク先の尾根に合流する

 今度は左斜面を進んでいきますが、アセビなどの二次林があらわれます。

左にトラバース
左にトラバース

ここにもアセビ
ここにもアセビ

 次の鉄塔が右上に見えてきたところで、展望が見られるかもと登ってみますが、周囲は木々に覆われ景色は見せれません…。

鉄塔に出るが展望なし
鉄塔に出るが展望なし

No.40へ
No.40へ

 次第に尾根は左に曲がり、619mピークへと向かっていきます。

尾根は左へ
尾根は左へ

No.41へ
No.41へ

 619mピークは左からトラバースして行きます。 その先で前方が開けたところがあり、奥に「西教山」などが見えてきました。

左奥に西教山が僅かに
左奥に西教山が僅かに

右に作業道分岐(無視)
右に作業道分岐(無視)

 666m手前も619m同様に左からトラバースしていきます。

右に666mピークを見ながら進む
右に666mピークを見ながら進む

 この666mピークは、帰路の下山予定の尾根との分岐となっているので、登るポイントを確認しながら進んでいきました。

666mピークの登りを確認
666mピークの登りを確認

 ここを越えると下草が多くなり、視界が開けたと思うと公園となっている「日中友好の森」に到着しました。

下草が多く
下草が多く

近くに西教山が見えてくる
近くに西教山が見えてくる

日中友好の森
日中友好の森

日中友好の森石碑
日中友好の森石碑

 ここには「忍者トレイル」と書かれた標識が立っていますが、同じものは「田代池」にもありました。 帰宅後調べると、今回の尾根沿いのコースは、11月に行われるトレランコースとなっています…。 道理でトレラン姿の方が多いわけですが、普段から練習コースとしても利用されているのでしょう。

 ここで舗装路が西から登ってきており、暫くはそれを進んでいきました。

舗装路が出現
舗装路が出現

 トレランコースと並行する形で進んでいきますが、山頂へは左の道を進んでいきました。 ここでもトレラン姿の方とすれ違いますが、これで5人目です…。

左のトレイルコースを進む
左のトレイルコースを進む

 傾斜が緩むと山頂に到着しました。

西教山山頂

西教山山頂

三角点
三角点

 山頂にはハシゴなどが壊れかけの展望台が建っています。 ハシゴが壊れないよう慎重に登り、周囲の景色を見ていきますが、西側の景色は木々が育ち見られません。

朽ちかけた展望台
朽ちかけた展望台

西教山からパノラマ
西教山からパノラマ

南側
南側

笠取山アップ(自衛隊レーダー施設)、右に風車群
笠取山アップ(自衛隊レーダー施設)、右に風車群

中央左に経ヶ峰など
中央左に経ヶ峰など

 暫く展望を眺めながら休憩していき、その後は予定通り666mピークから下山を開始することにします。 666mピーク手前から登って行きますが、ピーク付近から月に踏み跡は無く、破線路と思われる道は廃道のようです…。

666mピークへ
666mピークへ

破線路を探すが…
破線路を探すが…

 方角を確認しながら降りていきますが、倒木や藪で行く手を遮られ、迂回しながら降りていきました。

植林の下へ
植林の下へ

 何とか予定の尾根に合流すると、古い道が何となく続いていました。

予定尾根に合流
予定尾根に合流

倒木帯
倒木帯

 標高500m付近まで降りると、突然作業道と思われる跡があらわれますが、ここも倒木や雑木林となっており、簡単には歩けません。

作業道跡
作業道跡

暫くは良い道に
暫くは良い道に

 右手に丘状のピークが見えてきますが、左から回り込んでいきます。(ここは右へ向かい林道に出るのが正解でした)

右ピークを左から巻く
右ピークを左から巻く

 丘の左を通り暫く降りていくと、コンクリート舗装された林道と出合います。

林道合流
林道合流

 その先で予定していた鉄塔と出合ますが、林道は尾根沿いに降りており遠回りとなります。

右に鉄塔
右に鉄塔

舗装林道を進む
舗装林道を進む

 ここは右の植林斜面へと降りていき、獣などの踏み跡を進むと予定していた車道と合流しました。

植林をショートカットで降りる
植林をショートカットで降りる

前方が明るく
前方が明るく

 当初予定していた巡視路の林道へ出ることは出来ませんでしたが、許容範囲です。

鉄塔標識
鉄塔標識

ここに出る予定だったが
ここに出る予定だったが

 ここまで来れば、駐車場まで6km以上ありますが車道歩きなので気は楽です。

舗装路を進む
舗装路を進む

 日差しが強いので、帽子をかぶり黙々と歩いて行くと、T字路に出合います。 ここで左は駐車場方面ですが、右には「白藤の滝」があるのでそちらへ寄っていきます。

T字路で右へ
T字路で右へ

 分岐から500mほど進むと、左手に白藤の滝の入口が見えてきました。

左に白藤の滝入口
左に白藤の滝入口

 近所の方なのか、掃除される横を下へ降りていくと、立派な多岐が見えてきました。

滝へ降りる
滝へ降りる

石階段を降りる
石階段を降りる

赤い橋を渡る
赤い橋を渡る

白藤の滝1
白藤の滝1

白藤の滝2
白藤の滝2

 ちょうど観光客なども途絶えており、暫く一人で見ていきます。 再度道路へ戻り先程の分岐を直進し、「霊山寺」へと戻っていきます。

ここは左へ

ここは左へ

開ける
開ける

 途中、見どころとしては「蛇喰池」と呼ばれる池の横を通ります。 池の畔ではバーベキューでもするのか車が何台か入っていました。

蛇喰池
蛇喰池

 その後は鬱蒼と茂る林の中を進んでいくと、道路に出てから1時間20分ほどで無事駐車場に戻ってきました。

黙々と進む
黙々と進む

駐車場に多くの車
駐車場に多くの車

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 膝の状態がまだ怪しいので、また近場で軽めの山に登る予定です。


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