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[登山] 鈴鹿 深山橋から雨乞岳とイブネ [登山]

 今回は、半年ぶりとなるネットのオフ会に参加してきました。 場所は何度も行ったところですが、今回は雨乞岳の南部にある「深山橋(みやまはし)」から尾根伝いに登り、杉峠とイブネ経由で向かいました。 当日は天気もよく、南雨乞岳の手前からはよい展望となり、景色を見ながら楽しく歩くことが出来ました。

南雨乞岳から御在所岳と鎌ヶ岳
南雨乞岳手前から御在所岳と鎌ヶ岳(奥に伊勢湾)

ブナ林を進む
ブナ林1

 鈴鹿
深山橋から雨乞岳・イブネ
日付 2022年10月30日(日)
天気 晴れ
山域 鈴鹿
場所 滋賀県甲賀市土山町大河原
距離 13.8km
累積標高 +1588 -1219m
時間
9時間25分 (内オフ会 2時間35分)
人数 単独
撮影枚数
0738枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0177枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(一部軽い薮あり)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 笹原、ブナ林
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:00 407m 0.0km 深山橋 出発
06:45 (00:45) 664m 1.1km 主稜線出合
07:00 (00:15) 743m 1.4km 743m地点
08:00 (01:00) 960m 3.0km
966m地点
08:50 (00:50) 1211m 4.1km 南雨乞岳
09:00 (00:10) 1237.7m 4.5km 雨乞岳
09:10 (00:10) 1225m 4.9km 東雨乞岳
09:25 (00:15) 1237.7m 5.4km 雨乞岳
09:40 (00:15) 1042m 6.1km 杉峠
10:15 (00:35) 1160m 7.7km イブネ
10:55 (00:40) 834m 9.1km 小峠
11:15 (00:20) 716m 9.9km オフ会会場 到着
13:50 (02:35) 716m 10.0km オフ会会場 出発
15:05 (01:15) 870m 12.8km クラ谷分岐
15:35 (00:30) 780m 13.8km 雨量計出合 (車乗車)
15:55 (00:13) 407m --- 深山橋  到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績、青色は車移動)
20221030_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/FtX6okFPmeopSJdAA

※雨乞岳以降は何度か歩いているので、詳細は割愛します。

 秋のオフ会に参加すべく、以前から計画していた雨乞岳の南部から向かうことにします。 登山口を8月28日にも通った「深山橋」からとしたので、自宅から1時間強と考え5時すぎに出発しました。
 新名神道の「菰野IC」で降りて鈴鹿スカイラインを西へ向かいます。 まだ6時前ですが、この時期は日の出が遅くなり、まだ暗い中「武平トンネル」を通過しますが、トンネル前後の駐車場は既に登山者の車で満車になっていました…。 武平トンネルを通り過ぎ大きく滋賀県側へ降りていくと、5時45分頃に深山橋手前の駐車余地に到着しました。

鈴鹿スカイライン(左奥に駐車地)
鈴鹿スカイライン

みやまはし
みやまはし

 周囲は明るくなってきていますが、まだ林の中は真っ暗です。 準備を整えたところで、すぐ横の植林へ入っていきますが、獣避けの網があります…。 幸い、一部が倒れていたのでそこから入り、暗い林の中を入っていきました。

深山橋横からスタート
深山橋横からスタート

スタート地点の様子(帰路)
スタート地点の様子(帰路)

伐採林を進む
伐採林を進む

 林の中は間伐された倒木で通行が困難です…。 目を凝らしてそれらを避けながら奥へ入っていくと、次第に傾斜がきつくなります。

暗くてよくわからず・・・
暗くてよくわからず・・・

 右に先程の金網が続いているので、その網沿いを進んでいきます。

金網の横を進む
金網の横を進む

 この辺りは薮っぽいので、思ったよりも通過に時間がかかりました。 尾根沿いの道となりますが、ここも灌木が茂っているので右の植林の中を進んでいきました。

植林帯に
植林帯に

 暫く薮っぽいところを通過しますが、はじめのピークを過ぎると植林の作業道となりました。

境界杭が目印
境界杭が目印

先程よりは歩きやすく
歩きやすい尾根に

 一旦鞍部へ降りていきますが、その先は全面植林となり薮の無い尾根となります。

一旦下る
一旦下る

植林帯の登りに
植林帯の登りに

 尾根沿いには明確な踏み跡とテープが続いています。 何箇所か大岩があらわれますが、テープを頼りに左右に迂回していきました。

大岩は巻いて進む
大岩は巻いて進む

随所にテープあり
随所にテープあり

 出発から45分ほどで、雨乞岳へと続く主尾根に出会いました。

主尾根に合流(左へ)
主尾根に合流(左へ)

 ここで右の国道方面からハッキリとした踏み跡と合流し、743m方面へと続いています。 暫くは尾根沿いを北上していきますが、傾斜が強まりひと登りで743m地点に到着しました。

743mピークへの登りに
743mピークへの登りに

743m分岐(633m方面は林道と書かれている)
743m分岐(633m方面は林道と書かれている)

 ピークには、木の幹にテープで印がされており、西の633m方面の尾根には「林道」と記されていました。 ここで尾根は東に折れているので、そちらへトラバースで向かいます。

右へトラバース
右へトラバース

 この辺りからは左の樹間から雨乞岳などが見えていました。

清水頭と雨乞岳(右端)
清水頭と雨乞岳(右端)

 820mピーク付近へは緩斜面の上りとなり、ここも途中からは左斜面をトラバース気味に歩いて行きます。

北(左)へ向かう
北(左)へ向かう

 ここで北向きに曲がり降りていくと、伐採地の展望所に到着しました。

広い尾根を進む
広い尾根を進む

伐採地を降りる
伐採地を降りる

 伐採地の右手には幾つかの谷を隔てて、御在所岳と鎌ヶ岳が見えています。

御在所岳と鎌ヶ岳
御在所岳と鎌ヶ岳

 植林帯との間を降りていくと、前方に雨乞岳も見えてきました。

斜面の紅葉

斜面の紅葉

前方に大きく雨乞岳
前方に大きく雨乞岳

 この先も伐採された尾根が続いていますが、灌木が茂り始め少し藪っぽくなっています。

少し藪っぽく
少し藪っぽく

 暫く踏み跡や枝の少ないところを進んで行きますが、上りとなったところから再度伐採地となり、後方に先程通ったピークが見えてきます。

伐採地を進む
伐採地を進む

屈曲ピークを振り返る
屈曲ピークを振り返る

 広い尾根を通り過ぎると明確な道があらわれ、緩斜面の登りとなりますがその分距離を稼ぎます。

緩斜面を進む
緩斜面を進む

 一部植林がありますが、その先から自然林となりブナや紅葉が見られ始めます。

一部植林あり
一部植林あり

ブナが見られ出す
ブナが見られ出す

紅葉も見られ
紅葉も見られ

前方に南雨乞岳
前方に南雨乞岳

 966mを過ぎたあたりから気持ちの良い林となり、登りが続きますが疲れを感じさせません。

966m付近
966m付近

次第に気持ちの良い尾根に
次第に気持ちの良い尾根に

ここからブナ林
ここからブナ林

ブナ林1
ブナ林1

 ブナ林は尾根沿いに800mほど続いており、その途中の斜面も紅葉した木々が見られ足が鈍ります。

色とりどり
色とりどり

 ブナ林の下草が短い丈の笹と代わり、標高が1100mを越えたあたりで木々が無くなり草地となりました。

ブナ林2
ブナ林2

前方が開けて

前方が開けて

 石灰岩の転がる草地となり、180度の展望が広がります。

石灰質の草地に

石灰質の草地に

後ろを振り返る(鈴鹿南部)
後ろを振り返る(鈴鹿南部)

南雨乞岳手前から御在所岳と鎌ヶ岳(奥に伊勢湾)
南雨乞岳手前から御在所岳と鎌ヶ岳(奥に伊勢湾)

四日市方面
四日市方面

御在所岳アップ
御在所岳アップ

鎌ヶ岳アップ
鎌ヶ岳アップ

 暫く休憩しながら景色を眺めてから、すぐ先の南雨乞岳を目指して登ります。

草地を進む
草地を進む

清水頭と綿向山
清水頭と綿向山

雨乞岳(左)が見えてくる
雨乞岳(左)が見えてくる

南雨乞岳へ最後の登り
南雨乞岳へ最後の登り

 次第に笹原となりますが、膝下の高さしか無く獣道などで踏み跡も明確です。

踏み跡はある
踏み跡はある

斜面に紅葉
斜面に紅葉

 そして出発から3時間ほどで「南雨乞岳」に到着しました。 到着後、雨乞岳から初めての単独登山者の方がいましたが、山頂方面からはたくさんの人の声か聞こえてきます。

南雨乞岳
南雨乞岳

 ここには何度か来ていますが、この日は天気もよくここからの展望は最高でした。

南雨乞岳から雨乞岳と東雨乞岳を望む
南雨乞岳から雨乞岳と東雨乞岳を望む

琵琶湖方面を望む
琵琶湖方面を望む

歩いてきた尾根を見る
歩いてきた尾根を見る

 ある意味今回はここからが核心部です。 ささが少ないと思っていましたが、「雨乞岳」へ進むのに従い笹の丈が高くなっていきます。

清水の頭と右奥に綿向山
清水の頭と右奥に綿向山

踏み跡はあるが笹に覆われ見失いがち
踏み跡はあるが笹に覆われ見失いがち

 以前歩いたときもそうでしたが、山頂まで50mほどまで近づいたところで道を見失い、適当に歩いていきました。 そうは言っても、踏み跡などはたくさんあるので、それらを繋いで笹をかき分け山頂に到着します。

雨乞岳
雨乞岳

 到着時点でまだ9時なので、東雨乞岳までピストンし「イブネ」まで向かうことにしました。

東雨乞岳へ
東雨乞岳へ

稲ヶ谷ルート入り口
稲ヶ谷ルート入り口

東雨乞岳に到着
東雨乞岳に到着

雨乞岳
雨乞岳

伊勢湾がよく見える
伊勢湾がよく見える

国見岳・釈迦ヶ岳など
国見岳・釈迦ヶ岳など

 東雨乞岳から7名ほどの登山者の方とすれ違います。 30分弱でピストンで戻ると、北の杉峠へと降りていきます。

杉峠へ降りる

杉峠へ降りる

イブネ方面
イブネ方面

 杉峠の手前は以前から歩き辛い急斜面でしたが、ロープで大きく蛇行する道となっており、安全に歩けるようになっていました。

斜面の道は整備され
斜面の道は整備され

杉峠
杉峠

 雨乞岳から20分ほどで杉峠に到着します。 ここからは歩きなれた尾根道を登り返していきます。

まだ時間があるのでイブネへ

まだ時間があるのでイブネへ

登り返す

登り返す

 何度も歩いた道ですが、佐目峠までの道はテープも少なく分かりづらくなっていました。

このあたりで右の佐目峠へ
このあたりで右の佐目峠へ

 しっかりした道標はあるので、それを見落とすことなく右に折れると佐目峠を経由してイブネに到着しました。

イブネへ曲がる
イブネへ曲がる

佐目峠
佐目峠

 途中、斜面の紅葉がきれいなところもありますが、イブネ手前からの苔の道も良い感じです。

佐目峠付近の紅葉
佐目峠付近の紅葉

苔の斜面に
苔の斜面に

イブネ

イブネ

 イブネを通過し北峰へ向かいます。

北峰へ向かう

北峰へ向かう

下山尾根を確認

下山尾根を確認

イブネ北峰から北方面
イブネ北峰から北方面

 程なくして北峰に到着しますが、ここから途中までは一年前のオフ会のときにも歩いた道です。

尾根沿いを降りる
尾根沿いを降りる

 今回は前回とは異なり、1125mピークの北側でシャクナゲを通過する辺りは、そのまま直進し尾根を降りていきます。

赤テープを追う
赤テープを追う

 ここは登りで歩いたことはありますが、下りは一部が急斜面となり注意が必要です。

雨乞岳が遠くに
雨乞岳が遠くに

紅葉が綺麗に
紅葉が綺麗に

 急斜面の区間は長くは無く、次第に傾斜が緩み「小峠」に到着しました。

小峠に到着
小峠に到着

 ここで左に折れると、谷の中を降りていきます。

谷の中を降りる

谷の中を降りる

相変わらずのV字谷
相変わらずのV字谷

 特に危険箇所はありませんが、両者面が切れ込んでいるので落石などには注意が必要です。 傾斜が緩むと神崎川が近づき、水音が聞こえてきました。

ここも紅葉が良い感じ
ここも紅葉が良い感じ

 神崎川に出合うと、ここで渡渉しオフ会場方面へ向かいました。

オフ会場(渡って左)へ
オフ会場(渡って左)へ

 オフ会場に到着は15分まえでしたが、15名ほどの方が到着していました。

オフ会場付近の紅葉はまだ早く
この辺りの紅葉はまだ早く

 この後は、何時ものように2時間以上のオフが開催されました。 ここからの問題は帰路で、14時近くなので、単純に来た道を戻ると明るいうちに帰るのは難しいでしょう。 その為、滋賀県側に帰る方に頼み、深山橋まで車で送っていただけるようお願いしました。

 オフ会終了後は、コクイ谷と沢谷を経由して鈴鹿スカイラインへと降りていきました。

下山途中によい景色
下山途中によい景色

 途中までは久しぶりに歩く道ですが、道は荒れています。

崩落地横を通過
崩落地横を通過

コクイ谷
コクイ谷

沢谷へ
沢谷へ

赤が映える
赤が映える

 クラ谷分岐から沢谷峠を経由しますが、ここで南の郡界尾根へと向かいます。

クラ谷分岐
クラ谷分岐

ここは沢谷峠付近
ここは沢谷峠付近

沢谷上部
沢谷上部

 郡界尾根と合流したところで、武平峠方面との道と別れ裏道となる尾根道を降りていきました。 ここは初めて歩く道ですが、よく整備されているので急斜面でしたが危険はありません。 郡界尾根から10分ほど下ると車の走行音が聴こえて来て、スカイラインのカーブにある雨量計の裏に出てきました。

尾根の急斜面を降りる
尾根の急斜面を降りる

道路が見えて
道路が見えて

雨量計出合

雨量計出合

 すぐ先に駐車された車に同乗し、無事深山橋へと戻っていきました。

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 紅葉が見られるか分かりませんが、長野県方の山へ向かう予定です。


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