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[登山] 鈴鹿 初雪の竜ヶ岳へ北尾根周回 [登山]

 前日に鈴鹿に初雪が降ったようなので、雪を見に以前から計画していた竜ヶ岳の北尾根から周回で登ってきました。 期待通り標高900m付近からは霧氷も見られ、薄っすら白くなった鈴鹿の山なども見られました。

初雪の竜ヶ岳
初雪の竜ヶ岳

霧氷
霧氷2

 鈴鹿
初雪の竜ヶ岳へ北尾根周回
日付 2022年12月03日(土)
天気 晴れ
山域 鈴鹿
場所 三重県いなべ市北勢町新町
距離 12.7km (内林道2.7km)
累積標高 +1175 -1175m
時間
5時間00分
人数 単独
撮影枚数
0395枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0093枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(足場の悪い急登での滑落注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ なし
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
07:20 170m 0.0km 青川公園駐車場 出発
08:10 (00:50) 320m 3.5km 尾根末端
08:45 (00:35) 566m 4.2km 566m地点
09:40 (00:55) 962m 5.2km 稜線出合
09:45 (00:05) 953m 5.3km 登山道合流
10:15 (00:30) 1099.3m 6.8km 竜ヶ岳山頂 到着
10:20 (00:05) 1099.3m 6.8km 竜ヶ岳山頂 出発
10:55 (00:35) 795m 9.6km 大鉢山分岐
11:25 (00:30) 522m 10.9km 大鉢山 昼食休憩
11:45 (00:20) 522m 10.9km 大鉢山 出発
12:10 (00:25) 192m 11.8km 林道出合
12:20 (00:10) 170m 12.7km 青川公園駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20221203_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/gqH9LJ5eq3hVZJwf6

 今回は疲れが取れていないのと、今季初の雪山の雰囲気を味わいたいので、鈴鹿の「竜ヶ岳」に以前から計画していた北尾根から登ることにしました。 「竜ヶ岳」へは昨年6月にも青川から登っていますが、今回は治田峠との中間付近にある尾根に取り付く予定です。

 睡眠時間を確保するため、いつもより出発を遅らせ6時過ぎに自宅を出発しました。 走りなれた道を登山口となる青川公園へ向かいますが、7時前後なので車が多く感じます…。
 予定より遅れて青川の駐車場に到着しますが、この日の朝は冷え込んでおり登山口付近で2度前後でした。

青山公園駐車場からスタート
青山公園駐車場からスタート

 早速出発の準備を整え林道を歩いていきます。 車ゲートは空いており、奥からは重機の音がこだまして聞こえてきます。

前方に大鉢山
前方に大鉢山

ゲートを越える
ゲートを越える

 ゲートから100mほどの所に下山予定の「大鉢山」の登山口がありますが、丁度そこから登る登山者の方が写真撮影していました。
 まだ8時前ですが、重機で河原の石を集めている現場の横を歩いていきました。 カーブを曲がると前方に大きな砂利が集められたところが見えてきます。

道路はここまで
道路はここまで

 道路はここまでとなっており、この砂利の山を迂回して河原に降り立ちます。

伏流水の河原を進む
伏流水の河原を進む

 ここからは水量の少ない河原の中を奥へと進んでいきました。 以前は、登山道(峠道)が河原沿いについていましたが、今は削られその面影はありません。
 前方の山の白いものが見えてきますが、朝の冷え込みで霧氷が出来ているようです。

上部の霧氷(向かう稜線付近)
上部の霧氷(向かう稜線付近)

前方に銚子ヶ岳
前方に銚子ヶ岳

 明確な道はありませんが、人や獣の通った跡が何となくついているので、そこを歩いていきます。 途中、河原の中で鹿の親子を見かけますが、逃げることも無くじっとこちらの様子を伺っていました。

鹿の親子
鹿の親子

 出発から45分ほどで、前方に予定の尾根が見えてきました。

予定尾根が見えてくる
予定尾根が見えてくる

 東側は崩壊した崖となっていたので、取り付けそうな場所を探しながら廻り込んでいきました。

尾根の反対側に回り込む
尾根の反対側に回り込む

 反対側に来ると尾根の様子がよくわかりますが、全体的に岩で構成されているようです…。

岩尾根で取り付けず
岩尾根で取り付けず

 尾根を上流へ見ていきますが、中々よいところが見つかりません。 100mほど奥へ入ったところで、比較的なだらかな支尾根がありますが、末端は土石流などで流されています。 しかし、横から獣道が付いており、取り付くとすればここしかありません。

唯一の取り付き点
唯一の取り付き点

 尾根に乗ると、獣道も尾根の上へと続いていました。

尾根に乗る
尾根に乗る

 暫くは傾斜もキツく、左右が切れているので滑落に注意が必要でした。

暫くは急斜面

暫くは急斜面

 木の根や幹などがあるところは良いのですが、何も無いところは四つん這いになって登っていきます。

滑落注意
滑落注意

 緊張の上りが続きますが、150mほど登ると傾斜が緩みひと安心です。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

 尾根が広がると、明確な踏み跡(獣道)があらわれました。

尾根が広がり左へ
尾根が広がり左へ

歩きやすい道に
歩きやすい道に

 細尾根などもありますが、踏み跡はしっかりしているので心配はありません。

細尾根を通過
細尾根を通過

566m付近
566m付近

 順調に進んでいきますが、標高差はあまり変わりません。 しかし、標高600m付近で状況が変わります。

ここからまた急登に
ここからまた急登に

 苔むした石灰石が見られだし、その先が岩場の急登となっていました。

カレンフェルトの登り
カレンフェルトの登り

 獣道は直登しているものもありますが、右に回り込んでいるものもあるので、ここは右から巻いていきました。

右から巻く
右から巻く

後方に藤原岳
後方に藤原岳

 岩場の端に登りやすいところがあったので、そこを木々に掴まりながら登っていきました。

石灰岩の岩場を登る
石灰岩の岩場を登る

 無事に岩場の先の尾根に合流すると、人の手が加わった気配が感じられるところに到着しました。

岩場の上に
岩場の上に

 後方の展望が広がり、藤原岳が白く良く見えていました。

東側の展望
東側の展望

藤原岳アップ
藤原岳アップ

初雪の藤原岳
初雪の藤原岳

作業道らしきものが現れる
作業道らしきものが現れる

 歩きやすい道が続きますが、傾斜は一定角度で登っていきます。

前方に崩壊地と稜線
前方に崩壊地と稜線

黙々と登る
黙々と登る

 標高が高くなり800mを超えると雪が出てきました。

雪が出てくる
雪が出てくる

量が多く

量が多く

 右手が開けて見えてきますが、そちらは崩壊地となっているので近づくのは危険です…。

崩壊地を望む
崩壊地を望む

 標高900m付近まで登ると一面の雪化粧となりました。

 

標高900mを超える
標高900mを超える

 北斜面という事もありまだ雪は溶け始めては無く、木々に付いた雪と霧氷が目立ちます。

霧氷1
霧氷1

霧氷2
霧氷2

 前方に高いところが無くなり、程なくして遠足尾根の稜線に到着しました。

稜線に
稜線に

ピークから伊勢湾を望む
ピークから伊勢湾を望む

 下に登山道が見えており、登山者が数名歩いて行きます。

山頂へ
山頂へ

 今季初の雪の上を歩いて登山道と合流すると、景色を眺めながら「竜ヶ岳」に向かって登っていきました。

登山道からの眺め
登山道からの眺め

四日市方面
四日市方面

金山尾根分岐
金山尾根分岐

 途中、木道で整備されていますが、雪で滑って危険です…。

木道
木道

藤原岳(中央)と御池岳(左)
藤原岳(中央)と御池岳(左)

 途中、目当ての霧氷が見られますが、ポロポロと音を立てながら溶け始めています。

霧氷1
霧氷1

霧氷2
霧氷2

初雪の竜ヶ岳

初雪の竜ヶ岳

静ヶ岳
静ヶ岳

 景色を眺めながら登って行くと、出発から3時間弱で山頂に到着しました。 山頂には韓国からの団体客など10名以上の登山者の方がおり、賑やかな山頂となっていました。

山頂は大賑わい
山頂は大賑わい

名古屋市街地
名古屋市街地

雲の上に木曽御嶽山
雲の上に木曽御嶽山

藤原岳の奥に白山
藤原岳の奥に白山

金糞岳など
金糞岳など

下に遠足尾根
下に遠足尾根

鈴鹿南部の雪は少なく
鈴鹿南部の雪は少なく

御池岳
御池岳

 昼には早いので景色を堪能したところで下山を開始します。 山頂でチェーンアイゼンを履くと、斜面の雪を物ともせずに降りていきました。

一気に下山

一気に下山

 昼前なので、まだまだ登ってくる登山者も十数名いました。 降りる人も多く何名か追い抜いて降りていきますが、大鉢山分岐で予定通り直進していきました。

大鉢山分岐(直進する)
大鉢山分岐(直進する)

 尾根沿いに明確な踏み跡があるので、木々の間を抜けていきます。

尾根沿いを下る
尾根沿いを下る

 その後も踏み跡を頼りに降りていきました。

踏み跡を進む
踏み跡を進む

能郷白山
能郷白山

開けたところに
開けたところに

 標高700m付近で開けたところに出てきますが、ここで右の踏み跡につられ崩壊地方面に降り掛けてしまいました…。 少し戻ると左に向かう踏み跡を辿り、木々の下をくぐって登山道に合流します。(テープが少なく迷います)

灌木の下をくぐり
灌木の下をくぐり

 その後は急斜面はありますが明確な尾根道が続き、前方に大鉢山の斜面が見えてきました。

大鉢山手前の鞍部
大鉢山手前の鞍部

紅葉の残り
紅葉の残り

 標高500m付近の鞍部で紅葉を眺め登り返すと、遠足尾根の分岐から30分ほどで「大鉢山」に到着しました。

大鉢山に登り返す
大鉢山に登り返す

尾根を見返す
尾根を見返す

大鉢山1
大鉢山1

 このまま下山でも良いのですが、折角なので山頂にある真弓の木の下で昼食休憩としていきました。

大鉢山からの眺め
大鉢山からの眺め

真弓の実
真弓の実

 軽い食事の後は山頂の石灰岩を通り、西尾根から下山していきます。

山頂を通過して下山(西側へ)
山頂を通過して下山(西側へ)

良い天気(藤原岳)
良い天気(藤原岳)

 ここからの下山は3回目なので迷うこと無く尾根沿いに降りていきました。

テープを目印に下山
テープを目印に下山

 朝見かけた登山者と思われる足跡が残っていましたが、大鉢山から遠足尾根の間に形跡はなかったので、大鉢山までのピストンだけでしょうか?
 尾根の末端の岩場が出てきた先のテープが二重巻かれたところで、左に折れると最後は植林帯の斜面をつづら折れで降りて無事に登山口に到着しました。

ここで左へ
ここで左へ

植林帯を降りる
植林帯を降りる

大鉢山登山口
大鉢山登山口

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 雪は降り始めたばかりであまり締まっていないと思われるので、南方面の雪の無い山へ登る予定です。。


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コメント 1

joyclimb

竜ヶ岳の霧氷、とても綺麗ですね^^
冷え込む朝が多くなると、雪山の季節到来ですね。
by joyclimb (2022-12-31 18:28) 

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