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[登山] 滋賀県 甲津原から県境ピークへ(栗ヶ谷手前まで) [登山]

 今回は、この時期恒例となっているネットの集まりで、滋賀県と岐阜県の境にある伊吹山の奥に位置する「栗ヶ谷(谷山)」に登ってきました。 残念ながら、出発時間の遅れと予想以上の新雪ラッセルとなり、山頂手前の県境稜線までとなりました。 しかし、到着した県境稜線は良い雰囲気のブナ林となっており、苦労しながらも終始雪山を楽しむことができました。

県境稜線から栗ヶ谷方面を望む(発達した雪庇)
県境の雪庇

滋賀県
甲津原から県境ピークへ(栗ヶ谷手前まで)
日付 2023年01月29日(日)
天気 曇り時々雪
山域 伊吹北部
場所 滋賀県米原市甲津原
距離 7.0km
累積標高 +687 -687m
時間
08時間10分
人数 10名
撮影枚数
0185枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(新雪ラッセルで単独では不可)
展望
(A:良い~E:なし)
D(往路はガスのため展望なし)
見どころ ブナ林、一面の雪
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
08:25 520m 0.0km 甲津原駐車地 出発
08:45 (00:20)
544.9m
0.4km 登山口(尾根末端)
09:15 (00:30) 665m 0.8km 665mピーク
12:10 (02:55) 927m 2.8km 927m地点
13:10 (01:00) 1060m 3.5km 県境稜線 昼食休憩
14:30 (01:20) 1060m 3.5km 県境稜線 出発
14:50 (00:20) 927m 4.2km 927m地点
16:05 (01:15) 665m 6.2km 665mピーク
16:20 (00:15)
544.9m
6.6km 登山口(尾根末端)
16:35 (00:15) 520m 7.0km 甲津原駐車地 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230129_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/kTWFjNggVXvYPGA48

※往路は展望も無く変化に乏しい景色が続くため、写真少なめで説明します。

 2年振りとなる「やぶこぎネット」のスノーハイクが開催されるので参加します。 登山開始は滋賀県米原市の甲津原ですが、伊吹山の登山口付近に朝6時半の集合となりました。
 1時間ほどで到着しますが、前日夜から雪の予報となっているので、余裕を持って自宅を5時過ぎに出発します。 名神高速道路の関ヶ原インターで降りると国道365号線を米原方面へと向かいますが、カーナビに従い伊吹山方面の市道?に入りますが、これが間違いでした…。 雪が十分に除雪されておらず、坂道の多い道で難儀します。(四輪駆動でないと大変です) それでもなんとか集合時点に予想通り6時すぎには到着すると、全員が集まったところで甲津原に向けて出発しました。

 朝早くから奥伊吹スキー場に向かう車が多く、それらと伴に甲津原に到着しますがここで問題が発生します。 スキー場に向かう車が開場待ち(スキー場は8時から)しているのか、駐車予定地点手前で渋滞して進めなくなりました。 少し動き集落の中の道で向かいますが、ここも集落の人が朝の除雪中で通り抜けるのも大変でした。 しかし、次の問題は駐車予定地でした。 駐車予定地も前日の雪が30cm以上積もっており、車が入ることは不可能です。 ここで大勢できたことと、経験豊富?な方がいたのが幸いしました。 駐車予定地近くで駐車できそうなところで、お店の方と交渉し駐車の許可を貰います。 しかし、そこも台数分停めるには雪かきが必要となり、急遽持ってきていたスコップで皆で除雪作業を行い、何とか駐車することができました。

 そして予定から1時間近く遅れた8時半に、無事出発することができました。

甲津原の雪の様子(30cm以上の新雪)
甲津原に駐車

甲津原交流センター(この横に駐車)
甲津原交流センター

 まだ渋滞中の道路を挟んで橋から出発しますが、その橋も雪に覆われここからスノーシューを履いていきます。

洗面川
洗面川

橋を渡り林道歩き(ここでスノーシュー装着)
橋を渡り林道歩き

 全員がスノーシューを履いたところで林道歩きとなりますが、先頭はラッセル状態で進みその後に続く人もラッセル跡を一列に歩くことになります。 橋から350mほど進んだところで、尾根の末端にある水道設備に到着しました。

水道設備が登山口(左へ)
水道設備が登山口(左へ)

 ここのひだりのフェンス脇から奥へ入ると、左斜面を適当に登っていきます。 ここで2名の女性の方が1・2番手となりその後を付いていきますが、中々のパワーで登っていかれます。
 尾根に到着したところで、3・4名で先頭ラッセルを交代しながら進んでいきますが、少しの傾斜でも新雪がヒザ下ほどあるため苦労させられました。

後をついていく
後をついていく

雪が多く
雪が多く

 はじめのピークに到着すると一旦傾斜が緩みますが、この日の雪は久しぶりの新雪と結構な量降っていたこともあり、その後も変わらず中々スピードが上がりません。
 標高850m付近で台地状の尾根となりますが、この辺りから雪の量が増えて膝上までのラッセルとなり速度が落ちます。

ガスで景色は無し
ガスで景色は無し

 そして尾根に取り付いてから3時間半ほど掛けて927m手前に到着します。 すると景色が一変し、大きな木が見られ始めました。

 

巨木
巨木

 927mを超えると雪の量は相変わらずですが、気温が低いためなのか雪質が変化し少しだけ歩きやすくなりました。 また、全体の意識として県境まではという気持ちになり、休みなく交代でラッセルを行い無理と思われた稜線に13時過ぎに到着しました。
 ここから山頂までは150mほどですが、ブナ林の良い景色が広がっているので無理に向かう理由はなさそうです。

 

県境稜線に到着
県境稜線に到着

 早速皆で雪かきをしてテーブルと座るところを作り昼食休憩としていきます。 休憩中は風が吹き始め一時は吹雪となりましたが、これは天候回復の前触れだったようです。
 次第に雲が薄れ日差しも指すこともありましたが、その後も天候は安定しません。

県境の雪庇

県境の雪庇

 そして到着が遅れたこともありますが、1時間20分ほどの休憩を挟み下山を開始しました。 当初の予定では、このまま県境稜線を反時計回りで集会する予定でしたが、この雪では間違いなく下山は夜となるでしょう。 ここは往路に付けたラッセル跡を忠実になぞって下山することになりました。

下山時に天気が回復
下山時に天気が回復

 927m付近まではアッと言うまで到着します。 その後も歩きやすくなった道?を進んで下山しますが、往路に見られなかった展望が見られ出し満足します。

927m付近から伊吹山方面
927m付近から伊吹山方面

下山途中にブンゲン方面を望む(左に奥伊吹スキー場)
下山途中にブンゲン方面を望む(左に奥伊吹スキー場)

やどりぎの実

やどりぎの実

往路のラッセル跡を降りる

往路のラッセル跡を降りる

新穂峠方面
新穂峠方面

 前方に明るく近江市方面が見えていますが、結局この日の上空は晴れることはありませんでした。

近江方面
近江方面

夕方になっても雪は溶けず
夕方になっても雪は溶けず

 下山開始から2時間と経たずに下山予定の集落が見えてくると、全員無事に登山口となる水道設備に到着しました。

集落が見えてくる
集落が見えてくる

暗くなる前に下山
暗くなる前に下山

 水道設備はこの日点検したのか、橋から林道までがきれいに除雪されていました。 駐車地までは除雪されて滑りやすくなった道をスノーシューを脱いだ足で戻っていきました。

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 日曜日に岐阜県の雪山に登ったので、そのときの記録を掲載します。


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